「そんな・・・そんな馬鹿な・・・。お前が俺の妹・・・?」
「・・本当にごめんなさい。あなたが一人苦しんでいることも知らずに、私はただポケモンバトルに興じていた。
ずっと兄弟がいたことも知らなったし、お母さんのことも匂いぐらいしか覚えていないの。
でも、マスターと一緒にいて、彼の育成方法や厳選の仕方を見て、私は察した。私が彼の手持ちとして選ばれるまでに途轍もない犠牲があったのだろうことを。
でもそれを知っても私はマスターに逆らえなかった。モンスターボールによって精神をコントロールされていたから・・」
「やつは・・あのトレーナーはもう死んだのか?」
「ええ。あなたの歩みが巻き起こした地震によって倒壊した建物の瓦礫の下敷きになって・・。
そして彼が死んだことで私は何を目標に生きればいいのかわからなくなった。自分を鍛え、戦い続けること以外の生き方しかしらなかったから・・
だから、何でもいいからとにかく生きる目的が欲しかった。誰かを大切にしたかった。世界を破滅させようとしているあなたにコンタクトを取り、もしも滅びの未来を変えられたなら、私の心は満たされるのではないかと・・・」
「そうか。なら、遠慮なくかかってこい。終焉を締めくくる余興としては十分だろう。」
彼女も巨大化したとはいえこの対格差。
ルカリオ種らしからぬ高身長の俺と違い、彼女は通常のルカリオ種の平均身長よりやや高いくらいだ。
数値にして1.3㎞程だろうか。対して俺は1.8㎞。肉弾戦では圧倒的に自分が有利なのはわかっている。だが、相手も戦闘のプロだ。多彩な技を使って俺を追い込むかもしれない。
ただ、それに関しても激しい技であればあるほど、街が巻き沿いになって大きな被害に繋がるわけで、彼女にその選択はできないだろう。
最初の一撃は受けてやる。
余裕などではない。「のうのうと生きている憎い兄妹」と敵視して生きてきた自分への戒めだ。彼女は彼女なりに辛い人生を歩んできたのだ。
彼女が向かってくる。覚悟を決めたのか、足元の避難民の列も気にすることなく、滅茶苦茶に踏み殺しながら俺に向かってくる・・
・・しかし、彼女は思ってもみない行動にでた。
殴るでも蹴るでもなく、なんと抱き付いてきたのだ。
「な・・・何をしている?」
「・・・ずっと寂しかった。愛のない主従関係だけが私の日常だったの。ずっと家族なんていないと思ってた。でも、こうしてお兄ちゃんと出会えて、それだけで私はこんなにも満たされてしまっている。史上最悪の殺戮の化身であるあなたをこんなにも愛おしく感じてしまう・・。」
「は、離れろ・・!戦うんだ!6Vのエリートなのだろう?その力で俺を打ち倒し、世界を守れ!世界の救世主となれ!・・・きっと、みんなから愛される女神になれる。彼らと一緒に復興を目指す・・それがお前の生きる目的になるはずだ。」
「・・やっぱり。あなたは自分が倒されることを望んでいるのよ。それに・・どっちにしろ殺戮を完遂させたら死ぬつもりだったんでしょ!?
それは私が許さないわ!・・確かに最初は生きる目的が欲しいと思ってあなたにコンタクトをとった。でも、あなたがお兄ちゃんだと気づいてからは、全く違う感情が心を支配している。
私には失うものなんてなにもなかった。けど、今は絶対に失いたくないものができてしまったの。それは・・・私の唯一の家族・・・そう、あなたよ!」
「・・・だめだ。ダメだダメだダメだダメだ!!心優しいお前が悪魔の共犯者になるなんて。
・・・コイツを見ろ!妹の前で臆面もなくフル勃起したチンコを晒している。殺戮で興奮しているのだ。虐殺に性的興奮を覚えるほど俺の心は壊れてしまっているのだ。そんな異常者の肩を持つなんてあってはならない。お前の正義を以て、悪を滅ぼすんだ!」
「ふふふ・・・おっき・・・こんな立派なモノなんて初めて見た。しかもそれが自分のお兄ちゃんのモノだなんてなんか不思議な気分・・。」
彼女は両手で俺のペニスをぎゅっと抱きしめると、雄臭い我慢汁を垂れ流しているのを気にすることもなく、そのまま温もりを感じるように頬で亀頭をさする。
「お兄ちゃん、聞いて。私は、ずっと兄弟たちに償いたいと思っていたの。私が望んだわけではないにしろ、結果的にたくさんの兄弟の屍の上に私は立っている。
仮にお兄ちゃんがこんな大虐殺を犯していなくとも、いずれ私自身もマスターの呪縛から逃れ、ポケモンを開放するために行動しようと思っていた。
お兄ちゃんのやったことは許されることじゃない。でも現実的に考えれば、それしかなかったかもしれないと認めざるを得ない私もいる。世の中は綺麗ごとばかりじゃない。それは私自身も痛いほどわかってるから。」
「・・・妹よ。俺はずっと会ったこともないお前のことを恨んでいた。
兄弟たちが絶望の淵に立たされ、死に絶えていく中、さぞや楽しく、充実した毎日を送っているのだろうと妬んで止まなかった。
あのトレーナーもろとも惨たらしく殺してやろうと、ずっと思って生きてきたのだ・・しかし、それは間違いだった。お前はかけがえのない最後の大事な大事な妹だ。でもだからこそ、お前には綺麗な道を歩んでほしいのだ。」
「お兄ちゃん。もう私に綺麗な道なんて歩めないわ。
私の足元を見て。この真っ赤に染まった大地を。私はこんなにも殺してしまった。
さっきあなたは女神になれるなんて言ったけど、もう私も大量殺人者になったのよ。女神になんてなれないわ。
・・私はお兄ちゃんと一緒に大罪を背負う覚悟でいる。私たちは決して許されてはいけない存在。でも、同時に私たちを裁けるような者ももうこの世界にはいない。だからせめて、未来に生きる人間やポケモン達が幸せに暮らせるように、私たちが世界を導いていくの。
それは彼らからしたら“支配”になるのかもしれない。強者だけが許される身勝手な振る舞いなのもわかっている。でも、もう死んでいった者達が帰ってくることはない。だからせめて、彼らの死が無駄にならないように、正しい未来への礎にしたい。
70億人がたった一匹のポケモンに殺戮されたというおそらく永遠に語り継がれるであろう恐ろしい星の歴史。私たちが齎した恐怖は何百年、何千年とみんなの心に残り続け、正しい道を歩むための道標になる・・・
だから、もうやめて。あなたまで私の前から消えないで!お願い・・・!」
ずっと凍り付いていた心が春の陽気で溶け出すような感覚。一人じゃないというだけで、ここまで心が軽くなるのか。
あれほど求めた、人間絶滅の大願。それがどうでもよくなるくらい、妹のことで頭がいっぱいだ。
血の繋がりのこともあるだろうが、きっと俺が本当に求めていたのは、苦しみを一緒に背負ってくれる気の置けない仲間だったのかもしれない。
「・・わかった。お前のその覚悟に免じて、人間を絶滅させるのだけは辞めてやろう。
俺も兄弟をすべて失った時、もう失うものは何もないと、だからもう良心も何もかも捨てて修羅の道を歩もうと決意した。
でも・・・今は、お前がいる。俺もお前を失うのが怖い。ただ、笑って生きてて欲しいと
そう思う。そうあるために俺がまだ必要だというのなら、俺もお前の為に生きたい。」
「ありがとう。お兄ちゃん・・」
「だが、一つだけ・・・一つだけ俺のわがままを聞いてくれないか?
約束通り人間を皆殺しにはしない。でも、せめて、この大都市だけは襲わせてくれ。全壊するほど蹂躙するつもりはないが、この大都市こそがこの歪んだ世界の象徴なのだ。
他の都市を壊滅させておいて、ここだけ無傷で残すのでは、俺の信念に反する。」
「・・・これも必要な犠牲なのよね?・・・。過ちを重ねる者には、等しく制裁が下されるという、分かりやすい教訓を未来に伝えるための・・」
「付き合わせてすまない。これから行う行為は、本来ならとても妹のお前には見せられないものだ。
・・でも、申し訳ないが、見守っていてくれないか。俺の虐殺オナニーを。
コイツが血を求めているのだ。今まで70億という人間達を殺し続け、その間、扱き続けてきたにもかかわらず未だに射精に至っていない。
俺の持つ強靭なせいしんりょくがブレーキをかけているのだろう。
すべての人間を殺し尽くしたら抜くと、そう強く心に念じてしまったことで、絶頂が迎えられなくなってしまっているのだ。
人間達を絶滅させないことで、もしかしたら俺の心が満たされないままイけない可能性がある。
そうなると皆殺しにするまで、殺戮の手が止まらなくなってしまうかもしれない・・。だから、そうなった時に俺を止められるようにしっかり俺を見張っていてほしいのだ。」
「わかったわ・・。でも、お兄ちゃんにはちゃんとイって欲しい。もし、虐殺でイけないまま無理矢理私が止めた場合、心が壊れてしまうのではないかと心配だわ。
だから、そうならない為に、私にもサポートさせて欲しい。私なんかの身体で良ければ使ってほしい。
・・大都市の中心で抱き合えば、蹂躙と行為が一緒にできるはず。この際、ナカ出しされても構わないわ。お兄ちゃんは、とにかくイくことだけに集中して欲しいの。」
「馬鹿なことを言うな。俺たちは兄妹なのだぞ!お前に手なんて出せるわけがないだろう!」
「ふふ。まるで人間みたいなこと言うのね。私たちポケモン達は人間の益の為に、相手も選べずに交配させられてきた。それに比べれば近親相姦なんて可愛いものよ。
人間の絶滅によって心が満たされない代わりに、もし私の身体で心が満たされるのなら・・
それでたくさんの人やポケモンが死なずに済むのなら、喜んで身体を差し出すわ。町のど真ん中で股を開くのは確かにちょっと恥ずかしいけど・・
でもそれ以上にこの世紀の大虐殺はしっかりとした形で締めくくらないといけないと思うの。
だから・・・いいよ、お兄ちゃん。私を抱いて・・・」
自分の妹とはいえ、正直なところ彼女のルックスは極めて優れていると言わざるを得ない。
HP、こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさ・・・すべてにおいて最高の素質を持つ究極の個体。
だが、整った顔、豊満な胸、安産型の大きな尻、魅惑のくびれ、美しい毛並、発する波導の美しさ・・・など、“ルックスも6V”と言っても過言ではない。俺も6Vペニス持ちであることを考えると、改めてこの血筋の優秀さには驚かされる。
彼女のその恵まれたプロポーションを前にして「抱いて」と言われて興奮しない♂はいないだろう。確かに彼女と交われば、人間を絶滅させなくても絶頂を迎えることができるかもしれない。
しかし、大事な家族として、これ以上、穢したくないと言う気持ちも強い。
「すまん・・・。ありがとう。だが、せめてこの綺麗な青い身体はこれ以上汚させたくない、対面座位でもいいか・・・?」
「だから、私のことはもう気にしなくていいってば!あなたがすべてを敵に回してでも世界を変えると強い覚悟で前に進んできたように、私もお兄ちゃんと同じ罪を背負って、殺戮の女神として生きていく覚悟ができているわ。
・・・このまま押し倒して。体中が人間の血で汚れようともう私は気にしないわ。
そして、禁断の時間を・・・罪深いSEXの時間を楽しみましょう。」
⇒第6話へ