妄想メモ⑩:人は本当に巨大化したらどうなる?
Added 2020-11-27 09:12:28 +0000 UTC★はじめに
「もし自分が巨大化したらどうなるのだろう・・・?」
巨ケモナーやサイズフェチの人達なら誰もが一回はそんな想像したことがあるでしょう。
町のど真ん中で思いっきしオナニー・・・憧れますよね。
足元の人間たちの命を奪うかどうかは別として、少なくとも、自分の肉体が巻き起こす被害はかなり大きなものになるでしょうし、誰もが自分の姿に注目し、そして恐怖します。
そんな背徳的な状況下に興奮する人なんて、本当に特殊ですし、一般人からすれば異常者と見られても仕方ないですよ。
・・なんてつまらないことを言うつもりはありません。
むしろ、今回のお話はその逆。
巨大化を極めて現実的な目線で見た場合、巨ケモナーやサイズフェチ関係なく、“ほとんどすべての人が最終的には虐殺(破壊)オナニー至る説”を提唱したいと思います。
★なぜそう思うのか
一般人が自宅で急に巨大化したとします。
その様子をできる限りリアルに想像してみてください。仮にサイズは1㎞級としておきましょう。
まず初っ端から巨大化に巻き込まれた隣人や付近の人が犠牲になるでしょう。人という括りで考えるなら、その時点で犯罪者となります。
自分の家や周りの見知った人達・・それらを自らの肉体で滅茶苦茶にしてしまい、人間の時に大切したものはいきなりすべて失うことになります。
大抵の人はこの時点で大きな喪失感と、罪の意識に問われることになります。
足元を逃げ惑う人々・・・次々と巨大化に巻き込まれ崩壊していく街並み・・・頭が真っ白になっても仕方ありません。
そして、巨大化が止まった頃、あることに気付きます。
・・・そう、自分が素っ裸であることに。
巨大化する際に、服なんて破けてなくなるのは当然です。どうすればいいかもわからないまま、とりあえず陰部を隠しながら茫然と立ち尽くすことになります。
もし、一歩でも動こうものなら、確実に死者は増えてしまいますし、そう思うともう凍り付いたように動けなくなることでしょう。
町に住むすべての人間たちから、恐怖の視線を浴びながら、自分が破壊してしまった町の残骸をただただ震えながら見つめることしかできません。
街中での1㎞級の巨大化ですから、特に何もしていなくても既に数千人クラスの死者が出ていてもおかしくないでしょう。
それからしばらく時間が過ぎ、今目の前に起きていることが夢ではないことがわかってきた頃。町の避難もだいぶ進んで、あたりが静けさに包まれたと思ったのは束の間、ようやく自衛隊の戦闘機が到着します。
元が人間だったなんてもはや関係なく、自衛隊は躊躇なく攻撃を仕掛けることでしょう。
人間からしたら巨人など化物でしかありません。故意だろうと、そうでなかろうと、実際に大量虐殺を引き起こしてしまったのは紛れもない事実なのです。
これ以上被害者を出さないためにも、自衛隊も命を懸けて向かってきます。
この時、咄嗟に身を守るために手を出して、うっかり自衛隊機を墜落させてしまうかもしれません。
ミサイルを搭載した戦闘機の隊に襲われるのは、蜂の群れに追われるような恐怖でしょう。なんとか攻撃から逃れようと、巨人はその場から立ち去ろうとします。
心に余裕がないので足元の町々を踏みつぶしていることにも気付かないかもしれません。
更に周りが見えなくなるくらい追い詰められていたら、もしかしたら、避難の列があることにすら気付かず蹂躙してしまい、足裏にはその成れの果てが大量にこべりついていてもおかしくないでしょう。
しかし、なんとか追っ手を巻いたとしても、体が大きすぎて、身を隠すこともできないことに気付きます。
どこにいても誰かの視線は浴びてしまい、心休まることはありません。
逃げ場のない絶望を前に、人によっては自ら命を絶とうとする場合もあるでしょう。
しかし、この巨体を死に至らしめるものはもうこの世界にはないのです。
薬も、飛び降りれるだけの高い場所も何も・・・
どうすることもできず、あてもなく彷徨う巨人。
徐々に身も心も窶れていきます。
しかし、その間にも執拗に各国からの激しい攻撃に見舞われます。
急速に心は荒んでいき、良心の呵責と背徳感で自分を責めるのにも限界がきて、だんだん小さきもの達の攻撃にもイラついてきます。
(なぜ自分だけがこんな目に!)、(世界なんて滅んでしまえばいいのに!)
様々な負の感情が流れ込んできて、今まで持っていた価値観が次々と壊れていきます。
私が思うに、どれだけ心優しい人間でも、遅かれ早かれいつかは、人間に対し反撃に出るのではないかと考えています。
それは咄嗟の思いだったり、本人的には「魔が差した」ともいえるような反撃かもしれません。
しかし、その反撃によって全滅した軍隊の残骸を見て、思った以上に心を痛めていない自分がいることに気付きます。
心を痛めるより、自分を責める者がいなくなった解放感が上回ってしまったのです。
そして、巨大化以降、決して満たされなかった、食欲、性欲、ストレス解消・・・すべてが人間の町で満たされることにもここで気付いてしまいます。
世界が自分のことを決して人間とは認識してくれないように、自分自身ですら、もう自分が人間でないことを認識しはじめます。
もう人間ではないのだから、人間の法に縛られることもない。心の防衛反応が働き、自分の今までの行いまで肯定するようになります。
こうなったらもうおしまいです。
「相手が小さすぎるので踏みつぶしてしまうのは当然だ」、「自分は巨人なのだから仕方ない」、「蟻やダニを無意識に虐殺してしまうのと何も変わらない」。
そういった自己肯定により、自らが正しいと思ったその時から、人は迷いなく行動に出てしまうものです。
こうして身も心も化物に成り下がった巨人は大都市に赴きます。
今まで消極的だった巨人が手の平を返したように町を襲いにくる・・楽観していた人間たちの避難は遅れることでしょう。
巨人の歩みは小さな人間達にはあまりに早く・・
誰一人逃れる間もなく巨人と対峙することになります。
人間は殺してはいけない・・そんな当たり前の価値観すら薄れ、しかし、まだ人間の心を完全に失ったわけでもない。
だからこそ町に一歩踏み入れるその重みだけは理解できる。ゾクゾクする。自らの背徳行為に胸が高鳴る・・・
あれだけ町を壊すことを恐れ、傷ついていた自分が嘘のように、破壊や虐殺に快感を覚えるようになります。
そして、怪獣ごっこを楽しむうちに、巨人はあることに気付きます。
そう、勃起していることに(女性であれば股が濡れていることに)。
頭から足先、陰部まですべてを足元の人間たちに晒し、でも、もはや対等ですらない弱小な生き物たちに見られようが羞恥心すら感じません。
むしろ、自分がいかに強くて偉い存在なのか、知らしめてやりたい気持ちで、積極的に肉体を晒すようになります。
人間の時にすら味わったことのないような解放感。誰の視線も気にせず、自分勝手に振る舞い、生殺与奪すら思いのまま。
まるで童心に帰ったかのように好奇心が溢れだし様々な破壊やオナニーを試すようになります。
思いっきり町にヒップドロップして、被害の様子を楽しんでみたり、陰部を町に擦り付けてイったり、何百、何千人を手の平に乗せた状態扱いたり・・
・・そう、日頃、サイズフェチの諸兄が思い描くような妄想に、やがて一般人も辿り着くのです。
★おわりに
「ほとんどすべての人が最終的には虐殺(破壊)オナニー至る説」いかがでしたでしょうか?
所詮、人間達は皆、欲求、煩悩、道徳、同調圧力、良心、法など様々な事柄に対し、折り合いをつけてバランスを保ちながら人間社会を生きています。
巨人化によって、そのバランスが壊れてしまったら、誰しも、このような状況に陥るのではないかというお話でした。