XaiJu
ymsrkwii
ymsrkwii

fanbox


クロエ・フォン・アインツベルンちゃんの背面乳首弄りほかほか白ハイソ足裏コキなんかで大人は絶対惚れさせられたりなんかしませんが……《17,000文字》

「ね、ね。もしかしてぇ……昨日オナニーした?❤」  背後からの不躾な質問に思わず顔をしかめる。表情が見えなくとも、弾んだ声色からはクロエちゃんがニマニマといやらしい笑みを浮かべている姿が容易に想像できたからだ。子ども特有の遠慮のなさを免罪符にして、大人をからかってやろうという魂胆が透けて見える。  彼女は地脈だかステッキだか様々な影響を受けて奇跡的に顕現した存在らしいが、見てくれ相応に通学用鞄ことランドセルを背負いながら学校に通う姿は、どこからどう見ても生意気盛りのJSだ。そんなメスガキから性的におちょくられるなんて男のプライドが許せない。努めて平静を装い、自慰行為なんてするわけないだろと気丈に突っぱねる。 「ふぅ~~ん……?? ほんとかなぁ~❤ 嘘ついてるんじゃないの~❤ 図星なのにぃ、恥ずかしくて言い出せないだけなんじゃな~い❤ ぷっ、ふふっ……❤」  実際のところ昨日は本当に自分でなんてしていない。だというのに俺がせこせこと自慰行為に励んでいる妄想が勝手に組み立てられ、一方的に笑いものにされた。羞恥心とムカつきがないまぜになった熱い猛りが、胸の底からふつふつと沸き上がる。それこそ彼女の思う壺だと露知らず、俺はついムキになって反論してしまう。 「ふふっ❤ 昨日『は』してないってことはぁ、いつもしてるけどたまたま昨日はしなかったよ~ってことぉ?❤ 褒めてほしかったんなら言いなってー❤ すごいすごーい❤ オナニー大好きなのにえらいじゃーん❤ ふふっ、く、くくっ……❤」  ――こ、このメスガキっ❤ 大人を舐めやがってッ……❤  まんまと揚げ足を取りながら、倍の恥を上塗りして突き返してきたその生意気加減はもう我慢ならない。いっぺん叱りつけてやろうか、とまさにむかっ腹が立ったタイミングでクロエちゃんの態度がにわかに軟化する。 「なんてね、知ってたわよそんなの❤ だってさっきからずっとおちんちんギンギンだし❤ タマタマの中から濃ゆぅい魔力の気配漂ってるもの❤ 今日が約束の日だから、優しいおにいさんは私のために溜めといてくれたのよねー❤️」  頃合いを見計らった絶妙な引き際に毒気を抜かれ、俺は言葉にならなかった不満を口の中で転がす。小さな声で『ありがと❤』なんて囁かれては、さすがにもう何も言えない。 「ふふっ❤ 週に一回JSにヌキヌキしてもらえる日のことぉ、大好きなオナニーがまんしながら楽しみにしててくれたんだ~❤ そっかそっか~❤ 私もね、おにいさんのことお射精させてあげるの、ずぅっと楽しみにしてたわよ……❤」  相手はマセたメスガキだと分かっているのに、ドキっとさせられてしまう。ちがう、こんなお胸ぺたんこ(ちょっと膨らんできてる)な子ども相手に特別な感情を抱いているわけではない。ただ義務教育真っ盛りの女子児童が大人を射精させる秘密の逢瀬を楽しみと語っている、その背徳感に興奮を催しているだけ。耳障りの良い蠱惑的な囁きに、期待を抱きかけているなんてことは断じてない。  そもそも俺たちの間柄は互いに欲しいものをひそかに交換し合う、人には言えない共犯関係。だが最近はそれすら怪しい。俺はクロエちゃんの求める魔力源とお小遣いを提供している一方で、こちらからの要求は未だ叶えられておらず、俺ばかりが搾取されている状況だからな。そんな性悪女を好きになんかなるものか。だってこいつは魔力の素たる精液を搾り取る工程を遊びとみなしているばかりか―― 「今日もざんね~ん❤ 『どーてー卒業』はまた今度❤ しかも足コキなんてかわいそ~❤ ふふっ、せめてきもちよぉ~く精液ひりださせてあげるわね❤」  ――あろうことか、俺の貞操まで弄んでいるのだ。 「それにしてもほんっとくじ運ないわよねぇ? これで何連敗目かしら~❤」  背後から伸びてきた手が、俺の目の前で紙切れをひらひらと揺らす。ルーズリーフの罫線を利用して作られたあみだくじ。夥しく引かれた平行線に背の丸まった文字など全て手書きのシートは、妙な懐かしさを掻き立てる。だが、あみだの先に吊り下げられた『景品』の数々は子供らしさとは全くもってかけ離れている。  きつめ指わっか、うそあえぎオナホ、耳なめ、パンツちら見せ、etc...。そして特賞がごとくど真ん中には赤鉛筆で『どーてー卒業❤』と、でかでか綴られている。そう、このメスガキは毎回俺をイかせるためのプレイを、こんな即席あみだくじなんかで決めてやがるのだ。いかにも子供らしい手作り遊びの景品に、自分の射精が懸けられているという舐められきった扱い。金玉の中が怒りで煮えたぎる。  気持ち的には一刻も早く約束のセックスをさせろと迫ってやりたいところだが、悔しいかな、この関係は相互同意のもとで成立しているだけで、強硬策に及んでしまえばまず間違いなく社会的に罰せられるのはこちらだ。ゆえに今は臥薪嘗胆の時。この悔しさを糧に耐え凌いでいれば、いつかきたる『分からせ』で、啜らされた辛酸苦汁に見合うだけの快感を味わえるはずである。  その機会を夢見続けてはや数か月。こうして毎週魔力供給用の精液とパパ活代を引き換えに、クロエちゃんからあみだくじを買ってはいるものの悉く黒星が続いている。しかも今回ははずれくじの中のはずれくじ。屈辱極まりない足コキジャンルでも、特に男のプライドを台無しにされる類のものを引き当ててしまった。 「自分でファスナー下ろして用意して? あ、ちゃんとおちんちんの皮もむきむきするのよ? わかった〜?❤️」  セックスを引き当てた時には必ずこいつにちんぽの世話を全部させてやる。奥歯で憤りをかみ殺しながら、ズボンの中からガチガチに反り返ったペニスを取り出す。このイキり勃つ男根が自分の小さな穴にねじ込まれる可能性を露ほども考慮していないのだろう、背後のクロエちゃんは『やぁ~ん❤ こわぁ~い❤』などとわざとらしく悲鳴をあげる。 「ふふっ❤️ だってもう何回も射精させてあげてるんだもん❤ おにいさんのビンカン童貞おちんちんなんて、ちぃっとも怖くないってば❤ それじゃ、今日はあんよで可愛がってあげるわね❤ ……ふぅぅぅぅぅ~~っっ❤」  耳たぶに吹きかかる熱い吐息に背筋をふるわされ、腰のあたりからゾクゾクが駆けあがってくる。そうして頭の中に充満した射精への期待は血流に混じり、元きた道を引き返して下半身へ、逸る肉棒へと流れ込む。こうなるともう男は無力だ。女子小学生にノせられては大人の沽券に関わると理解していても、海綿体が膨れ上がるのを抑えられない。  包皮の蕾の中から真っピンクの亀頭がひょっこり顔を出し、空気に触れてびくびく揺れる。その姿はまるで勃起させてもらえたことを喜んでクロエちゃんに頭を下げ、さらには厚かましくも射精をおねだりしているよう。ことが始まる前に、チンポが懐きつつあるなんてそんなことあるはずがない。 「じゃあ、失礼しまーす……❤」  背中にむにゅぅっと寄りかかってくる感触。大したメリハリもない薄い体躯のはずなのに、触れる箇所のそこかしこがやわらかい。ソファの背もたれと俺の背中の間に敷いたクッションに腰かけているらしく、頭頂部にクロエちゃんの息遣いを感じる。自分よりもずっと年下の女の子から羽交い絞めのように背後を取られ、まろび出したチンポを俯瞰で見下ろされている。これから導かれる射精は絶対に惨めなものになる、そんな確信があった。 「今日ねー? 本当はハードル走だったんだけどぉ、グラウンドがぐちゃぐちゃだったから中でバスケだったのよ。ほら、ハードルって自分が走ってないときは意外とヒマでしょ? だから着替え持ってこなくってさー、ハイソで走り回っちゃった~❤」  俺の腰を背後から包みこむように、お行儀悪く左右からおみ足が伸びてくる。学校指定の真っ白ハイソックスが健康的な日焼けを思わせるクロエちゃんの肌を覆い隠しており、妙な清楚感を感じてしまう。  ふくらはぎの形はむっちりとした肉感の曲線を描きながら、全体的にすらりとしていて細長い。足裏なんて特に華奢で、俺の手のひらで鷲掴みできてしまうんじゃないかというサイズ感だ。それがペニスの両側にぴたりと寄り添うぐらいに近づいてくる様子を見て、ようやくこれは俺を射精へ導こうとしている敵だと認識した。  汗や匂いをいっぱい吸い込んで、靴の中で蒸れたのだろう。ほかほかと湯気が立ち上っており、間に挟まれたチンポがメスガキの足裏熱気でビクビクふるえる。 「悔しそうな顔してたくせにぃ、もうドキドキしてない~?」  そんなわけないだろ、と強気に出られれば良かった。しかし俺の思考は、子どもの足裏なんかで射精させられる情けない結末のことばかり頭をよぎって、受け答えすらおざなりになってしまっていた。歯を食いしばりながらの沈黙が、遠回しにクロエちゃんの質問を肯定していることと知りながら口を開けない。 「あは~❤ 全然余裕な~い❤ おちんちん包まれるとこ、よぉく見てなさいな❤ ほらほら。 ぴとぉ……❤」  反応を押し殺そうとして、自分のペニスをじぃっと眺めてしまっていたのがそもそもいけなかった。足裏なんて、人体の中で唯一地面に接するためにある場所。下にあるものを『踏みしめる』ための部位で、男の象徴とも呼ぶべきペニスを両側から逃げ場なく踏んづけられる一部始終をしかともくげきしてしまむたのだから。  相手はまだ鞄に防犯ブザー付けてる、ずぅっと年下の女の子。そんな倒錯的な視覚情報と、チンポで感じたほか蒸れハイソの質感に脳の処理機能がオーバーフローを起こし、口からエラーを吐く。つまり、甲高い悲鳴を漏らしながら、咄嗟に股間を庇って背中を折り曲げてしまった。 「きもちぃ~?❤ ねーねー、きもちぃ~?❤」  俺が見るからな反応を示したことで、背後のメスガキがつけあがる。足裏でくねくねと揉みしだき、怒りマラを踏みならし始めた。大人をからかおうと鬱陶しい絡みをみせるクロエちゃんよろしく、まるで生きているかのように生温かいハイソがペニスにまとわりついてくる。竿の根元を踵で挟んで固定され、逃げられなくなった亀頭のまわりを足の指がくにゅくにゅと這う。  足裏でペニスに触れられるのは初めてのはずだが、いかんせんこのJSは大人の射精を散々弄んできており、ペニスの触り方を熟知している。勿論、竿に前後運動を与えない限り、オスの身体は射精の準備を整えられないことだって。 「あれあれ~❤ 黙っちゃった~❤ そんなに足裏きもちい~?❤ 今日こそは童貞卒業するんだ~って息巻いてたんじゃないのぉ?❤ ココ、おにいさんのコンプレックスがい~っぱい詰まった大事な場所なんでしょ~❤」  大事な場所と指摘しておきながら、足遣いにはためらいがない。陰茎の表面にこびりついているであろう、恥垢の屑や我慢汁の残滓だとかがしゅにしゅにと拭われていく。足裏なんて地べたに接しながら摩擦に晒されるのだから、たとえ女の子であっても汚れていても仕方がない場所だ。今こうやって足裏でペニスを弄ばれている扱いは、例えるなら触りたくないものを指先で摘まみ上げる仕草のさらに下位互換。『え~❤ おにいさんのおちんちんなんて顔に近づけたくな~い❤ 指でさわるのだってイヤなんだも~ん❤ ほらほら足で十分でしょ❤w』などと煽られているように感じる。  前回の魔力供給から、耐え忍ぶこと一週間。精液を肥やしに肥やされた金玉が、射精に寄与してくれない快楽なんて憎たらしいだけだと訴えてくる。チンポにかかる絶妙な圧迫感が焦燥を駆り立て、前後の動きがほしくてたまらないと主張する。  ——早くっ、早くしてっ……❤️  理性の制止がかかるよりも先に、剥き身の欲望が口を突いて出てしまっていた。足なんかでちんぽに触られるなんて、屈辱の極みであるはずだった。けれどこのおみ足は今や射精へ導いてくれる敵ではなく、射精を焦らされるもどかしさから救ってくれる存在と映る。敗北に身をゆだねても仕方がない理由が、頭の中で囁かれている。さりとて忘れてはならない。どんなにこのおみ足ちゃんが天使だと思えても、それを背後から操っている張本人はまぎれもない小悪魔なのだ。 「え~❤ 早くって、なにを~❤ 大人の言葉むずかし~い❤ ちゃんと言ってくれなきゃわかんな~い❤」  都合のいい時ばかり子どもの立場を利用して、クロエちゃんは甘えた声で無知なふりをする。その間も指足で器用にカリ首の段差を擦っているくせに、どうしても俺の口から決定的な敗北宣言を言わせたいらしい。  いつもこうだ。セックスに釣られて賭けに負けるたび、まるで俺が自らの意思で望んでメスガキに射精を弄ばれているかのような台詞を求めてくる。そんなことあるはずがない、思っているわけがない。今日とてやむを得ず言わされてしまうだけ。  羞恥心に悶えながら、蚊の鳴くような声を搾りだす。蒸れ蒸れ白ハイソで、ちんぽをゴシゴシ扱いてイかせてもらいたい。そんな心にもない言葉に、心をこめておねだりする。敢えて破廉恥な言い方を選んだのは、何度もやり直しをさせられないためだ。もう我慢の限界であることを伝えるために、腰をゆすって足裏にペニスを甘えさせながら、大人のプライドを捨てたフリ。 「くすっ❤ しょうがないわねぇ❤ もうちょっと意地悪する予定だったのに、そんなに好き好き言われたら、サービスしてあげたくなっちゃうじゃない❤ 拗らせ大人童貞の好き好きアピールとか、かわいそすぎ~❤」  は? 好きだなんて一言も言ってませんが……?、なんて自分が口走ってしまった内容を今一度思い出そうとするも、それまで両側から圧をかけてくるばかりだった足裏がぴったりと肉竿をホールドした瞬間、頭の回路がショートした。そうしてピクリとも反り返れなくなった快楽のアンテナが、ゆったりと擦られ始めた。 「相変わらずびんか~ん❤ もうカウパー漏れ出してきた❤」  俺が悪いのではない。なぜだかこのメスガキの動きが的確すぎるのだ。その足裏はまるで生き物の一個体のよう。内側にぱっくりと咥えこんだ獲物を、舐めしゃぶるかのように扱ってくる。地面を踏みしめるための場所で、撫でつけたりもみほぐしたりする動きが得意とは一体どういう了見か。  おかげで早くもペニスは、こんなにあったかくてうねうね蠢くところは女の膣の中に違いないと思い込み、繁殖の準備を整えようと急いで我慢汁の蛇口を全開にしてしまう。クロエちゃんのあんよが根元から先っぽへと流れるたびに、鈴口の先っぽにはてらてら光る玉のしずくが浮かびあがっては弾け、裏筋へと滴っていく。 「ちょっと本気モード入っちゃうの早すぎない~? お手々やオナホよりいいって、ぷっ、ふふっ……❤ 目隠しさせて真正面から挿入させてあげればよかった~❤ そうしたら、おにいさんってば、ぜったい童貞捨てられたって勘違いしてへこへこ腰振ってくれたのに~❤ あははっ❤ 足裏相手にイキっちゃうかっこいい(笑)とこ、見たかった~❤」  好き勝手ほざき散らかす声に反論している余裕はない。ハイソのざらついた生地が亀頭の段差を掠めていくだけで、肌のすぐ下を微弱な電流が駆け抜けるからだ。真横一文字に唇を食いしばることをやめてしまえば、まかり間違って甘い悲鳴が漏れてしまうだろう。そうなればこいつはもっと調子に乗る。だから反論しないのだ。決してその言葉通りになった惨めな己の姿を脳裏に思い描き、さらなる興奮を催してしまったからなんてことは断じてない。  妄想する。ハイソックスを脱ぎ捨てたクロエちゃんは、たっぷりのローションをまとわせてとろっとろになった足裏を俺のチンポの目と鼻の先に差し出す。そして不安を滲ませた甘い声で『入れて、いいわよ……❤』なんて囁かれたら、ためらいなく腰を前に突き出して、メスガキを折檻するための激しい腰フリを始めてしまうかもしれない。そんな俺を前に、こいつはニマニマと嘘っぱちの喘ぎ声を出すのだろう。子どもの足裏を女性器と勘違いして、『どうだっ、参ったかっ』なんてろくに経験もないへっぴりピストンをする大人をほくそ笑みながら。俺の新しい弱みをこっそりスマホの動画にでも収めて。  許せないっ❤ 許せないっ、許せないっ❤❤  ひとのコンプレックスを弄びやがってっ……❤❤  ……はぅッ!?❤❤ 「そろそろこっちもイジっちゃってもいー?❤」  了承を求めておきながら、既にその指先は水面を滑るアメンボのように俺の鎖骨のあたりを這いまわっている。爪を立てた指先でかるぅく肌の表面をひっかく感触は、性的な快楽と隣り合わせの危ういくすぐったさを残していく。くすぐったいなんて反射的に身体を捩りたくなるもののはずなのだが、この指遣いはやめてほしくない。むしろ早く核心へ到達してほしいがために、自分から背筋を逸らせて一刻も早く感じる場所へ近づけようとする動きをとってしまう。 「乳首弄り、そんなにしてほしいのぉ?❤」  顔色を伺うような猫撫で声。その弾んだ声色には滲み出る上機嫌さが隠しきれていない。何を考えているのか分かる。これは俺のことを辱める、新たな題材を発見した時のいやらしさだ。 「こぉんな、かんじぃ?❤」  指の腹でつんつん、と突起物を突かれる。すると凪いだ湖面に水滴が落ちるがごとく、胸板の中心にじんじんと痺れるようなもどかしさが広がっていく。チンポから送られてくるフィードバックが、つい唇をかみしめてしまう快楽ならば、こちらは『なすすべもなく表情筋がとろとろに緩んでしまう』類の快楽。  ぷにぷにした乳頭の芯が、スポブラがせいぜいなメスガキの指先に弄ばれて、ものの数秒で硬さを帯びる。 「うわうわうわぁ……❤ 乳首よっわ❤」  それぞれの人差し指を乳首の先っぽに接地させたまま、転がすようにしてこねこねくりくりと弄くられる。摘まみあげられるだとか、引っかかれるだとか、そういう感じさせるためのものではない。むず痒さを生じ始めた二次性徴期真っ盛りの胸の突起を、ささやかな好奇心から優しく撫でつけてみているような動き。  そんなご機嫌伺いにも等しいこねくり回しによって、快感を与えられている。『よっわ』なんて罵られるのも当然な性感帯と化していることは否定のしようがない。 「やっぱりぃ、このくらいの強さがいいわよねぇ……❤ おにいさんも服の内側に擦れたりすると、ココじんじんしない~? 私もねぇ、そろそろちゃんとしたブラしたほうがいいかな~って考えてるんだけどぉ……❤ ふふっ、おにいさんもブラつける?❤ 私とお揃いのやつにしましょーよー❤ ぷっ、くくっ……❤」  児戯に等しい弄り方で感じてしまう乳首の脆弱性を、JSのちっぱいと同列に扱うクロエちゃん。彼女は遠回しにこう言っているのだ。  ――男のくせに乳首でこんなに感じるなんてなさけな~い❤なんて煽っちゃ、ふつ~の男の人に失礼だもの❤ ザコザコおにいさんのここ、女の子の性感帯そのまんまついてるみた~い❤ メスの身体してる男なんて私ぃ恋愛対象にみれな~い❤  自分がまだ女として開花する前の蕾である立場をむしろ有効利用して、相対的に大人の立場をどこまでも貶めようとしてくる。小賢しいメスガキに憤りが猛り、反抗心がつい口をついて出る。  メスガキがっ、メスガキのくせにっ……❤ 「ぷっ❤ そんなガキにおっぱい開発されちゃって悔しくないの~?❤ ん~??❤ おにいさんさっきから私にがんばってマウント取ろうとしてるみたいだけどさぁ……❤ 私のことそんなに悪く言っちゃっていいわけ? それに負けてるおにいさんって、もっとクソ雑魚なのよ~?❤」  は、はぁっ? 負けっ、負けてなっ――。 「はぁい、同時攻撃~❤」  あっあっ❤ いっしょにこねこねするの、やめぇッ……❤  乳搾りをするみたく根元からチン先へとコキ下ろす足裏ほぐし、それに合わせて乳輪の中へ埋めこまれるぐらいの力加減で乳首への集中指圧。性感帯の三点責めで威勢を削ぎ落とされ、年端もいかない少女のオスを手懐ける技巧力づくで無理やり黙らされる。思うままに身体を操られる惨めさにじわじわとプライドが蝕まれていく。危うんでいた身体の主導権は完全にクロエちゃんに握られつつあった。  身体を掌握されたとあらば、抗えるのはもう己の内側の精神しかない。だが俺に残された唯一の逃げ場さえも、このメスガキは許さない。 「おにいさんがなんでこんなに弱いか知ってる? それはね、大人のくせに今まで彼女ひとりいたことない童貞さんだからよ❤ 女性経験ぐらいあるって見栄張ってるけどぉ、どうせあってもお金払ってシてもらう、いかがわしいお店の経験ぐらいしかないんでしょ❤ ねーねー❤ ねーねーねー❤ 彼女いたことないんでしょ~❤」  乳首弄りも足コキも、それ自体は決して耐えられないほどの快楽ではない。むしろ絶妙に金玉が射精の準備を始めない、ぎりぎりの閾値でゆるやかな動きを続けている。そもそも(心底認めたくないのだが)クロエちゃんが本気になったら、男なんてあっという間に射精させることができるはず。それなのに敢えて目一杯、時間をかけている。そう、彼女の目的はただ単に効率よく魔力供給を行うことではない。魔力供給なんかほんの口実にすぎず、『どれだけみっともなく大人のオスを射精させて弄ぶことができるか』に、愉悦を感じているのだろう。だからこのもどかしいイジくりまわしは、彼女が満足する反応を返さない限り、延々と続く。仕方ない。本当に仕方ないけれど、答えてやるしかない。  何度も首を縦に振っているのに、そんな俺をクロエちゃんはずっと無視。乳首をこねまわし『それじゃダメ❤』なんて訴えてきやがる。言葉にするまで許さないという意味だ。今まで一度たりとも恋人なんてできた試しがない、恥まみれの異性経験。それをよりにもよって、俺のコンプレックスを最も刺激する類の、抜群に整った容姿を持つ人生勝ち確少女に向かって、口にする。 「え~なんでなんで~❤ こんなにお射精だ~いちゅき❤なのに、女の子に興味なかったのぉ~?❤」  わかりきった質問を聞くな、言わせようとするなッ……! 「ね、じゃぁ、もしかして、おにいさんが私とえっちしようとしてるのってさぁ……❤ 『メスガキわからせ~❤』とかほざいてたけどほんとーはぁ……❤」  やめっ、やめろっ、やめろっ……!  言うなっ、言うな言うなぁっ……❤ 「子どもおちんちんのまま大人になっちゃったから、大人の女のひとが怖かったんでしょ❤ だってだって、こんなおちんちん見せるわけにはいかないもんねー❤」  自分で認めることさえ耐え難い図星をぴたりと言い当てられ、頭の中が真っ白になる。大人に舐めた態度を取るメスガキをわからせるなんてのは、もっともらしい言い訳。(子ども相手にムキになっている時点で大人げないのは重々承知しているけれど) 実際は、メスガキに相手にしかこうしてイキり散らかせない小心者な本性を覆い隠すためだ。そうやってコンプレックス解消のために、筆おろしの機会を期待しているのだから、情けないことこの上ない。乳首弄り足裏コキなんかで弄ばれるのも当然なのかもしれないと、一抹の弱気がよぎる。  自分の惨めさ具合を自覚させられたことによって、強がりができなくなってくる。指足でしつこく亀頭をこねこねされても、やめろの一言の代わりに喘ぎ声ばかりを吐いてしまう。これでは手玉に取られて恥をかかされていることに快感を覚え、クロエちゃんにイジめてもらう目的で関係を持っていると告白しているようなもの。致命的な弱みを握られたに等しい。  これをネタに揶揄われ、徹底的にプライドを嬲られてしまうにちがいない。しかし戦々恐々として神経をとがらせていた俺の耳を打ったのは、思い描いていた想像(馬鹿にしきったからかい笑い)とはまるで正反対の甘ったるい囁きだった。 「じゃあさー……私が彼女になってあげよっか❤」  歓喜、困惑、訝しむ気持ち。メスガキのたった一言に脳みそをガツンと揺すぶられれて、一瞬のうちに感情が二転三転した。口の中がからからに乾き、思考がフリーズする。信じられない気持ちの一方で、心の底から自分に都合の良い展開を願わずにはいられない。  ――彼女? 俺にっ、初めての彼女っ……?  ――こ、こんなにっ、こんなに可愛い女の子がっ……!  つい今しがたまでメスガキと蔑称し、まるで憎たらしいもののように扱ってきた相手が途端に愛おしくてたまらなくなった。いや、ちがう。これまでも本当は好意的に思っていたけれど、素直に認められていなかっただけだ。ひとりでに固執し自分の足を引っ張っていた諸々の枷が、選択を迫られた今、一斉にガシャガシャと音をたてて外れた。  己のつまらない見栄や体裁と、初めての彼女。どちらを取るか考えるまでもない。相手はまだJSだなんていう社会的な良識だってどうでもいい。何しろ彼女はこれまでの人生で俺のちんぽをダントツに悦ばせてくれた女の子。 「お返事聞かせて?」  ハイソ同士が小刻みに擦れ合うしゅにしゅに音は、まるで面白半分に告白をはやし立てる友人がごとく『言っちゃえ❤ 言っちゃえ❤』と唆してくる。七日間抑圧された射精欲がもう我慢の限界を告げているのだ。思春期から大人になるまで募りに募らせてきた、恋愛への憧れを今更押しとどめておけるはずがない。たとえこれが耳障りの良い嘘っぱちだったとしても、一縷の可能性に縋りたくなってしまうほど、俺は年甲斐もなくクロエちゃんに夢中だった。  こくこくと頷き、『付き合うっ、付き合うっ……❤』と不安な声を搾り出す。  こんなに上手い話があるわけないのだから、はたして俺の恋心はどんなふうにあしらわれてしまうのか。そうは思いつつも、一縷の望みに縋りついてしまう。興奮と緊張ともどかしさで返事を待つ数秒が永遠にも感じられて、頭がおかしくなりそうだった。今フラれてしまったらショックのあまり、人生イチ惨めな射精を足裏にぶちまけるに違いない。そうしてJSに恋愛観をめちゃくちゃに破壊された結果、二度と女の子に告白なんて大それた真似はできなくなるのだろう。転がり始めればもう止まれない負け犬の下り坂。そこへ突き落とされる瞬間を身構えていると、耳元でやれやれと笑う気配がした。 「ん、いいわよ。はい、初カノおめでと~❤」  予想だにしていなかった返答に耳を疑う。恋人なんて存在は自分とは一生縁がないと、心の底では思い込んでいたために、現実を受け止めきれない。  ――ちょ、ちょっとまってっ。  ――まっ、ぇ、ほんとにっ?  ――クロエちゃっ、まってっ、ほんとにまってっ❤  ――まっ、い、一回足コキやめてっ……❤  ――ぐ、ぁっ❤ 乳首つまむのもっ、やめっ❤ 「あはっ❤ おにいさん狼狽えすぎぃ~❤」  真意をはぐらかすように、足遣いが一層ねちっこく蠢く。『あんよのくせに、どうしてこんなにやわらかいんだ? ぜったい大人のちんぽを踏みつけてイクとこバカにするためだろっ……❤』なんて反感はこれが『恋人の足裏』になった途端、跡形もなくでろでろに融解した。いじわるな焦らしの裏側に愛情をほのめかされていると、もうクロエちゃんを生意気なメスガキめと強く罵ることができない。 「彼女のあんよコキ気持ちぃ~?❤ 私ぃ、じょーずにできてるかな~❤」  しれっと弱点を狙い責めしておきながら素知らぬふりの猫撫で声ですっとぼけて、大人のオスをおちょくるクロエちゃんの常套手段。そんな舐めた振る舞いにも、恋愛感情が忍ばされているならば気にならない。むしろ馬鹿正直に『きもちっ……❤ この足すきっ……❤』なんて口走って、もっとシてもらえないかと期待している自分がいる。  恋人から与えられる快楽ならば、いつまでだって味わいたい。たとえいくらみっともない姿を晒すことになってもいい。ようやく、素直に認められた。思えば初めから気はあったのだ。いくら年下だろうと甲斐甲斐しく射精の面倒を焼いてくれるかわいい女の子に、妙な気を起こすなというほうが無理な話。弱い己を覆い隠す振る舞いに慣れていたせいで、自分の心の声から耳を塞いでいたにすぎない。けれど、それも今日この瞬間までだ。  初めて恋人ができた高揚感に浮かれきった俺は、もう自分を取り繕えない。放流を始めたダムは頃合いで水門が閉ざせるのとはちがい、一度堰をきった感情は抑えが利かず、延々とその全てを吐き出し続ける。それもそのはず。俺が自分で開いたものだと信じていた感情のダムは巧妙な小細工によってまんまと決壊されたのであり、水が流れ出した瞬間、水門は修復不能の『ばか』になってしまったのだから。  突如として胸の中がざわめきだす。快楽由来のものとはちがう、全身が総毛だつような悪寒。気のせいであればよかった。気のせいだと信じたかった。けれど耳たぶに吐息をふきかける唇が、歯切れの悪いふりをして、「あー、でもぉ……❤」などと、今日一番のご機嫌なニヤニヤを孕んでいる。それで確信に変わった。まんまとハメられたのだ、と。   「わたし、お射精がまんできるかっこいい男の人が好きなの❤ だからね~? もしおにいさんがお射精しちゃったら、やっぱり別れよ❤」  その囁きは浮かれまくっていた俺の心の天地をひっくり返し、再起不能のしっちゃかめっちゃかにした。  ――うぅぅ~~~~っっ❤❤❤ やだぁっ❤ やだぁ~~っっ❤❤  呼吸が胸につっかえて、たちまち目頭が熱くなる。息ができない。言葉がでてこない。代わりに首をぶんぶんと振って、身体が勝手に貧乏ゆすりを始める。懸命に意思表示をしているのか、癇癪を起こしているのか自分でも分からない。  本気で狼狽する俺にクロエちゃんは全然真面目に取り合ってくれない。それどころか小刻みに乳首を弾いたり、亀頭のカリ首を重点的にこねまわしたり。弱点を知悉した動きを駆使して、明らかに射精へ追い込もうとしてきている。 「あはっ❤ だいじょーぶだいじょーぶ❤ さんざん大人を舐めるな~って言ってたじゃん~❤ 足の裏なんかに負かされちゃうわけないって~❤」  足なんかと嘯いておきながら、クロエちゃんは自分の足が異性にどう見られているかをよく理解している。スカートの裾を折って短くしておきながら、俺のベッドの上でよく足を組み替えたり、椅子の背もたれに向かって足を開きながら座ったり。長ソックスがやわらかそうに食い込んでいるむちむち具合に、一体どれだけ視線を誘導されたことか。  あれに両側から挟まれて真正面から抱き合う『いちゃラブセックスごっこ』こと、素股遊びのくじを引くのもひそかに期待していたのだが、まさか太ももコキすらもったいつけられるなんて。コキ穴として貸してもらえる女の子の身体のうち、いちばん惨めな部位に劣勢一方。しかし忍び寄る射精快楽の気配に金玉の中の精液どもはボコボコと悦び煮立つ。いつも以上の悔し恥ずかし射精であれば、それに伴う快楽もすさまじいものとなるだろう。そうした濃厚な敗北の気配を感じ取り『早く射精せ射精せ』と金玉にぎゅうぎゅうに押し込まれた生殖細胞たちががなり立ててくる。けれどそうなることはすはわち、クロエちゃんを手放すことを意味する。  強く歯噛みするのをやめてしまえば、たちまち精液を漏らしてしまうかもしれない。そんな恐怖に取りつかれろくにしゃべれなくなってしまった俺を、憐れんだのだろうか、クロエちゃんが選択肢を耳打ちする。 「一週間ぶりのだぁ~いすきなお射精を取るか、初めてできた小等部の彼女を取るか、選びなさいな❤ もしお射精選ぶんだったら、今までどおり毎週こうやって養分にさせてもらうけどぉ……私を選んでくれるんだったらぁ、おちんちんから足をぱって離しちゃうね❤ だってセックスを餌に童貞くんを釣って、恥ずかしいお射精させちゃう『あ❤そ❤び❤』、カレシにはしたくないも~ん❤」  快楽を取るか、恋人生活を取るかの二者択一。こうして悩んでいる間も責めの技巧は毎秒のように俺を絶頂へと押し上げていく。ひとたび精液を噴き出してしまえば、俺とクロエちゃんの間柄はウェットな部分が一切ない、あのパパ活関係に元通り。  足場を失うかのような不安に襲われ、想像しただけで胸が痛い。つい先ほどまで耐えられていたはずの孤独に心が耐えきれないと叫んでいる。ならば、まだペニスのもどかしさのほうがせいぜいなんとかかろうじて、致命傷甚だしいが、クロエちゃんと恋人をやめるよりマシだ。我慢汁をぽたぽた床に垂らすチンポを裏切って、かすれた声を搾りだす。  ――射精っ、させない、でっ、いいからっ……❤  生まれて初めて、俺は射精をあきらめた。俺の中では人間の持つ三大欲求のうちのひとつよりも、クロエちゃんのほうが大事なんだと宣言したに等しい。 「ん~~? お願いの仕方がちがうくない~? せめて、お射精させないように手加減してください、でしょ❤ はい、もういっかい❤」  交際の申し込みや結婚のプロポーズよりも重みのこもった一世一代の告白に、しかしクロエちゃんはやり直しと突っぱねる。何か気に入らないところがあるらしいが、心身ともに追い詰められている今考えている余裕はない。言われたとおりに、文言を修正し復唱する。  ――射精っ、させないようにっ、、てっ、手加減してくださいっ❤❤ 「えー❤ なんで~? いつもはお射精大好きじゃん❤ ……ふぅぅぅぅぅ~~~っ❤❤ かりかり、かりかりかり~❤❤ ほらほら、これ好きでしょ❤」  耳の穴にふきかかる熱い吐息。乳輪と乳首の凹凸をなめらかに均す小刻み往復。カリ首を締めあげられながらの、高速ちゅこちゅこ扱き。絶対に射精させる時に使う確定コンボを叩き込まれ、尿道の根元へ精液が充填されていく。 「ねーねー、なんでなんで~❤ なんでそんなにお射精ヤなのぉ?❤」  射精間際に瀕してもとぼけたふりをやめてくれない、できたてほやほやの恋人に。焦りに焦った俺は半ば叫ぶように懇願する。  ――く、クロエちゃんとっ、わ、別れたくないっ……❤❤ 「あはっ……❤ うっわぁ、うわうわうわぁ……❤ もう彼氏面してる~~❤❤ そんなおねだりするなんて、おにいさんってばわたしのこと大好きすぎでしょ~❤」  どうやらそれがクロエちゃんのお眼鏡にかなう返答らしかった。足裏と足の甲がペニスを上下に圧迫し、開きかけていた裏筋がすんでのところで絞られる。 「そっかそっか~❤ そんなに私のこと大事に思ってくれてたんだ~❤」  じれったい足コキと乳首弄りで射精欲をねっとり高ぶらせ、もどかしさを募らせる。そうして弱らせた童貞のコンプレックス に付け込んで懐柔。ハリボテの外面が剥がれるや否や、すぐさま恋人関係を取り下げ、射精願望と恋人付き合いとを天秤にかけさせた。ここまでの一連の流れは、すべて自分を偽れない状況で俺の本心を聞き出すためだったのだろう。射精欲よりもクロエちゃんへの恋愛感情が優越していることを確かめるために、クロエちゃんは俺の射精を人質に取ったのだ。  ならばその目的が達成されたのなら、もう許されてもいいはず。あの約束を反故にしてほしい——射精も恋人関係もどちらも欲しい——という望みを、敏いクロエちゃんならきっと察している。それでもなんとか言葉にしようと、口を開いた瞬間だった。 「でも、おちんちん早漏すぎて年下の女の子にフラれちゃうのってさ、すっごくコーフンしない?」  ——うぅぅ〜〜〜ッッ❤️❤️❤️  そんな惨めすぎる敗北射精を一瞬でも思い描いた瞬間、全身を痺れるような衝撃が走った。ただの射精が好きなのではない。クロエちゃんに悔しさや羞恥心といったものをたっぷり刷り込まれた上で迎えてしまう、敗北じみた射精が好き。そんな致命的な俺の性癖の弱点を悪魔の囁きがピンポイントで突き刺した。 「はい、図星ぃ❤️ ふふっ、いいのいいの遠慮しないで〜❤️ 最初に『せめてきもちよ〜くイかせてあげる』って約束したじゃない❤️」  ペニスを包む足裏が互い違いに擦れあい、一度の往復で二倍の摩擦を引き起こす。そんな動きが、さながら冬の日の洗面台の素早い手洗いと同じ速度で行われる。我慢汁を吸い込んでほかほかぐじゅぐじゅに湿ったハイソックスは重たくまとわりついてきて、チンポが滑って逃亡することを許してはくれない。  オスを射精に追い込むことに何の躊躇も感じられない足遣いに促されるまま、絶頂へと追い込まれてゆく。なぜ、どうして、と頭の中に疑問符が乱立する。だってちゃんとおねだりまでしたのに。射精を本気で諦めてまで、クロエちゃんを選んだのに。俺の決心が、メスガキの足コキを前に粉々に打ち砕かれる。  ——最初から最後まで俺はずっと弄ばれていただけだったのか? くそっ、くそぉっ……❤️ 本気でっ、本気で好きだったのにぃッ……❤️  悔し射精へと押し上げられていく失意の最中、聞こえてきたのは『もう、どうしてそうなっちゃうのよ……❤️』と早とちりを嗜められるような声。 「男の子ってね、一回気に入って夢中になった気持ちは頭の中に残り続けちゃうんだって❤ 忘れたつもりでも、ふとした時に思い出しちゃって、ずっと執着しつづけちゃうらしいわよ❤️ 私ね、おにいさんがどうしても私とヨリを戻したくって、拗らせちゃうとこ見たいな〜❤️」  子供のうちに犯す失敗の傷跡は、一日二日で塞がる。しかし同じ過ちでも大人になってから犯す失敗は一生ものの痕を残す。ならば、大人になってから初めての恋愛経験を、すべてたったひとりの女の子に塗りつぶされてしまったら? 「だって、私のことさんざんメスガキメスガキって、子ども扱いするんだもの。ちゃんと女の子として意識してくれなきゃ許さないんだから❤️」  恋愛における消えない傷痕とは、すなわち恋慕の情を滾らせ続けることを指す。足裏コキなんかで無理やり射精に追い込まれたことが原因で、初めてのカノジョに振られた、なんて失恋経験、一生引き摺りに決まっている。  だが俺は大人だ。分別のある大人。こんな女子小等部生なんかに負けるわけ、チンポごと恋愛観まで手玉に取られるわけがっ……❤️ 「いつまで?って……ふふっ、決まってるじゃない❤️」  忙しなく扱かれまくっていたペニスと亀頭が、それぞれキュッとつまみあげられた。射精への最後の一押しは、俺がクロエちゃんに抱く恋煩いの有効期限。  一週間か、一ヶ月か、はたまた一年か。ちがう、本当は気づいていながらその先を待つ。俺は一体いつまでクロエちゃんを好きで居続けなければならないのか、その答えを。 「一生❤️」  びゅるるるるるっ❤️❤️  びゅるるるっ❤️ びゅっっ❤️  びゅーーーっ❤️❤️ びゅ〜〜っっ❤️❤️ 「あはっ❤️ 出ちゃった〜❤️ おもらししちゃった〜❤️ うんうん、いいわよぉ、最初で最後のカノジョに受け止めてもらえるお射精なんだもん、出し惜しみしちゃ勿体無いわ❤️」  耳元で囁かれるびゅーびゅー❤️の補助ボイスに唆されながら、彼女のあんよに恋心のお貢ぎ射精。少しでもクロエちゃんと恋人でいられる時間を伸ばそうと、チンポは懸命に精液を漏らす。何度かダマになった白濁をびゅくんっ、びゅくんっ❤️と吐き出して跳動すると、エネルギーを全て使い果たし落ち込むようにしなだれた。 「きもちよかった? ん、お粗末さま。じゃあ、後片付けしましょっか」  頭の中を真っ白に塗り潰す射精の余韻がゆっくり引いていくと、胸にぽっかり穴が空いた喪失感と対峙しなければならなくなる。射精が終わった後のチンポを包んでいたあんよが、ぱっと離れた瞬間、思わず悲痛な声が漏れてしまった。  反射的に肩が跳ねる。『またバカにされる』と怯えが出てしまったからだ。そんな俺を見たクロエちゃんはやれやれと眉を困らせて笑う。 「お湯もらってくるだけ。すぐ戻ってくるわよ。だからそんな顔しなくていいの」  精液がべっちょりと染み込んだソックスを指先にひっかけて腰を上げ、もう片方の手が立ち上がれない俺の頭をくしゃくしゃと撫でてきた。約束どおりあみだで引き当てた『恋人ごっこ足コキ』はこれでおしまい。だが拗らせているところがみたい、と言ってくれたあの言葉に嘘偽りを感じられなかった。  勇気を出して呼び止める。きっと俺はこれからもずっと彼女に振られ、弄ばれ続けるのだろうがそれでいい。なぜならば俺だって、クロエちゃんが人の気持ちを弄んで悦ぶだけの女の子ではなく、最後まで面倒見が良いことを知っているのだから。  ——く、クロエちゃんっ……❤️ 「なぁに?」  ——すきっ……❤️ 「ん、知ってる❤️」 《終》

Comments

めっちゃ良かったです。 アズレンのロイヤルメイドシリーズまた読みたいです

mano

クロエちゃんいじわる…すき… 続編希望です…!

d


More Creators