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作品のたまご④-2~虐殺者が“生かす”意味を見出す瞬間が好きって話 ♀ver.~

魔族の中でも特に高い知能、魔力を有し、強靭な肉体を併せ持つと言われる竜人。


プライドの高い彼らは魔王軍に属せず、徒党も組まず単独で行動することで知られている。


肉体自慢のミノタウロスすら超える背丈と全身を覆う魔力を帯びた竜鱗。その鉄壁に肉体に傷を付けるのは至難の業だ。実際、人間族の騎士団一個師団をたった一匹で全滅させた例や竜人の逆鱗に触れて国一つを死滅させられた例もあるくらいで、特に人間達にとっては恐怖の象徴であった。


ドラゴン族はどの個体も危険ではあるが、特に竜人は高い知能を有する分、厄介で手が付けられない存在として恐れられている。


そんな彼らに目を付けられてしまったら最期、自らの不運を恨むしかないのだ。



(温泉の匂いがするわね…)


ある一匹の雌の竜人が山麓の中腹にある温泉で栄えた人間の村を襲おうとしていた。


彼女は他を圧倒するその強靭さと自尊心の高さから自らを高潔な存在であると自負しており、それ故に汚らわしいものを特に嫌う。そのせいか身体の汚れもかなり気にする性格のようで、魔族では珍しく潔癖症の持ち主だった。


(もう数日水も浴びられていない…とりあえずは人間を皆殺しにして温泉を強奪したら、しばらくはそこを拠点にしようかしら。)


彼女にとっては人間など低俗なゴミのような存在だった。生きている価値さえない存在と認識しているので、目の前にいたら虐殺することが当たり前とすら思っている。


しかし、村に近付くにつれ、温泉の匂いとは違う何か別の鼻をつく匂いが漂ってきた。


(これは・・・ゴブリンの匂いと・・・血の匂い!)


彼女が村に着いた時、そこはまさに人間とゴブリンとが殺し合う凄惨な現場となっていた。


どうやらゴブリンの群れが食物の強奪、乱交を目的として、村を襲撃していた場面に偶然居合わせたようだ。


そこまで裕福な村でもないのか、魔王軍との戦いで若い男が兵隊にでもとられているのか、既に戦えるものはゴブリンに皆殺しにされてしまったようで、今まさにこれから虐殺とレイプ祭りが始まるところだった。


「汚らわしいゴブリン共が…ッ!私の温泉を穢すな!!」

ゴブリンは魔族の中でも特に低俗で不潔な種族。汚いものが大嫌いな彼女は思わず激昂し吼える。竜人の存在に気付いたゴブリン達は一瞬戸惑いの様子を見せたが、しかし、集団でやれば勝てると思ったのか、無謀にも彼女のほうに向かってきた。


そんな蛮勇の愚かさを諫めるように、彼女はギロチンのような大きな鉤爪を振り下ろす。

一瞬でゴブリン10数匹が纏めて引き裂かれバラバラの肉塊になった。


「キー!!キー!!!」

それを見て流石に敵わないと理解したのか、甲高い声を上げながら一目散に逃げ出す。


「消えなさいッ!!」

そんなゴブリン共に向かって彼は大きく息を吸うと、逃げ惑う彼らの背中に容赦なく火炎のブレスを御見舞する。


一瞬で空気が焼き切れ、轟音と共に大きな爆発が起こった。ゴブリン達は灰すら残らず、火炎ブレスの衝撃波は村の窓ガラスを割り、屋根の瓦を散らした。


たった数秒の出来事。先ほどまで蠢いていた100匹近いゴブリンの群れはただの一匹も息をしていなかった。


あまりの展開についていけていない人間達は、ただ恐怖で凍り付き、腰が抜けたのか誰一人動くことすらできない。


そんな虫けら達の様子を見て、竜人はフンッと鼻を鳴らして彼らを威圧した。


(・・・どちらもゴミのような存在だけど、ゴブリンと違って自分の立場を理解している分、まだ人間のほうがマシね。まぁ、こいつらは後で皆殺しにするとして、とりあえずお風呂が先だわ)

特に邪魔にもならないのなら、無駄に血を浴びて汚れたくないというのが、彼女の考えだ。

他の竜人だったらすぐにそのまま虐殺が始まっていただろうことを考えると、人間達は彼女の潔癖症のおかげで延命したとも言える。


一刻も早く汚いゴブリンの返り血を洗い流したい彼女は一目散に温泉の匂いの元に向かった。


辿り着いたそこは、開放感のある大浴場だった。人間数十人程度なら快適に湯につかれるようなとても大きな岩風呂だ。


(へぇ・・・人間が作ったにしては、中々に情緒があるじゃない)

久々に温泉につかれる喜びで気分をよくしたのか、珍しく人間のことを褒める。


湯船の脇に置かれていた桶でお湯を掬うと一先ずゴブリンの返り血を洗い流し始めた。


(人間サイズだからちっちゃくて使いにくいわね)

体長ゆうに5mはある彼女の前では風呂桶など、小さなコップ程の大きさしかない。


しばらくはそれで頑張っていたが、あまりにちまちまとし過ぎていてイライラし始めたので、最低限ゴブリンの血だけ落とすと湯船に浸かった。


「はぁ~・・・いい湯加減だわ・・・」

大の字で湯船に横になる。人間サイズで言えばかなりの大浴場だが、しかし、彼女の巨体の前では御一人様用サイズ。両手両足、そして大きな尻尾は湯船から飛び出してしまっている。


しばらくそのまま上機嫌で入浴を楽しんでいたが、ふと岩陰に何かが潜んでいるのに気づいた。


「…そこに誰かいるわね…ッ!出てきなさい!!」

竜人がそう言うと、驚いたのかビクっと身体を震わせ、恐怖で委縮しながら、ノロノロと人間のオスが姿を現した。まだあどけなさ残る青年だ。手にはデッキブラシが握られている。おそらく風呂場の掃除をしていたところをゴブリンの襲撃の報せを聞いて、岩陰に隠れていたのだろう。まさか、その後、ゴブリンどころか、国一つを壊滅させられるような上位種族が入浴に訪れるだなんて思ってもみなかったはずだ。


(なんだ人間のオスか…それもまだ若い)

とりあえず殺す方向に頭がいくが、しかし、せっかく気持ち良く湯に浸かっている中、わざわざ腰を上げるのも煩わしく、温泉が血で汚れるのも避けたかった。とりあえず「失せろ」と一喝して逃がしても良かったが、しかし、彼女も上機嫌だったのか、珍しく人間に役割を与えた。


「ねぇあなた、私の身体を洗ってくれたら生かしてあげてもいいわよ。」

そう言うと人間の半身ほどある巨大な手を青年の前で広げてみせた。


鋭い爪の間には先ほど惨殺したゴブリンの肉がまだ残っていた。自分で洗うのは中々骨が折れるので、せっかくだから人間を使ってやろうと思ったのだ。


青年は恐ろしさからガタガタと身体を震わせていたが、しかし、逆らえばどんな酷いことになるかは十分に想像できた。自分の命がなくなるのは当然、“逆鱗に触れる”ことの恐ろしさは過去人類が被った凄惨な歴史を知っている者であれば十分に理解できたことだろう。村一つなど彼女の機嫌一つで簡単になくなってしまうのだ。


青年は小さめのブラシに持ち替えると覚束無い手つきで必死に爪の汚れを取り除き始めた。そのまま竜人に言われる通り、手足の鱗も磨き始める。


鱗一枚一枚その間隙は汚れが溜まりやすく、すべてを綺麗に保つのはかなりの労力と時間が掛かる。


そういう意味では人間を使うのも悪くないな、と竜人は思った。そして、その発想は竜人にとって初めて人間を殺す以外の選択肢を見出した瞬間でもあった。


ゴブリンと比べると人間は綺麗好きな生き物ではあるし、脅せばこうして従順に言うことも聞く。身体が小さく手先が器用な為、身体を洗わせるのにも最適な生物だ。


「もう手足はいいわ。服を脱いで中に入ってきて。身体の上に乗ることを許すわ。そのまま私の全身を洗いなさい」

竜人は文句ひとつ言わずに必死に命令に従おうとする青年がちょっと可愛くなってきた。


「竜人の上に人間が乗る」。他愛もないことのようにも思えるが、竜人という残忍で粗暴な種族特性を考えるとそれは奇跡に近い光景だ。この距離感で両者が交わってまだ誰も命を落としていないこと自体が稀有なことなのである。


竜人としては青年の衣服がびちょ濡れになることを配慮して、服を脱げと言ってあげただけだが、青年は言われて初めて、異種族であるとはいえ彼女が妖艶な雌であることを認識した。


あまりの恐怖で気付いていなかったが、竜人の胸にはとんでもなく巨大な乳房が付いている。それを意識してしまった瞬間、服を脱がせた意図をどうしても考えてしまう。

しかし、考えれば考える程、怖くなるだけなので、とりあえず手を動かすことに集中し、恐怖から逃れようと努力した。


竜人の大きなお腹をゴシゴシとデッキブラシで磨き上げていく。


竜人は目に見えて自分の身体が綺麗になっていく様子を感じて大変気を良くしていた。

風呂場のロケーションは最高で、こうして身の回りの世話をさせる奴隷も付いている。


全身を綺麗にさせたタイミングで小腹が空いていたら、この青年も喰ってしまおうと最初は考えていたようだが、思った以上に使い勝手がいいので、しばらくはここを休養の拠点にして、滞在中は奉仕させ続けてやろうとさえ考えていた。


(爪をちょっと引っ掛けただけで殺してしまいそうね)

必死にデッキブラシを上下させる青年を見ながら竜人は初めて真剣に人間という存在を直視していることに気付いた。


正直、彼女からしたら人間はあまりにも他愛もない存在で、それこそダニのような存在としか思っていなかったので、今までその生態や、身体的特徴も興味すらなかったのだ。


まるで血が詰まった薄いビニール袋のようなその繊細な肌は、硬い鱗で覆われている竜人からしたら、理解できないほどに弱弱しく見えたのと同時に、そんな身体で生きていること自体が不思議に思えた。


そのままくちゅっと手で握りつぶしたい衝動はまだあるものの、守ってあげたくなるような儚さといじらしさも感じる。


そもそも自分に対して尽くしてくれる、という状況が生まれてこの方一度もなかったので、竜人にとっては何もかもが新しい感覚だった。


(・・・もっと尽くさせてあげようかしら)

竜人は徐に手をあげる。


青年はついにこの時がきたか、と死を覚悟した。しかし、その竜人の片手は股の股関節あたりをパーンと軽く叩き、もう片手で自分のおっぱいを鷲掴みにした。


「私は“全身”と言ったわよね。ちゃんと私の大事なところも洗ってくれなきゃ」

青年の視線に目の前に鎮座する巨大な二つのドームが映り、背後の大きな割れ目からは雌の甘い匂いが漂ってくる。


そう、あろうことか竜人は青年に自分の膣とおっぱいを洗わせようとしているのだ。


「メスの大事なシンボルよ。銅像を磨くように時間を掛けてピカピカに磨き上げなさい。私が満足いく出来まで仕上げることができたら、今日だけとは言わず、しばらくの間生かしてあげるから。」


青年はその言葉を聞いて、まだ自分が辛うじて生かされているだけなのだと悟った。そして、どんな命令であろうと、彼には奴隷のように言われたとおりに従うことしか道がなかった。


竜人の爆乳。初めて見るその巨大な肉のドームに恐怖で震えそうになりながら、しかし、ゆっくりとデッキブラシを滑らせていく。そして乳首にブラシの毛が触れた途端、竜人は大きく身体を揺らした。


「グルルルル・・・・」

竜人が少し唸り、青年はビクっと身体を強張らせる。竜人が身体を動かした反動でぶるんぶるんとおっぱいが揺れ、その乳揺れだけで青年は吹き飛ばされそうになった。


(・・・そういえばお風呂もそうだけど、しばらく夜伽の機会もなかったわね。だいぶ敏感になってるわ)


敏感な乳輪付近をゴシゴシとデッキブラシで扱かれ、感じ始めた竜人。青年のほうも何か甘い匂いが強くなるのを感じていた。

ビクンッ!!


竜人の股間あたりが大きく脈動する。


(あぁ・・・濡れてきた・・・)


竜人は親指と人差し指でくぱぁと膣を広げた。鮮やかなピンク色の肉壁が露出し、割れ目からトロトロの膣分泌液が流れ出す。


あろうことか竜人は人間のオスの目の前で堂々と濡れた股を開いた。愛液に包まれたソフトボール大のピンクパールのようなクリトリスが太陽光に照らし出され輝きを放っている。


「はやくおまんまんを綺麗にして!!」

クリ勃起とともに豹変した竜人は大声で青年に命令する。


下の口で青年を喰い散らかし膣圧でぐちゃぐちゃに圧殺しながらクリちゃんを弄りたい欲求に一瞬駆られたが、しかし、ここまで青年の有用性を十分に感じていたこともあって、かろうじて自制する。


今後も彼が性奴隷として使えるなら、それはそれで竜人にとっては新しい気付きを得る機会になると思ったからだ。


既に竜人の全身を洗うのにかなり体力を消耗していた彼だったが、しかし、脅されるままになんとか力を振り絞り、竜人の股の前に座ると、膣壁の汚れを手で掻き出し始めた。


クリトリスに大量の恥垢がこべり付いているのに気付いた青年はそのまま手を包皮とクリトリスの間に突っ込み掬い上げるように取り除き始める。


これには流石の竜人も悶絶し、手足をばたつかせる。ザバーン、ザバーンと湯が飛び散り、湯気が上がる。


しばらくして、ひと通り膣は綺麗になったが、発情した竜人はイきたくてどうしようもないくらい興奮して鼻息を鳴らす。


気付けば青年のほうも勃起していた。恐怖の象徴である異種族の竜人とはいえ、ここまで強烈に性のシンボルの世話をさせられたら、本能的に勃起してしまうのだろう。


「刺激が足りない!!もっとクリちゃんをゴシゴシしてッ!!」

鼻息荒く、青年に命令する。


滅茶苦茶な命令だというのにもはや精神的に極限状態に追い込まれていた青年は脊髄反射のように竜人のクリトリスを両手でガッツリ握る。そしてそのまま水晶玉を触る様にクリトリスの表面を両手を滑らせるように扱いていく。


(グッ・・・・!これは・・・ッ!)

竜人のクリトリスと青年の両手のサイズ感が絶妙にマッチしていたからなのか、竜人すら予想していなかった程の強烈な快感が生まれた。


既に竜人の愛液で青年は全身がべちゃべちゃになっており、膣分泌液に含まれる高濃度のフェロモンによって意識が混濁し、膣内に落下しそうな状態だったが、それでも彼は健気に手を動かし続けた。


そして・・・


「イく・・・ッ!!!!」

ビクンッビクンッ


風呂場の湯が全部なくなるほどに竜人は大きく身体を震わせ、その反動で吹き飛んだ青年は大きな胸のクッションに包まれ、谷間に挟まった。


国一つを傾ける程の悪魔である竜人がたった一人の人間の献身的な施しによって絶頂したのである。



—その後、この村は竜人の安息場、性処理場として支配されることとなった。

村の中から何人か若いオスやメスを指名し、侍らせ、性奴隷として使う。


絶頂して愛液で盛大に温泉を汚すたびに村人総出で温泉を掃除し、綺麗にする。


村の住人からすればいい迷惑だが、しかし、もし彼女がいなかったら、村人達は今頃ゴブリンに滅茶苦茶に虐殺されていたことだろう。


そう考えると、竜人のご機嫌取りをして生かしてもらうほうが何倍もマシだった。


なによりゴブリン共とは違い、竜人は爆乳、爆尻の完成された雌であり、生物としての美しさという意味では他の追随を許さない。そういう意味でも命の恩人として尽くす対象としては申し分なかったということもある。


竜人は竜人で健気に尽くす人間達をできる限り傷付けないよう配慮していたのは、村人たちも感じていたし、人類が思い描く竜人の本来の姿を思えば、今の生かされている自分たちの立場がどれだけ幸運で有難いことなのかは十分に理解できていた。


一方的な奴隷と女王様の関係のようにも見えるが、しかし、村人にも恩恵はあり、その一つが、竜人がゴブリンその他魔族を寄せ付けない強力な用心棒のような存在になっていること、そしてもう一つが愛液の提供である。


竜のお小水は万能薬として重宝されており、愛液に至っては膨大な魔力を含有する極めて栄養価の高い“竜聖水”と呼ばれるほどの貴重な代物でもある。


村人たちの奉仕に対し、恵みを与える守護神。村人たちは畏怖と崇拝の念を込めて彼女を“女神様”と呼んだ。



—竜人と人とが共存する数奇な温泉村。


そこでは今日も温泉のように勢いよく愛液が湧き出している。


おわり

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