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【F/M】こちょこちょオバケが出る廃屋

こちょこちょオバケが出る廃屋 (F/M) あの空き家には近づいじゃダメだよ。 幼少の頃、"恵里菜さん"はよくそう忠告した。 恵里菜さんとは、ここ山倉に来るたびに一緒に遊んだ思い出がある。 恵里菜さんは怖い人だ。 大人だし、男の人より背が高くて、ルールに厳しい。 "光留(ひかる)"やその周りがルールを破ったり、恵里菜さんを馬鹿にしたら、恵里菜さんに追いかけ回されて最後には捕まって、泣くほどこちょこちょされるのが日常だった。 ──あの空き家に入ったらこちょこちょオバケに食べられちゃうよ。 ──へー。それってどんなオバケ? ──こーんな手が…たーくさんあるオバケ。 恵里菜さんはそう言って、首元をこしょこしょくすぐってきた。 硬くて、ツルツルしている分厚い爪が首筋を掻くその感触がくすぐったくて、そしてなぜかとっても──不気味だった。 あれから何年も経った。成長し、高校生となった光留は久しぶりに山倉にやってきた。 山倉は母方の祖母の住む 田舎町だ。 光留は幼少期の長い休みのたびにここに泊まりに来ていた。 同時仲良くした山倉の友人達は今やほとんどいなくなっている。 厳しかった恵里菜さんも──どうやらいない。 そもそも恵里菜さんは、 山倉の小さな酒屋さんの娘の一人だ。 光留が最後に山倉を訪れた小学六年の頃、恵里菜さんは既に成人を超えていた。 もしかすると結婚相手でも見つけて出ていったのかも知れないとそう思った。 なんにせよ、恵里菜さんがいないのは光留にとって好都合だった。 なんせ光留が山倉に帰ってきたのは、"入ってはいけない空き家"に侵入するためだからだ。 高校の友人に心霊好きが一人いる。"嶋本 青(セイ)"という男子生徒だ。 光留がセイに山倉のオバケの出る廃屋のことを話すと、セイがその廃屋に行きたがった。 こうして光留はセイを伴って、旅行も兼ねてここ山倉に帰ってきたのだった。 「へぇ。これが例の廃屋か…意外とフツーだな」 セイが夕焼けに照らされる二階建ての廃屋を見上げて言った。 「まぁこんなもんだよ」 光留は適当な返事をした。 この廃屋の前までは昔からよく来たけれど、見た目はそう変わっていないような気がする。 「それで?どんな噂があるんだっけ」 「あぁ…この家に入ると…こちょこちょオバケに襲われるって」 「はぁ?なんだそれ」 「知らないよ。この近所に住んでたおねーさんが言ってたことだから。とにかく…そのオバケに襲われたら襲われた時の記憶がなくなるんだってさ」 「へぇ…記憶がねぇ」 「ただ…襲われて帰ってきた奴は皆、もの凄くぐったりしてるんだって」 「こちょこちょされたから?いやそんなにぐったりするほどキツくないだろ」 セイはヘラヘラと笑った。 「なんでぐったりしてるのかは俺も知らない。ただ…不思議なのは、記憶は消えても二度とここに近づこうとは思わなくなるんだってさ」 「ほーう。体が覚えてる的な感じかな。 「かもね。ああそれと…先に言っとくけど、ここに入っても何事もなく帰って来れる場合もあるらしいから」 「なんだそれ?全員が襲われるわけじゃないの?」 セイがつまらなそうな顔をする。 「なんかそうらしいよ。でも確か…」 ──いい?光留くん。君みたいな若い子が入ると…危ないからね。 恵里菜さんはかつてそう忠告していた。 あれは、本当なのだろうか。 「なんだ。若い奴が入れば危険なら…俺たちは大丈夫だな!ちゃんとオバケに会えるって事だ」 セイはニヤニヤと嬉しそうに笑って何の躊躇もなく廃屋の玄関を開けた。 廃屋に入るとすぐに、妙な匂いが香った。 酷く甘ったるい匂い。 そんな匂いに満ちている。 ごく普通の家だ。特に変わったところはないように思う。 強いて言うなら、ちょっとだけ洋風の造りになっている──気がする。 「俺、一階調べるわ」 セイはそう言って廊下の先へ歩いていく。 光留は二階へ上がった。 やけに急な階段だった。 二階に上がった途端、甘い匂いがより一層強くなった。 なぜか廊下には丸められたティッシュが大量に散乱していた。 夜に来ればまた雰囲気も違ったのだろうが、今はまだ夕方だ。オバケが出るようには思えない。 光留は何だか汚そうなそのティッシュのゴミを踏まないように歩き、突き当たりの部屋に入った。 部屋には、マットレスだけ残されたベッドが一つと姿見が一つ。クローゼットのドアは空いている。 フローリングの床には廊下と同じようにティッシュのゴミが散らばっていた。 ──なんにもないな。 セイも今頃がっかりしていることだろう。 光留はそんなことを思いながら何気なく姿見の前に立った。 がらんとした背景に映るのは、中性的な顔。細身の身体。 身長以外の見た目は、この山倉に来ていた時とそう変わっていないように思う。 長居しても仕方がない。 早く帰ろう。 そう思った時だ──。 「ん?」 つい声が漏れた。 何かが見えたような気がした。 何か。 そう、何か白い布切れのようなもの。 それが、姿見に映り込んだように思えた。 振り返ってみるが部屋に それらしいものはない。 だいたい、窓にはカーテンもないしベッドには布団さえ残されていないのだ。 ──見間違いか。埃とか。 光留はそう言い聞かせて部屋を出ようとした。 しかし、一歩足を踏み出したところで光留はその足を止めた。 さっきのは── ──埃ではない。 さっきのアレは一瞬しか見えなかったが、それでも光留はそれを布きれのようなものだと思ったのだ。 埃と布きれは大いに違う。 光留はもう一度姿見の前に立った。 さっきと同じように、昔と変わらない中性的な見た目の自分が映っている。 「あっ」 光留は、鏡に映る光景に違和感を覚えた。 鏡に映っているのはやはり変わらぬ自分の姿とそして──がらんとした部屋の様子のはずだったのだ。 それなのに、部屋が映っていない。 光留は、"真っ白"の中に浮かび上がるように映し出されていた。 "真っ白"が部屋を、背景を覆い隠している。 光留が振り返るよりも先に、真っ白からにゅうと、二つの肌色が伸びてきた。 腕。 スラリと長い腕。その先端の、デカい手が光留の肩を掴む。 爪の先が肩に食い込む。 「なんだっ!?」 声を上げようとした光留の口はでかい手に塞がれてしまう。 咄嗟に出口に向かって駆け出そうとする光留だが、片腕を掴まれ、ぐいと一気に引き寄せられた。 "この得体の知れない存在"の体の大部分を占める大きな白い布の中に、飲み込まれる。 何倍にも濃縮したような甘い匂いが光留の鼻を突く。 布の中に飲み込まれ、中に潜む何者かに引き寄せられた光留の背面に柔らかな肉の感触が走った。 「こちょこちょオバケだぞぉ〜」 女の声が、奇妙なくらい高い声でそう言ったかと思うと、光留の上半身を女の両腕が締め付けた。 「くそっ!?離せっなんだ!?」 光留が必死にもがくが、女の力は強く、抜け出せない。 「この家に入った悪い子にはこちょこちょだぞぉ〜」 女は子をあやすような口調でそう言って、光留の細い脇腹をホールドしたまま、爪を立ててコチョコチョくすぐった。 「こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょぉ〜!!」 「わっ!?くふっ!?ふははははははははははははははははは!!?ちょっ!?あはは!?あははははははははははは!?」 突然の予期せぬ刺激に身体が勝手に震えて、笑い声が込み上げてくる。 逃げ出そうにも、女の力はやはり強く、加えて光留よりも背が高くてとてもではないが逃げられない。 「こちょこちょオバケのコチョコチョ攻撃だぞお〜?コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ〜」 指先が脇腹の筋肉をモゾモゾと刺激し、爪が表皮を掻く。 それぞれの力加減がまた絶妙だ。 「ふひひひひひひ!?くふっ!!ふっふふふふはははははははははははははははは!!やめろっ!!離せぇっ!」 もしもこのまま笑って崩れ落ちてしまえば…おしまいだ。 光留は、震える両脚に力を入れながら耐えていた。 すると…。 「ほらほら何我慢してるのかなぁ?」 こちょこちょオバケは、脇腹の窪んだところを親指や他の指でグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュと揉み込んだ。 「ほあっ!?ちょっ!?うあああああははははははははははははは!?あはっ!?ふはっ!?ふぎゃぁぁあああっ!?」 強烈な脱力感を含んだくすぐったさに光留は細身の身体を震わせ、そのまま膝をカクンと折って床に膝をついてしまう。 「もう逃さないぞぉ」 こちょこちょオバケはさらにギュウッと光留を強くホールドし、しなやかで細長くも厚みのある指で、グイグイと脇腹のこちょぐったいポイントをえぐるようにくすぐる。 大人の圧力が、くすぐったいツボをこねていく。 グイグイグイグイっ グチュグチュグチュグチュ!! 「くああああああっ!?あはははははははははは!?あはははは!?あははははははははははははははははははは!!?」 完全に脱力させられた光留の細身のその脇腹に大人の指が食い込み、犯していく。 「逃げ出しちゃダメだよ?分かった?」 奇妙な猫撫で声でこちょこちょオバケはそう囁きながら、脅すように脇腹をえぐる。 グチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュ!! 「うはははははははははははははは!?わかっだ!!わかっだからっ!!やめろっ!!っっはははははははははははははは!!」 脇腹に絶え間なくグイグイと押し込まれる指が炸裂させるくすぐったさに堪らず光留は頷いた。 目からは、涙が滲んでいた。 こちょこちょオバケの指が止まった。 「はぁはぁはぁっ!!」 光留の身体からどっと汗が流れ出す。 大きな白い布の中には、光留の発する熱がこもっていた。 この得体の知れないこちょこちょオバケは何者か。 光留が振り向いて確認してやろうとしても、胴体をホールドされていてそれは叶わない。 「良い子。良い子」 こちょこちょオバケは片方の手で光留のサラサラとした黒い髪を撫でた。 お前は誰だ。 何者だ! 何がしたいんだ! そう言ってやりたかったけど、今になってこの得体の知れない女が恐ろしくなって…それに、コチョコチョされるのが嫌で、何も言えなかった。 「こちょこちょオバケは悪い子を食べるんだよ」 「はぁはぁっ…何が言いたいんだっ…」 「坊やが今から私に食べられちゃうってことだよ」 こちょこちょオバケは声を低くしてそう囁いた。 光留の首筋に冷たいものが走った。 「ふ、ふざけてるんじゃ…」 「ふざけてないよぉ。オバケはふざけない。うふふふ。君のとっても弱いところをこちょこちょして…食べる」 こちょこちょオバケの長い脚が光留の両脚に絡みつき、締め付けた。 「君が弱いのは…ここと──」 こちょこちょオバケの手が腋に触れ… 「──ここ」 …次に脇腹に触れる。 「くひゃあっ!?」 光留は二度、叫んだ。 「でも知らないでしょ?男の子にはもう一つ弱〜いところがあること」 こちょこちょオバケはそのしなやかな指先で、光留のタマをサワサワと撫で回した。 ゾクゾクする奇妙な刺激が光留のタマを襲った。 不覚にも、ぴくんと竿が反応する。 「な、なにやって…!?こんなの犯罪だっ!」 光留は喚くが、こちょこちょオバケの手は変わらずタマに添えられている。 「なに?私はこの家に棲む…こちょこちょオバケだよコチョコチョ…」 こちょこちょオバケは飄々とそう言いながら、タマのあたりを爪でこちょこちょくすぐった。 「うひゃあっ!?」 脇腹の時とは違うゾクゾク感強めの冷たいくすぐったさがタマを襲った。 「知ってる?男の子って…おちんちんをシコシコくちゅくちゅ射精させられてすぐに…タマをこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょされたら…壊れちゃうんだって」 こちょこちょオバケは、 光留のズボンとパンツを下ろし、光留よりも大きな手で、光留の柔らかな竿を握りしめた。 しっとりしていて、厚みのある大人の手のひらの感触が竿を包み、光留は思わず腰を引いた。 しかし当然ながら手からは逃げられない。 「うああっ!?や、やめろぉ…」 こちょこちょオバケの手が、手首を捻りながらゆっくり…光留の竿をズリッ…ズリッとシゴキ始める。 「んっ!?や、やめっっ…」 竿に走る刺激に反射的に身を捩る光留。 「ほぉら逃げないの」 こちょこちょオバケは長い脚で光留の腰のあたりを締め付けた。 「気持ち良くなって出すもの出しちゃおうね」 こちょこちょオバケは光留の耳に甘い吐息を吹きかけ、手のひらの肉で竿を圧迫しながらズリッズリッズリッとシゴキを続ける。 「くぅぅぅっ!!?あぁっ!!くそっ!!」 こちょこちょオバケの大人の手コキテクニックは凄まじい。 初めて触れるはずの光留の竿の扱い方を完全に熟知している。 光留の意思に反して、竿は硬く膨らんでいく。 このままでは、射精まっしぐらだ。 「はっっ離せってばぁっ!!」 射精を避けるには、逃げるほかにない。 光留はへろへろの身体に鞭を打ってなんとか脱出を試みた。 しかし。 「逃げちゃダメだって言ったよ」 こちょこちょオバケはサディスティックに囁くと、光留の腋に空いていた手を差し込み 、第一関節のみを曲げ伸ばしして硬い爪の先でズクズクズクズクと腋の下を細かく掻いた。 「あぁ"っ!!?あははははははははははは!!?」 弱点の一つである腋に再び暴力的なこそばゆさが注入され、光留の身体から一気に力が抜ける。 「逃げようとしたらここくすぐるからね」 こちょこちょオバケは妖艶な声で囁き、片手を腋に差し込んだまま竿をシゴキ続けた。 逃げられない。 やはり、耐えるしかない。 光留にはイキたてのタマをくすぐられた経験などないが…それでも分かる。 絶対にこちょこちょされてはならない…と。つまり、射精させられてはならないと。 光留は再び、我慢するために全神経を集中させる。 しかし──。 「ここ…弱いね?」 こちょこちょオバケの二本の指が、亀頭と竿の間の溝──カリクビを掴んだ。 「うあっ!?ちょっ!?」 これまでより濃厚な快楽刺激が竿に刺さる。 「ほぉら…ずりずりずりずりっ…」 こちょこちょオバケは、カリクビを指の腹でズリズリズリズリズリズリと擦るように刺激した。 「ああああああ"っ!?や、やばっ!?あっ!?くぅぅぅぅっ!?」 指が擦れ動くたび、じゅくじゅくとカリクビに快楽刺激が刷り込まれていく。 タマがきゅっと収縮し、亀頭はカウパー液でびちゃびちゃだ。 ──イキそうだ! 光留が射精を覚悟したその時── 「こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょぉー!!」 「うわぁぁぁぁっ!?あははは!?なんでっ!?なんでくすぐりぃっ!?ぃひひひははははははははははははははははは!!?」 突然、こちょこちょオバケの両手が腋の下に差し込まれ、指先と爪の先に腋の下の神経を蹂躙された。 頂点にまで達していた快楽ゲージが一気に引き下がる。 気持ち良いのか、くすぐったいのか、訳がわからなくなる。 「こちょこちょくすぐられて笑い苦しみながらイッたらさぁ…こちょこちょでしかイケない身体になるんだよ…知ってる?こちょこちょこちょこちょ」 こちょこちょオバケはうふふと笑いながら片手で腋の下をこちょこちょくすぐり、もう片方の手でヌルヌルの亀頭を親指で擦った。 「ふ、ふざけるっっなぁぁっ!?あははははははははははははははははは!!あははははははははは!?んぅぅぁぁぁあああっ!?」 カウパーまみれの亀頭を親指の腹でチュコチュコ擦られ、暴力的な快楽刺激を繰り返し竿に注がれる。 加えて、腋の下には大人のテクニックをふんだんに用いたくすぐりが浴びせられ続ける。 「そろそろ…本気でいこうね」 こちょこちょオバケはそう囁くと… 5本の指先を器用にバラバラに操って素早くこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょっと腋の下を掻き回し… グチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュ!!っと亀頭を握りながら擦り犯した。 「うああああああっ!?おっ!?あっ!?おおああああああああ!?あははははははははははは!?あーっ!!?」 くすぐりを混ぜ込んだヤバすぎる手コキにより、竿の先端から勢い良く精液が飛び出した。 「あああああっ…」 強烈な快楽が一瞬、光留の頭を支配する。 だがその支配は一瞬にして消し飛ばされる。 「うわぁぁぁっ!?」 ぐったりしていた光留の脳髄にまで響くようなくすぐったさが、タマに炸裂する。 こちょこちょオバケが、イキたてのタマを爪でこちょこちょとくすぐったのだ。 「はぁはぁっ!!な、なんだっ!?」 光留は青ざめながらもがく。 「言ったよね。くすぐったいよって…。言ったよね。食べちゃうよって」 こちょこちょオバケは長い脚でぎゅうぎゅうに光留の身体を締め付け、片手で竿の根元を捕らえ、そしてもう片方の手のその爪の先をタマに向けた。 「はぁはぁっ!!や、やめっ…やめてっ…」 さっきのたったひと引っ掻きでもヤバかったのに、これからたっぷりとここをくすぐられるのだと思うと、気が気ではなかった。 「やめないよ。やめないよ」 こちょこちょオバケは、 程よく伸ばされた、硬い爪の先でぬるぬるとしたタマをこちょりっと引っ掻いた。 「あぎゃあっ!?」 ゾクリと冷たい恐怖のくすぐったさがタマに走り、光留は呻く。 「やめてっ!!やめてっ!!誰かっ!!誰か助けっ──」 光留は泣きじゃくりながら暴れる。が、こちょこちょオバケの大人の力の締め付けからは逃げられない。 タマに、ツルツルとした爪が突き立てられる。 「うふふ。それじゃあ…いただきまぁす」 こちょこちょオバケは荒い息遣いでそう呟きそして── カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ!! こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!!っとタマを掻き回した。 「ぎょあっ!?あっ!?やっやめっ!?やめでぇぇぇぇぁぁあははははははははははははははは!?」 想像を遥かに絶するくすぐったさがタマに刻み込まれ、光留は目をぎょろりと剥いて叫び散らした。 その細身で小柄な身体が、壊れんばかりに暴れ狂う。 そんな青年のタマを、大人の女が容赦なくこちょこちょくすぐり嬲る。 「こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょっ!こちょこちょ〜。こちょこちょ?こちょこちょ!こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ〜!!」 「いぎぁぁぁぁぁああああああああああああ!?あはははは!?あはははははははははははははははははは!?やめでっ!?やめっ!?あああああああああああ!!?」 こちょこちょオバケの長い指はまるで独立した生き物のように器用に暴れ、硬い爪の先でカリカリとタマをくすぐり尽くしていく。 カリカリカリカリカリカリカリカリ!! こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょー!! 「うへへ!?うへへへへへへへ!!?し、死ぬっ!!無理っ!!無理っ!!無理ぃぃっ!!っっひひひひはははははははははははははははははは!?もうやめでぇぇぇぇ!!」 タマに嫌と言うほど爪の感触が這い回る。 その爪の先から、頭を狂わせるようなくすぐったさが絶え間なく注がれてくる。 光留は涙をどろどろ流し、子供のように笑い、そして泣きじゃくり続けた。 ◯ 「おい!光留!なんだよっ!」 セイがドアを何度叩いても、蹴っても、光留の叫び声のする部屋には入れなかった。 「くそっ…何かドアを壊せるものでも…」 廊下にいるセイが辺りを見渡そうとした時だ… コチョコチョコチョコチョっ! 「うわぁっ!?」 突然、脇腹のあたりにくすぐったさが走った。 咄嗟に脇腹に目を向けるも、そこには何もない。 虫がいるわけでもないし、まして誰かが触れているわけでもない。 「なんだよ…うぎゃっ!?」 今度は首だった。 首回りを、明らかに何かにこちょこちょとくすぐられた。 セイはくすぐったくて飛び上がった。 「おい!誰だっ!」 セイが背後を振り向くがそこにあるのは、押入れだった。 押入れの戸は、開いていた。 ここに誰かいるのか。 もしかすると、光留が何か仕込んでいるのかも知れない。 彼は昔からここによく来ていたと言うし、この山倉の友人と手を組んでイタズラを仕掛けているのではないか。 そう思った。 「その手には乗らないぞ」 セイは押入れに足を踏み入れた。 瞬間。 「はっ!?」 セイは後方によろめいた。 いや、セイは怯んだのだ。 押入れの奥。その暗闇から顔を出したのは手。 手。手。手。手。手。手。 女の手。細くて長くてしなやかな女の指。艶やかで厚みのある女の爪。 それらが、いや、それらだけが──闇を埋め尽くしセイを見つめていた。 こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょと蠢きながら。 「や、やばっ──」 セイが声を震わせ押入れを埋め尽くすそれから目を逸らそうとしたその瞬間。 押入れから伸びてきた手がセイの首を掴み、押入れに引き摺り込んだ。 「いやだっ!!くそっ!」 セイは手を伸ばしてなんとか押入れの戸に手をかけた。 ──おいで。おいで。おいで。お姉ちゃんたちと遊ぼう。 押入れの中の手たちがセイを呼ぶ。 「い、嫌だっ!!やめろっ!!誰かっ…なぁ!もういいって!!光留っ!!」 セイは泣きそうになりながら怒鳴る。 無数の手指が、わらわらとゆっくりセイに近づいてくる。 腋の下や横っ腹に、くすぐったそおな指先と爪の先が触れる。 「ひっ!?」 細くて長い悍ましい指が踊り出す。 ──ねぇ遊ぼう。こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょー!!! 「うひっ!?うひひひひひははははははははははははははは!?や、やめっ!?うひははははははははははははは!?」 強烈な脱力感がセイを襲う。 異常な柔軟性を誇る指遣いが織りなすくすぐったさが、セイから力を奪っていく。 あの中に、引き摺り込まれたら終わる。 セイは必死になって押入れの戸にしがみつく。 「あはは!?あははははははははははははは!?やめっ!!やめぇっ!?っっははははは!!?」 ──遊ぼう。遊ぼう。ほぉらおいで。おいでおいで。 必死に耐えようとしているセイのその骨盤に、わらわらと指が群がり、こちょばぁいツボをグリグリグリグリグリグリグリグリっとほじくった。 「ぎゃぁっ!?ああああああああああああはははははははははっ!?」 骨盤に注がれた強烈なくすぐったさにより、セイの手が戸から離れる。 そしてその身体は暗闇の奥──無数の手の待ち受けるその闇の中に飲み込まれた。 戸が閉まる。 その直後。 「ぐぁぁぁぁぁああああああああああっ!?やめっ!?やっ!?ああああああああああああ!!?あはは!?あははははは ははははは!?た、たすげっ!?こしょばいこしょばい死ぬぅぅぅぅっ!!!」 こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょという指先が皮膚を掻き、爪の先が神経を弄り、指の腹がツボをえぐる音と共に、セイの絶叫が響き渡った。 数時間後、廃屋には気絶した光留とセイの二人だけが残っていた。

Comments

くすぐられたい方にしてみれば、こちょこちょオバケは救いの存在かもしれませんね!けど、あまり不用意には近づかない方が良いかと思います!笑

Kara

こちょこちょおばけに会いたいです(笑) 会って死ぬほどくすぐられたいものです(笑)(笑)

やすまさ


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