//6:船長
船長室では、シロクマの船長と虎の船医との密談が行われていた。
「誰が、何をやってるんだ……この船で」
「……」
船医は少し考えて、言った。
「セティオを乗せたあたりから、なんじゃねえかなあ」
「いやっ……オレはあいつを信じてるぜ」
「じゃあ、誰なんだ。誰が船員をここまで消している? ……誰がどうやって!? 何のために!?」
「わかんねえよ、オレも!! ……そもそもあいつが、どうやってこんな事態を起こすんだ?あの小さな子供がよ」
「……じゃあ、クーゼルか、ベイゼか。オラジオンはどうだ」
「デュジャルダン、かも」
「……あいつは怪しいな。後ろから近寄って、海に落としてるのかも」
二人はまったく真実に気づいていなかった。哀れなのは、デュジャルダンである。
「もう、船が機能してねえ。ポンプを押すヤツすらいねえんで、船の底……ビルジもすげー変なニオイがする。精液みてえな。……港じゃなくて浜でもいい。どっかに帰るべきだ」
「警察の目が光ってて上陸できねえ。今これでも、大急ぎで戻ってるところだよ」
「インドネシア諸島は……?」
「あのへんで、ドクター・ホリンジシュコーヴァーを見たって言うぜ――『学校』のメスだ。カナダを支配してたキツネだよ」
「うへえ!!」
手入れも満足にされなくなった船は、盗み聞きのしようがある――セティオは上の甲板から、会話を聞いていた。
船は100年でさえ保つというが、これは海賊の船だ。もとより荒くれ者の集まり、手入れは不十分なところがある。床材は昔の造船技術のもので、上の階から銃によって簡単に穴を開けられた。
その穴は普段は隠してある。セティオは、見張りとしてやってきた時に盗み聞きをしているわけである――だが。
「つまんないの」
話は興味を引かなかった。
無論、えっちな事に興味があった。年頃の少年である。
何人かは、船長の部屋に出入りしている。男性と男性の性行為をしていると嬉しいな、という興味があった。
実際のところ、セティオほどの性欲を他の大人に期待するのが間違いだが、彼はそれに気づくことはない。
「つまんないのー……」
残りが9名になった頃、セティオはようやく船長の性行為らしいものを聞きつける事に成功した。わくわくしながら、様子を聞く。
……しかしセティオは、つまらない男二人の教養のない言葉の応酬にうんざりした。つまらない者は、たとえセックスをしてようが、つまらないのだと思った。
様子がおかしくなったのは、盛り上がってきた頃である。
「……んん?」
セティオの興味を引いた。
下から聞こえる、なりふり構わない豪快な嬌声が……なりをひそめている。
二人分の会話が、船長一人のあえぎに変わったのである。
「イグッ……イクッイクイクッ……!!うおおおあああっ……!!!!」
穴からも漏れ出してくる強烈な精のニオイがあった。それも、くぐもった「ごぽごぽ」という音も漏れ聞こえた。
セティオは予想がついた。ひとたび冷めていた興味が、再び沸いた。
「どうしてっ……デュジャルダン、ごめっ……ひぎいいいいっ!!!!」
押し殺したような叫び声。それきり、誰にも聞かれたくないのか、聞こえてこなくなる。
(これは……船長さん、もしかして僕と同じ……!!)
セティオは、いてもたってもいられなかった。
船長の部屋へ向かう。
部屋の前へ来る。すると、扉の下から精液があふれ出し、漏れていた。強烈なニオイは間違えようはずもない。それはセティオの足をひたひたと濡らした。
(おおっ……!)
セティオは精のニオイに嬉しくなってしまった。ふしぎな感情だった。
液体は床の木目の隙間から、下の階へ垂れていく。
「ああっ……船長さん、不慣れなんだぁ。バレちゃうよこれ」
こうなったら、この船はもうだめだ。
――彼はもう船員たちから隠れられないだろう。やってしまった事の恐怖に、震えていながら、しかし快感に悶えている船長の姿がありありと想像できた。仲間たちにどう見られるのだろう、という恐怖は、あまり縁が無い。でも、上の者に特有の重荷らしい。
そういう船長の心を砕いてみたら、どんな反応をするんだろう?
下の階から、船員たちの慌てた声が漏れてくる。
「船長室、下の方に作れば良かったのにね」
扉を開ける。予想したとおりの光景があった。
屈強なシロクマの船長がいた。ベッドに腰掛けているが、膨らんだ玉袋を下に晒している。その顔は、混乱で泣きはらしたらしい涙があった。彼の睾丸がもごもごっ、と動く。骨張った塊が表面に浮かんでは、ゆっくりと引っ込んでいくのが見えた。
「せっ、セセッ、せティッ……」
「落ち着いて?」
セティオはドアを後ろ手に閉めた。笑みを隠そうとしたが、だめだった。……人の弱みを握ったようで、もうすでに楽しい。船長は見て分かるほど怯えていた。
「ちっ、っ……近寄るなっ……!!ううっ!!」
「はじめての捕食なんだね」
盛り上がって、急に本能の部分が急に目覚めたのかもしれない。
そんな彼が小さなハンドガンを取り出そうとした時、その丸々と太った玉袋が、またしても内から動いた。
「はうっ、はああああっ、あがああああああああっっ!!!!」
シロクマの船長は銃を取り落とす。ぶざまにも、ごぼごぼぼぴゅるるっ……という射精。
「はっ、ひゃああああああああっ!!!」
「あははっ、恥ずかしいねー、船長さん」
「はずっ……なん、くそおおお!!」
彼は羞恥と快楽によだれを垂らしている。
セティオはドアを再度確認する。ぶっきらぼうな船長なのか、刺さったままにしてある鍵があって、それをセティオは閉めた。船員たちが走ってくる声が聞こえるが、今はもうちょっと見ていたい。
「なっ……鍵を、締めて……? ――せ、セティオ、逃げない……のか? 怖くないのか?」
「もっと見たいだけだよ?怖いわけないじゃん、たかだか一人呑んだだけっ……おっと」
「んえっ……!!?」
「まあこうなったら浜にはたどり着けないでしょ。みんな。船長がこの状態なら、命令も通じなくなっちゃうし――僕も、もう隠さなくていいや。おちんちんで誰かを呑んだの、はじめて?」
船長はただ、羞恥に再び身もだえした。
「やっ……嫌だっ、恥ずかしっ、初めてだよこんなのっ、仲間がオレのなかでっ……がああっ、うがあああああああああああああっっ!!!!」
彼は再び精を振りまいた。
「なにがっ……はひゃあああああああああっ、頭がアツいっ、やだっ、くそっ、がっふうううう……!!!」
「話せる状態じゃないね」
「いっ……イックウウウウウウッ……!!!!で、出る、でちまうっ!!!!なんでお前、そんな馴れてんだよっ、なんでっ」
「あ、そこは気づいたんだ」
「ヒグッ、イグイグイグウウウウッッ!!!!もが、もがかないで……はひゃあああああっ……!!!」
扉の前には、海賊たちが集まってきた気配。
「みんな聞いてるよ?」
「ぎゃっ……やだ、いやだっ……い、イッちゃうの、聞かれたくっ……おおっ、でる、出る出るでるうううっ!!!」
――ごぼぴゅるるるぶぼっ、びゅるるっ!!!
セティオは、そろそろ扉を開けようと思った。
――この船長の姿をみんなに見せてあげたら、どうかな?
ワクワクした。
彼らが慕った船長。命を預けた船長。
(もう、どっちみち自分がみんなエサにしちゃうんだし)
――おちんちんでの丸呑み行為。
彼の仲間たちに見せつけてあげたときの恐怖の顔が、見てみたい。
セティオは、扉を開けた。
男たちがいた。さび付いたオノを持って扉をこじあけようとした男が1名。残りはみんなそわそわした目でズボンにテントを張っていた。
彼らはみんな、セティオを見たのち、奥の船長を見た。
「船長さんの姿見てよ」
男がオノを取り落とした。
「恥ずかしがっててかわいいよ、ほら」
「な、なんだって? ……セティオ、何が……」
船長を振り向いて見る。
「もうアレじゃあ、僕も隠す必要ってないよね」
「……」
「僕が、みんなを食べていた捕食者だよー」
あっけらかんと言った。
男たちの混乱は頂点にあって、誰も声を上げることはなかった。ただ、目の前の光景で息を荒げるものだけだ。
船長の断続的なあえぎと、もごもごと踊るその玉袋が、目立っている。
射精のぶぽっ、ぐぽごぽぽっ、という音。
男たちが船長の痴態を見て、しかしその睾丸の動きには、何も答えが見いだせていないようだった。
「えっ……えっえ、えうっ、……何っ?」
オノを取り落とした男の足下から、別の男がオノをおずおずと拾い上げて、聞き返した。
セティオは、その迷いのある腕からオノを取り、あまり力を入れずに折る。
「……あっ?」
「むう」
セティオはがっかりした。みんな、恐怖でも失望でもない、ただあっけに取られたような顔なのだ。明かした真相すらも解釈できていないようだった。
「あれ、人が入ってるんだよ」
「……」
「ねえってば」
「人……?」
「で、僕が、今までみんなを食べてたの。ああいうふうに」
言っても分からないのは、ばかなのかもしれないなあ、と思った。
まあ、海賊だからね。
セティオは船長のほうを再び見る。
「いいにおい」
セティオは、精液のむせかえるニオイでヒクヒクと自らのものを動かす。ベッドまで向かい、折れたオノをその下に放り込むと、船長のそれをしゃぶり始めた。
「見てて!!……なんもわからないんだから、見せてあげたいよ」
ピースサインで男たちへ向く。
「ほら、みんなの仲間が溶けたせーしが、ぴゅるぴゅる出てきちゃうんだよ。分かってよ……」
男たちは混乱のままだった。彼らの一人は、その中にあっても、放心したように自らの股間を揉み始める。性欲を煽りたてられ、耐えきれるものはいなかった。だんだんと男たちは顔を赤くしていく。
セティオは、船長のペニスをねっとりと舌でなめる。くわえこんで、首ごと前後に動く。
ゆっくりとした刺激で、船長は息も絶え絶えに射精した。
「ぎゃっ……くそおおおっ、もう出したくないっ、うあああっ、見られて、見られながら……こんなあっ!!」
「ぐぷっ……ごぽっ、んぷっ……!! ……船長さん、中身の人も出していいよ」
「おまえっ、おまえが犯人だったのかあっ……でもっ、うおっ、なんで俺、もうなにもできなっ……ああああっ」
「きんたまの中の人、まだ生きてるね。 ……どういう感想?初めての捕食って」
「があああっ……!! ……ひぎいいっ、なんか、恋してるみてえっ……!!」
「わあっ、その表現すき!」
「くそっ、デュジャルダン、出してやりてえのにずっといて欲しいっ、ずっとチンポをっ、ひうっ、裏から内から、もっと押してくれえっ……やっ、がはっ!!やめっ、やめろっ、こんな恥ずかしさってない、こんなのってないいいいいいいい!!!!!」
「んむっ……くぷっ……次はぼくの、後ろの穴……おねがい」
「お前、お前なんかにっ……でもデュジャルダンが中で、ずっと愛してくれてるううううっ、どうしたらいいんだよ、どうしたらあああああっ……!!!」
海賊たちがたまらず、よろよろと部屋に入ってきて、痴態を間近で見ようとしている。彼らの興奮しきった息づかいは部屋を満たして聞こえてくる。ズボンもパンツも脱いで、たまらずしごいている者がほとんど。最後に残っていた男もまた、よだれを垂らしてオナニーをはじめた。彼らの理性は、もうない。
セティオは、後ろ向きに船長に腰掛ける。
シロクマの船長はたまらず、セティオの中に何十回目かの射精をした。
「あはっ……あひゃあああああっ……、あたたかいっ!! ……みんな、見てて!!気持ちいいよ!! ……ひゃうっ!!んあっ、お尻の中、もっとたくさん使って!!!」
「はあっ、はあっ、もうだめだっ、キンタマ壊れちまうううっ……もう、こひゅっ……はあっ」
船長は、最後の射精だといわんばかりに、ありったけの精を注ぎ込んだ。腰を浮かせてもう一度突き込むと、膨れ上がった玉袋もまた寄り添う。
ペニスの裏筋が、ぷくり、ぷくり、と膨らんではセティオの腹の中へ注がれて、セティオの下腹部もまた膨らむ。その射精の流れの中で、巨大な塊がむぐ、むぐっ、と動いて、セティオの尻の下まで近づいていく。
セティオはにこりと微笑む。尻で、大きな感触を感じていた。
うごめく「彼」――船長に呑まれた男は、船長の玉袋から竿の裏筋を通り、ゆっくりとセティオの中へと入っていく。ゆっくりと、ゆっくりと、入っていく。
「あはあっ……横取りしちゃったねー」
「ひいっ、ぜはあっ、もうだめっ……くそっ……こんな、こども、にっ」
船長は胸を押さえ、息を吸ったり吐いたりしながら、後ろに倒れた。なすすべ無く、射精をセティオの中へ送り出し続けている。デュジャルダンという彼の事を考える余裕すらない。憎き犯人としてのセティオの事も、考えられない。
誰でも、人を呑めばそうなる。
「もっと、誰か注いでくれない?」
セティオは、一人分の質量をもらって膨らんだ下腹部をさすり、男たちに尻を向ける。ぬっとりとした尻尾を手で支え、尻を示してみせた。
そこからは、たった今入り込んだデュジャルダンの足とその肉球、尻尾がのぞいていた。黒っぽい、犬の獣人らしい。
男たちは、ようやっと目の前で起こっていることの意味を理解したようだった。セティオが言った「自分が捕食者」という言葉の意味も。船長が何をしてしまったのかという事も。
「あっ、いけない」
セティオは船長の萎え始めつつあったペニスに再び腰掛け、挿入する。ぐりぐりと、円を描くように動いて、デュジャルダンという男を押し込む。
「はいっ、みんなどうぞ」
「……っ!!」
彼らの一人、年若い竜の男が、我慢できずに近寄った。
セティオは後ろを向いて、ふりふりと尻を見せつける。デュジャルダンという男が入っていった、そのお尻を。
男は、魔性に憑かれた目だった。セティオの尻を両手で掴んで、いきりたったペニスを、ずっぷりと挿入する。
「あはあっ」
「はあっ、はあっ!! このっ、このガキがっ、デュジャルダンを返せよっ、みんなをっ……ううっ、はあっ!!」
「言ってることとやってる事が、あはぁっ、逆だよっ? ……もう、返さないよー」
「はあっ、やべっ、腰が止まらねえっ!!!」
「ああっ、やあっ、きゅううんっ!!! もっと、もっと乱暴にしてっ」
セティオは、年若さに対して不釣り合いに大きい下腹部を抱え、乱暴に犯されるがままにしていた。
捕食者たるセティオの、淫欲のためにだけ使われる尻穴。
それはごぶごぷと精液を漏らしつつ、広がっては吸い付き、竜の男を絞り取った。デュジャルダンが入っていくのを見ていたのに、抗うことはできない。
本来の用途からは遠い使い方しかしない穴は、にもかかわらず、広がりきっている。男の竿だけでなく、玉袋までも、穴が舐めとっては呑み込んでいる。ぐぷっ、ごぷっ、という音を立てている。
男が、たまらず叫んだ。
「いっ……ひグッッ、いっちゃ、イグイグイグッ、イクッ……くそおおおっ、こんなヤツのアナルで、俺ええぇっ……!!!!」
「ひどいなあー……もうっ、こんなにぃっ、んっ、激しく動いてくれてるっ、のにっ」
「やめろっ、黙れっ、やめて、くれえええっ……!! ……出すっ、出ちまうっ、ワケわかんねえけどっ、んっ、止まらねえんだよっ、くそっ、ひぎゃっ、イッ……」
「僕はっ、君、けっこう好きだよっ……んっ」
セティオの言葉と同時に、竜の男は精を放った。びくびくと痙攣する。口から舌をはみ出させ、よだれを垂らし、何も言えない。
――ごぼぴゅるるるるっ、ぶぷっ、ぷりゅっ、ぴゅるるっぶびゅ……!!
セティオは彼の首に後ろ手を回しながら、キスをした。扉から入ってきて近くで見ている男たちには、自分の正面姿を見せつける形に向きを変える。
射精を見せつけて、彼らにもかけてやる。
キスをするセティオの目は男たちを見ていた――なにかを無言で語っていた。まだまだ満足していないと語る捕食者の笑みを、目だけで作った。
男たちはおずおずと手で器を作って、精を受けた。彼らの4人ほど、また、射精した。セティオの射精に声はない。ただ、ぐぶびゅるるっ、という音の射精だけ続く。
その中に、かつて呑み込んだエンリクの頭蓋骨が混じった。男たちの前に落ちて、ぽちゃん、と音を立てると、白い海に浸かる。
もはや船に潜む怪物は、隠れることをやめていた。
男たちは、それが分かった。
「んうっ……ふううううう……!!!」
「イクッ……出る……っ!!!」
「ありがと。おかげでエンリクくん、僕のおちんちんからやっと出てきたよぉ」
セティオは、すっかり精液にまみれたしっぽを、竜の海賊に巻き付けた。
男も、その行為の意味を理解している。
快感に抗うこともできず、ついにこの可愛らしい犬の少年に自分自身を捧げる事を、心のどこかで受け入れていた。
「じゃあ。……ありがと」
セティオが言った。
竜は跪いて、たった今自分が注ぎ込んだ穴へと顔を寄せ、首を突っ込んだ。
「むぷっ……んぐっ……」
「ああっ……ひゃっ、ディルドさんが、二人だぁっ」
男たちが一度、その怒張をしごいていた手を止めて、息を呑む。
「あっ……あっ、たまんねえっ、なんか、エロい……」
「くそっ、お前らもなんでシコッてんだよ……」
「こんな変態なオナニーを、あのガキがっ……くそっ……ううっ」
「助け……助けろよっ、誰か……誰か」
……それから彼らは間を置いて、再びしごき始めた。
助けに入る者はいない。
小さなセティオの中に、ぐぷり、ぐぷりと、二人目となるディルドが、入れられていく。
彼は先ほどよりも大きな嬌声を上げはじめた。
「あああっ……んくっ、やっぱり最高っ……!!!! ぼくっ、たくさん入ったよっ、見て、見てっ!!!褒めてえっ」
セティオの尻から下半身だけをのぞかせた竜の男。彼が、生涯、最期の射精をびゅくびゅくっ、と床に放った。その表情は今ではうかがい知れない。やがて、射精し続けるペニスもずぷずぷと入っていった。
セティオは、すっかり息も絶え絶えのシロクマの船長にも、手を伸ばした。
彼の足を掴み、引き入れて、自らのペニスに挿入していく。
セティオの、二人ぶん膨らんだ下腹部は、船長を呑み込もうとするペニスを遮る。セティオは仰向けに寝転んで、後ろの穴からは竜の男を、前からは船長を彼の中に引きずり込んでいった。
男たちの一人、ある獅子の男がハッとした顔を取り戻した――「船長だけでも」と、走り出そうとした。
しかし、まさにその理性が、彼を「勝てない」と思わせた。結局、引き下がる。
彼らはへたりこんで、精液の海の中で荒い息をついていた。オナニーを止めない。
セティオは膨らんだ玉袋と腹の中に、デュジャルダン、竜の海賊と船長、3人分を呑み込んでしまった。自らも吹き上げる精液にまみれた、汚い毛玉がそこにいて、快感に叫び続けていた。
「ああああぐっ……!!んうううっ、ふああっ、もうダメえっ!!!!! ……ひゃわっ、んひゃあああああああ!!!!! いっちゃううううううっ!!!!」
――ぼばばばば、ゴパパっ、ごぱっ!!! ぐぼびゅるるっっ!!!
――ずびゅるるるるるっ、ブベバッ、ぶぱぱっ、ごぼばばばびゅっ!!!!!!!
射精はいつまでも続いていた。
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