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【R18】寄生されたシンフォギア③

~2日目~ その日、雪音クリスはいつものように登校している最中だった。 歩いている学生たちの中、髪が跳ねた後姿と、束ねた女生徒の姿を見かけ、声をかける。 「お~~~~い、昨日は悪かったな、突然の用ってことで……」 クリスに話し掛けられた生徒――――響と未来は、にこやかに振り返った。そして、笑顔のまま、「ううん」と答えたのだ。 「気にしないで、クリスちゃん」 「何か、生徒会の用事とかだったんでしょう?仕方ないよ」 二人はそう言うと、再び歩き始めた。 (……ん?) 二人の態度に違和感を覚えたものの、特に追及することなく、その後に続く。 そのまま三人は並んで歩いていく。だが、しばらくして、クリスはあることに気付いたのだった。 「何持ってんだ、それ?」 クリスが気付いたのは、響が持っている段ボール箱であった。 それを持つために、未来が響のカバンまで引き受けているのだ。 「ああこれね、実は……本部からのお達しで……」 「S.O.N.G.からぁ?こんなデカいの……なんだ?ペットボトルの水か……」 「うん、『歌水』って言ってね。最近流行りのアレにも効くってことで」 響が天を仰ぐと、夏の朝の日差しが輝いている。 「ふーん……『ねっちゅーしょー』ってヤツか」 「えッ!?ちゅーしよ!?クリスちゃんがそう言うなら……んちゅ~~~~ッ」 唇を突き出してバカな真似をする響に、クリスは呆れていた。 「……まぁいいや、授業遅れんなよ」 「うん、暑いからクリスも気を付けてね」 「あ、あれッ……私のちゅーは……!?」 その日の午後までに、リディアン内で使用する水がすべて入れ替わるほど『歌水』が運び込まれた。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 「クーリスちゃん!そろそろ行こうよ!!」 3年生の教室に、ひとり座っているクリスを迎えに、響が訪れていた。 何かを考えるように窓の外を見て、響の方を振り返り――――難しい顔をしている。 「ん?どしたの?」 「お前……何か気付かないか?」 キョトンとする響の前に、クリスは真剣なまなざしのまま肉薄する。 「この学校に何か起こってる……!今日のみんなの様子、何か変なんだ……!!」 「……き、気のせいじゃないの~?」 「あたしのカンがそう言ってんだよっ……分からねぇ、何が変なのかうまく言えねぇが……!まるで、みんな違うヤツらになってるかのようで……」 響に背を向けるクリス。 うなだれた背中を見つめる響は、ニヤリと笑っていた。 「クリスちゃん、そーいう時は!思いっきり身体を動かして、モヤモヤを吹っ飛ばそうよ!!」 「……へっ、こういう時にお前のその頭、ちょっとだけ頼りになるな」 「えへへ~~♪」 要は、本部に行って戦闘訓練でもしようと言うのだ。 響の明るさに、クリスもまた助けられていた。 「翼さんも身体を動かしていたいって言ってるし――――今日は実戦形式でね!」 響に背中を押されるように、クリスは教室から連れて行かれる。 夏の日差しはまだ高い……だが、やがて沈む。 クリスもまた、見えない敵の餌食になろうとしていた……。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ S.O.N.G.本部、巨大潜水艦内部訓練施設。 シンフォギアの力を十二分に発揮できるよう、エルフナインによって作られた専用施設だ。 ここだけは省電気にするわけにもいかず、いつものように煌々としたライトで照らされている。 「はぁ……っ……はぁ……っ……!」 大粒の汗を垂らし、傷だらけのイチイバルを見に纏ったクリスがいた。 膝を折りながらも、何とか立ち上がろうとして力を入れている。 「どうした雪音、その程度か?」 「もうへばっちゃったわけじゃないでしょ♪」 同じく、シンフォギアの装者である翼と響。 彼女たちの心象風景を映し出したかのようなアメノハバキリ、そしてガングニールは、新しいフォームかのような攻撃的なフォルムをしていた。 抉り、傷付けることを念頭に置いた鋭利な武装。 一度喰らい付いたら離さない、しつこいまでの追い駆け方。 クリスは2対1とはいえ、制圧戦なら有利な状況になれるはずの銃武装だった。 それでもなお――――実践訓練内ではギアを傷付けられるほど接近され、ボロボロにされている。 翼も響も、まだ息ひとつ乱していない上、ギアにも傷ひとつなかった。 「くそぉ……ッ!!あたしの狙いに迷いがあるってのか……イチイバル……!」 「ふむ、私の目から見てもそんな感じだな。心ここにあらずといった様子で、動きに精彩がないぞ」 「うん、前まではクリスちゃんの狙い、絶対外さなかったのに……でも、今は全然当たらないもん」 「……ッ!それは……!!」 「あたしたちに攻撃が当たる直前になると、クリスちゃんが目を逸らすんだよね~……もしかして、本当に何かあったんじゃない?」 「……」 響の言葉に、クリスは押し黙ってしまう。 図星だった。 狙撃手の本能か、狙い澄ました銃口が響たちの頭部を狙った瞬間、恐ろしい感情を覚えている。 訓練とはいえ、まるでふたりが撃つべき敵――――かのように思えてしまうのだ。 この、ほんの数日の間に……クリスも自身に何があったのか分からないような、何かがあったのだ。 (どうして、あいつらを撃たなくちゃって思うんだ……) 露出した肌に備わっている筋肉を揺らし、翼は呆れるようなポーズを取った。 「――――訓練は終わりだ、雪音。休憩にしよう……水でも飲――――」 「うるせぇっ!!!!」 クリスは、自分でも感情のコントロールができなくなっていた。 シンフォギアを纏う以上、闘う戦士でなければならない。 向けられた銃口に、一瞬で構え直した翼は、身を翻して宙に飛んだ。 「お前がその気なら――――こちらも容赦しないぞッ!!!!」 「はいッ!翼さんッ!!」 「何ッ!?」 響は拳を握り締めると、全身に力を入れて地を飛ぶ。 距離があったとはいえ、クリスに向かって一直線で間合いを詰めてはいない。 ジグザグに動き、クリスの構えた銃の射線を巧みに動かしている。 (こんな動き――――アイツじゃねぇッ!!) 一直線に来るのが信条のはずの響が、クリスの予想を超えて迫って来た。 次に来る位置を読むしかない――――そう思い、引き金を引こうとした時。 「忘れているぞ雪音ッ!」 「しっ、しま――――っ!!!?」 翼の影が上空から迫り、クリスのいた地点に一刀が降り降ろされる。 間一髪で後ろへ飛び、避けてはいたが――――狙っていた響の姿を見失った。 「どこだっ!?」 「ナイス翼さん♪ここだよックリスちゃん――――ッ!!!!」 舞い上がった翼の髪が落ちる刹那、響が一瞬にして現れクリスへ間合いを詰めた。 間に合わない――――そう判断した瞬間、響は歯を剥き出しにして笑った。 「あはッ!!!!」 「――――ぐッ!!!?」 元から、ボロボロになっていたイチイバルだ。 響のガングニールが繰り出した一撃をモロに腹に受け、ダメージがないというのはあり得ない。 「…………――――がはッ!!!!」 殴ったエネルギーがそのまま伝わり、クリスは派手に吹き飛ばされていた。 転がった衝撃でさらにイチイバルが砕かれ、装者が纏うシンフォギアが解除される。 冷たい訓練施設の上に、S.O.N.G.の制服に身を包んだクリスが転がっていた。 「ふぅぅ~~~~スッキリしたぁ❤ナイス連携ですよ、翼さん!」 「お前もな、立花❤私たちの力を、雪音も思い知っただろう♪」 「思いっきり殴る感覚って、すっごい気持ちイイですねぇ……クセになりそうです♪」 「ふふ、私もな――――雪音を斬りそうになった時、ゾクゾクしたんだ……ッ♪」 訓練上、非殺傷のセーフティが掛けられているとはいえ、多少のダメージはある。 翼も響も、どこか恍惚とした表情で互いを讃え、興奮したように筋肉をみなぎらせていた。 「――――誰だ……」 傷だらけのクリスのひと言に、ふたりはお互いを見合う。 驚くような表情のまま、今度は倒れ込んでいるクリスを見た。 「おかしなことを言うな、雪音……珍しく冗談でも言いたくなったのか?」 「そうだよクリスちゃん……思いっきりやっちゃってごめんね、でも……本当は私たち仲間じゃない?……ほらっ……手を出してみて?」 ボロボロになっているクリスの目の前でしゃがみ込むと、変容したガングニールを纏った響はゆっくりと手を伸ばした。 だが、その手が掴まれることはなかった。 クリスは自ら握った拳を強く固め、ギリギリと歯を食いしばっていた。 「違う……お前らはあたしの知ってるバカどもじゃねぇ!!」 「どうしたんだ雪音……?負けたのがそんなに悔しかったのか?」 翼も響の隣に来て、腰に手を当ててクリスを見下ろしている。 今のふたりを、クリスは真っ直ぐに見られなかった。 「……―――ッ!?!?」 眼を強く閉じ、言えなかった言葉を言う――――それは、自分の知らない『何か』に対しての言葉だった。 「お前らは――――……違うッ!本当のお前らじゃねえんだ!!何て言ったらいいか分からねぇ!!でも違うんだ!?か、カラダだけがお前らで……中身が……まるで違うヤツになっちまってるかのように……おっさんにも、エルフナインにも、言えなかった……!!シンフォギアを纏うお前らが、そんなことになってるかもだなんて……ッ!!」 クリスが感じていた不安が漏れ出ると、一気に決壊する。 信じていた仲間だったからこそ、それだけは言えなかったのだ。 「お前らだけじゃねぇ、あたしのクラスの連中も、先生も、ここの職員だって……みんなどこか変なんだよっ!?どうしちまったんだ、お前らっ!!」 「……えっと……クリスちゃん、大丈夫?疲れてるんじゃない?」 「立花……雪音の言う通りだぞ、少し休め。私がついている、安心しろ」 クリスは震えながら、怯えた瞳でふたりを見る。 この場にいるのが、本当に自分の知っているふたりなのか。 それが信じられなかった。 「…………何だよ、そのギアは……」 「これか。これは、新しい私のアメノハバキリだ。その力は、身を以て体験しただろう?」 「私のガングニールも、パワーアップ!みたいな……よく分かんないんだけどねぇ♪」 守り、闘うための力が、今は相手を傷付けるための兵器になっている。 翼も響も、それを自慢するように振る舞っていて、クリスは眉をひそめた。 「雪音にも、早くこの力を手にしてもらいたいものだな♪」 「勝手にしろよ……っ!あたし、お前らみてぇになりたくないんでな」 「えーッ!?クリスちゃんもこの力、欲しくないの?エルフナインちゃんにギアコンバータを見てもらえれば、すぐになれると思うけどな」 「――――ふんッ、知るかッ!!」 クリスは半分ベソをかきながら、訓練施設から足早に駆け出して行ってしまった。 そんな様子を見送りながら、翼と響はお互いを見合う。 (少しいじめ過ぎたかな♪) (いいんですよ、翼さん❤クリスちゃん、あれくらいしないと) (後詰めは?) (用意してありますとも♪) 言葉にせずとも、ふたりは頭の中にいる存在からの信号で会話する。 その存在とは、寄生虫――――ヒトではない存在へ生まれ変わらせる、異形の存在であった……。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ セレブでもなかなか手に付けられない、都内某高級マンション。 この最上階ともなれば、オートロックなどの厳重なセキュリティが備わっているが……。 「……あれ……?」 クリスが自室の前まで来ると、勝手に扉が開く。 家の中に誰かいるのだ。 夜も8時を過ぎ、こんな時間に訪れているとしたら――――想像はできる。 訓練とはいえ、あんなこともあった後だ。 「おかえり、クリス♪」 「未来……」 帰宅用にリディアンの制服姿になっていたクリスを迎え入れたのは、小日向未来だった。 ほとんどパジャマのような姿をして、随分くつろいでいるようだ。 「他人ん家に勝手に入るんじゃねーよ」 「響から聞いたの、随分気が動転してたって……」 「ちっ、あのバカ……」 未来と言えば、響の良き理解者でパートナーである。 それがこうやってひとり、クリスのもとへやって来てはフォローしているつもりか。 未来の意志か、それとも響の差し金か。 どちらにせよ、クリスはさっさと寝たい気分だった。 「帰れよ。ここはあたしのウチだぞ」 「ダメ、今日は帰らない。ここにいるから」 「はぁ……?ったく、好きにしろよ……」 まるで夫から荷物を受け取るように、未来はクリスのカバンを引き取る。 それにあやかり、まずは洗面所へ向かったクリス。 鏡の前で、もう一度自分の顔を見た。 (あたしは――――あたしだよな……?) 数日の間に、自分の存在というモノがひどく不安定に思えて来た。 歯が立たなかった新型ノイズ、訓練で発揮された翼と響の力、そしてボロボロに敗れた自分……。 思い返してみても、唇を噛み締めるのだった。 「…………っ!!!!」 思い切り蛇口をひねり、透明なコップいっぱいに水を注ぐ。 それでうがいをし、思い切り吐き出した。 その後、景気付けと言わんばかりにもう一度水を注ぎ――――。 「んぐ……んぐ……ごく……っぷはーぁッ!!!!」 飲み干した。 「――――飲んだね」 その瞬間を待っていたかのように、クリスは鏡の端に映った未来を確認する。 その表情は薄ら笑いを浮かべていて、まるで――――。 (あの時の、アイツらみたいな……!?) 訓練施設内でボロボロに倒れたクリスを見下ろし、力に心酔していた時の翼と響。 あれと同じ表情をしていると、振り返った瞬間だった。 「――――…………はッ……あッ!?」 持っていたコップが手放され、床で砕けた。 クリスは喉を両手で抑え、声も挙げられずに冷や汗を浮かべている。 「な、何だ……これ……あたしの……中、で……ッ!?」 「クリスの体内で、寄生虫が孵っているんだよ♪ここの水も、私たちのタマゴでいっぱいだから♪」 「お――――お前……まで……ッ!?」 徐々に近付いて来る未来から逃げようとして、身体に力が入らず倒れ込むクリス。 顔を近付けて来た時、未来が開いた口から不気味なモノが飛び出した。 紫色をした、ミミズのような形状をした何かだ。 「見える?これ、私の寄生虫♪響がくれたんだよ❤」 「いつからだ……いつから、お前まで……ッ!?」 「昨日の夜♪今朝はもう、私も寄生虫になってたの♪」 クリスは目を見開いて絶望する。 響は、必ず未来は守り通す強い心を持っていた。 それを変貌させ、未来にまで得体の知れない何かを及ばせたのだ。 未来は響の手足となり、クリスを封殺する手立てに加担した。 恐らく、翼も、風鳴指令も、エルフナインも、S.O.N.G.の誰でさえも……。 クリスには、もう――――味方がいない。 「大丈夫だよ、クリス♪これからは私たち、みんな一緒だからね……❤」 「……ひッ……――――ぃッ!!!?」 未来が覆い被さって来る時、クリスは眼を強く閉じて大粒の涙を流した。 言葉もなく、雪音クリスという人間はこの時、確かに存在を消したのだ。 代わりに、雪音クリスという肉体を利用した、別の存在が生まれた。 ひっそりと――――そして、闇をより濃くするように、夜は更けていった……。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ クリスの家のベッドは、ハーフらしい彼女の意向もあって、巨大なキングサイズだった。 年頃の少女ふたりが寝るなど容易い。 それも、今は志を同じくする同士――――寄生虫同士の交わりだから、熱も入る。 日付が変わろうとしている頃、クリスは背筋をピンとして首を反らしていた。 「あぁぁッ、気持ちイイ……ッ♪」 M字に開いた足の付け根、女性器に舌を這わせているのは来訪者の未来だった。 その瞳は熱を帯び、目の前の秘部とクリスの困惑を交互に見ながら大いに興奮している。 「響も気持ちイイって言ってたよ……クリスも、気持ち良くなってね❤」 クリスは年頃の少女だったが、その肉体はグラマラスと言って差し支えない。 それも、背丈が伴う姿ではなく、乳房とお尻といった、女性らしいフォルムだけが丸くなったトランジスタグラマーだった。 それが今や、脳内にまで寄生した寄生虫によって、さらに成長を促されている。 「んっひいぃぃぃいぃいいぃッ!!!?」 「あはッ、来た来たぁ……もっと力を解放して❤」 寄生虫の力は、ヒトが本来使っていない脳の領域にまで浸透する。 未来の巧みな舌遣いによって刺激されたクリスの脳みそが、寄生虫により侵食されていった。 それによって、グングンと胸やお尻が膨らんでいく。 「んほぉおおぉぉーーーーッ!!!?」 「イクの?イけッ、イッちゃえクリスッ❤イクとこ見せてぇッ!!」 ここで達してはいけない、というクリス本来の僅かな意識も、圧倒的な快感の波に呑まれる。 身体を強張らせ達したクリスは、未来を絞め殺すかのような勢いで股間に力を入れた。 「ん゛あ゛ぁぁぁあああ゛ぁーーーーッ❤❤❤❤」 絶叫と共に、クリスの女性器から透明な液体が噴き出す。 それは潮吹きと呼ばれる現象であり、絶頂時に女体が起こす自然現象だ。 寄生虫となった今は、クリスの体内で増殖しつつある寄生虫の羊水、といったところか。 吹かれた潮にも、既にごく小さなサイズの寄生虫のタマゴが含まれている。 「あんッ、もう……クリス、イキ過ぎてるよ❤私を殺すつもりなの?」 「あぁ、すまねぇ……き、気持ち良過ぎてぇ……❤」 顔をびしょびしょに濡らしたまま、未来は妖艶に微笑んでクリスの股間から離れた。 未来はシンフォギアの装者ではないとはいえ、何度も難所を乗り越えて来た強さがある。 普通の人間ならば耐えられないようなことも、寄生虫の力が加わった未来ならなおのこと耐えられた。 「どう、寄生虫――――好きになった?」 「あ、あぁ……へへへ、こんなに、気持ち良かったんだな、これ……お前らがハマるのも、今なら分かるぜ……❤」 「よかった、これでクリスも私たちの仲間入りだね♪」 今のクリスになら、すべてが理解できる。 リディアンに運び込まれていた『歌水』に含まれている、大量の寄生虫のタマゴ。何か様子が変わったと思った生徒や教師は皆、寄生虫に支配されつつあったこと。学校でああなのだから、S.O.N.G.など既に寄生されて然るべきだったということ。 そして、その図式を描いたのは最初に寄生された翼、そしてその次のエルフナインだったということ。シンフォギアの力を取り込み、装者をパワーアップさせて戦わせ、寄生虫を守らせるために響やクリスまで寄生させたこと。 「――――あたしにも、こんな力があったんだな……♪」 手を握ったり、開いたりして、己から湧き上がる力に興奮しているクリス。 今まで寄生されて来たモノと同じように、ギラギラした瞳には新しい意志が宿っている。 女性らしく守ってあげたくなるような肉体には、うっすらとだが筋肉が浮き出ており、翼や響と同じように纏うシンフォギアも変化していることだろう。 「ちっぽけなことで悩んでた自分がバカみてぇだぜ、ありがとな未来♪こんなに好い力をくれてよ♪」 「いいんだよ、クリス❤これからは、一緒に寄生虫のために頑張ろうね♪」 「あぁッ、任しとけ……邪魔するヤツは、あたしが黙らせてやるよぉ……へへッ♪」 軽くキスする未来とクリス、その互いの口から寄生虫の触手が出て来て交差していた。 イチイバル――――その装者であったクリスもまた、寄生されてしまった。 残る装者は、マリア・カデンツァヴナ・イヴ、暁切歌、月読調の3人となる。 ……果たして、マリアたちは寄生虫の脅威に気付き、対抗していくことができるのだろうか……? 絶望に震えた2日目が、終わろうとしている――――。 (つづく?) ◇感想 今回も「AIのべりすと」を使って付け足しながら書いてみたんですが、翼と響が連携してクリスを圧倒するシーンや、その後の疑惑の目が向けられた時に何らおかしいところはないと主張するようなシーンは、すべてAIが出した表現でした。最近のAIって優秀ですね……驚きます<(_ _)>

【R18】寄生されたシンフォギア③

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