みなさんこんにちは、あけおです。
魯昌鎬氏、誕生日おめでとうございます!
というわけで今日は、キャラクターのアフタートークです。
さて、まずは魯さんのお姿をどうぞ!

かなり恰幅のいい男性で、最初の印象は見た目通りだった方が多いんじゃないかなと思います。
実は、コンシューマー版の時とPC版とでデザインが変わっていたのです!
↓PC版の魯さんはこちらです。

比べてみると一目瞭然ですね。
まるで2Pカラーのような差ですが、ネクタイの色・模様とスーツの色が変わっています。
これは「中国の大手企業の重役」というキャラクター性を考えた時に、「PC版のデザインでは日本のサラリーマンに見えてしまう」という理由から変更になりました。
レビューでご指摘があったのか、スタッフ内でそういう話になったのか正確なところは覚えていないのですが……。
魯のデザインは、わかりやすく太った男性です。
わかりやすいくらいに「悪そうなヤツ」と見えるように塩こうじさんにお願いしました。
一度見たら忘れない、結構なインパクトがあると思います。
イケメンや美少女だけじゃない存在感も『FATAL TWELVE』の魅力だと個人的には思っています。
彼のことを語る時には、リリース後、カードのひとつ≪死因≫に関して医者をやってる中高時代の後輩から指摘があったことを話そうと思っていました。
調べてシナリオを書いているのですが、実際の医療現場で仕事している立場からすると気になってしまうことはどうしてもあるようです。
ただ詳しく話を聞くと、どうやら致命的に矛盾があるわけでなく、稀だがありえないことでもないようなので、リリース後の修正は行わないようにしました。
そして≪未練≫についても。
さりげなく書いていますが、あの設定が成立するのかということは、中国のペット事情から調べていたので書くのに結構時間がかかった記憶があります。
おかげで中国圏のユーザーからツッコミが入らないくらいのリアリティは担保できたようで安心しています。
テーマやメッセージとも絡むところなので、この展開がやりたいという意志がある場合には安易には変えず、なんとか成立させるためにはどうするか考えるようにしていました。
さて、魯は物語において、「印象を反転させる」ことを最初にやってくれる人です。
『FATAL TWELVE』は最初の印象から徐々にキャラクターの印象が変わっていくことが多い作品だと思います。
魯にまつわるエピソードはあえて「彼らしい」という第一印象に合致した出来事を積み重ねて「犬」という意外性で表面だけでは見えない人間性を出せたと思います。
また、魯が脱落するまでの話は≪選定のルール≫を示すためのエピソードでもありました。
女神のルール説明だけでは≪女神の選定≫がわかりにくいという問題は自覚していたので、「実践で見せてみる」ということがなされています。
同時に、≪作品内のルール≫も如実に表しているキャラクターです。
何かと言うと、普通の人間はそもそも暴力に弱い、頭脳戦であっても暴力と恐怖にはそう簡単に抗えない、ということです。
『FATAL TWELVE』が頭脳系デスゲームものとはまた違った味付けになっている要素には、ここがあると思います。
実際に物語では魯の脱落後、桂子さん・ソーニャと、多くの人が思う「一般人」のエピソードが続きます。
物語が開始し、広がっていく分岐点で大きな存在感を示してくれたキャラクターだと思っています。
ちなみに本編では小物っぽく書かれていますが、現実にいたら優秀なビジネスマンです。
食品会社の重役なので、もしかしたら凛火たちが食べてるご飯にも縁があったかもしれません。
名字の由来は、魚座から。
あけおは「魚(ギョ)」と書いていたのですが、それではあんまりだと言うことで友人の提案をもらい「魯(ロ)」になりました。
名前の由来は、韓国の将棋の棋士です。
これは、元々彼が韓国出身の設定だったことに由来します。
制作中に中国出身に変わり、中国系でもあり得る名前に調整をして、『魯昌鎬』になりました。
『鎬』という漢字を使っているのは『グラップラー刃牙』シリーズをあけおが好きだからです。
以下で公開した初期企画書では、初期の名前が残っています。
"FATAL TWELVE" early proposal! Story settings and initial illustrations
演じてくださったのは、木場ヨシユキさん。
ご本人は細身だったのに太った声が出せるのが、端的に言ってマジ不思議です。
声そのものは格好良いお声なのに、悪そうにかつ小物っぽく聞こえる演技が最高でした。
それでは最後に、以前の誕生日に公開した幸せそうな一枚を。

……魯のキャラクターアフタートーク、いかがでしたでしょうか?
キャラクターのアフタートーク、残りは真央・オデット・アラン・ソーニャ・スケール・茂継・ユウ・チャン・レテ……のはず。
結構進んだと思いましたが、まだまだいましたね。
誕生日を待っているとかなり先になってしまうので、そこにこだわらず書いていこうと思います。
ではでは、あけおでしたー。