みなさんこんにちは、あけおです。
最近は色んな準備をしている中で、過去のデータを参照することも増えてきました。
そうしているとなんと、『FATAL TWELVE』の初期企画書が出てきました!
『しずくのおと - fall into poison -』のリリース後、次の企画をどうするかの相談を行ったのち『FATAL TWELVE』を作ることに決定した時に作成した企画書です。
今日は、そんな初期企画書の中から抜粋して紹介していきます!
【注意】あくまで初期企画書であり、現在リリースされている『FATAL TWELVE』とは大きく違う内容があるため、「あくまで別物」ということをご理解の上、記事をご覧ください。

※左下の日付は「今日の日付」になるように設定されているため、当時のものになっておりません
まずはゲームコンセプトです。
あけお的には、このキャッチコピーが物凄く懐かしいです。
見て貰えればわかるように、当時からキャラクターたちの心情を描くことを重要視しているとはいえ、『デスゲーム』ものとしての側面を強調していました。
雰囲気こそタイトルのところに血を滲ませておどろおどろしくなっていますが、この時点で物語の根幹になる構造は変わっていなかったことにびっくりです。

続いては、あらすじ。
ここに関しては、実際に採用された内容と大きく異なっていますね。
実は、凛火自身の設定はあまり大きく変わっていないのですが、その周辺が大きく変わっています。
いきなり真央と喧嘩していますし、直未が真央からいじめられています。
今見ると、冒頭のギスギス感がかなーりストレスフルな感じがありますよね……。
海晴と直未との関係になんとなく残っていますが、実質的にまるっと変更しています。
選定期間も12週間ではなく、13日間とかなり短いです。
「他人のことを知る」には一定の期間が必要であることや、凛火の葛藤や海晴との関係をしっかり描くためなどから、選定の期間を大幅に延長しました。
また、やはり『FATAL12』ですから、13ではなく12という数字を選定の期間に採用していますね。
≪女神の選定≫のシステム自体は同じなのですが、なんと直未が参加者のひとりになっています!
そして、海晴の「み」の字もあらすじにはありません……!
根幹にある概念こそ変わっていませんが、物語自体は皆サマにお届けするまでにかなり大きなリニューアルが行われていました。

続いては、選定参加者の簡単なプロフィールです。
ここも、結構大幅なリニューアルが行われています。
まず、海晴の名前がありません!!
これはどこかでちょっと書きましたが、海晴は選定の13番目の参加者としてラスボス的なポジションで出てくるのが当初構想だったためです。
物語自体が変わったので、その設定はなくなりましたが、「へびつかい座」が名前のモチーフになっていることにかすかに継承されています。
次に気になるのは、凛火の年齢がちょっとだけ若くなって、直未と同級生になっています。
しかもさっきも書いた通り、直未が選定の参加者に……。
ここは本編では、先輩後輩の関係かつ、直未はあくまで選定とは関係のないポジションにいることになっています。
他にも、キャラクターの年齢は全体的に変わっていますので、名前が同じでも受ける印象は大分変わっております。
各キャラクターの番号も本編とは異なっていますが、これは仮置きで深い意味はありません。
直未の他に変わっているのは、チャンの代わりに彼女の婚約者のウィリアムが参加者のひとりになっていますし、何よりユウの性別が女の子になってます。
これは、最終的にユウを男の子に変更したことで、ウィリアムのポジションを女性キャラクターに変更することにしました。
細かいところだと、フェデリーコがフレデリコだったり、茂継が継茂だったり、スケールがスケイルだったりアメリカではなくイギリス出身だったり、魯さんが魚だったりと微妙な変更がたくさんなされています。
かなり忘れていたので、あけお自身も「そうだったかー」と感心していました。



それでは最後に、キャラクターのページをどどんと!
キャラクターの初期ラフは、とらのあな限定版でも紹介したものですね。
凛火は大体の設定が同じですが、最後の方がだいぶ変わっています。
これの要素はなんとなく残っている気がしますが、過去の設定でどういう風にしようと思ったのか覚えておりません……。
海晴はデザインから設定から何から、大幅に変わっています。
やはり物語上でのポジションが大きく変更になったことが理由です。
こっちバージョンの海晴のデザインも、あけおは気に入っています。
元々、塩こうじさんのこのデザインを見て一人称を「ぼく」に決め、今の口調でセリフを書きました。
今度はそれを見た塩こうじさんがデザインの変更を行い……ということで当時はちょっと揉めました。
間違いなく、今では、今の海晴以外考えられないと言えます。
海晴の名字も「南戸」ですね。
これのモチーフは南十字星、です。
海晴が選定の参加者になることに決まって、表向きはおひつじ座をモチーフにした「未島」という名字にすることに決まりました。
「自分をうまく認識できていない」という最後の一文も、だいぶ印象が違います。
今の海晴はむしろ、自分のことを冷静に見られるようになってしまったことが、悩みや葛藤にも繋がっていると思うので。
……というわけで、『FATAL12初期企画書』でした!
中々話すことのないレアな話ができたのかなーと思います。
これも公開となりますと、『FATAL TWELVE』でかなり多くのことを話したことになるので、段々と裏話も思いつかなくなってきます。
とはいえキャラクタートークは一周するまではやる予定ですので、よろしければお付き合いくださいませ。
ではでは、あけおでしたー。