※第8宇宙の面々の登場シーンが少ないので、各キャラの性格がしっかり把握できていません。解釈違いが起きていたらすみません。
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「イル。お前の作った惑星のうちの一つがまた著しく宇宙の人間レベルを下げているぞ。」
「ああ、すみません、リキール様。」
「・・まぁ仕方ない。破壊してくるか。」
破壊神リキール。第8宇宙の破壊を司る神である。
第8宇宙は界王神イルが星の創造と管理を行い、その中で“人間レベル”の低い星は
破壊神リキールが破壊することでバランスを保っている。
人間レベルとは、その惑星に住む住人達の秩序、良心、戦闘力など、総合的に見た人間の命の価値である。
人間レベルを重視している理由は、単純に惑星全体の人間レベルの平均が低すぎると、宇宙自体の存在価値まで低く評価され、最悪の場合、全王より宇宙の消滅を宣告される可能性があるからだ。
何度作っても、管理してきても、人間というのは本当に愚かな生き物で、やはり大半は勝手に殺し合って、惑星を汚して、そして最終的には他の惑星に逃げてまたコロニーを形成し・・と永遠に殺し合いと惑星の汚染を繰り返しながら、宇宙のバランス
を滅茶苦茶にしていく。
そういった愚かな人間どもを星ごと破壊するのが破壊神の役目だ。実際、管理しなければ、宇宙の消滅を招くわけなので、惑星の破壊というのはどうしても必要な仕事なのだ。
宇宙を守る為には、どうしても人間レベルの低い惑星は見限る必要があり、その破壊の権限をここ第8宇宙ではリキールが握っている。
勿論、破壊神は崇高なる上位の存在だが、そういう意味では、彼らは宇宙一の大量殺戮者ともいえるだろう。
破壊と創造。
大半の命を最終的には皆殺しにすることがわかっていても、神達はそのサイクルを繰り返さなければならない。いくら生殺与奪の権を持つ神とはいえ、なんとも罪深い存在である。
「今から、この星・・“地球”を破壊してくる。少し空けるぞ。」
リキールは眉一つ動かさず、いつもの冷静沈着で厳格な表情で言った。
それに対して、
「え?ここからデスビームを打てばそれですべて終わるんじゃ?」
とイル。
確かに破壊神ほどの戦闘力があれば、戯れに指からエネルギー波を発するだけで星など簡単に破壊することができる。
「ああ、しかし、この地球という星には70億人もの命が乗っている。それを星ごと消滅させるという、重みを考えるのであれば、最期に今一度、実際にこの目で彼らの存在価値を見極めてやるくらいはしてやってもいいだろう。」
「なるほど。リキール様は本当に真面目ですよね。まあでも実際に破壊対象を最小限に抑えてる第5宇宙のほうが人間レベルのランクが上なのも気になるし・・。はい。わかりました。リキール様に任せます」
リキールの生来の生真面目さ故か、誰も彼を疑わない。彼が今から行うのは見極めなんかではない。“有効活用”だ。
せっかく70億もの人間を殺してしまうのだ。何の意味もなく消滅させるくらいなら、せめて何か虐殺に意味を持たせたほうが有意義だ、というのがリキールの考えである。。
わざわざ彼が胡麻化しているのはその活用法というのが、あまりにも私的なものだからだ。
そう、彼の考えた人間の命の活用法・・それは彼自身の性処理だった。
神であっても人間や動物たちと同じように性器があり性欲もある。
しかし、何千年と生きる彼らにとって、番などすぐに見つける意味などなく、また高位の存在だからこそ周りも遠慮してしまうので、意外にも破壊神達は伴侶やセフレを持たない場合が多い。
そもそも、破壊を司る者なだけあり、価値観が一般とかけ離れているのか、特殊性癖を持つ故に異性に興味がないというパターンすらある。
なかには素行の悪い淫乱な破壊神もいるにはいるが、これまでリキールが厳格に宇宙を管理してきて、“勤勉の宇宙”とまで言われた第8宇宙の評価を自分の淫らな行為で下げるわけにもいかなかった。
そこで、思いついたのが、破壊対象の惑星で性処理した上で、消滅させ、性行為の証拠隠滅も同時に図るという方法だった。やってること自体はゲスいかもしれないが、どうせなくなる命だ。極めて合理的と言えるだろう。
破壊神の大半は、人間達の命なんて本当に塵芥のようなものとしか考えてない者が大半で、それこそ遊び半分、面白半分で、星を破壊してしまうなんてよくあることである。
あまりに簡単に星を破壊できてしまうので、どうしてもそこにいる住まう命すら軽視しがちになるのはある意味、当然のことだろう。
しかし、リキールの場合は多角的な目線で物事を判断してしまう性分であり、確かに人間達は脆弱で愚かで、軽視されても可笑しくない命かもしれないが、でも、我ら神と同じように思考し、喜怒哀楽があり、彼らなりに一生懸命生きているのには変わりない、と考えてしまう癖があった。
もし、彼らが人間ではなく神として生まれていたら、友人にだってなれていたかもしれない、と・・。
破壊が仕事である彼がそんなこと考えるのはただの精神的負担にしかならないだろうし、むしろ破壊神がそう考えること自体が間違っているのかもしれない。少なくとも、破壊神としての適性は低いだろう。
それでも彼は、今まで真面目に厳格に不要と判断した惑星は破壊してきたし、殺戮してきた命も百兆はゆうに超える。
それを可能にしたのは、ひとえに彼の精神力のタフさ、そして彼自身が破壊神という立場に強い誇りを持っていたからであろう。
勿論、初めての大虐殺は堪えただろうが、慣れとは恐ろしいもので、何度も破壊を繰り返しているうちに、気を病むこともなくなってしまう。
しかし、“虐殺慣れ”していく中で、それでもリキールはずっと破壊の罪深さだけは忘れないようにしてきた。
神の都合で生み出され、増殖し、そして何の意味もなく消されていく・・せめて、彼らの命に何か意味を持たせてやりたいそうずっと考えていた。
そして苦心の末、ようやく思いついたのが「自分の役に勃たせる」ことだった。
それは一般的なスケールで考えればそれはただの自惚れと捉えられてもおかしくないだろうが、彼が神であることを考えると極めて合理的な考え方といえよう。
言わずもがな神と人とでは、スケールが違う。
何度も言うように破壊神の役割は極めて重いものだ。
何十億という命を乗せた星を、消すか存続させるか、という思い決断を常に課されている。
もし、彼自身の性処理を疎かにして、結果、その欲求不満やイライラから判断を誤り無駄に星を破壊してしまったら、それこそ宇宙の存続に悪影響を与えることになる。
破壊対象の命を彼自身のメンタルヘルスケアに活用できるなら、それは極めて有意義であると言えてしまうのだ。
大量の命を性処理の為に使うという狂気も、神のスケールで考えれば、現実的な手法となる。
さて、それではその性処理というのが、いったいどういうものなのか。
その一部始終をこれから見ていこう。
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リキールは既に地球の大気圏に突入していた。
高速で空を飛び回り、キョロキョロとあたりを見回す。そして灰色の大地を見つけると、その上空で動きを止めた。
「グオォォォォオオオオオ!!!」
突如、リキールは両の拳をグッと握り締め咆哮。それと同時に服が引き裂かれるほどに全身の筋肉が隆起した。そのまま見る見るうちに身体が肥大化していく・・。
何倍・・・何十倍・・・
気付いた頃には、彼の身体は20㎞を超えるほどの巨体となっていた。
普段は利便性を重視して、身体を縮小させているが、本来、神の姿というのはその戦闘力に比例した大きさがある。
宇宙を消滅させるほどの力を持っている破壊神の戦闘力の高さはあえて言うまでもないだろう。どの宇宙の破壊神も本来のサイズは、少なくとも太陽よりはデカいといわれている。
それを考えれば、これだけ巨大化したとは言っても、本来の姿からしたら20㎞など微生物以下の大きさだ。
「ふむ。こんなものか」
突如町の上空に現れた巨大生物。人間達もその存在に気づきはじめ俄かに騒がしくなってきた。
巨大化に伴って服を失った彼は素っ裸で腕を組み仁王立ちしている。
流石に破壊神なだけあって、身体の締まりが素晴らしい。
惚れ惚れするほどの筋肉と、そして、股から垂れさがる極大の肉塊・・
あまりにデカすぎて、それが男性器であると判断するのに時間を要するレベルの代物だ。
まだ勃起すらしてないのに、鈴口が脛くらいの高さにある。こんな爆根が勃ち上がったら、いったいどんな大きさになることだろうか。想像もできない。
リキールは足元の人間達から視線を感じて、ニヤリと口を歪ませた。
舞空術を解く。巨体が大地へと落下していく・・・
ズドォォォォオオオオオオオオオオン!!!
星が揺れる。まさに神の降臨に相応しい衝撃、激震。
一瞬で、億単位の生命反応が消滅したのを確認した彼は、あろうことかその感覚を快感と捉えているのか、恍惚とした表情を浮かべる。
すると、ドクン・・ドクン・・と、大地を揺らすほどの彼の血の脈動音と共に、彼のクソデカペニスがミシミシと音を立てながら膨張を始めた。
迫り出した極太の血管。パンパンに張って大腿部にも負けない程の大きさにまでに肥大化したかと思うと、今度はムクムクと勃ち上がり、大地に影を落とすしていく。
リキールが他の破壊神と大きく違うこと。
それは、人間達のようなスケールが小さく他愛もない命すら、しっかり顧みた上で、その立場、目線に立てるだけの豊かな想像力を持っていることだ。
相手を尊重できる分だけ、その命を奪うことの重みも理解でき、そして、命を奪うこと自体を役割としている破壊神という自分のスケールの大きさを正確に捉えることもできる。
他の破壊神も無意識のうちに自分の“偉さ”を理解し、傍若無人にふるまっているものもいるが、リキール程、正確にそのスケールの違いを理解しているものはいないだろう。
その思慮深さ故に、あまりに大きい自らの存在価値に自己陶酔してしまうのは無理もないことだ。
そして彼の場合は、そのスケールの違いを目に見える形、すなわち明確に地球上に表現することを好んだ。
デスビームで破壊するのは簡単だが、それでは手ごたえがない。
しっかりと、自分の身体で命を蹂躙し、命を感じることが、なにより自分の存在の大きさを実感する最適解だと導いたのだ。
その高揚感は凄まじく、勃起するには十分だった。
すなわち、自分のちんこ如きで、オナニー如きで、途轍もない数の命が消滅してしまうという、あまりに不平等な命のスケールの違いに興奮しているのである。
自分の一動作がどれだけの被害を及ぼすか、今から自分に滅ぼされる町はどのような歴史を辿って今ここに存在しているのか、いきなり目の前に巨神が現れて人間達はどんな感情に駆られているのか・・想像を巡らせれば巡らせるほどに滾るこの“蹂躙オナニー”の奥深さにすっかりリキールはハマってしまっていた。
殺戮に意味を持たせたい、そう考えてから数千年。はじめはその星に住む何十億という命のうち、選りすぐりの♀を抱きまくってから最終的に星を消滅させるという、性処理の方法をとってこともあったが、抱いた♀に感情移入することもあり、本当に後味の悪いものだった。
言わずもがな、破壊神は平等な破壊と死を齎す存在である。
一部の命だけを優遇して生かしたり、私情で破壊を取りやめるなんてのはあってはならないことだ。
星の破壊というのはそんな軽いものではない。他の破壊神はそこまで考えていないかもしれないが、少なくともリキールはそう考えている。
ズシーン・・・ズシーン・・・
降臨の衝撃で周囲の町のほとんどの建物が壊滅してしまったので、リキールは別の大都市を探すために歩き出した。
一歩歩く度にぐわんぐわんとその股から生えた巨塔が右に左に揺れる。
フル勃起して熱を持った全長7㎞ほどの棒ヒーターが前方に漂う雲を次々と掻き消していく。ちんこが発する熱で雲を形成している微小な氷や水の粒が一瞬で水蒸気と化しているのである。
彼が通った後はスッキリと晴れ渡り、その雄々しい姿を遮るものはない。
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大都市を見つけると、彼は大きく足を開いて、股下に町を収めた。
「人間レベルを下げる、愚かな虫けら共よ・・」
リキールは足元で逃げ惑う人間達に語り掛ける。
「可哀想だが、貴様たち人間・・もといこの地球そのものを破壊することが決定した。」
「我はこの第8宇宙を統べる神。破壊神リキールだ。本来であれば、お前たちには死の恐怖を感じる間も与えず一瞬で消滅させるつもりだったが、それでは、いったい何のためにこの星が何千何万年と世代交代を繰り返して今、ここに存在しているのか意味が分からないことだろう。」
「実際、お前らが生きていることには何の意味もない。宇宙から見ればお前らは我の性器の恥垢にすら及ばないゴミくずのようなものだ。」
「しかし、神である我もお前たちと同じように思考する存在だ。何の意味もなく生み出されたゴミくずが、そのまま何の意味もなく消されるのは、あまりにも憐れだと思っている。だから、せめてもの慈悲で最期にお前たちが必死に歴史を紡いできたことに意味を与えてやる。」
「それは・・我が性欲の糧になることだ!この地球に住まうすべての生き物の命は我の性処理の為だけに存在してきたのだ。」
自分で言っておきながら、自分自身の言葉に興奮して、身体が発奮する。
人間達もいきなりそう宣言されて、さぞや戸惑っていることだろう。
しかし、実際、大都市すら股下に収めるような巨大生物が今まさにその股から垂れさがる凶悪な肉の塊、そして隕石のような二つの睾丸を町の上に叩きつけんばかりに鎮座している様子を見れば、彼が本当に神であることを疑うものなどいない。
そして、同時にすべての生き物が“死”を覚悟したことであろう。
それほどにリキールの上空を埋め尽くすほどの、巨体の圧迫感は凄かったし、何よりその勃起ペニスが発する殺気が凄まじかった。
「お前たちは幸運だ。他の宇宙であれば、何もわからないまま、神の存在も知らぬまま消滅していたことだろう。人間どもよ誇れ。神たる我が肉体を目にしただけでなく、この我の秘部をその目に収められたことを光栄に思うがよい!」
「いくぞ!人間ども・・・!ここで・・・扱く!!我がオナニーを目に焼き付けよ!!」
リキールは町の上空すべてがちんこで埋め尽くされんばかりに、ギリギリまで腰を下げて、人間達に自らの巨根を見せつけながら、そのままちんこを扱きだした。
ズゴォシュ・・・ッ!ズゴォシュ・・・ッ!!ズゴォシュ・・・ッ!!!
ペニスの皮と海綿体が滑る轟音。そして、その爆音に今にも掻き消されそうな何百万という人間達の悲鳴・・。
腕の上下、一回のピストンが巻き起こす暴風はコンクリートを簡単に引きはがすほどの威力があり、路上にいた人も車も何もかもが、上空に投げ出される。
「我の性生活の一部になれることがどれほどの誉れかわかるか!?我がどれほど強大な存在なのか、その小さくて浅はかな頭でわかるか!?我は何百何千という星を破壊してきた神だ!!お前らのような人間など、もう何十兆、何百兆と殺してきた!その大半が、我が肉体を一瞥することすら叶わず死に絶えてきたのだ。それを、お前たち如きの為に・・この我が性器の真下にいるたかが数百万という命如きの為に、わざわざ神のオナニーを“見せてあげてやっている”のだぞ!」
自らを昂らせる為の自分語り。果たしてその言葉を最後まで聞けた者はいたのだろうか。
彼の激しいオナニーによってビルはすべて粉々に破壊し尽くされ、ほとんどの命がコンクリートのシミとなっていた。
「出すぞ!!チンカスどもが!!!・・・・ぐ・・・・射精る!!!!!」
びゅッ!!・・びゅるるるるっるるるるっるる!!!!!
神の射精。それは、幻想的ですらあった。
宇宙を破壊できるほどの生命力を持つような個体の濃厚な精液というのは、ここまで美しいものなのだろうか。
尿混じりを感じさせない純白な液体が太陽に照らし出され眩い程に輝いている。
そこかしこで虹がかかり、まるで天国のようだ。
その美しい光景とは裏腹に、射精の被害は凄まじかった。精液と同時に性器に蓄積されていた莫大な破壊エネルギーまで放出されたことで、地球上のすべての生命が一瞬で消し飛んだほどだ。
それは、言ってしまえば、7㎞もある巨砲から極大のかめはめ波を放ったようなもので、戦闘力100万に満たないような脆弱な生命体はすべて一瞬で淘汰された。
足元につい先ほどまで存在していた町と何百万の命。
それらは瓦礫と血に塗れていたはずだが、それすらまっさらな白濁液が覆い隠し、その凄惨な風景は隠れてしまった。
「人間どもよ・・・喜べ・・我はイったぞ!何の価値もなかったお前たちの命が、我のオカズとして役に勃ったのだ。破壊神の性生活の一部になれたのだ・・。これは凄いことなのだぞ・・。これで、我がフラストレーションは解消され、よりよい宇宙作りに邁進できる。お前たちの命が素晴らしい宇宙の創造の礎となったのだ・・・」
リキールの賢者タイムの自分語りはそのあともしばらくは続いた。
こんな要領でリキールは三日に一回は惑星を消費している。
界王神イルの計画の不備によってどうしても生み出されてしまう害悪惑星、結果的には、それがリキールのオカズの量産に繋がっている。
そういう意味でも彼らは名コンビと言えるだろう。
おわり