※本作はスカ描写を含みます。苦手な方は閲覧注意です。
うんちイラストを伏せているバージョン(屁まで。文章ではうんちの文言あり)はこちらへ
*This work contains depictions of scat. If you dislike such content, please be careful when viewing.
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※合同誌『巨獣大甚壊合』に寄稿したOSUGAKIの続編です
“はじめての大量虐殺”から月日も経過し、人間の蹂躙にも慣れてきた頃。
犬護から新しい試みの提案があった。
「ねぇ狼牙君、兄ちゃんから教えてもらったんだけどさ、人間の町って喰っても美味しいらしんだよね」
「町ごと食べるの!?」
人間の捕食。それも町ごとごっそり頂くという豪快な捕食だ。
とはいえ体長10㎞弱の彼らのスケールを考えれば、むしろ人間を一匹一匹食べる方が難しいだろう。
「それって美味しいのかなぁ?」
「う~ん、俺もまだ喰ったことないけど、歯ごたえが良くて仄かに肉の味が香ってやみつきになるって言ってたね。まぁ試しに食ってみようぜ」
学校の帰り道、二人はいつも通り人間保護団体の設置した柵を超えると、服を脱ぎ人間の建造物が密集しているエリアの目の前までやってきた。
人間達にちんこを見せつけるのにハマってからは、どんな時でも人間生息エリアに侵入するときは裸になるようにしている。
さっそく地面に手を付いて町に顔を近付ける。ちまちま指で摘まみ上げるのも面倒なのでお行儀は悪いが二人はイヌ科らしく犬食いすることにした。
狼牙が口を開けると、一本一本がビル数十棟より大きい巨大な歯が覗く。下校中に菓子でも喰ったのか、口内は酷く汚れており、そんな汚い歯で今から大量の人間達が磨砕されると思うと、なんとも不憫である。
途轍もなく巨大な舌が町に向かって伸び、同時に涎がボタボタと町に降り注ぎ、建物を破壊していく。
そのまま地盤ごとごっそり町を抉り取る凶悪な巨舌。100万人級の町もペロッと地面をなぞっただけであっけなく消えてしまった。
哀れにも口の中に放り込まれた人間達は次の瞬間、プレス機のような無数の巨大な歯に挟まれ砕かれ命を失っていった。
ゴックン・・・
都市の消滅。
人間達からすればとんでもない大惨事だが、巨獣達からすれば道端のキイチゴを食んだり、ツツジの蜜を吸うくらいの感覚なのだろう。なんならエネルギー量だけでいえば、今喰った数百万の命は10円菓子にも満たない。
「ん・・・ちょっと味気ないけど癖になるかも!!なんというかコンクリートのザクザク感がたまらないね!」
腹いっぱい食うにはいったいどれだけの命を奪わなければならないのだろうか。しかし、子供というのは飽きるかお腹いっぱいにでもなるまでは喰い続けるものだ。少なくとも「食べ過ぎ」と咎める親もここにはいない。
「ここらへん一体の人間達全部喰っちまおうぜ」
この一帯の人間達の運命は決した。
―結局この日二人は数時間掛けてそれぞれ一億人ほどの人間を捕食してしまった。人類からしたら国が一つ消滅するほどの被害だが、犬護と狼牙にとっては何でもないおやつタイムだ。
「ふ~食った喰った。やべ~お腹パンパンだよ。夕食食べれるかな~」
「ちょっと夢中になって食べ過ぎたね。毎日こんなペースで食べたらすぐに人間絶滅しちゃいそう。気を付けないと」
「そうだね~」
二人は街の上に躊躇なく座り込み足を広げると膨らんだお腹をさすりながらしばし休憩がてら談笑する。
その時…
突如狼牙のお尻から爆音が鳴り響く。
「あ、おならでちゃった。」
狼牙は少し恥ずかしそうに頭を掻く。沢山食べて消化して大量のガスがお腹に溜まっていたのだろう。
「クソデカおならで草。屁で人間の町消滅してるしw」
狼牙の大放屁に笑う犬護。
それはただの放屁といえばそうなのだが、しかし、人間にとってはこれも一つの大量虐殺兵器。不運なことに狼牙のケツ穴の目の前にはまだかなりの生存者がいた。
そんな彼らに“死の風”が吹き荒れたのだ。
狼牙の大放屁には三つの死の要素があった。
その一つは単純に暴風。地盤事ひっくり返るほどの風速を持つおならに晒されたら一瞬で人間も町も何もかもがバラバラになってしまう。
二つ目に火災。暴風によって吹き飛ぶ瓦礫同士が衝突し火花を散らし、ガスに引火することでおならは火炎放射と化す。
最後に毒性。屁に微弱に含まれる硫化水素でも小さな人間にとっては致死量なのだ。
この三要素によって人間達には確実な死が届けられる。
しかもこのおならの成分は元を辿れば人間達。
彼らの肉が消化され、ガスとなったものだ。
“命だったもの”によって再び命が刈り取られていることを考えると皮肉なものである。
狼牙は犬護に茶化されて顔を赤くしたが、しかし、おならで沢山の命が消滅した事実に興奮し勃起した。
「あんま遊んでるとかーちゃんに怒られるからそろそろ帰るかー」
「うん。」
散々食って殺して満足した二人は人類保護区を出る。
「じゃあまた明日ねー」
二人の家は少し離れているようで、保護区を出てすぐのところで別れた。特に狼牙の家はここからはだいぶ離れており、徒歩で20分くらいの距離があった。
犬護と別れて一人で歩き始めてから数分経った頃、狼牙に異変が起きた。
(やばい・・・うんち漏れそう・・・)
貪り喰った1億人がさっそく便となり、腸に溜まり始めたようだ。
狼牙は焦った。とても家に着くまで堪えられそうになく、しかし、こんな人目の付きそうな通学路で野グソなんてしようものなら、同級生にすぐに見つかって翌日からあだ名が「“クソ”ガキ」になるのは確定的だ。
追い込まれた狼牙は何を考えたのか急に来た道を引き返す。
向かった先は…人類保護区だった。
確かにここであれば人が入ってくる可能性は少ない。狼牙は急いで服を脱ぐとちんこをぶるんぶるんと暴れさせながら猛ダッシュで人目の付かない保護区の奥に向かう。
いや、一目はこちらのほうが圧倒的につくが、見られてもどうでも良いどころか、むしろ見せつけてやりたいくらいの存在しかいない。
狼牙は人間の町のど真ん中までくると、あろうことか白昼堂々アナルを人間達に向け思い切りきばりだした。大都市を便器にしてしまおうというのだ。
肛門括約筋に押し出されるように再び特大の放屁を繰り出し、一瞬で数百万の命を消し飛ばすと、同時に狼牙のケツの穴から“一億人の成れの果て”がひょっこりと顔を出した。
そして…
一気に出た。
一億人の命でできた大量のウンコが高層ビル群を圧し潰し、たくさんの人が圧死していく。何億トンあるかもわからない便が勢いよくケツ穴から降り注ぎ地盤を穿つ様は宛ら“ウンコメテオ”。
ウンコが一つまた一つ地面に落ちるたびに震度6程度の地震を観測するほどのスケールである。
人間達の絶望をよそに、狼牙はピンチを脱し安堵したのと、便を出し切った爽快感で気分が良さそうだ。
気付けばペニスも勃ち上がっており、バキバキにフル勃起していた。
何百万というギャラリーの目の前でケツ穴を広げ、ウンコでその観客たちを皆殺しにするという神の所業に得も言われぬ充足感を覚えていたのだ。
うんこで命を殺めるなどという、とんでもない命の冒涜をしていることに背徳感を覚えつつも、しかし、その快感はもう脳裏にしっかりと焼き付いて離れそうもなかった。
うんこの中には消化しきれなかったビルの残骸や白骨が大量に含まれており、この世の地獄を体現したような恐ろしさがあった。
一億人の行方不明者を捜索する為には“後始末”が必要だが、もはやこのウンコの量、人間達が処理しきれるものなのだろうか。
狼牙がきまぐれにひねり出したクソデカウンコ。その解体に人々はいくつも世代が変わるほどの年月を注ぐことになることだろう。
おわり