いろいろ雑多なエロ。
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理性を取り戻した海賊たちが死に物狂いで探しても、火薬はすべて海に捨てられていた。捕食者が前もって行っていたのである。
銃もなければ、砲弾もない。剣もなければ、連絡手段もない。脱出用の小型ボートも消えていた。
彼は周到に準備していた。哀れな船長が、精液に変えられる前からだろう。
ある時、まさにそのセティオが広間に現れて、こう言った。
「ゲーム、やろうよ!」
と。
「……ぼくがこれからね、隠れながらこっそりとね、みんなをディルドとかおちんちんのエサにしちゃうから。だれか一人でも、生きて帰れたらそっちの勝ち。みんな栄養と白いドピュドピュになっちゃったら、そっちの負け」
拒否権は、なかった。
強制参加だった。
現在は、12名の状態から3人消えて、残り9名となっている。――3人とはまず、船長。彼の捕食者としての目覚めをうながした後、セティオの栄養となったデュジャルダン。同様となった竜の海賊。
その残った9名は、3人組になってトイレにいくのもシャワーを浴びるのも警戒した。天井の裏の気配を警戒しながら歩いた。木材を削り出して即席の槍を作って、持ち歩いた。
やがて、3人1組が、一気に消えた。
Text:
どこいったんだ……絶対見つけて、殺してやる ふざけやがって
こんな槍でどうするんだよ 銃、全部使えないんだぞ
うるせえ! ……うっ
黙れ! 聞こえる!
すまん……
その部屋はどうだ?あいつはどこに潜む?
考えろ……
酒……陸の酒が、飲みたい 頭がどうにかなりそうだ
あれ?
もう一人は?
Text:
ひゅんっ
Text:
!?!?!?
おい、どこへ消え……うあああああ⁉
睡眠ガス……手榴……
逃……げ……
Text:
たすっ
あっ
はぁッ
きもちっ
んぶっ
んぐっぷっ
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なにも、意味はなかったらしい――残された6人はそう理解した。
2人が、海へ飛び込んだ。
自殺を図るつもりだったのではなく、生きたかったゆえの行動だ。海流を読める者はもういない――どこかの島に、もしかしたら、流れ着くかもしれない。だが、海流もまた無慈悲だった。
2人は失っていた意識を取り戻した。海の上で、隠されて消えたはずのボートの上に、乗せられている。どこかから、声がかけられた。
「よくがんばったね」
と。
「ここでもいいんだけど。やっぱり、落ち着いてからおちんちんいじりたいよ、ぼく」
ボートは船に戻っていき、2人は生還した。「してしまった」というべきかもしれない。
その後、2人はいなくなった。広間に、精液が残された。床に、頭蓋骨が2人分並べられ、キスするかのように密着して向かい合った状態で。「彼」なりに考え出した、愛のあるやり方だったのかもしれないと、海賊たちは思った。
残りが4名になって、セティオは姿を隠すこともしなくなった。ゲームに飽きたのかもしれない。
「もう干しぶどうってないの?」
と、船医の虎の前に現れて、ただ聞いた。
「……っ」
「ないんだね。お腹減っちゃってさ」
「お前っ……てめえっ……てめっ、よくもっ」
「たまには、みんな以外の事も食べたいからさー」
「……命を救ってやったのはっ!!! ……俺だぞっ!!!!」
「違うよ。計画してたもん。海流くらいは読めるもん」
「どうでもいいんだよおおお!!みんなを、みんなを……返せっ……!!!!!」
「腰が引けてるよー。ふふふ、かわいいの」
小柄な犬の少年は、微笑んでいた。
「数え切れないくらい、食べてきたけどさ。 ――ここ、本当に楽しかったよ。みんな優しいし」
「なっ……何を言ってる、てめえ」
「優しくて、なでなでしてくれたおじさんたち。……みんな最後にね、『裏切られたー』……って顔してんの。 ――学校にいってもみんなの事、忘れないからね」
「学校……学校っていったか、てめえ。お前のようなクズが、殺人鬼が」
「うん。――ごめん。忘れないっていったけど、ウソだ。もう忘れちゃった。えへへ」
その5分ほど後。精液の汚れを誰も掃除しなくなった、広間にて。
うるさかったため、虎の船医はセティオのおちんちんの中に呑まれていった。残りの3人が見る前で、むにゅ、むにゅっ、という声を漏らしながら、中に入っていった。海賊としての略奪に手を貸しながら、ただ哀れな少年を助けた、善意の男。
残りの3名は最後の理性か、船医を助けようとしていた。
憎き敵に掴みかかり、自身の中の性欲が煽り立てられても押し殺し、噛みついていく――それも無駄だった。
少年はそれぞれを片手で持ち上げることができた。1人が尻尾に絡め取られ、後ろの穴から捕食されて、もごもごと音を立てた。
「あっ……すごおいっ、今回の人、おちんちんも元気っ……!! ぼくの中、そんなに気持ちいい?嬉しくなっちゃうっ……ひゃふっ、きゅうん!!!」
抵抗も失敗に終わった、最後の2人が残った。
1人目。元・水夫のヒョウ。
青空のもと、すっかり広くなった甲板にて行為が始まった。
他のエサたちとそう変わらない。愛の言葉を囁かれ、セティオの中に精を放ち、最後の楽しみを堪能させてもらった。捕食者の好意である。そののち、とろんとした目でお互い見つめ合いながら、セティオのやわらかな竿の中へと、ゆっくり呑まれていった。
彼はもがく事をしなかった。セティオへの愛が芽生えて、動けば彼を内から痛めつけるかもしれないと、思ったのだろう。
だが実際、セティオはもがく獲物が好きだった。「出たい、出たい」と暴れる獲物の、くぐもった叫びが好きだった。なので、セティオは当然、不満を漏らした。
「もっともがいてよおー……」
と言いつつも、青空の下の甲板にて、船の正面方向へと精を放ったのだった。素晴らしく、開放的な射精だった。
2人目……最後となる彼。
セティオと同じ犬系の獣人。灰色毛のハスキー犬種の男は、諦めていた。
「どうせ、死ぬんだ」
と彼は、潮風に吹かれながら、横で裸のセティオに言った。
もう接近を許すとか許さないとか、既にそういった問題ではない。服を着るとか着ないとかの問題でもない。
――決められた運命。セティオも、そうした運命を悟った者の取る、こうした態度は知っている。
陸までは時間がある、とセティオは思った。
「しばらく、潮風に吹かれてたい?」
「ああ」
ハスキーの彼は言った。
「もう少しだけ、風を感じたい」
「わかった」
裸のまま船をうろつくセティオは、ゆったりと船を見て回った。
今は居ない誰かの部屋においてあったハープを、二段ハンモックに腰掛けて弾いた。外れた音が鳴った。外れた音なのに、なんとなく落ち着く音だった。
帆布の置き場には、もう使われることの無い布が広々として折りたたまれていた。その布は海賊旗なのか、ドクロのマークを古風にもあしらってあった。
「ふうん、いいティッシュがあったんだねー」
布におちんちんを、幾分か大きくなった玉袋ごと乗せる。ふわっと布地がたわんだ。セティオはそうして、オナニーをはじめた。
「あふっ……んふっ、ううううっ……ん」
びくっ、びくっ、と全身を痙攣させる。
射精はすぐに訪れた。
「はひゅっ……はああああああっ……」
――びゅくっ、ごびゅびゅくっ、ビュルルルルッッ……!!!
海賊のしまいこんでいた旗は、汚れていった。
あふれ出る精液の白い波が、ひたりひたりと広がって、布地に吸い込まれながら、汚れていった。
ぽつぽつと、いくつかの骨が、布の上に転がった。
セティオは8分ほどどぴゅるびゅるるっ、と射精を続けた。ドクロの海賊旗は白く染まって、精液を吸ってふくらんだ。絵ではない本物の骨と一緒に。
セティオはもう一度部屋へとハープを取りに行き、戻ってくる。外れた音を鳴らして、海賊の誰かの歌を口ずさみつつ、海賊旗におちんちんを擦り付けて、再びの射精を続けた。
「はふううっ……!!! ひゃうううっ……!!!!」
海賊たちのことに思いを馳せる。
なにか哀愁のような、もの悲しいような、真新しい快感をもたらしてくれた。
海賊たちへの挽歌である。