XaiJu
darkcat
darkcat

fanbox


世界はパンケーキで回っている

惑星ライラック。


多種多様な生物が息衝くこの惑星では、人間や亜人、魔族などが互いに助け合い協力して文明を築いていた。


広い宇宙には沢山の有生物惑星があり、その一つ一つを“神”が治めているとされる。このライラックの名前も女神ライラからとったものであり、惑星の住人達はいつもどこかで女神様が見守ってくれていると信じている。


しかし、ここライラックでは、半世紀前から惑星規模のある非常事態が発生していた。


それは“都市の消滅”。


それまで確かにそこにあったはずの町がまるで神隠しにあったように人間諸共忽然と姿を消してしまうのだ。


この超常現象についてはこれまで長く研究が続けられてきたのだが、原因は未だ判明していない。


人々はどうすることもなくただ神に祈るしかできなかった。


女神ライラ様。どうか我らをお助け下さい。と…



「ん~美味しい!これは生地に豆乳が混ぜ込まれているのかしら…う~ん、この町はどのパンケーキ屋さんも合格ね。」

ある町のカフェのカウンターで一人パンケーキを食べている女の子がいた。骨格は人間の物に近いが、全身が薄い青紫色の毛で覆われ頭部は猫のそれと酷似している。亜人の多いこの惑星では別段珍しくもない獣人種だ。

清楚で落ち着いた可愛らしい服装に、チャームポイントは丸眼鏡。知的そうな見た目だが、美味しそうにパンケーキを頬張る姿がギャップがあり可憐さが際立っている。


彼女は徐にノートを取り出すと黙々と何かを綴り始めた。


表紙には「パンケーキ日記」と書いてある。どうやらパンケーキ屋さんを巡っては日記のようなものをつけているようだ。


町の名前とパンケーキの味の感想、そして最後に“判定”という欄があったが、彼女はそこに「存続」と記した。意味はよくわからないが、彼女なりのユーモアのつもりなのだろう。


「さて、次の町のパンケーキ屋さんに向かおうかしら。」

女子のスイーツ胃袋は凄まじい。甘いものとなると彼女らはまるで胃にブラックホールでも飼っているのかというほどに、何でもかんでも平らげてしまう。


しかし、町を移し別のパンケーキ屋を巡るうち、ご機嫌だったはずの彼女の表情から徐々に笑顔が消えていった。


(なにこれ・・・冷凍のパンケーキと同じ味がする・・・)

(ダマができてるじゃない、どれだけテキトーに生地混ぜてるのよ・・・)

町が変わった瞬間ここまで変わるのか、というぐらいどこのパンケーキ屋さんも味が落ちたようで、ただの一店舗も彼女の舌を満足させられていないようだ。


「ここが最後か。」


カランコロンと、チャイムを鳴らしながら入店。しかし、席を案内するスタッフが出てこない。厨房を覗くと、若い女性店員同士がくっちゃべっていたが、ようやくこちらに気付いた。


「すみません~ こちらにどうぞ」


案内された席はちょっとヤンチャそうな一家の席と騒がしい学生達の席に挟まれていた。もっと静かな席が他にもあったはずだが、全くと言って気が利かないらしい。


既に嫌な予感はしているが、しかし、せっかく来たのでパンケーキを注文する。


「お待たせしました~」


5分もせずに注文の品が出てきた。が、思わず彼女は顔をしかめた。


案の定と言うべきか、出てきたのは焦げ付いたパンケーキ。

ホイップクリームもホイップが足りないのか、角が立っておらずべちょべちょに垂れている。勿論、味も平均以下だった。


彼女は大きく溜息をついたが、最低限のマナーと思い、出されたものをしっかりと全部平らげると、ナイフ、フォークを置いて、代わりにノートとペンを取り出した。


そして、判定のところに「廃止」と書いた。


「さて、可哀想だけど、この町は失格ね。」

彼女は店員や周りの客に聞こえるくらいの声でそう言うと席を立ち、あろうことか公然の門前で堂々と服を脱ぎ始める。


「お、おきゃくさん!?何を?」

店員が気付いて駆け寄ってきたが、構わずパンツを脱ぎブラジャーを外す。店内には子供もいたこともあり、慌てて周りが止めに入ろうとしたが、しかし、客も店員も思わず彼女の裸体に釘付けになった。


というのも清楚な服装に隠されていたその肉体があまりに洗練されていて妖艶だったからだ。零れ落ちそうなくらい豊満な乳房に、パンケーキ太りなのかむっちりとした大腿部。そして、それと比例するように発達した巨大なまんこ。


ダイナマイトボディとはまさにこういうことをいうのだろう。


「何って、服が破れちゃうからね。悪いけど、これも“神”の仕事なの。ごめんなさいね。」

そう言って、力を籠めるように両手を強く握りしめると、彼女の肉体が俄かに光輝き始めた。

同時にみるみるうちに身体が肥大化していく。


周りの人々は最初何が起こったのかわからず茫然としていたが、彼女の巨大化に伴って机がひっくり返り、ガシャーン!と食器が割れたのを見て、ようやく事態の危うさに気付いた。


「きゃああああ!!な、何これ!?」

「な、なんかやばいぞ!逃げろ!!」


悲鳴を上げた頃には、もう既に彼女の巨大な尻に店の出入口は塞がれてしまっていた。そして、次の瞬間・・・

ぐしゃあああああああああああ!!!


屋根を突き破り、店は倒壊してしまった。店内にいた客や店員も彼女の巨体に押し潰されてもう命はないだろう。


しかし、それでも彼女の巨大化は止まらない。


店の異変に気付いて近寄ってきた野次馬の列を彼女の巨体が瞬く間に呑み込みながら、10m・・・20mと急速に背丈が大きくなっていく。


店の周囲数棟を潰した頃には、町のどこからでも彼女の姿を確認できるくらいの大きさになり、町全体が俄かにどよめき始める。


店にいた人々もそうだったが、どうやら人はおおよそ想像もしたことのないような事態に出くわすと、状況が理解できずにしばらくフリーズしてしまうらしい。


そして、その思考停止中にどうしようもなく“確定的な死”を迎えてしまうのだ。


町が阿鼻叫喚の大パニックに陥り緊急事態警報が鳴り響いた頃には、もう既に彼女の視界を遮るものなどこの世界には存在しておらず、町全体が彼女の影に隠れてしまうほどになっていた。


「は~・・・久々に“元の姿”に戻ったわね。」

巨大化に巻き込まれる形で既に町の2割近くが壊滅。この町が人口1000万人近くを有する大都市であることを考えると、その被害はもう目も当てられない状況だろう。


腰に手を当て、町を見下ろす巨獣。この星のスケールに換算すると身長はゆうに10kmを超える。


“元の姿”と言っていたように、星の理を逸脱したこの姿こそが本来の彼女の姿である。


そう、彼女こそ女神ライラ、その人だったのだ。


神の力によって引き起こされた未曽有の大災害。一見、酷いことをしているようだが、しかし、これこそ神のお仕事なのである。


神はそれぞれ、自分の管理する星を一つ保有しており、その星のバランスを保つ責務がある。


生物が繁栄する事自体は別段悪いことではないのだが、あまりに文明が発展すると、生物多様性や環境問題が急速に悪化する。星の寿命が縮んでしまうのだ。


そうならない為にも、神が“間引き”、命のコントロールをしなければならない。


間引きの方法は神によって十人十色で、例えば、自分を信仰する宗教を広めて、異教徒だけを粛正してしまったり、あくまで平等に自然災害で文明を衰退させる神もいる。ライラのように自らの肉体で蹂躙する神も少なくはないが、彼女の場合はやや生殺の判断が特殊だった。


“パンケーキの美味しい店がある町は生かす”


彼女が町の存続を許す判断基準は彼女自身が大好きなパンケーキの味に準拠している。


彼女の持論では、美味しいパンケーキを出す店は、それだけ相手のことを想い丹精込めて作っている証左であり、町の治安が良く、住民同士の仲が良い環境であるほど、そういう味が生まれ易いと考えている。


神の舌を持つ彼女だからこそ、決して高級食材や腕の良さだけでなく、料理に込める想いまでを味として認識できるのだ。


勿論、パンケーキが不味いからといってその町の住人すべてが悪いわけではないし、それだけで町全体が巻き込まれるのは理不尽だが、良い人悪い人を一人ひとり判断して間引くことはできないし、他の神みたいに自然災害で無差別に間引くよりかは、まだ自分にとってもメリットのある方法を取ったほうが良いと判断したのだろう。


「さぁみんな神のおやつになってもらうわよ」

ライラは腰を降ろすと巨大な掌で町の一角を地盤ごと抉り取る。


そしてベロを舐めまわしながら、自分の掌に収まった100万の命が慌てふためく様子を観察するとニヤリと顔を歪ませた。

「ふふふ・・・可愛い」


そのまま口のほうへ運ぶと思いきや、なぜか手を自分の股のほうへと近付け、住人達に自分の極大マンコを見せつける。


興奮しているのか既に彼女のマンコはトロトロの愛液で満たされており、もわぁと雌の匂いと膣熱によって発生した水蒸気が立ち込めている。


そして…


「いただきま~す!」

ぐちゃあああああああああああああああああああああ!!!


あろうことか彼女は町を自分のマンコで磨り潰してしまった!


“私の舌を満足させられないのなら、せめて下の口を満足させてみなさい”と言わんばかりにマンコで命を食い散らかしたのだ。

ぐちゅ・・・ぐちゅ・・・


まるでスポンジで膣を洗うようにゴシゴシと手を動かしているとすぐに町はバラバラになり、瓦礫と人の成りの果てはそのまますべて彼女の恥垢となった。


「あ・・・・きもち・・・」

町の破片と愛液が混ざりあった粒々触感の贅沢ローションを膣に馴染ませながら、人差し指の肉球で勃起したクリトリスを弄る。

余程瓦礫の感触が気持ち良いようで、ライラは思わず感じ入ったような声を漏らした。


生命の冒涜。


沢山の尊い命をオナニーに使うなんて、あまりに罪深いことだが、しかし、これもパンケーキの理論と一緒で、ただ無差別に意味もなく命を奪うくらいなら、せめて自分の役に勃たせてやろう、というのが彼女の考えなのだ。


パンケーキ巡りの過程で、神の目線ではなく星の住人達の目線で人々の生活を眺め、町の良いところも悪いところも命の尊さもすべて知っているからこそ、自分のヤっている行為の重さを痛感するし、神としての自分のあまりの強大さを再認識する。


彼らのことを何も知らずに、ただ神の視点だけで“仕事”をしていたら、本当に退屈だろうし、無意識のうちに命を軽視してしまっていたことだろう。


機械的に無益な殺生を繰り返すほうがライラにとっては非生産的な行いと感じるようで、それならせめて“神のオカズ”という生きてきた意味を与えてあげようというのが彼女なりの優しさであり考え方なのだ。


横暴かもしれないが、しかし彼女を咎める者はいない。神であるライラこそがこの星のルールだからだ。



極度の興奮状態の中、滝のように溢れ出す愛液。膣面積だけでも100㌶はある彼女の爆マンから生成される膣分泌液の量は凄まじく、その光景は宛ら大瀑布のようだった。股下にあった町は既に愛液に沈み、それだけでも万単位の被害者が出ている。


「は、はやく上の階へ・・・このままだとのみこまれるぞ!!」

「た、たすけて・・・お父さん!・・・お母さん!」

「なんだこの匂いは…頭が・・・クラクラする・・・」


マン汁洪水にビル群が押し流されていく中、その周囲、町全体が強烈な雌の匂いに晒される。

高層ビルの屋上に難を逃れた人々がわずかに集まっていたのだが、愛液による気温・湿度の急激な上昇と雌の匂いを前に人々の意識は朦朧とし、もはや避難どころではなく、ただ神の贄となる瞬間を待つのみとなっていた。


ライラは再び手付かずの町の一角を掬い上げる。そして今度は胸の上にそっと乗せた。この地域は、勇壮な高層ビル群に、巨大なスタジアム、あとはシンボルタワーが立っており、町の象徴的なエリアのようだ。人口密度が半端ではない。


豊満な乳だからこそ成せる業だが、しかし、柔らかいおっぱいに不安定に乗せられた無数の命は今にも消えてなくなりそうだ。彼女は両手を使って器用にスタジアムとシンボルタワーだけを摘まみ上げる。


そして、それらを自分の乳輪のほうまで持っていくと、そのまま勃起乳首に押し付けて指先でコリコリと潰してしまった。人知を超えた力で乳首弄りに巻き込まれたスタジアムやタワーはその中にいた何万人という命と共に跡形もなく粉々になってしまう。


「あッ・・・・♡」


ビクンと身体を震わせ、胸が揺れる。その反動で胸に乗せられた町が少しずつ崩れ始め、次々と胸の谷間に消えていく。


「助けてくれー!!」

「神様・・・女神ライラ様・・・どうかご慈悲を・・・」

「死にたくない・・・死にたくない・・・!」

「神よ・・・どうか我らを救い給え!」

どうしようもなく神に祈る者が大勢いたが、まさか今、目の前にいる悪魔こそが女神ライラであるだなんて知る由もないだろう。彼らの思う伝承に伝わる女神は、慈悲深く、命を導く存在なのだ。


其処ら中で地割れが起き、建物が倒壊し、地盤が沈み込む“おっぱい上の大天災”。流石に彼女も胸の上でいたずらに恐怖を与え続けるのは可哀想だと思ったのか、徐に両手で自分のおっぱいを掴み、両サイドに胸を開くようにして町全体を胸の谷間に落下させると、すぐに両手を離した!

ズドオオオオオオオオオオオオン!!!


指を弾く要領で勢いよく巨乳に挟み込まれた町は一瞬にして滅茶苦茶にスクラップされてしまう。

山一つ分の質量はあろうかという乳房二つが勢いよく衝突したのだ。万に一つも生き残る可能性などありはしない。


町も人もすべての形あるものが文字通り一瞬で粉々になり、ぱらぱらと虚しく落ちていく。


あまりにおっぱい蹂躙が快感だったのか、ライラはすぐさま地面にある町を両手で鷲掴みにすると、次々とまんこに投入していった。

「あッ・・・ああ・・・ッ!♡」


ズリズリと恥部に町を擦り付け、彼女がビクンビクンと脈動する度に、100万、200万と急速に命が失われていく。


あまりの気持ち良さに視界がぼやける中、彼女はふとパンケーキ巡りをする途中で出会った様々な人々を思い出していた。


接客態度のなってない二人の若い亜人の女性。

なんでもない放課後を過ごしていただろう学生達。

電車で席を譲ってやった老人。

道端ですれ違った幸せそうな犬獣人の親子・・・


彼らは今どこにいるのだろう。おっぱいの谷間?乳首?ヴァギナ?それとも愛液の中?

どこかしらに彼らの生きていた痕跡は残っているはずだ。自分が確実にそれら全員を手に掛けてしまったことだけは間違いないのだから。


目に見た風景、出会った人々、すべてが今自分のオナニーのせいで消えてしまっているという事実。


何度考えてもこの恐ろしくも不思議な状況に笑えてくる。


神様とはいえどれだけ私は強く偉く高等な存在なのかと。その圧倒的な優越感が癖になる。


「あ・・・・イくッ!!!!」

ズドオオオオオオオオオオオオオン!!!


イったと同時に思わず体制を崩し、尻もちをついてしまうライラ。既に町は複数の隕石でも降り注いだのかというくらい、そのすべてが抉り取られ、誰一人として生き残りなどいなかったので、その巨大な尻に押し潰される哀れな犠牲者は生まれなかったが、巨尻メテオに伴い生じた大地震が遠く離れた別の町を破壊していないか、少々彼女は心配になった。


「ふぅ~・・・」

彼女は大きく深呼吸した。鬱蒼としたコンクリートジャングルがなくなり静寂が辺りに満ちている。


こうして広大な町丸ごと一つが儚くも神の女性器に消えたのだった。


「あぁ・・・気持ち良かった・・・。ご馳走様♡パンケーキは不味かったけど、あなたたちの命は美味しかったわよ。」


クレーターだらけの町の跡地には、まるでパンケーキの生地のように町と人と愛液とで掻き混ぜられたドロドロの液体が降り注ぎ、何とも言えない香ばしい匂いのする湖ができあがった。


繰り返すが、これは女神ライラのルーチンワークに過ぎない。惑星規模で考えれば途轍もない大災害ではあるが、神にとっては年に何回も繰り返される恒例行事でしかないのだ。


大量の命をマンコで消費することで、星の生態系は健全に保たれる。それは星にとってどうしても必要なこと。


それこそ毎年勝手に1億人は星の住人が増えてしまうので、嫌でもライラが一億人 間引かなければならない。良心を持つほど、それは苦痛な作業となるだろう。であれば間引きを性処理と兼ねることで、性欲を仕事の原動力にするライラのやり方は確かに賢いとも言える。


この世界ではこの惨劇はもはや日常茶飯事。何百、何千万という命が消費される女神の一人エッチは年に何度も繰り返されるが、毎回ライラはターゲットの町を綺麗に平らげ、生き残りを作らないので、彼女の神秘は未だ隠されたままだ。


町一つ単位で消滅する超常現象を人々も恐れてはいるが、それはもう子供の頃から誰もが知っていることであり、いつか生命が寿命を迎えるのと同じくらい当たり前の事柄にもなっている。


未だに消滅の謎は解明されていないままだが、あまりに人知を超えた神隠しであり、対策のしようもないので問答無用でこの恐怖と共に生きていかなければならない。神に祈り続けなければならない。


ライラが殺せば殺すほど、人々はその恐怖から他でもないライラ自身に救いを求める。ライラを崇める宗教が急速に発展していくのだ。


滑稽で愚鈍、しかし健気でもある彼らにライラは愛おしさすら感じていた。愛し、尊ぶからこそその味は美味しくなる。祈りと愛が無限ループする。


そして、美味しくなっていくのは決して命の味だけではなかった。


ある時たまたま一人のパンケーキ愛好家が口コミサイトを見ていて、ある一つの事実に気付いたのだ。


それは、評価の低いパンケーキ屋ばかりが、神隠しによって消えているということ。


この事実はある種の都市伝説として一般に広まっていったが、その後もあまりにこの法則通りに町が消えていくので、たまたまとは思いつつも、人々の関心は徐々にパンケーキに集まっていった。


やがて菓子職人たちが競ってパンケーキで勝負するようになり、腕の良いパンケーキ職人を巡って、複数の町でドラフトが開催され、星全体のパンケーキのレベルがみるみる上昇していく。


それこそ惑星ライラックがパンケーキを中心に回っていると言っても過言ではないほどに、著しくパンケーキ文化が発展していったのだった。


真実は知らなくても、神の為に必死に健気にパンケーキ作りに邁進する人々をライラは寵愛し、そしてこれからも食い散らかすのだろう。


そう、どれだけパンケーキの味が良くなっても、彼女が間引かなくてはならない命の数は変わらないのだ。しかし、懸命にいじらしく生きる彼らだからこそ、命の味もより美味しくなる。気持ちよく頂ける。


ライラの舌も“下”も満足させる理想の星が今ここに完成しようとしていた。



おわり



パンケーキ日記84頁


対象都市:C国Y市

推定人口:840万人(眼鏡の生命検知機能による)

各店舗評価:

・喫茶ライラ

大胆にも惑星の神である私の名前を冠した店。しかし決して名前負けはしておらず、生地のしっとりふわっとした触感にクリームも甘さ控えめであっさりとしており、大人の味。店員の教育も行き届いており、快適に過ごすことができた。

★★★★☆


・天使のパンケーキ

女子会向きの可愛らしい内装と甘さ重視のパンケーキが特徴のお店。子供や甘いもの好きの女性には刺さりそうだが、クラシックだとすぐに飽きそう。ベリー系のパンケーキなら〇

★★★☆☆


・エルモア

有名な菓子コンテストで受賞歴のあるパティシエが経営するお洒落なカフェ。ケーキ等も販売しているが、パンケーキをカフェスペースの目玉に据えている。パティシエのおすすめなだけあり、随所にこだわりが感じられた。値段も張るが、それでも値段以上の満足感がある。

★★★★★


町存続判定:存続

犠牲者内訳:

間引きしない予定だったが、意図せず犠牲者を出してしまった(次頁のF国B市参照)


感想:

C国Y市のパンケーキ屋さんはどこも創意工夫に富んでおり、互いをライバルとして高みを目指しているように感じられた。総じて味も良く、問答無用で生かすべきと判断した。


※追記

F国B市での私のミスにより、エルモアまで倒壊してしまったらしい。なんとかパティシエさんは無事だったようで安心したが、あの美しい店や綺麗な街並みが崩壊してしまったと考えるといくら神の所業とはいえ申し訳なさを感じる。みんなごめんなさい。



パンケーキ日記85頁


対象都市:F国B市

推定人口:1045万人(眼鏡の生命検知機能による)

各店舗評価:

・幸せのパンケーキ屋さん

立地は良いが、冷凍パンケーキと大差のない味。

店員も塩対応で幸せな気分にはなれなかった。

★★☆☆☆


・和パンケーキ~雅~

発想は悪くないが、食材同士の食べ合わせが最悪。

明らかに味の研究不足。値段も高い。

★☆☆☆☆


・カフェ ブランブラン

値段は良心的だが、店員の接客態度が悪く、

パンケーキも焦げ付いており、愛が感じられない。

★☆☆☆☆

       

町存続判定:廃止


犠牲者内訳:

巨大化に伴う巻き込まれ圧死:102万4472人

踏みつぶし圧死:120万1328人

乳首磨り潰し:9万8021人

巨乳スクラップ:161万1068人

まんこ磨り潰し:618万7155人

愛液による溺死:32万9284人

巨尻メテオによる地震被害:3423万5349人


感想:

非常に残念なことに○〇国○○市は人口の割にパンケーキ屋が少なく、味も雰囲気も最悪だった。単純に食が発展していないだけなら存続も視野にいれるが、明らかに料理へのリスペクトが足りていないことを節々から感じられた為、泣く泣く廃止とした。

今回、無意識のうちに蹲踞で間引きを実施したが、絶頂時に体勢を崩し、尻もちの際に惑星規模の大地震を発生させてしまった。

これに伴い、ターゲット外の住人3400万人が犠牲になってしまい。関係のないパンケーキ屋さんも20店舗ほど壊滅させてしまった。

次回はこの反省を活かし、あらかじめお尻を地面につけた状態でオナニーを開始しようと思う。



おまけ


【本作の設定色々】

・一星一神の世界観。星と神は一心同体で、星が傷つくと神の体調も悪化する。

・他の星の神とも交流する。時折、仲の良い友達を自分の星に招きパンケーキ女子会を開くことも。

・惑星ライラックの人口が100億を突破したのを契機に“間引き”を開始。以降55年間で総計85億人を“喰って”いる。現在の人口は70億人程度。

・文明人以外の生命体はほとんど惑星に負荷をかけず、むしろ文明人によって虐げられている側なので、出来る限り命を奪わないように配慮はしている。しかし、文明人と共生している動物はどうしても巻き沿いになってしまう。

・あらかじめ惑星環境に負荷をかけ、そもそも生命が生まれにくい状態にして不殺を貫く神もいる。しかし、それは生命にとっては過酷環境で生きることを強いることにもなる為、必ずしも不殺が正解というわけではない。ライラのやり方の場合は幸せに天寿を全うする者と、絶望の死を迎える者が半々となり、生命全体としての感情値は釣り合っている。

・ライラのヤった85億人のうち、意図せず命を奪ってしまった命の数は35億にも及ぶ。今回、尻もちをついただけで数千万人が犠牲になっているが、他にも山に足を引っかけて転倒し、地球規模の大地震を引き起こしてしまったり、特に蹂躙最初期は自分の肉体の強大さへの理解が足らずに被害を拡大させた例が多い。

・はじめのころは蹂躙に性的興奮を覚えていなかった。無数の感情ある生命に自分の肉体を晒していることに対し、むしろ初めは恥ずかしさすら覚えていたのだが、少しずつその恥ずかしさが癖になり、興奮を覚えるようになってしまった。ある時、ほんの気まぐれでマンコに町を擦り付け床オナしたところ想像以上に気持ち良かった為、以降性的に消費するようになる。

・床オナでは自身の広大な肉体によって町が一瞬で更地になってしまい、イく前にターゲットの町が全滅してしまうので、現在はマンコ補給スタイルが主である。

・マンコだけで30億人もの命が犠牲になっている。神なので身体の大きさは自由に変えられるが、彼女自体グロいのは苦手なので、間引く対象が視認できないくらいの大きさにしている。身体が大きい分すぐに町が全滅してしまい性的コスパは悪いが血は見たくない。

・あくまで神の仕事として間引きをしており、どうせ間引くなら自分にも利がある方法を取ろう、というのがライラの考え方なので、別に悪意を以て人々を恐怖に陥れようという意図はない。その為、出来る限り恐怖が少なくなるよう一瞬で命を奪うことを心掛けている。そういう意味でもギガサイズは理に適っている。

・とはいえより美味しく命を頂くために、慌てふためく人々を観察して、興奮を昂らせることもある。可哀想だとは思いながらも、どうしても性欲を優先してしまう悪癖を直さなければとは思っている。

・ライラ的に過去一番酷かったのが、“おまんこ噛み噛み”。自分のまんこの上に町の一角を乗せて、ヒクつきだけでゆっくり少しずつ町を破壊していく残虐な方法だ。何も手を加えずマンコの脈動だけで命が散っていく様が最高に滾るのだが、長時間人々が恐怖に苛まれてあまりに可哀想なので最近は封印している。

・最近はパンケーキ太りを気にしている。まだむっちり程度で済んではいるが、体重が増えると飛躍的に自身の蹂躙性能まで上がってしまうので、破壊のコントロールが難しくなる。

世界はパンケーキで回っている 世界はパンケーキで回っている 世界はパンケーキで回っている 世界はパンケーキで回っている 世界はパンケーキで回っている 世界はパンケーキで回っている

More Creators