くすぐり恐怖症#3
Added 2024-02-24 12:55:07 +0000 UTC3. 絶望の一滴 (F/F) ──宙に舞う灰色の念が、暴虐の神話を終わらせる── ◯ 「ほんとにいくの?」 幼馴染の友人が不安げに私の目を見て言った。 「岬さぁ。なに心配してんの?」 「こんなのいつものことでしょ」 私は岬の目を見ずに答えた。 こういう時の彼女の目を見るのは苦手だった。 「ねぇ。七子」 「危険だって分からない?それでも行くの?」 岬の大きな目が、私を覗き込む。 「危険なんてないよ」 私はそっけなく答える。 これ以上、岬と話したくない。 岬の不安が私にも感染るような気になる。 「皆で行こうよ。皆でさぁ…また…とっちめれば良いじゃん」 「相手は残党だよ。死人と同じ。皆でかかるなんてそんなのダッサいでしょ」 私は言って、髪を括った。 「カズサが大事だから行くの?」 「どうだろうね」 違う。 私が奴の挑発に乗るのは、カズサのためではない。 自分のためだ。 カズサを放っておいたって別に死ぬわけじゃないし、だったら挑発を無視してたって良いのだ。 それでも私が単身、廃校に向かうのは単に、カズサを人質に取って私を誘き出そうとした哀れな女が、私に屈していないと思うからだ。 屈していないということは、私に支配されていないということ。 それではいけない。 私は、阿久津 七子は、人を暴力で支配しないといけない。 それが出来なくなったら、私はお終いだ。 阿久津 七子でなくなる。 歴史上でも暴力は常に多くの事柄を解決してきている。暴力の極地にある戦争というものがその最たる例だと私は思う。 暴力とは、最も愚かだけど、最も使い勝手の良い解決方法だ。 小学生の頃、岬を虐める奴らを説得しようと試みたことがあった。 でも、そういう奴らには何を言っても言葉など通じなかった。 だから殴った。蹴った。 そしたら解決した。相手はもう私に逆らっては来なかった。 暴力の強さをその時に実感したのと同時に、私は、人を殴ったり蹴ったりすることに対してひどく快感を覚えたのだった。 自分の拳が相手の頬にめり込み、相手の顔が苦悶に変形するのが。つま先が鳩尾を突き、相手の身体が折れ曲がるのが。指先で腋の下を蹂躙して相手の顔がぐちゃぐちゃに歪むのが。 愉しくて仕方がなかった。 これが私の本性だと、私の本性は暴力で出来ているのだと気がついた。 私は、全幅の信頼を置いている暴力という最大の解決方法を、快楽を得る方法として利用し始めた。 暴力による支配が通じないなどあってはならない。それは、快楽と最大の解決をもたらしてくれる暴力の神話の崩壊を意味する。 だから。私が私であるために、私は敵を支配せねばならない。 ◯ 阿久津 七子は廃校の廊下に立っている。 指定された教室まではまだ距離がある。 七子は目の前に置かれた机を見つめていた。 廊下に机というのは明らかにおかしい。おそらくは呼び出した潮崎が置いたものだ。 机の上にはスマートフォンが置いてある。 スマートフォンには、"ある動画"が表示されている。 再生しろということだろう。七子は躊躇なくスマートフォンに触れ、再生ボタンを押した。 ───うぎぃぁぁああああああああああああああああああ!!?もうやめでっ!!もうなにもっっ!!なにも出ないっっ!!なにも出ないがらぁぁぁぁぁぁああああ!!! スマートフォン本体が震えるほどの、耳を突くような絶叫が響いた。 七子は、思わず目を剥いて動画を見つめた。 動画に映っているのは、どう見ても高内カズサである。 全裸に剥かれ、全身に何かヌルヌルしたものを塗り込まれた状態で複数の大人の指でこちょこちょくすぐられている。 異様な光景だった。 そのくすぐったがりようは尋常ではなく、髪は乱れ、顔はぐちゃぐちゃだった。 素肌をくすぐる。というのは、七子でもやったことがなかった。ましてや、全裸に剥いて縛り付けてくすぐるなど、想像したこともない。 ──こしょこしょの刑か。 七子は動画を止めた。 潮崎は、復讐として同じ手法を用いることに決めたのだろう。 それにしても。 動画に映っていた大人の女たちは誰だ? 七子は動画で、カズサをくすぐり嬲っていたあの長い指と大きな手の大人の手の持ち主たちが気になった。 潮崎の背後に大人がいるのか。 だったら。 大人を暴力で支配すれば良い。いやむしろ支配したい。 そうすれば、暴力の持つ絶対的解決力の神話は神話ではなくなる。 七子は自分の中に溜まっている血がたぎるのを感じた。 七子は指定された部屋──化学準備室のさらに奥にある倉庫部屋に入った。 ひどい匂いが立ち込めていた。 七子の嗅ぎ慣れた匂いも混じっているが、それよりもさらにひどい汗や尿や様々な体液が入り混じった匂いが充満している。 部屋の中央の手術台のような台の上に、全裸のカズサが寝かされていた。白目を剥き、気を失っている。 オイルか何かを塗り込まれているカズサの皮膚には無数のピンク色の引っ掻き痕──くすぐられ痕が刻まれている。 「貴女は──"村井さん"だね」 濡れたような声がした。 七子は咄嗟に、声のした方──部屋の隅の暗闇へ目を向けた。 ひた…と白い素足が闇から伸びてきた。爪には黒銀色のペディキュアが塗られていた。 ひた。ひた。と、足の主──色の白い女が一人、部屋の闇からぬっと現れた。 「教師の"白川(しらかわ)"だよ」 上品そうな女はそう名乗った。真っ黒い装束に生っ白い肌。長い手脚。 手は胸の前で重ねてある。 そのすらりと伸びた指は恐ろしく長く、爪は恐ろしく艶やかだった。 七子「教師?ここの?何言ってるの」 ここは廃校である。ここに教師などいるはずがない。 この学校はずっと昔に凄惨な事件があり、それから不幸が続いて閉校したのだ。 白川「なにを言ってるのかな村井さん」 「私はこの───"敷南女子高等学校(しきなんじょしこうとうがっこう)"の教師」 「そして貴女は、ここの生徒」 白川は黒く長い髪を揺らしながら近づいてくる。 七子「はあ?」 まるで会話が通じない。 そもそも、村井さんとは誰か。それが分からない。 だがそんなことは七子にはどうでも良かった。 七子「どうでも良いけど…潮崎はどこ?」 「それと…うちの仲間をこんなふうにしてくれたケジメはつけてもらうからね」 七子は女に近づく。威嚇するように、つま先で床を蹴る。 七子「あっ」 白川に近づいたその時。七子はひやりと全身に寒気を感じた。 白川「"村井 瑠花"さん。あなたの行動は目に余る」 「学校生活でも、放課後も、あなたは周囲の迷惑をまるで考えていない」 「そう。貴女もそのお友達の"中堂さん"と" 岸"さんも…皆…一度"特別指導室"に来なさい」 白川の目は、七子を見ているようで見れていない。焦点が微妙に合っていない。 七子はこの女に不気味さを感じたのと同時に、苛立ちを覚えた。 七子「黙れっ!さっきから何言ってるのか分からないんだよっ!」 七子は勢い良くなんの躊躇もなく右脚を蹴り上げる。 白川が、七子の右足首を捕まえた。 白川の手は恐ろしく冷たく、七子は足を引っ込めようとしたが、白川の細く長い指が足首にぎゅっと巻き付いて離れない。 七子「離せっ!このっ!」 それでも七子は力一杯暴れた。 白川「噂通りの暴力性」 「教員会議で毎回…名前が出るだけのことはある」 白川は片手で軽々と七子を封じながら、唇を窄め、七子にフッと吐息をかけた。 凍てつくような吐息が七子を襲い、七子の全身がまるで凍りついたように動かなくなった。 白川の手が七子の足首から離れても、七子の身体はピクリとも動かない。 七子は右足を上げたままの滑稽なポーズのまま固められてしまった。 七子「なんっ…なのっ…これっ」 白川「村井さん。その足でどれだけの悪さをしてきたの?」 「何人の人間の肉を蹴り潰してきた?」 「いけない足」 「部屋に連れて行く前に…」 「その足を使えなくしておきましょうか」 白川が腕まくりをする。 白川「先生ね」 「皆からこう呼ばれることが多いの───」 白川が七子のつま先の変形した革靴を脱がし、ソックスを引っ張り裸足に剥いた。 七子「なっ…なにをっ」 暴力性を帯びたボロボロの革靴からは想像もつかないような、七子の綺麗な素足が露わになる。 白川「───こしょぐり先生って」 長い爪が、なめらかな指先が七子の白くて柔らかな素足を撫で回す。 七子「うぎぃっ!!?」 七子の顔が歪む。足の裏の薄い皮膚の下にびっしりと張り巡らされている神経がゾクゾクと震える。 七子「なにっ!?あんたもっっこしょこしょをっ───」 白川「私。暴力は嫌いだから」 白川は人差し指の爪の先で土踏まずをつぅっとなぞり上げる。 七子「あっひゃあっ!?」 七子は思わずバランスを崩しそうになる。 白川「倒れちゃったら先生そのまま…村井さんを地下まで引きずって行くからねぇ」 「地下では…村井さんを善良な生徒にするための教育が待ってるから楽しみにしてて」 白川はその白くて細くて長い指を操り、コチョコチョコチョコチョと爪の先で七子の柔らかくてしっとりとした足裏をこそばした。 七子「ああ"っ!!ちょっ!!」 七子は顔を引き攣らせ、グネグネと暴れる。 倒れそうになるのを、七子は近くの実験台に手をついてなんとか堪えた。その際、がしゃんがしゃんと音を立ててビーカーやフラスコが床に落ちた。 白川「村井さんはよく…弱い物いじめでコチョコチョの刑にかけてるんだってね」 「まさか──自分が弱いなんてことはないと思うけど」 白川はくすくす笑いながら土踏まずに何かを刻むように爪を当て、コチョリコチョリッとなぞり下ろす。 七子「ぐひゃっ!ちょっ!?う、うるさいっ!」 七子は他者をくすぐり地獄にこそ落としてきたが、自分自身が本格的にくすぐられた経験などほとんどなかった。 だから、自分がくすぐりに弱いのかどうかさえ分からない。 白川「分からない?ううん。それは違う」 「貴女よく分かってる」 「だって」 「人が他人を苦しめるために与える責め苦は、往々にして自分がされると嫌なことであるのだから」 白川はそう言うと、その美しく艶やかな爪の先っちょをガッと足裏に突き立てた。 七子「はっ!?」 爪が突き立てられた途端、足裏の神経に寒気が走りびくり、と震え上がった。 白川「ねぇ。そうでしょう。村井さん」 白川はそのまま爪を滑らせ、足裏をゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョ!!!っと貪り掻いた。 七子「んはっ!?うわははははははははははははははははははは!!?いひひ!?いひひひひひははははははははははははははははははははは!!!」 下半身からどっと力が抜け、七子はどてんっと床に倒れ込んだ。 瞬間。白川は七子の足首を脇で抱えるようにぎゅうっと締め付けた。 白川「さあて村井さん」 「先生と一緒に…地下の指導室にいこっか」 七子「そんなの行くわけ…」 七子は力一杯暴れて白川の脇から足を引っこ抜こうとするが、足首から先が言うことを聞かず、逃げることができない。 白川「ほんとに」 「よく暴れる足だこと」 「こっちの足だけでも…使えないようにしておきましょうか」 白川の爪が再び、七子の足裏のくすぐったいところに突き立てられる。 七子「はっ!!?」 白川「はいっコチョコチョコチョコチョコチョコチョ〜」 白川は、そのねっとりとした囁きとは真逆の猛烈な指さばきでゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョゴジョ!!!っと思い切り足裏をくすぐり嬲り尽くし始めた。 七子「はっ!!?うひぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?うわぁぁぁぁあああああああああああああはははははははははははははははははははははははははははははははは!!?ちょっと!!やめっっ!!私にィッ!!触るなぁぁっ!!」 自分の足の裏に、他人の生指が、生の爪の先っちょが這い回っている嫌悪感とくすぐったさが堪らない。 七子は激しく激しく手足を振りまわしてのたうちまわった。 白川は足裏をコチョコチョくすぐりながら、ずる。ずる。ずる。と七子を引きずっていく。 白川「大きな足の裏はくすぐられるのに弱いと言うのは常識だけど───」 「村井さん。貴女のように小さな足裏もみっしりと神経が詰まってるから敏感なものなのよ」 「この辺りなんか…とくにね」 白川は母指球に爪の先っちょを密集させ、細かな動きでモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョ〜!!っとくすぐった。 七子「うわっっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?そこっ!?そこぉっ!!?そこ触るなぁぁぁぁ!!っっははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!くきゃっっっはははははははははははははははは!!!」 ツルツルの爪の先っちょが細かに動くたび、母指球にみっちり詰まったくすぐったい神経が悲鳴を上げる。 七子は下品に顔を歪めながら必死に叫び、暴れる。 その間も、ずる。ずる。ずる。引き摺られていく。 白川「ほぉらもう少しだよ」 白川は子供をあやすような口調でそう言いながら、残酷な指遣いでモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョ!!っと母指球を嬲る。 七子「くぅふふふははははははははははははははははははははははははははははははははははははははっ!!?ひあっははははははははははははははははははは!!!いひひ!?いひひひひひははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?」 白川の爪が母指球の神経をくすぐり犯すたび、七子の指がくねくねと踊る。外側に反ったり、内側に曲がったり、限界まで開いたりして母指球に注がれるこしょばゆさをなんとか外に逃がそうとする。 白川「親指が一番よく動いてるね」 「ほらもっと動かして見せて?」 モジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョ!! 七子「うひっ!!はっ!!うっっうるさいっっ!!いひひひ!!いひひひひははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!にぃぁぁぁああああああああはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 白川「あらあら…先生にそんなこと言って良かったかな」 白川は七子の足首を抱えていた手を離し、脇で足首を抱えたまま、その手の長い指を七子の足指の間に忍ばせて指関節をわしっと折り曲げた。白い指が足指の間に入り込んだことで、七子は足指を動かせなくなった。 七子「あ"っ!!?」 白川「お仕置き…だよ」 白川は、足指の自由を奪った状態で七子の足裏に爪を突き立て、ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!!!っとくすぐり掻き毟った。 七子「ちょっ!?わっ!?ぎょぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああはははははははははははははははは!!?ひああああああああああははははははははははははははははははははははははは!!?きっっ!!きつっっ!!?きついっ!!きついっっ!!きついぃぃぃ!!!」 足裏に刻み込まれた猛烈で暴力的なくすぐったさが走り、足指を動かせないと分かっているのに、それでも七子は足指をビクビク震わせた。しかし、指の間に入り込んだ白川の指のせいでやはり足指は満足には動かない。 ほんのりオレンジがかっていた足裏が、みるみるうちに赤く紅く変色していく。 白川「わーるい足はこーちょこちょ」 「爪を立ててっこーちょこちょっ」 軽快なリズムで妙な唄を口ずさみながら白川は非人道的なまでの指遣いで七子の足裏をめちゃくちゃに掻き回す。 ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!!! 七子「ふぎぎぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!?かっ!!?足がっ!!!私の足がぁっ!!っっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ひにゃぁははははははははははははははははは!!!」 足裏に灼けるようなくすぐったさがゾリゾリゴチョゴチョと刻み込まれてくる。 足裏から妙な汗が噴き出し始め、七子は背中をぐんと反らせたり、奇声にも似た悲鳴をあげたりしてなんとかそのくすぐったさによって精神を壊されないよう必死に抵抗した。 白川「足裏はね、真っ赤になってからが楽しいの」 ガリガリガリガリッ!!! ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!! 七子「んにゃぁはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?ふぎぃぃぃぃぃひひひひははははははははははははははははははははははははは!!!いいがらっ!!いいがらもうっっ!!くすぐりいいからぁぁぁぁあああああああ!!!」 七子はいま、一点の部位を執拗にくすぐられることの恐ろしさを実感させられていた。 ずっとこうやってくすぐられ続けることで、その部位の神経は弱り、ますます過敏になり、ますますくすぐりに弱くなる。そして、そのくすぐったさで頭がおかしくなりそうになるのだ。 ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!! 七子「ぶはっっはははははははははははははははははははははははははは!!!きっっっ!!きつっっっい"っっ!!!っっひひひははははははははははははははははははは!!?」 白川は、地下室に到着するまでの間、じっくりかつ暴力的に七子の足裏をゴチョゴチョくすぐり続けて使い物にならなくしてしまった。