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大量虐殺!日本一周蹂躙旅!~性剣伝説~

キャラクター紹介


本編

ルナと別れたテルは伊豆半島から東日本を見渡していた。


目と鼻の先に広がる大都市。物凄い数の生命の気配がする。


テルは早く蹂躙したい気持ちをグッと抑え込み、地図を開いた。

(ゴール地点の人間は一匹たりとも逃がしたくないなぁ・・)


言わずもがな、ゴールというのは東京のことだ。それまでに東京以外のすべての県庁所在地を破壊して回る。


流石に10㎞超えの彼の大股でも、ゆっくり破壊を楽しみながら歩いていると、北海道まで行って戻ってくるまでにそこそこの所要時間は掛かる見込みだ。


すぐに国全体が大パニックに陥ることを考えると、避難が順調に進むとは思えないが、とりあえず近場にある羽田空港や成田空港は最初に潰しておきたい。


西側に逃げるだけなら結局、姉が殲滅してくれるから問題ないが、海外に逃げるのだけは許せない。


(千葉の成田空港・・ちょっと距離はあるけど、あそこまで跳べるかな?)


テルは細身のテールナー種には似つかわしくない爆根の持ち主で、そのどっしりとした肉棒を支える為か、大腿四頭筋から下腿三頭筋まで下半身全体の筋肉が発達しており、走り幅跳びと垂直跳びは同学年では一番の記録を持っている。


テルは膝を曲げ、跳躍姿勢を取った。


下半身に力を入れると、更に筋肉は隆起し、強く踏み締められた地面は断層が起きる程にひび割れる。


惚れ惚れする程の逞しい大腿部。そしてその強靭なバネから繰り出される大跳躍!



————テルが宙を舞ったと同時、地盤がひっくり変える程の衝撃が巻き起こる。


10㎞もある巨体が思い切り地面を蹴ったのだ。被害が出ないわけがない。


その反動をもろに受けた静岡の南東エリア・・沼津、三島、伊豆あたりの町は地割れで崩壊。建物が次々と倒壊し、かなりの死者が出た。


雲を突き抜ける跳躍。


高度は30・・いや40㎞だろうか。少なくともオゾン層は突き抜けている。


テルは自分の身長の何倍もの高さまで飛び上がったかと思うと、次の瞬間、今度は小隕石の如く目標地点目指して落下していった。


100億トンを超える超重量が、千葉県成田市を襲う・・・!!


ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!


列 島 震 撼


着地の衝撃は星そのものを傷つけてしまったのではないか、というほどに甚大なものとなった。

もし、震度が10段階ではなく、震度7より上が存在したのであれば、震度8・・・もしくは震度9に位置付けられてもおかしくないほどの激震。


本当に小隕石でも衝突したかのような衝撃をもろに受けた成田市は、空港どころか、町全体が一瞬で粉々に粉砕されてしまった。


成田市だけではない。


地球史至上最大の大地震は、千葉県全体を壊滅させ、そこに住む600万人近い人間達のほぼ全員の命を奪った。


被害は千葉県だけでは済まされず、隣県でも震度7を計測。神奈川、東京、埼玉、茨城はどこも都市機能が停止するほどの被害が出ている。


そして、これはテルも望んでいなかったのだが、震源の位置が悪かった為、内海の東京湾にもかかわらず津波が発生してしまい、浦安市、川崎市、横浜市、横須賀市といった海に近い町が致命的な被害を受けてしまった。


勿論、某夢の国も一瞬で消滅したことであろう。


特に横浜市と川崎市は人口密度の高いエリアで、両市を合わせるだけでも500万人ほどの人間が住んでいたのだが、これらすべてが東京湾に飲み込まれてしまったのはかなり勿体ない。


結果的には、もう一つの破壊目標だった羽田空港も海に沈んでくれたので、そこだけは良かったのだが、いくらなんでも被害が大きくなり過ぎた。


結局、テルのこのたった一回の跳躍で2000万人もの人が死んだ。蹂躙旅が始まってまだ数分だというのに、この国の総人口の約1/6が消滅したのである。

地図を見ると、千葉だけでなく、神奈川も赤色に変化していた。県庁所在地の人口の8割が死亡すると、県名表示が赤色に変わるらしい。そうやって地図上の全都道府県を“制県”していくようだ。


(やっちゃった・・)


自分のスケールを見誤るとこういうことになる。

ゴール地点の東京でも死者は400万人。せっかくのフィニッシュ地点だというのにだいぶ傷つけてしまった。


しかし、それでもまだ1000万人近く生きているのだから流石この国の首都である。


地震大国である日本だからこその建築技術。過去、何度も経験してきた地震によって、進化してきた技術は並大抵ではない。


もし、免振技術や耐震性能がここまで優れていなかったら、この跳躍一撃で、4000万人・・・それこそ千葉のように4つ5つ複数の県が消滅してもおかしくないくらいの衝撃だった。


とはいえ、2000万。国を揺るがすレベルの大災害には違いない。これだけの激震災害に晒されてしまっては、もはや避難どころではないだろう。少なくともゆっくり北側を制圧していてもその間に逃げられることはないはずだ。


テルはなんとか結果オーライということにして、気を取り直して北に向かった。


崩壊した千葉の大地。空港から割と近かったこともあり、千葉市の市街地も跡形もなく消滅していた。


改めて今、この星に起きたことを考えると、ムラムラしてくる。


たった一回ジャンプしただけなのに、まさかこんなにも何もかもが滅茶苦茶になってしまうなんて・・!


股間がビクついて、尿道内を満たしていた我慢汁がボタボタと地面に垂れる。

喉が渇く・・身体が熱い・・・


ダメだ・・!とりあえず一回抜かないと蹂躙旅どころではない。


今抜いてしまっても、北海道まで行って戻ってくる数時間の間に、精子は十分製造される。景気づけにまず一発!盛大に放出してしまおう!


テルは再び進路を変え、北ではなく、東京湾のほうへ歩いて行った。

そして、徐に主砲を神奈川県のほうへ向けた。


もはや壊れた玩具になってしまった神奈川県。白い核ミサイルを撃ち込み、完全にトドメを差してやろうという魂胆だろう。


正直、扱かなくても射精してしまいそうなくらい、ペニスがビクンビクンとビクついている。


今なら床オナに頼らずとも、手だけで秒でイけそうだ。


テルは両腕で抱きかかえるようにペニスをホールドすると、ゴシゴシとちんこを扱き始めた。


「あ・・・あああ・・・・っ!・・・人間さん達・・・!・・ごめんなさいッ!!・・・み、みんなの命を使って・・・イくね・・・!!・・う・・・・ッ!」


超弩級戦艦「テル」。巨砲輝く。


「射精る・・・・・ッ!!!!ハイドロカノンッ!!!」


鍛え抜かれたPC筋の収縮が巻き起こす爆発的なエネルギー!人知を超えた力によって押し出されるホワイトフラッド!


びゅるるっるるうるっるるるるっるるるる!!!


撃ちだされた白銀の鉛が神奈川県の町を蹂躙していく。


南は小田原市、北は相模原市まで広範囲に広がる精液の絨毯爆撃。神奈川の東半分は先ほどの津波で海に、西半分は精液に沈んだ。

こうして、人口第二位を誇る神奈川県は忽然と地図から姿を消した。


(なんて気持ちいいのだろう・・)


沢山の命を使って得たエネルギーで、更に沢山の命を蹂躙する爽快感。自分が特になんでもない平凡な高校生だと自覚しているからこそ、そんな自分にすら好き勝手虐殺されてしまう文明のあまりの脆さに憐れみすら感じる。


(可哀想に・・。ちっちゃくてもみんな頑張って生きてきたのに・・。何百年、何千年と歴史を紡ぎ、これだけの文明を築いてきたというのに、それが僕の射精如きで全部台無しになっちゃうなんて・・!)


テルは人間達の末期を本当に悲しんでいた。自分で殺戮しておきながら何を考えているんだ、という話だが、それだけ、彼は彼なりに命を尊重していたのだ。


惑星害虫だろうと相手も尊い命。本気でそう思っているからこそ、そんな尊いもの達を簡単に大量虐殺できてしまう自らのあまりに凄まじいスケール感、「神」然とした立ち位置に酔いそうになる。


テルは射精の余韻に浸りながら、しばらく茫然と立ち尽くしていたが、西側から何か強い念波が飛んできたのをきっかけにハッと目を覚ました。


その後も、念波は何度も飛んできた。


おそらく、姉のルナがエスパータイプの技で人間達の命を弄んでいるのだろう。


(お姉ちゃんはもうだいぶ蹂躙進めちゃったかな?・・・なんだか蹂躙プレイなら、お互いの一人エッチを見せ合いっこしてもいい気がするなぁ。僕もお姉ちゃんの蹂躙

してる姿を見てみたいし、それだけでオカズになりそう・・)


今度来るときは、ビデオカメラでも用意しようと思った。


テルはまだ“白い破壊光線”の反動で、ふらふらしていたが、なんとか北へ向け歩き出した。



壊滅した千葉を超え茨木へ。


茨木も先の大地震でだいぶダメージを負っていたが、「一応」県庁所在地は破壊しておこう。


茨木の後はそのまま北上して福島に行くのではなく、先に栃木を経由するほうがルート的には無駄がない。徒歩数十秒で茨城県の北方にある水戸市に着くには着くが、茨木は全体的に大地が平たく、人口が均等に分散しており、蹂躙の醍醐味は薄い。


ふと、テルは足元に広がる水溜まりを目にすると、いきなりその水を北方に向けて蹴り飛ばした!


横幅の広い大きな足に掬いあげられた大量の水が茨木の北側の大地に降り注ぐ。


「あ、茨木が赤くなった。」


今のたった一動作で水戸市が壊滅したということになる。

水溜まりの名前は“霞ヶ浦”。


日本で2番目に大きい湖の膨大な量の湖水が茨木全体に拡散されたのだ。巨大な水の塊に晒された町は完膚なきまで蹂躙されたことだろう。


人間だけではなく、ワカサギやシラウオ、コイといった魚類、サギやカモといった鳥類・・・たくさんの動植物の無数の命も巻き添えだ。


それは、感覚でいうと「ゴミ箱にティッシュを捨てにいくのが面倒だったから、丸めて放り入れた」ような他愛もないものだったのだが、それだけで茨木は滅茶苦茶になってしまった。


テルはそんな水戸市にはもう目をくれることもなく、次の蹂躙対象である栃木県宇都宮市を目指した。


しかし、目の前には全長120mを誇る牛久大仏が立ちはだかる!!


・・と思いきや、身長10㎞をゆうに超える彼にとって、120mなど足の指ほどの高さもない。テルは気付くことすらなく踏み潰してしまった。


正直なところ、都市部以外に何の興味もないテルの前では、牛久大仏どころか、進路上にあったつくば市や筑西市などの町ですら、彼の目に止まることもなく足裏に吸い込まれてしまっているくらいだ。


ただ、それは逆に言えば、目立ちさえしなければ、蹂躙を免れる可能性があるということでもある。


例えば、栃木といえば「日光東照宮」が有名だが、宇都宮市から少し離れていたこともあって、辛うじて破壊を免れている。


テルは先ほど抜いたばかりということもあり、まだ賢者モードの真っ只中だった。気怠そうなやる気のない動作で、宇都宮市の町並みを大きな足をスライドさせるようにして均していく。


それは作業的にも見えた。


あくまでルナが決めた蹂躙ルール“制県”の為だけの無益な殺生だ。


命を奪うことへの敬意が足りないのではないか、と自問自答するが、逆にそんな粗末な生の搾取だからこそ感じる優越感も心地よいものである。


スケール差の違う弱肉強食というのは、本当に奥が深いな、とテルは思った。

その後も、都市を見つけてはしっかりと全滅させながら、北上していた彼だが、足元をよく見ると何か線上の糸のようなものがずっと北の方まで続いており、その線に沿って灰色の地面が広がっていることに気付く。


(そうか、これは線路だ。)


先程からその線上をイトミミズのようなものが動いているのを見つけるたびに反射的に踏みつぶしていたが、それはどうやら電車だったらしい。


よく顔を近づけてみると確かに、複数の車両に分かれた電車だということがかろうじて視認できる。


「こんなつまようじよりも細いのに、ちゃんと電車として機能しているのかぁ・・」

感心して思わず摘まみ上げてしまった。


特に何かするつもりもなかったが、摘まみ上げてしまった時点でその電車の乗客全員の運命は“死”で確定してしまっている。これだけスケールの差があるとただ生かすだけでも難しい。


テルもそれはわかっているから、せめて性欲の糧にしてやろうと自分のちんこの上に置いた。


4㎞の極太ちんこに無数に広がる血管の線路。地獄行きのちんちん電車はこれから宛もなくちんこの上を彷徨い続けるのだろう。


それにしても、ただこの線路状を北に向かって歩いているだけで次々と都市を蹂躙できるというのはなんとも楽なものだ。駅を中心に町が栄える・・・考えてみれば当たり前のことだ。


途中、猪苗代湖で水分補給がてら、たまたま目についた会津若松の町をまるで埃を払うかのように手で蹂躙したこともあったが、基本的には、矢坂市、大田原市、那須塩原市、白河市、那須川市、郡山市・・・といった東北新幹線沿いの町ばかりが蹂躙されていった。


それは極めて効率の良い殺戮と言えて、福島市を破壊し尽くした頃には、既に合計で100万人以上の命が消えていた。

地団駄を踏むようにして、何度も踏み潰された福島の町。踏み固められ、血と肉と瓦礫と土が圧縮された地盤はまるで鉄板のように固く平たくなっていた。



北のほうになかなかの規模の町が見える。


宮城県仙台市。


県の人口の大半がここに集中している。人口密度でいえば、ここら一帯では、一番の抜きどころと言えるだろう。


しかし、すでにしょっぱなに一回ド派手に抜いてしまっている手前、そんないちいちシコっていたら、最後の楽しみが薄れてしまう。


ここは勃起ちんこをなんとか抑えよう。せっかくこれだけ人間が集中しているなら、性欲の代わりに食欲を満たすのも一興だ。


実際、他惑星の生物を捕獲して養殖して食すなんてのは、テルの住む街では当たり前のようにやっている。流石にここまで小さな異星人を食ったことはないが、マズ過ぎて食えないということはないだろう。


テルは豪快に仙台の町に手を入れていった。砂場で砂の山を作るように、町ごと人間達を搔き集めると、そのまま掬い上げて、まるでドロ団子でも作るかのように、にぎにぎして瓦礫と肉でできた塊を作り上げる。


赤色のずんだ餅の完成だ。


男の料理というか、なんというか、いかにも雑な捕食だ。


味はというと、ビルの瓦礫のおかげで歯ごたえはあるものの無機質で味気がない。


仙台市民をごっそりと持って行ったとはいえ、体重150憶トン近い彼の前では塵芥に等しく、ほとんどコンクリートを食べているのに近い印象だ。


テルは自分の手にフッと火を噴きかけて、掌にこべり付いた、血や肉の残骸を灰にすると、パンパンと手を払う。


それだけで赤く汚れていた肉球は綺麗なピンク色を取り戻した。


炎タイプのモンスターは基本的に入浴はしない。


勿論、単純に水が苦手ということもあるが、炎を身体に纏うだけで、体中の汚れはすべて灰になるので、後は身体を震わせて灰を落とすだけでも身体を綺麗にすることができるからだ。

再び、東北新幹線沿いの町の蹂躙を開始したテルだが、ふいに尿道の根元あたりを

グッと押さえた。


(なんかおしっこしたくなってきたな・・)


今度は黄色い破壊光線が火を噴くらしい。


いったいこの主砲、どれだけの命を奪えば気が済むのだろうか。


テルは目前に広がる広々とした緑豊かな岩手県をきょろきょろと見渡した。


テルは海に放尿するか町に放尿するかで迷ったが、海に放尿したら、回り回って姉のほうにまで流れていってしまう可能性があるし、だからといって、町に放尿するのは

命を軽視し過ぎな感もある。


テル自体、割と綺麗好きな性格なので、射精ならまだしも、大量の尿で派手に大地を汚すのは、流石に気が引けるようだ。


結局、ちょうど小便でもしてくれと言わんばかりの渓谷が目についたので、そちらに

放尿することにした。


じょぼじょぼじょぼ・・・


トイレにされた厳美渓。日本のどんな川よりも太い尿道川から噴出する水量は凄まじく、磐井川を滅茶苦茶に氾濫させながら、一関市まで巻き込んで滅茶苦茶に押し流していく・・。


尿川と化した磐井川は、北上川と合流し、近隣の町を次々と尿の濁流で蹂躙しながら、海に流れていった。

結局、テルが気にしていた海も町も汚してしまったことになるが、その尿の流れる様なんていちいち目で追うようなことはしていなかったので、まさかたくさんの人が尿に押し流されていることなど夢にも思わなかったことだろう。


テルの尿が海に達し、大量の魚の死体が浮いた頃には、既に彼はだいぶ北上しており、花巻市や盛岡市の町は、無情にも振り下ろされる巨大なおみ足を前にズタズタにバラされていた。



————本州最北端、青森に到着。


「広いな・・」

青森県から海の先を見渡して、思わず声が出るテル。流石にテルのサイズでも北海道は広大に感じるようだ。


それでも彼からしたらちょっとした公園くらいのものだが、ここで派手に蹂躙を楽しむのかどうかは正直、迷いどころではあった。


これだけ広くても、人口の大半は札幌市に集まっている。抜きどころとしては申し分ないくらいの町並みだ。


そろそろ精液も溜まってきているようで、ムラつきを抑えるのも苦しくなってきた。


しかし、この青森と北海道を除くと、東京までの道のりにあるのは、わずか5県だ。

メインディッシュの為にも、ここは我慢したほうが賢明だろう。


テルは徐に足元に広がる青森の市街地を手で地盤ごと抉り取ると、函館市のほうを見る。


(なんか星みたいなマークがある・・当たるかな?)


突如として北海道をターゲットとした地獄のストラックアウトが幕をあけた。


テルは、青森県民数万人を乗せた地面をそのまま北へ放り投げてしまった!!


「ストライク!!」


青森市の一角は見事に“五稜郭跡”に命中。飛び散った土砂やビルの瓦礫が函館市をズタズタに破壊していく。


(・・あれ?地図が赤くならないな。)


どうやら、手前の函館市を札幌市と勘違いしているようだ。背伸びして、遠くを見渡すと、奥にもう一つ灰色の地面が見えた。


(・・あ、あっちの町か。ちょっと遠いけど届くかな?)


青森市の大地をボール代わりにしていることもあって、遠くの標的に当てるのは、なかなか骨が折れる。


「とうッ!」


第二球。


球はやや左に逸れ、羊蹄山に衝突。青森県民ともども山は砕け散った。


「もういっちょ!」


第三球。


今度は方角は良かったが、やや飛距離が足らず支笏湖に落下。湖水が飛び散り、湖自体がなくなってしまう。


「今度こそ!」


第四球。


会心の投球だ!青森ボールは完全に札幌市街地をとらえた!


まるで、浮遊大陸でも落ちてきたかのような悪夢。数億トンはある土の塊が落下したのだ。その被害の程を敢えて説明する必要はあるまい。


一瞬でゴリっと200万近く人口の表示が減ったかと思った時には、北海道の表示は赤くなっていた。そして、それと同時に青森の表示までもが赤くなっている。

ボール代わりに散々抉り取られた青森の大地。

結局、大半の県民が北海道に放り投げられて、死亡したことになる。



さて、ここからは日本海側を南下しながら、蹂躙していくわけだが、目下の秋田県秋田市、山形県山形市、そして、既にポータルからの降臨時に傷物にしてしまった新潟県新潟市など、どれもそこまで蹂躙し甲斐のある町ではない。


これは早く抜きたくてうずうずしているテルにとっては救いだった。

東京に着く前にまた、仙台市や札幌市級の大きな都市が目の前に現れたらもう我慢できないかもしれないからだ。


北上の時と同じく線路上を南下していく。


綺麗に奥羽本線上に広がる街並み。そのすべてをテルは容赦なく踏みつぶしていった。


大館市6.8万人死亡!

北秋田市2.9万人死亡!

能代市4.9万人死亡!

潟上市3.1万人死亡!

秋田市30.2万人死亡!

大仙市7.5万人死亡!

横手市8.4万人死亡!

湯沢市4.1万人死亡!


そして、山形県の新庄市3.4万人死亡・・。


無慈悲に換算されていく殺戮スコア。基本、狙われた町の人口のほぼ100%が死に至っている。それはテルの完璧主義者的な性格を表していた。


大きい町も小さい町も関係ない。たまたま線路上に栄えていた。たったそれだけの理由でたくさんの罪のない人が殺されていく。

その無慈悲な虐殺は、そのまま山形新幹線の線路上でも続いた。


尾花沢市1.4万人死亡!

村山市2.2万人死亡!

東根市4.8万人死亡!

寒河江市4万人死亡!

天童市6.2万人死亡!

山形市24.6万人死亡!

上山市2.8万人死亡!

南陽市3万人死亡!

米沢市8万人死亡!


(耐えろ!・・・耐えろ!)

殺せば殺すほど、ちんこが興奮で熱くなっていく。4㎞ある巨棒の発熱で、周囲の気温まで上昇する勢いだ。


深く荒い呼吸。最大級のオカズの前で、射精を我慢し続けるという拷問、地獄。


テルは進路を西に取り、磐梯朝日国立公園を無心で足で平たく均して、なんとか気を紛らわせようとする。

(・・あと少し。あと少しなんだ。この利かん棒!言うことを聞いてくれ!)


もはや性器の傀儡。彼にこんな爆根さえついてなければ・・こんな絶倫でさえなかったら・・きっとここまでたくさんの人は死ななくて済んだことだろう。


しかし、殺戮は終わらない。


テルは上越新幹線の線路上を進む。


新潟市79万人死亡!

三条市9.3万人死亡!

見附市3.9万人死亡!

長岡市26.3万人死亡!

小千谷市3.3万人死亡!

魚沼市3.3万人死亡!

南魚沼市5.4万人死亡!

群馬県沼田市4.4万人死亡!

渋川市7.2万人死亡!


秋田、山形に続き、新潟、群馬も線路上の町ばかりが消されていった。


少しずつ、人口密度が増していく・・。


ドクン・・ドクン・・


群馬県前橋市・高崎市あたりに入ると、性器どころか身体全体が熱くなってきた。

秋田、山形とは桁が違う。


抽象的な格差の開きを意味する「桁違い」ではなく、実際に一歩当たりの死者数の桁が一つ違うのだ。


新潟市でも一踏みあたり数千人は死んだが、前橋市からは万を超えてきた。さいたま市などは普通に蹂躙するのが勿体ないくらいだ。


ここから東京に至るまで、殺戮効率は右肩上がりになる。そう思うともう我慢汁が止まらない。


ズシーン・・ズシーン・・と一歩歩むたびにもの凄い勢いで埼玉県の人口表示が減っていく。その数字の推移を見ているだけでも涎が出そうになる。

そして・・・ついに最終目的地である東京が見えてきた。


人が集中し過ぎたために、彼の標的にされてしまった首都・東京。今までの生温い蹂躙では済まされないのは確実だろう。


一回目とは比べ物にならない程の激しい射精で何もかもが破壊しつくされるのは火を見るよりも明らかである。


広大なコンクリートジャングルである東京は、射精爆心地東京ーground ero Tokyoーとして、生まれ変わるのだ・・。



心臓の鼓動が更に速くなっていくのを感じる。


神奈川の地を精液の雨で壊滅させてから今に至るまで12もの県と、そこに点在する無数の都市を蹂躙してきた。その間、抜きたくてもずっと我慢してきたのだ。


はじめの跳躍で東京にも壊滅的な被害を与えてしまったが、それでもこの国のどこよりも踏み応えがあることには変わらない。


この国で一番栄えていて、人口が多い場所に足を踏み下ろしたらどんなに気持ち良いんだろう、とテルはずっと期待しながら歩いてきた。


最大限の快感を味わうには、もうこれ以上無駄な破壊をするわけにはいかない。


テルは歩く振動で町を壊滅させないように、慎重に一歩、また一歩と繁華街に歩を進める。


そしてひと際、高層ビルが密集している場所を見つけると、ゆっくりと腰を降ろした。


(どこが一番人が集中してるかな・・)


これから自分の肉体を前に消える町並みをしっかり目に焼き付けながら、右足を振り上げ、狙いを定める。


ビルとビルの間の大道路を小麦粉の粉のようなものがうじゃうじゃと蠢いているのが辛うじて見える。その粉粒一つ一つが車両であり、中には複数の命が詰まっている。


最初の地震のパニックが未だに収拾できておらず、我先に避難しようとする人間達で大渋滞が起きているようだ。


このまま足を振り下ろすだけで、想像もできない数の命が失われると思うと、意識を失いそうなほど興奮してくる。


———そんな時、たまたまその振り上げている足のあたりを旅客機が飛ぶのが見えた。

ムラぁ・・・


テルはその飛行機が姉の蹂躙から逃れようと、命辛々逃げてきた生き残りだと瞬時に理解して、途轍もないムラつきに襲われた。


思わず悪い笑みを浮かべた彼だったが、飛行機が丁度足裏辺りにきた途端、思わず反射的に足を踏み下ろしてしまった!

ズドォォォォオオオオオオオオオオン!!!


一瞬で消し飛んだ乗客数百人の命。

そして、それと同時に、広大な繁華街が巨大な足裏に飲み込まれた。


(あ・・・・あああああ・・・)


テルはあまりの踏み心地の良さに感じ入る。我慢汁が溢れるように鈴口から流れ出し、大粒の粘液が今にも地表に垂れそうだ。


足を再び振り上げると、そこには巨大な足型のクレーターが姿を現した。直前までそこにあったはずの高層ビル群や道を埋め尽くすほどの車の列、何万という命・・なにもかもが一瞬で磨り潰されて消し飛んだ。


地震による被害も甚大で、これがまだ一撃目だったら、もう少し被害は小さかったかもしれないが、先の千葉を壊滅させた跳躍地震で、すでに東京の地盤がだいぶ緩くなっていたこともあって、まるでドミノ倒しのようにビルが次々と倒壊していった。

東京都全体でいうと数百万単位の死者が出ている。


ゾクゾクと毛が逆立つほどの快感。我慢汁が垂れて町の一角を蹂躙し、数千人の命を奪ったが、踏みつぶしの気持ちの良さに心を奪われ、目にも入らない。

「ごちそうさまです。最高のひと踏み、いただきました。」


テルはいただいた命に感謝するように頭を下げた。彼らの命を無駄にしない為にも、この感覚、体験をしっかり頭に焼き付けて、家に帰ってからでも、思い出すだけでオナニーできるようにしたい。


そうやって殺戮の有用性を高めることだけが、テルが彼らの命に報いる為にできるせめてものの償いである。

さて、しかし、本当の大虐殺はこれから始まる。今までの蹂躙は言ってしまえば、前戯だ。


まだこのエリアにはかろうじて500万近い人間が生き残っている。


やはり最後はこの命の詰まった灰色の絨毯で床オナするに限る。


それに差し当たって、まずはもう手の付けられないくらいそそり立ったこの爆根を思いっきり町に叩きつけ、自分のちんこの凄まじさをこの星の住人に見せつけてやりたい。



興奮でまるで鋼鉄のように固くなったペニス。


4㎞を超える鉄塊はそれだけで40億tもの重量がある。まさに鉄の前尻尾「アイアンテール」である。それを気まぐれに叩きつけただけでも天変地異が起きるのは間違いないだろう。


しかし、それだけではつまらない。もっと凄いことをしよう。


いままで沢山の命を奪い、命を感じたことで得たこの不思議な感覚。身体中を満たす“何か”。


テルは少しづつ自らの兵器の本当の可能性を身体で理解しつつあった。その“何か”。ルカリオの波導にも似た、生命エネルギーのうねり。それを性器に集中させることで、際限なくペニスの破壊力を上げられることに・・。


“ふるいたてる”

“ふるいたてる”

“ふるいたてる”

“ふるいたてる”

“ふるいたてる”

“ふるいたてる”


攻撃力最大積み。今、自分ができる最大の力を引き出す!


「・・・奮い勃て!!僕のちんこ!次、また蹂躙できるのはずっと先だ・・後悔しないよう僕の全力の性をこの一撃に込める!」


この世界のすべての生命エネルギーを合わせても、彼のちんこの生命エネルギーには及ばないだろう。それほどの圧倒的な力が今、彼のペニスにはある。


あまりに力が集中し過ぎたのか、テルのちんこは眩く輝きだした。


膨大なエネルギー波を前に、周辺にいた東京の住民達はその光に触れただけでも消滅してしまう。


光り輝く性なる剣。後に「性剣伝説」としてこの星に語り継がれる、究極の破壊兵器が今ここに顕現した!


そして・・・その光の柱がついに東京の町に振り下ろされる!!!



———その刹那、甲高い声が響き渡った。


「テル!!!!ダメ!!星が壊れちゃうッ!!!!」


“多重リフレクター”


どこからともなく駆けつけてきたルナ。


彼女はとっさに地球に対し20枚ものリフレクターを張った。


しかし・・


バキバキバキッ!!・・・ズドォォォォオオオオオオオオオオン!!!


そのすべての壁が一瞬で割れてしまい、無情にも光の大剣は地面に衝突した。


20枚のリフレクター。1/2の20乗。地球へのダメージを1048576分の1にする効果。


それは本来であれば、ダメージを無効化するのとほぼ同義のはずだった。しかし、それでも、列島が裂けるほどの衝撃が星を襲った。


衝撃は日本を超え、世界全体に甚大な被害を与える。星自体が大きく揺れた為、海は荒れ狂い、世界中の沿岸地域が津波の被害にあったくらいだ。


死者30億。


大きく裂傷した星からは、マグマが噴き出している。


もし、あと1枚リフレクターが足りなかったら、地球は真っ二つに割れていたかもしれない。


それこそ、もしルナのリフレクターが間に合わなかったら、地球はおろか、ルナやテル本人ですら、そのあまりにも大きなエネルギーの爆発に巻き込まれて消滅していた可能性すらある。


一瞬で30億人もの命を奪うような衝撃。その1048576倍が本来の威力だというなら、それこそ銀河ごと消滅して、超新星爆発と共にここら一帯がブラックホールと化していたかもしれないのだ。


それがこの星に住む“たかが”30億人程度の虫けらの死で回避できたのはルナの機転によるものが大きい。



ルナは震えた。


仮に自分たちの住む惑星で同じことをやったとしても、同じことになっていたかもしれない。地球のスケールが小さいとか、もはやそういう話ではない。次元が違う。


テルは銀河を滅ぼしかねないほどの力を持っていたのだ。



命を最大限感じたことで、顕現した未知のエネルギー。


海綿体には血と共に生命エネルギーを凝縮させる力があった。


体積でみるとテルの性器は彼らの惑星に住む一般男性のペニスの平均と比較しても数百倍はある。そこに散々昂らせて生み出した生命エネルギーをこれでもかと詰め込み、更に“ふるいたてる”で爆発的に攻撃力を上げたのだ。


今まで誰一人として気付かなかった未知の力。禁忌。


生来の優しさを持つテルが最大限命への敬意を払い、命を感じたことで辿り着いたすべての生命の根幹にある生命エネルギー。


そしてその原初の力を際限なく吸収する爆根海綿体。


それが奇跡的に重なったから顕現した“宇宙を壊す力”。


「・・・テル!!!大丈夫!?」

思わず涙目で弟に抱きつくルナ。


「お姉ちゃん・・・ごめんっ!ごめんなさい!!」

テルも自分が今やろうとしていたことのヤバさに我に返ったように気付いた。地球の全生命や自分だけでなく、大好きな姉までちんこで殺しかけたのだ。


「もう、それは絶対やっちゃダメよ!私が・・・私が扱いてあげるから!頑張って気持ちよくできるよう私も頑張るから!2度とあなたを欲求不満になんてさせない!」


ルナはテルの性処理こそ自分の生まれた使命と感じ始めていた。宇宙を消滅させるほどの力を持った弟。それだけのスケールを彼女はこれから背負っていかなければならない。


テルの裏筋の盛り上がりに合わせしっかり胸の谷間と女性器を密着させて、身体全体で徹底的に扱く。


滅茶苦茶になった星のことなんて、もうどうでもいい。今はただ弟を抜かせてあげることだけに集中したい。


ルナは全力で腰を振り続けた。テルもその姉弟愛を全力で受け止めていた。ただただ彼らは必死に互いを想い、案じた。


30億人もの命を奪った悪魔のような彼らではあるが、その兄妹の絆や愛は本物で何より尊かった。



・・天に向けて噴水の如く噴きあがる精液。


海綿体に残留していた生命エネルギーのせいか、射精は月を濡らすほどの飛距離が出た。


放出の衝撃で姉は吹き飛ばされそうになったが、テルがしっかりと姉を抱きしめ守る。


世界中に降り注ぐ精液の雨。そして、射精爆心地としてクレーターとなった廃都東京。


・・その後、力を使い切った二人はふらふらと互いの身体を支え合いながら、ポータルを潜り、地球を後にしたのだった。



たかが思春期の子供2人の若気の至りで、壊滅した星。とはいえ、辛うじて星として存続できただけでも不幸中の幸いだったのかもしれない。


彼らが再びこの星にやってくるかはわからない。しかし、それ以外にもまだ大きな問題が残っている。


それは、この地球上で彼ら二人の次に強いのが、人間ではなくテルの精子だったことだ。


何億と放出された外来種がこの後、地球の生態系を滅茶苦茶に蹂躙していくことであろう・・



幾星霜、長い時の流れの中でも途切れることなく永遠と語り継がれる地球の歴史。


眩い光と共に、地球を切り裂いた人類史最大の天災を人々はこう呼んだ。

「性剣伝説」と・・


結果発表

射精爆心地。半径500㎞もの巨大なクレーター。


かつて性剣が振り下ろされたとされる地「日本」だ。


小さな島国ながらそこには1億人を超える人間が住んでいたという記録が残されている。


彼らの血脈はたった一度の「お狐様」の射精によって途絶えたと言われている。


おわり

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