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1月の更新おまけ:文章『シンフォギア装者にベビーが寄生する』的な話

ご支援ありがとうございます。

2025年1月も無事に過ごすことができました。

今回、不動シンが日々書いております雑多な文章をおまけとして追加させていただきました。

お楽しみいただけたら幸いです。それではどうぞ。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


「終わりよっ!ベビー!!」

「この世界から消えろっ!!!」

「はあああああーーーーーっ!!!!私たち、シンフォギア装者は負けないっ!!!!」


凄まじい轟音と共に、廃都市と化した都市に爆発が巻き起こる。

夜の闇を照らすようなエネルギーの爆発波は、シンフォギア装者のマリア・カデンツァヴナ・イヴ、風鳴翼、立花響の連携よって巻き起こされたものだった。


「ぐ――――うわぁぁぁぁぁぁーーーーっ!!!?」


その衝撃に耐えきれず、寄生していた肉体から這う這うの体で這い出て来る液体状の何か。

それは寄生生物、ベビーと呼ばれる機械生命体だった。

本来は違う宇宙にいたはずが、何らかの現象によってシンフォギア装者たちのいる地球へ来てしまい、水面下での攻防の末、今まさに撃滅されようとしていたのだった。

「く、くそっ……このままでは終わらんぞ……!オレはより強い肉体に寄生して、必ず復讐してやる……!!」

ベビーはずるりと地下下水道へ逃げ込み、身を隠した。


「やったかしら……でも、寄生して他の生物の肉体を乗っ取って利用するだなんて、卑劣なヤツ……」

「マリア、油断は禁物だ。それに、奴の言葉に聞き捨てならないものがあった……もし次があったら、今度こそ完全に滅する必要があるだろう」

「はい。翼さんの言う通りです。絶対に野放しにしちゃいけませんよ!」

そう言い合いながらも三人は変身を解き、まだ戦いの余韻を残したままシンフォギアを解除するのだった。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


数日後。

マリアはプライベートな環境にいた。

部屋の中でくつろいでいる時、ふと飲み水がないことに気が付く。

「あら――――冷蔵庫にまだあったかしら」

鼻歌混じりに冷蔵庫を開け、蓋を取ってグイッと飲み干す。

「んっ……ふう。美味しい――あら?」

その時、ふとマリアは自分の身体の違和感に気が付く。

ぐらりと視界が揺れ、ペットボトルの水を放り投げ、前屈みになって苦しそうに喉を抑えていた。

「ぐっ……な、なに、これは……っ」

そう呟くと同時に膝から崩れ落ち、動悸が激しくなっていく。

まるで、体内からドンドンと暴れられているような、おぞましい感覚……少なくとも、マリアが生きていて体験したことのないレベルの衝撃だ。

「くくく……ようやくお前の身体に入り込んだぞ……」

「……っ!?その声は――――ベビー……どうして!?どこにいるのよ!?」

「どうした、マリア・カデンツァヴナ・イヴ。そんなに焦って」

「あなた……っ!?どこから話しかけてるのっ!?いいから姿を現しなさい!!」

姿なきベビーの声に狼狽えながらも、そう叫ぶ。

だが、いくら周囲を見渡しても誰もいない。まるでただの虚空に話しかけているかのような感覚だ。

「無駄だよマリア・カデンツァヴナ・イヴ。オレは今お前の中にいるんだ」

「……は?何を言って……」

そんなマリアの疑問に答えるように、身体がビクンッと痙攣する。

「っ……ぐ……!うっ……」

「どうだ?身体の内側から刺激されるのは?」

「……き、気持ち悪いだけよ……」

「そうか。だがその苦しみも直になくなる……これからじっくりと、オレの力を認めることによってな……」

「……くっ……このっ……!」

マリアは必死にベビーの声と悪寒を振り払おうとするが、まるで金縛りにあったかのように身体が動かない。

それどころか、身体の内側から何かが這い出ようとしているかのような違和感に襲われている。

「ぐっ……うっ……」

(何なの……これ……!)

その感覚が治まることもなく、マリアの身体は汗だくになっていた。

「はぁ……はぁっ……!!」

「苦しいだろう。だが、すぐに楽になるさ」

「う……あっ……ああっ……!」

(身体が内側から変わってく……!何かが私の身体を蝕んでいく……!)

自分の身体の肉質が変わっていく感覚に恐怖を覚えながらも、マリアは必死で抵抗しようとする。

しかし、ベビーの声はそれをあざ笑うかのように響いていた。

「くく……無駄だよマリア・カデンツァヴナ・イヴ。お前の肉体はもうオレの支配下だ。この寄生生物に完全に乗っ取られたんだよ」

「……そ、そんなこと……ないわ……!私はまだ戦える……!」

「無理だな。仮にオレを追い出すことが出来ても、オレの細胞がお前の肉体に染みついている限り、お前はいつか必ず乗っ取られる。これは運命なんだよ」

「……ふざけないで……!誰があなたなんかに従うものですか……!」

そう叫ぶマリアの身体は完全に変化を終えており、胸とお尻のボリュームが増してグラマラスかつセクシーな体型になっていた。

しかし同時に顔立ちも面影を残しつつも、釣り目がちになり、攻撃的な表情が徐々に浮かんでいた。

「今、キミの肉体の中枢をすべて掌握しつつある。オレはキミになるんだ、マリア・カデンツァヴナ・イヴ……容姿と記憶、人間関係、それに戦闘能力といった、これまでの経験や脳みそにあるすべてをいただき、オレの手足となってもらう」

「ふざけないで……絶対にお前の思い通りにはさせない……!」

身体の支配権を徐々に奪われつつある感覚を覚えながらも、マリアは懸命に抵抗しようとする。

しかし、ベビーの浸食はますます早く進んでいき、それにつれて肉体の支配権も掌握されつつあった。

(身体が言うことを聞かない……!このままじゃマズイわ……!)

そう焦るマリアだったが、すでに満身創痍の身体では何もすることが出来ない。

そしてついに精神まで乗っ取られてしまう時が来てしまったのだった――!

「う……あ……ああ……」

マリアの意識が遠のき、身体から力が抜けていく。

そして完全に意識を失う直前、ベビーの声が脳内に響き渡るのだった。

(さあ、キミは今からツフル人――――ツフル人の、マリア・カデンツァヴナ・イヴだ……はーはっはっは!!)


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


倒れて気を失っていたマリアが、おもむろに瞳を開けてムクリと起き上がる。

少しだけキョロキョロと周りを見回すと、無惨に転がったペットボトルを見て――――ニヤリと微笑んだ。

待ちきれないといわんばかりに立ち上がると、女性らしからぬガニ股気味の足で、自分の身体を見下ろし、そして豊満な胸を揉んでいた。

「成功だ……っ!!オレはマリア・カデンツァヴナ・イヴの肉体を手に入れたのだ……!!」

そう嬉しそうに叫ぶと、マリアは自信満々にポーズを取った。

「くく……どうだこの身体は!?今まで以上のパワーを感じるぞっ!」

その肉体はセクシーさに満ちていた。

豊満な胸とお尻。きゅっと引き締まったウエストに、鍛えられて腹筋の浮き出たお腹。そしてヒップラインから伸びる脚線美が目を引いた。

さらに、肌は褐色で髪は銀色になっており、まるで南国のような雰囲気を醸し出している。

目の前で手を閉じたり開いたりして、筋肉の具合を確かめていた。

「さて……オレ、ベビーがこの肉体を乗っ取っていると気付かれては困るのでな……脳みその記憶を取り込み、口調や表情、クセなどを真似てみるか……んっ!!」

少し咳払いをしたマリアは、すっかり元の調子に戻っていた。

「――――ふぅっ!❤ベビー様に肉体を乗っ取ってもらってよかったわ……シンフォギア装者は強いし、肉体の具合も申し分ない❤特に、このマリア・カデンツァヴナ・イヴの肉体はグラマラスで、セクシーで、男受けは抜群だわ……❤」

そう言いながら、自分の胸を揉みしだく。

「ふふ……乳首もビンビンに勃っちゃってるじゃない……❤母乳でも出るのかしら?……んぅっ!!」

そう言いつつ乳首をギュッとつねった瞬間、ぴゅっと白い液体が噴出する。

「んお゛っ!?❤な、なにこれぇッ!?❤ま、まるで男の人の射精みたいじゃないかっ!❤な、なんで私にこんなものがぁッ!?」

自分の肉体に起こった変化に困惑しつつも、興奮を隠しきれないマリア。

「はあっ❤はぁ……っ❤ど、どうやら母乳が出るみたいね……それにしてもすごい量……もしかして、マリア・カデンツァヴナ・イヴって変態だったのかしら?」

そう自嘲気味に呟きつつ、今度は股間に手を伸ばす。

そして下着の中に手を滑り込ませると――くちゅっと音を立てて膣内へ指を挿入れた。

「んお゛ほっ!!?❤ほぉぉおおんっ!!❤」

今まで感じたことのない快感に絶叫を上げてしまうマリア。

あまりの衝撃に膝から崩れ落ちそうになるが、何とか踏ん張る。

「はぁーっ❤はぁーッ……な、なんて気持ちいいんだ……これが女の快楽か……おっと、いかんいかん……いけないわ❤」

そう言いながらも、さらに激しく指を動かし始めるマリアだった。

「んお゛ぉっ!!イグゥウウッ!❤イッグぅううっ!!❤」

プシャァアアッ!という音と共に潮を吹き出すと同時に、ガクリとその場にへたり込むマリア。

「はぁーっ❤はぁーっ……さ、最高ね……私の肉体は……!早速この肉体を使って、シンフォギア装者どもに復讐してやるわ……!」

不敵な笑みを浮かべつつ、立ち上がるマリア。

その顔はすっかり邪悪な表情を浮かべており、かつて正義のために戦っていた時の面影はなかった。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


「マリア、少しいいか?」

「あら、何かしら?❤」


しばらく日が経ち――――シンフォギア装者の本部廊下。

ヒョウ柄のセクシーなキャミソールに、布面積の小さなホットパンツという、扇情的極まりない恰好をしたマリアが、翼の声に振り返った。

声をかけた翼はやや赤面しているようで、振り返ったマリアの大きな谷間をチラチラ見ながら、視点が定まらない。

「その……だな、あまり、その……そういう恰好をして、うろつくのは、どうかと思うぞ……」

「あら、何を言っているのよ?❤これくらい普通でしょ?❤翼ったら案外ウブなのね、可愛いんだから❤」

「違うっ!私の問題ではなく、装者全体の規範や規律に関わるという話であって――――!」

マリアの恰好を咎める翼。

ベビーに寄生され、口調や容姿こそマリアのままであるが、考え方や本能的な部分は完全にベビーになっており、セックスアピールを好むようになっていた。

そして、マリアの変化にドギマギすることしかできない翼は、後輩たちに害があるので、同じ年長者として注意をしに来たというのだ。

「ふん、私のやることに文句があるっていうの?❤少しばかり大胆になってセクシーな肉体をアピールしているだけじゃない❤ごちゃごちゃ言うと、ぶん殴るわよ?❤」

「マリア!?それはいけないことだぞ……我々シンフォギア装者の力は、自分の我を通すためにあるものではない!それを忘れてはいけないぞ!」

「はぁ……もう、うるさいわね!❤そんなに言うなら、私の考えと翼の考え、どちらが正しいか戦って決めればいいじゃない❤」

「なっ……そこまで腐っていたとは……いいだろう、明後日受けて立つ!」

(クックック……かかったな、風鳴翼……このマリア・カデンツァヴナ・イヴの肉体にオレ、ベビーが寄生して操っているとも知らずに)

内心でほくそ笑むベビー。

「それじゃ、明後日に廃棄都市で勝負よ?❤言っておくけど、生半可な力で勝てるとは思わないことね……❤」

そう告げてマリアが立ち去ったあと、翼は心配そうな顔で呟くのだった。

「……いくらベビーの脅威をを退けて平和になったとはいえ、あのような痴女のような恰好をするなんて、マリア……お前は一体どうしてしまったのだ……?」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


そして、勝負の日。

「あら❤翼ったら、ずいぶん可愛らしい恰好ねぇ?❤」

そう余裕たっぷりに笑うマリアは、露出度の高いチアガールのコスチュームを着ていた。

少し動く度にぶるんっと大きな胸が揺れ、お尻もむちっと食い込んでいる。

「くっ……そ、それはこちらのセリフだ!その破廉恥な恰好で戦うなど、言語道断!」そう叫ぶ翼は、既にアメノハバキリを装備していた。

マリアはニヤリと笑って大きくジャンプすると、大開脚で翼に飛び掛かり、股間で頭を翼の頭を掴む勢いで奇声を上げて襲い掛かっていた。

「きしゃああああーーーーっ!!!❤」

「くっ……!この、なんて力だっ!」

翼はマリアの足を防御しつつ、空中で体勢を変えて拳のラッシュを繰り出すマリアに応戦する。

しかし、マリアの激しい攻撃に圧倒され、防戦一方になっていた。

「どうしたの翼ぁっ!?❤そんな攻撃じゃ、私に傷一つ付けられないわよぉっ!?❤」

「くぅっ……!このっ……!」

翼は苦し紛れにマリアの腹部を蹴り上げる。だが、そんな攻撃ではマリアには通用せず、逆に足払いをされてしまう。

「この……!」

「隙アリぃっ!!!!きしゃああああーーーーっ!!!!!うおおおおおーーーーっ!!!!」

よろめきながら立ち直した翼に、再びマリアが奇声を上げて拳のラッシュを仕掛ける。

額や首、それに肩や腕などには血管が浮かび上がり、まるで別人のような力強さで翼を追い詰めていた。

「くぅっ……!こ、この力は一体……!?」

「ふふんっ❤これが今の私の本気よっ!❤さあ、覚悟しなさいっ!!きしゃああああーーーーッ!!」

(うははははっ!そうだっ、これだっ、この力だぁっ!!!このマリア・カデンツァヴナ・イヴの肉体に秘められたパワーを限界以上に引き出してやるっ!!)

「き、きしゃああーーーーっ!!❤」

肉体に寄生しているベビーは、マリアの脳みそ深くにいた。寄生している肉体のパワーを限界以上にまで引き出すことが可能な能力で、マリアを操っているのだ。

「きしゃああーーーーっ!!❤」

「うっ!こ、この力は……!!」

肉体のパワーを限界まで引き出されたマリアは、先ほどまでとは比べ物にならない力で翼に襲い掛かっていた。

ベビーによって極限まで力を引き出していると知らない翼は、防戦一方だ。

「うおおっ!!!うおおおおおーーーーっ!!!!そらそらそらーーーーッ❤まだまだ、まだまだぁぁぁーーーっ!!!!❤」

「ぐっ……この、調子に乗るなっ!私はお前などに負けはせんッ!!」

翼も防戦一方になりながらも、ベビーによって操られているマリアのパワーになんとか打ち勝とうと反撃していた。

(よしっ、いいぞマリア・カデンツァヴナ・イヴッ!!そのままだ……そのまま翼を追い詰めろ!)

ベビーは宿主であるマリアが強くなって喜んでいるのか、興奮している様子だった。

「うおおーーーーっ!!!きしゃああーーっ!!❤」

「ぐうっ……!こ、このっ……!!」

翼の瞳に炎が宿り、マリアに向けられる。

攻撃することに躍起になっていたマリアは、一瞬の翼の反撃に追い付くことができなかった。

「ぐがああああぁーーーっ!!!?」

どてっぱらに叩き込まれた正拳突きが、マリアを遥か後方に吹き飛ばす。

「はぁーっ!はぁーっ……!や、やったか……!?」

肩で息をする翼が、マリアの方を見ている。マリアは動かない。

「まるで、何かに操られているかのような動きだった……それに、あのパワーも……本来のマリアの戦い方ではないような……んっ!?」

動かないマリアを注視していた翼だったが、マリアがおもむろに四つん這いになり、震え出していることに警戒した。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


「ぐっ……おおおおおぉぉぉおっ!?うおおぉお……おっ、おおぉおおおっ!!!!?」

「マ、マリア……!?」

大粒の汗を流し、背中を大きく震わせるマリア。

まるで背中がパックリと開いたかのように、その肉体からベビーが飛び出す。

「ぐおぉぉぉぉっ!?」

「マ、マリア……それに貴様は、ベビー……!?」

雄叫びを挙げてどしゃりと倒れ込んだマリアは、動かなくなった。

代わりに地面へ着地したベビーは、ニタリと笑うと翼の目をしっかりと見ていた。

「ククク……いい肉体だったぞ、マリア……だが、今はお前よりも優れた身体を見つけた。風鳴翼……今度はお前に寄生して、その肉体を有効利用させてもらうぞ……!」

「な……にっ!?そうか、マリアはお前に寄生されて言動を操られていたのか……誰がお前の肉体になどなるものか、ベビー!この剣で、貴様を成敗してくれるッ!!」

「ククッ……果たしてお前に出来るかな?」

そう言うとベビーは翼に向かって飛び掛かり、その肉体に寄生した!

翼の肉体はマリアとの戦闘によって無数の傷があり、その傷口からベビーが侵入していく。

「うぐっ!?な、なんだこれはっ!?」

「ぐはははっ!!覚悟しろ風鳴翼ァ!!お前の肉体を有効利用させてもらうッ!!」

「な、なにをするつもりだ……っ!?」

「クク……お前のその肉体にある力を限界まで引き出し、オレの肉体として利用してやるのだッ!!さあ、オレと一つになれッ!!」

ベビーが叫ぶと、翼の肉体に変化が起こる。

「うぐっ……!?な、なんだこれはっ!?ぐあぁぁああっ!!」

突然悶え苦しみだす翼。

「ぐおぉっ!?な、なんだこの力は……!?こ、こんな力が私の身体に宿っているというのか!?」

「そうだッ!その力を極限まで引き出してオレと一つになれッ!!そして、オレの肉体として利用してやるのだッ!!」

「ぐっ……!だ、誰が貴様などと一緒になるものか……!」

翼は必死に抵抗するが、ベビーのパワーに抗えないでいた。

(くくくっ……これでオレは完全復活を遂げることができるぞ……!)

そう心の中でほくそ笑むベビー。

「ぐおぉぉっ!?な、なんてパワーだ……この私が、押し負けるなどっ……!」

「ククッ!そうだッ!!その力を限界まで引き出してオレと一つになれッ!!」

「ぐっ……!だ、だが……私は防人……風鳴翼だッ!」

「なにィ?まだ抵抗するかッ!ならばこれでどうだァッ!?」

そう言うとベビーは、翼の肉体に宿るシンフォギアの力を最大限にまで引き出した。

「ぐおおぉおおッ!?こ、これは……っ!?」

翼は自分の身体が得体の知れない力に支配されていくことに恐怖する。

しかし同時に、その力が自分の肉体を蝕む快感に溺れつつあった。

(ふははははッ!!いいぞォ!このままオレの肉体にしてやるゥウウッ!!)

ベビーは高笑いをしながら、翼の肉体と同化していくのだった――!


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


やがて、完全に肉体を乗っ取ったベビーは、風鳴翼の身体で覚醒した。

「うおおおおおーーーーっ!!!!!オレが風鳴翼だぁっ!!!!この肉体はベビー様のものだぁぁぁっ!!!!」

拳を突き上げ、全身に筋肉をみなぎらせる翼。

先程までの誇りと慈愛に満ちた瞳ではなく、ギラギラとした欲望に満ち満ちた瞳で、己の肉体を見つめる。

「これが……風鳴翼の肉体か……!素晴らしいぞッ!このパワーがあれば、オレは完全復活を遂げることが出来るッ!!」

そう叫ぶ翼は、自らの肉体に宿った新たな力に酔いしれていた。

そして、そんな翼の様子を遠くから見つめるマリアの姿があった。

「うふふっ❤翼の肉体に乗り換えたのですね、ベビー様❤」

「マリア、こっちに来い❤跪いて忠誠を誓うのだ……いえ、誓うのよ❤」

一度寄生した肉体には、ベビーのタマゴを産み付けてある。

例え寄生を解除したとしても、マリアのタマゴを除去しない限り、永遠にベビーのしもべとなってしまうのだ。

マリアはニヤリと微笑んで翼に歩み寄ると、膝を折って頭を垂れ、忠誠の言葉を述べた。

「はい、ベビー様……❤私、マリア・カデンツァヴナ・イヴは……これからは貴方様に忠誠を誓い、永遠の服従を誓います……どうかお側に置いてくださいませ……❤」

「いいだろう、マリア・カデンツァヴナ・イヴよ。貴様はオレの忠実なる下僕だ!このオレに全てを捧げよ!」

「はいっ❤喜んで……❤」

マリアは満面の笑みを浮かべ、ベビーの足にキスをするのだった。


「ひとまず、翼とマリアの肉体で襲い掛かれば、どんな装者であろうともひとたまりもないだろう。マリア、お前の肉体のパワーは限界まで引き上げてやっているからな」

「はい、ベビー様❤私の肉体に寄生していた際、脳みそから命令を与えてくださってありがとうございます❤おかげさまで、ずいぶんとパワーアップすることができました❤ご覧ください、このおっぱいとお尻❤」

マリアは立ち上がり、翼の身体を見せ付ける。その身体は以前よりもさらにグラマラスになり、大きなお尻とおっぱいがブルンッと揺れた。

「うふふ……しかもこのおっぱいは、まだまだ大きくなりそうです❤そして、このお尻も……うふふふふっ♪」

「ククッ!そのようだな。おっと、翼の脳みそから普段のクセや口調を取り込まねば……うっ、うんっ!……マリア、新しく生まれ変わった私と共に、暗躍してくれるな?」

「はいっ、ベビー様!❤おっといけないわ……ええっ、翼!❤」

翼がセクシーに髪をかき上げると、マリアもニヤリと笑う。

腰に手を当て仁王立ちになっている全裸の翼が鼻息を荒くすると、マリアは何も言わずに理解したように、翼の股間へ舌を這わせた。

「おぉっ……いいぞぉ、マリア……もっと、丹念に私のマンコを舐めて……んあぁっ!❤」

「ぺろっ、ちゅっ❤ちゅぱっ、じゅぷっ……!❤ふふっ、翼のマンコ、美味しいわぁ……❤」

マリアが舌を動かすたびに、翼は身体をのけぞらせて快感を味わう。

やがて、その股間から大量の愛液が溢れ出し、糸を引きながら地面に滴り落ちた。

「ククッ!いいぞォ!そのまま私のマンコを舐め続けろッ!!これだ、この快感だぁ……ふふふ、興奮するとつい口調が戻ってしまう……あぁ、いいわぁ……❤」

「ぺろっ、じゅるっ!ちゅぱっ、れろぉっ……!あぁ……翼のマンコの味……美味しい……んちゅっ!」

マリアはうっとりとした表情を浮かべながら、翼の股間を舐め続ける。そして遂に我慢できなくなったのか、その大きな胸を両手で揉みしだき始めた。

「あぁっ……すごいわ……!寄生されたことで、おっぱいが大きくなってるぅ……!あんっ、気持ちいいぃ……!」

「ふふ……マリア、お前のおっぱいもずいぶん大きくなったな。まるでメロンのようだぞ?❤」

「だってぇ、ベビー様のタマゴがこのおっぱいに宿ってるんだものぉ……❤もっと大きくしたいわぁ!あぁんっ!❤」

マリアは自らの手で胸を揉みしだき、母乳を迸らせる。

翼もそんなマリアの姿に興奮し、股間からさらに愛液を垂らしていた。

「おぉっ……!いいぞ、マリア!さぁ、もっと私にお前の快楽を見せつけるのだッ!!」

「はいっ、ベビー様ぁ!!あぁっ……こ、こんな姿……翼や響たちが見たら、どう思うのかしら……❤でも今はベビー様の命令に従うだけ……うんっ!私は翼の肉体を使って、快楽を貪るだけよっ!!あんっ、あぁん……!❤」

「そうだッ!それでいいんだマリアァ!!」

マリアは翼の股間を舐めながら、自らの胸を揉みしだき母乳を迸らせる。そしてさらに激しく舌を動かすと、翼の股間から大量の潮を吹き出させた。

「あぁっ……!!❤すごいわ!これが女の快楽なのねっ!んあぁっ、止まらないっ……気持ちいいわぁあっ!!❤」

「そうだッ!お前はオレの下僕として、その肉体で快楽を貪るのだァッ!!」

「ああっ、ありがとうございますぅううぅっ!!!ベビー様のしもべとして、これからもご奉仕させていただきますわぁあああんっ!!!」

翼とマリアの嬌声が響き渡り、潮が飛び散る。

二人はそのまま恍惚とした表情で地面に倒れ込み、余韻に浸っていた。

「ふう……なかなか上手くいったな。これで奴らも終わりだ……♪」

ベビーは満足げに笑うと、翼の肉体でマリアに命令を下す。

「ククッ!よし、今日はひとまず解散だ。明日、本部で密かに落ち合うぞ……♪」

「はい、ベビー様❤かしこまりました……❤」

翼とマリアは、その肉体を淫らにくねらせながら、闇の中へと消えていくのだった――。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


翌日、本部にて。


通路を歩いているマリアは、ノースリーブニットにタイトスカートというセクシーな衣装だった。

それに背後から追い付いた翼が、ふしだらな手つきでマリアの胸を背後から揉みしだく。

「あぁんっ!翼、こんなところでダメよ……❤」

「何を言う?❤こんなデカい乳を揺らしておいて、我慢できるわけないだろう?❤」

「でも、誰かに見られたら……あんっ!あぁんっ!!❤」

そう言いつつマリアもまんざらではない様子で、腰砕けになりそうなのをなんとか堪えていた。翼はそんなマリアに寄り添い、胸を揉みしだきながら耳元で甘く囁く。


「大丈夫だ、マリア……私を信じろ。お前の身体はこんなに悦んでいるではないか……ふふっ、まったく淫らな肉体だな……❤」

「やぁん……だってぇ……!翼ったら❤それよりも、シンフォギア装者の機密データや、シンフォギアのパワーアップ情報を根こそぎいただいたの❤後で、ゆっくり鑑賞しない?」

「ふっ……ああ、いいだろう❤楽しみだな……❤」

翼とマリアはニヤリと笑うと、通路の奥、ちょうど人目に付かない程度の暗がりに潜り込み、お互いの身体をまさぐるように預け合いつつ、濃厚なキスをし始めた。

「ちゅっ、ちゅぱっ……んふぅ❤」

「ふっ、むぅ……!❤んぅうっ……!!」

マリアの舌使いは巧みで、翼はその快感に酔いしれるように悶えている。

女性同士の胸の膨らみがつっかえるようなもどかしさを残した接吻は、翼に対するマリアの奉仕心が見て取れた。

歯茎から舌先、歯の裏まで舐めとるような舌技に翼は屈服し、マリアの愛撫を夢中で貪っていた。

「んっ……ふふ、翼ったらもう蕩けた顔しちゃってぇ❤本当に可愛いわぁ❤」

「あぁ……マリア……ククク、調子に乗るなよ、マリア❤今はこの風鳴翼の肉体に、オレが寄生していることを忘れるなよ?❤」

手管によって惚けていた翼が、急に暴力的な視線と口調でマリアに凄む。

マリアはハッとして、翼の身体をまさぐっていた手を引いた。

「も、申し訳ありません……❤」

「ククッ、分かればいいのだ。マリア・カデンツァヴナ・イヴよ……このオレ、風鳴翼の肉体に奉仕するのだ❤」

「はい……♪」

翼はニヤリと笑うと、自らの股間を立ったまままさぐり始めた。

そして、女性器を拡げるようにして指で拡張すると、顎で合図してマリアを跪かせ、屈辱のクンニ行為をさせる。

「ん、ちゅっ……❤ぺろっ、ちゅぱっ……れろぉっ……!♪」

マリアはうっとりとした表情で、翼の股間に顔を埋めて舌を這わせた。

その舌先が蠢き、女性器をなぞって愛液を舐めとっていく。

最初こそ、舌の温度と鼻息に眉をひそめていた翼だったが、徐々に甘い声が漏れ始めた。

「おぉぉっ……うおぉっ、こっ、この肉体、濡れやすいな……あぁっ!❤」

「ちゅぱっ、れろっ……ぺろっ、ちゅぅぅうっ!!❤ふふっ、翼ったらすごい顔よ?❤このベビー様専用の肉体が気に入ってくださったのかしら……?❤」

マリアはクスクスと笑いながらも舌を動かすのをやめない。

時折ついばむようにしたかと思えば、次は甘ったるく吸い付くような、変幻自在の動きを見せていた。

翼は細い顎を反らして感じ入り、切なそうに目を細め、マリアの頭部を自分の股間に押し付けるようにして、さらに強くクンニをさせる。

そして、翼の股間から愛液が噴き出した。

「うおぉっ!❤くっ、ククッ……この肉体は最高だ……!❤だがマリアよ、お前の舌使いもなかなかだぞ……♪もっと激しく奉仕するのだ……!!」

「はいっ……❤」

マリアは嬉しそうに返事をすると、さらに激しく舌を蠢かせる。その刺激に翼は腰砕けになり、明らかに震えていた。

ベビーの寄生による乗っ取りよりも、翼本来の肉体が感じる快感が強く、翼は今にも絶頂を迎えそうだった。

「うっ、くぅっ……!ま、マリア……も、もうイクっ、イクっ……!!」

「はい、どうぞ……♪私の口の中に出してくださいませ……♪」

マリアは翼の股間に顔を埋めたままそう囁く。そして、トドメとばかりに強く吸い上げた。

「うあぁっ!!❤たっ、たまらんッ!あぁあっ……!!イっ、イックぅぅううぅっ!!!♥♥」

翼が身体をのけぞらせ、ビクビクッと痙攣する。

それと同時にマリアの口内に大量の愛液が放たれ、それを一滴も零すことなく飲み干していく。

「んっ、ごくっ……んくっ、こくんっ……!❤」

マリアは喉を鳴らしながら、翼の愛液を飲み込んでいく。

やがて全て飲み干してしまうと、ようやく口を離した。そしてそのまま翼に寄りかかるようにして抱きつき、耳元で囁く。

「はぁ……♥ごちそうさまでした……♪とても美味しかったわ……♪」

「うおぉっ、おぉぉっ………ククッ!それは何よりだな……」

翼がニヤリと笑いつつそう言うと、マリアも妖艶な笑みを浮かべて頷いた。

一度イッたことでより強く脳みそに根付くことができ、翼本来のパワーがさらに引き出された状態になり、ベビー本体にプラスされる。

いわば、翼の肉体が鎧となって、ベビーを守るのだ。

「さて、マリア。そろそろ時間だ……これからシンフォギア装者どもに奇襲をかけるぞ……❤」

「ええ、了解しましたわ……♪まずは、あのシンフォギア装者――――立花響を、落としましょう……♪」

翼とマリアは妖艶な笑みを浮かべると、次のターゲットを求めて歩き出すのだった――!


(終)

1月の更新おまけ:文章『シンフォギア装者にベビーが寄生する』的な話

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