「あぁ~もうっ疲れた!あんのエロ親父、キモい目でちらちら見やがって…」
時間は夜21:00。残業終わりの一人のOLが今帰宅した。
靴を揃える気力もなく乱雑に玄関に脱ぎ捨てると、その豊満な乳には窮屈過ぎるスーツのボタンを外す。
ばるんっ!と解放されるメスのシンボル。まるで馬房から漸く放牧された競走馬のように乳房が嬉しそうに暴れ狂う。
朝方しっかりと整えた毛並みは長時間労働のあとでも乱れはなく、やや顔に疲れは見えるもののその狐頭の美しい顔立ちは健在だ。20代半ばといったところだろうか、一介のOLとしてこき使われるには勿体ない程のスタイル・ルックスを持つ狐獣人だ。
長時間のデスクワークに耐え、部長のセクハラにも耐え、タイトな服装からも解放され、思わずあぁ~と若い女性には似つかわしくない汚い声が出る。
「ただいま~」
彼女は独身。だが、なぜか一人挨拶する。
声が向けられた先には机の上に置かれている虫かごがあった。
何かペットを飼っているのだろうか。
ふと彼女はスポイトで虫かごの中に一滴水を垂らした。
「ふふ…これでこの子達の1か月分くらいの飲み物になるんだから面白いわね」
虫かごの中には……町があった。
びっしりと灰色のカビのようなもので埋め尽くされているが、よく見ると花を生ける剣山のように細かな針のようなもので構成されている。
そう、実はこれすべて高層ビルなのである。
この微細な針一つ一つに何百という命が詰まっている。
生き物の名前は“人間”。
彼女にとっては微生物のような矮小な存在だが、しかし、彼女と同等の知能と高度な文明を持つ。
近年、このように人間の町を育てて殖やす、所謂“人間飼育”が流行っており、スーパーなどでも当たり前のように“人間観察キット”が売られている。
この町に関しても彼女の会社の先輩から「殖えすぎたから」ということで、譲り受けたものだ。
当然、この小ささなのでちょっと手荒に扱えばすぐに全滅してしまうのだが、その儚さも含めて命の大切さを改めて知るという意味で子供たち用の教材としても活用されている。
あれだけ部長の嫌らしい目に嫌悪感を覚えていた彼女だが、小人達の前では堂々と服を脱ぎ捨て、裸体を晒す。虫かごの中には20万人近くの人間がいるが、あまりにも小さすぎて彼らの目は全く気にならないようだ。
それどころか…
「ほら、あなた達の町よりおっきなおっぱいだぞ~」
悪ふざけで彼らの目の前で乳を揺らして見せた。
実はこの時、彼女の乳揺れが発する衝撃波だけで高層ビルの窓ガラスが割れ、何人か死者が出る程の災害が起きたのだが、彼女は気付いてすらいない。
「ふふふ……あなたの中にも私と同じようにこの時間まで残業してた子もいるのかしら?それか、あのキモ豚部長みたいな子もいるの…?」
疲れのせいか魔が差したのか、そのままパンツも脱ぎ捨てて、人間達の前で思いっきりクソデカまんこを晒す。
人間達にとって彼女は神。機嫌一つでいつでも皆殺しにされてもおかしくないし、何をされても抵抗すらできない。言葉も通じない。たただだ、生かしてもらえるよう祈ることだけしかできない。
例え今みたいに巨大なマンコを見せつけられても、仕事で蒸された股間の匂いが町を包み込んでも、まんこの脈動で被害が出ても……それでも人間達はそのすべてを受け入れるしかないのだ。
彼女は自分と同じような暮らしがこの小さな町にもあるのだと思うと、親近感を覚えると共に、まるで会社の同僚や町の人に陰部を晒している気分になって、そこで初めて僅かに恥ずかしい気分を覚えた。
しかし、彼らに何を見られようが、それもすべてはこのちっぽけな虫かごの中で共有されるだけだ。思いっきり猥褻物陳列しても何の罪にも問われない特別な空間がここにはある。
彼女はニヤリと少し悪い笑みを浮かべると、虫かごのすぐ真上までマンコを近づけると、人差し指でクリトリスを弄り始めた。
「……あ…ッ……。んッ……」
瞬く間に溢れ出す愛液。今にもその巨大な雫が町に落下しそうだ。
まるで自分が巨大化して、自分の住む町に陰部を見せつけているような感覚に彼女は高揚した。
「ふふふ……どう、キモ豚部長?あんたの求めている巨大おまんまんが空に現れたわよ?このまま下の口で喰い殺してやろうか…!」
自分の住む町を、会社を、人々を、この町に投影して神様ロールプレイの没入感を上げていく。
そんな時、ふと先輩の顔がチラついた。
「あ……先輩……♡」
彼女の脳裏に浮かんだのは、この小さな町を譲ってくれた会社の先輩だった。
先輩は彼女と同じ肉食獣人。それも男らしさと凛々しさに定評のある花形の狼獣人族。
彼は会社でも常に股間をもっこりさせており、はじめこそ“勃起魔”との悪評でキモがられていたが、その実ただチンコがデカすぎるだけで、別に性的興奮を覚えているわけではないと判明してからは、女性たちの中でプリンス的な扱いを受けており、影では「巨根王子」と呼ばれ持て囃されている。
しかし、それに反して仮に彼と恋仲になってもSEXが成立するのか、という疑問点が拭い去れず、あまり彼にアタックするものはいなかった。
また、彼については浮いた話もなく、あまり女性に積極的な様子もないので、同性愛者か、それかなにか業の深い性癖を持っているのではないかとも噂されている。
そんな先輩に彼女は密かに恋心を寄せていた。しごできで面倒見の良い先輩にはこれまで何度も仕事中お世話になっているし、疲れている時に気分転換にと贈ってくれたこの小人の町も、実際こうして俗世から気を紛らわすのに役に立っており感謝の念に絶えない。
なにより高身長イケメンでガタイも良く25㎞の爆根を持つ完璧な彼と交われるのは、自分だけという自信もあった。それだけ彼女は乳だけでなくケツもデカいのだ。
今だってやろうと思えば大きく広げたマンコで虫かごごと呑み込めるのではないか、というほどの巨膣の持ち主である。
「先輩……あぁ……先輩……ッ!!」
虫かごの町にちっちゃな憧れの先輩がいて、そして、その先輩に股を見られているというシチュエーションで気持ちを盛り上げる。
だらしなく舌を垂らし、ゴシュゴシュと指先の肉球で股を扱いていく。
町は……悲惨なことになっていた。
一本陰毛が落ちれば、何百という家屋が押し潰され町が分断され、一滴愛液が落ちれば、その水圧で数千人が押し潰され、愛液の津波が更に沢山の命を奪っていく。
「…た、助けて……!!」
「お狐様が……自慰を…ッ!」
「ち、地下に……地下に逃げるんだ…!!」
「で、でも…地下に行ったらマン汁で溺れ死ぬんじゃ…」
「し、死にたくない…ッ!!」
「…女神様…どうか怒りを鎮め下さい…私達を…殺さないでください…」
阿鼻叫喚の町に無情にも降り注ぐ膣分泌液が見る見るうちに陸地を減らしていく。
5万…10万と急速に進むマン汁虐殺だが、当の本人は妄想に夢中になっていて、愛液が町に降り注いでいることに気付いてすらいなかった。
(先輩……♡……あのもっこりが勃ちあがったらどんだけ大きいんだろう……)
(このちっちゃな子達なんて何億人集まっても先輩のおちんちんの前ではゴミみたいなものなんだろうな……)
(先輩は飼ってる子達におちんちん見せびらかしたりしないのかな……でもあんな大きいんだから着替えたりしてる時とかに小人さん達は見たことありそう……羨ましいな…私も先輩に飼われたい♡)
(あぁ……フローリングいっぱいに小人の町敷き詰めて、その上で先輩とエッチしたいな……)
彼女の度し難い妄想は留まることを知らない。顔は紅潮し、次第に息遣いが荒くなってきた。
「あ…ッ♡……先輩……ん…ッ……イく……ッ!!!」
大きな膣の脈動と共に膣内になみなみと溜まっていた愛液がナイアガラの滝のように滴り落ちる。
部屋中がもわぁ…と雌の匂いで満たされ、部屋の湿度が5%ほど上がっていた。
そして、ふと彼女は股下に視線を降ろすと、思わず目を見開いた。
—虫かご一杯に溢れる程に注がれた愛液。もはや命の痕跡はそこにはなく圧倒的水圧によってぺしゃんこになった文明の残滓が水面に浮かんでいる。
流石、自慢の巨膣を持つだけある。人間達にとってあまりに広大なマンコ。このクソデカシャコガイの前では、人間の町など存在しないのと同じだった。
「あ……」
虐殺。
たかが自慰の為に20万人もの尊い命を犠牲にしたのだ。虐殺以外のなにものでもない。
(先輩にもらった子達になんてことを……)
彼女は青ざめ、自分が今犯してしまった極めて残虐な行為に強く心を痛めた。なにより、行為の途中、妄想の中ではSEXに沢山の命を巻き込む想像までしており、そんな悪魔のような自分が恐ろしかった。
(こんな酷い女じゃ、先輩には勿体ない…)
気分が一気に落ち込み、紛れていた筈の仕事の疲れがどっと押し寄せてきて、ふらふらと床に座り込んでしまう。
(明日会ったら謝らないと……)
しかし、彼女は知らない。その件の先輩が、今回の彼女の虐殺劇すら児戯に感じるほどの大量虐殺を日々繰り広げていることを……
おわり
深淵ネコジャラス
2025-10-31 10:15:18 +0000 UTC八雲橙
2025-10-30 20:17:46 +0000 UTC