脱着自在の急所 「前編」
Added 2024-05-20 14:51:15 +0000 UTC善人でもなく悪人でもなく――― 普通 それが俺の自己評価だった。 良くも悪くも平凡に成長して特に問題なく就職できたのだが、 あの日は新社会人としてのストレスが溜まっていたのだろう。 連休を利用してバイク旅行を楽しんでいたところ、 人気のない山道でついスピードを出し過ぎてしまい…… 崖から転落した。 後悔する間もなく、俺の人生は終わりを迎える。 筈だったのだが。 ※ 「……どうですか?」 成人男性の遺体の両脇に男と女が立っている。 「これは… もう死んでるわね。 どんな名医でも蘇生は不可能よ。 この私と、ここの設備以外じゃね」 山奥に建造された堅牢な施設。 その一室に遺体は運び込まれた。 「では〝ヒーロー3号〟は決まりですね」 「えぇ、一週間もあれば出来るって〝上〟に伝えておいて」 女が言うと「頼みました」と残して男が出ていく。 飾り気は無い部屋だが病院以上の清潔感があり、 その中で白衣を着た女が遺体を見下ろしている。 「ふむ…」 と、女がまっさきに手を伸ばしたのは遺体の股間。 血が染み込み、黒く変色した衣類を脱がせると 血の気がかすかに残っている陰茎と陰嚢が見えてきた。 「……ここは軽傷で安心したわ。 おチンポまで〝人造〟じゃ可哀想だから、ふふ♪」 独り言と鼻歌をまじえながら、 女は〝役目〟を終えた筈の生殖器を撫でる。 ~1週間後~ 施設の廊下を男女が歩いている。 「そうですか、まぁ最初は誰だって混乱しますよね。 死んだと思ったらヒーローに生まれ変わってて、 さらに〝怪人と戦え〟だなんて」 「けど三人目ともなればこっちも慣れたものよ。 幸い混乱してるけど嫌がってはいないみたいだし」 「おぉ、それはよかった」 男と女は二手に分かれ、女だけが〝ある部屋〟へと入っていく。 「3号、どうかしら? その肉体(からだ)には慣れた?」 部屋の中はトレーニング室と思われる作りとなっており、 〝異形の男〟が200㎏超のベンチプレスをしている最中だった。 「…あぁ」 軽々とバーベルを置いてから男が立ち上がる。 頭部はフルフェイスヘルメットに近い造形。 首から下はアメコミヒーローのようなスーツ姿。 彼こそがあの遺体から造られた〝ヒーロー3号〟だった。 「すごいなこの体… これなら金メダルも簡単に取れそうだ」 「メダルなんてどうでもいいの。 やってほしいのは怪人退治よ」 「わかってるよ」 3号が壁一面に設置された鏡を見ると、 そこには幼少期に見た特撮ヒーローみたいな自分がいた。 「残念だけど金メダリストも格闘王者も 訓練された大型犬にすら勝てないのが現状よ。 ましてや怪人には何人がかりでも絶対に敵わない。 ……だからこその人造人間(ヒーロー)なの」 「それは最初に聞いたよ」 白衣の女が適当な台に腰を下ろすとネームプレートが きらりと光り、そこには『ヒーロー改造室室長〝ノゾミ〟』と書かれていた。 「それじゃ最初と同じ質問をもう一度させてもらうわね。 過去の名を捨て、ヒーローとして怪人と戦って貰えるかしら?」 「……」 3号は口をつぐんで思考を巡らせる。 死の直前の記憶はある… 確かに自分は死んでいた――― そこから蘇生した彼女たちは紛れもない命の恩人――― 断われば再び死、というわけではないが、 もうどのみち〝普通〟には戻れない―― とはいえ生前の生活にそこまで未練もないし、 どちらかといえば嫌気がさしていたのも事実――― あのまま死んでもよかった、などと考えた事もあったが、 せっかく拾った命、今度は刺激的に使いたい――― 「……あぁ」 3号が首を縦に振ると、ノゾミも安堵するように 息を吐いてから立ち上がり、手を伸ばした。 「ありがとう。そしてよろしく」 握手を交わす。 「こちらこそ」 ヘルメットは外す場面だが、彼はもうソレが素顔なのだ。 スーツを着ているように見えても、実は最低限の部分しか隠しておらず、 そのほとんどが素肌だった。 目が覚めた当初はもちろん驚きまくった3号だが、 色々な説明を受け、自分で色々と動いてみた今では すっかり慣れていた。 自己評価は普通でも適応力はあったようだ。 「あ、そうそう、ちょっと聞きたいんだが」 それでも〝ぜんぜん慣れない部分〟もある。 「何かしら?」 ノゾミが聞き返すと3号はパンツを降ろした。 「……俺のチンポはどこいったんだ?」 そう、彼の股間にあるべきモノがすっかり無くなっていた。 竿も玉袋もキレイさっぱり消えていたのだ。 「あぁ、ソレね」 ノゾミはくすっと笑ってから3号の下腹部を撫でる。 「……」 髪はボサボサで目の下にはクマも出来ているが、 それすらも魅力的に見えるほどノゾミは顔は整っている。 そんな彼女に下腹部を撫でられたとなれば性的興奮を もよおすのが普通だが、今の彼は性欲の元となる玉袋も 性欲を発散するための肉棒もないのだ。 幸い改造された肉体は排泄を必要としないので 不便ではなかったが、やはり〝股間に何もない〟というのは 男にとって違和感でしかない。 「でも、無くても困らないでしょ。 排尿しなくていい肉体なんだし… むしろ戦闘において男性器は邪魔にしかならないハズよ。 睾丸は説明するまでもなく弱点だし、 陰茎だって無い方が動きやすいんじゃない?」 「いや… だけどな」 「くす♪ 分かってるわよ。 ペニスの〝役割り〟は排尿だけじゃないものね♡」 と、指で輪っかをつくってから3号の股間でシコシコと ジェスチャーを繰り返した。 「う… あ、あぁそうだよ。 ヒーローっつっても中身は一般人なんだ。 〝こういう楽しみ〟くらいあってもいいだろ」 男の正直な悩みを受けたノゾミは肩をすくませる。 「安心なさい。〝取り外して〟いるだけよ。 アナタの男性器はちゃんと形を保ったまま 別室に保管されているわ」 「取り、外した…?」 「定期的にくっつけてあげるからそれまで我慢してね」 「い、いやもっと分かるように説明を―――」 その時、3号の言葉を警報が遮った。 ビー ビー 『怪人発生 怪人発生』 「怪人だと!」 「ちっ こんな時に… いえ、ちょうどいいわ」 ノゾミがさっそうと扉に手を掛ける。 「3号、出動よ!」 「え!」 「大丈夫。今のアナタなら勝てるわ。 危なくなったら逃げてもいいから、とにかく行きなさい」 「えぇ!」 訳も分からぬまま現地へ送り出される3号。 あまり抵抗しなかったのは用意された移動手段が 彼の好きなバイクだったからだろう。 ※ 町に着くと全身を黒いスーツで覆っている〝いかにも下っ端〟な 者たちが目的らしい目的もなく暴れていた。 「…こいつらか」 3号はこれが初めての戦場。 しかも格闘技経験などもない本当の素人。 ただし、彼はもはや格闘王者が数人がかりでも敵わない 身体能力を有している人造人間なのだ。 「よ、よし、やってやるぜ」 ただ殴る、蹴る、ブン投げるだけで十分だった。 「――――おぉ! 俺… すげぇ!」 ザコ達をあっという間にかたずけた3号。 その後ろへと異質な影が迫っていた。 『……お前が新しいヒーローか?』 「うわ!?」 声に驚き、飛び退いてから振り返ると。 『ふん、動きが素人だね』 赤く鋭い爪をもった怪人が立っていた。 「お、お前がコイツらのボスか」 『あぁ、〝赤爪のライラ〟様だ。覚えときな。 つってもすぐ殺すけど』 長い髪と肌は灰色でトカゲのようなキレ目をしているが、 大きな鱗に覆われた体のラインは女性を表している。 「き、来やがれ怪人め!」 ザコとはまるで違う威圧感に押される3号だったが、 彼は自分が思っている以上にとんでもない力を持たされていた。 『――――ぐッ なんて頑丈なヤツだい』 ライラの動きは素早く、刃物の如く尖った爪での 攻撃はどれもこれも致命になり得る凶悪なものだったが。 「痛てッ 痛ててッ」 3号にとっては猫にひっかかれる程度のダメージだったのだ。 『このッ さっさとくたばっちまいな!』 ドッと、爪が心臓の位置へと突き刺さる。 しかし、強靭な人造人間(ヒーロー)の筋組織は貫けず、 逆に伸ばした腕を掴まれてしまった。 「痛て~な… 擦り傷だらけじゃね~か…」 『うッ…』 掴まれて初めて理解する桁違いの〝力〟 伝わる握力からライラは背筋を凍らせた。 (こ、このままじゃやられる! 力を見誤った… い、いやまだだ! 顔は見えないがコイツは男… だったら) ――――ゴグッ!! 近距離からの強烈な膝蹴りが股間に命中した。 「~~ッッッ」 『へっ いくら頑丈でも〝そこ〟は別だろ♪』 終わった――― と、3号もライラも思った。 ところが。 「………あ、あれ?」 (痛くない! 股間を膝で思いっきり蹴られたってのに… あ! そうか、今の俺は竿も玉も…) ケロっとしている3号を見て、ライラも膝から 伝わってくるはずの〝玉の感触〟が無いことに気付く。 『なっ 何で…男なのに玉が無いんだ!?』 「しるか!」 3号がそのままライラを力任せに思いっきり投げ飛ばした。 『キャーーー!!』 ホームランボールのように吹き飛んだ彼女は ビルの壁面へと衝突し、そのまま真っ逆さまに落ちて行った。 ※ 「―――まぁ、戦闘中は〝取り外して〟正解だったことが分かったよ」 バイクで施設へと戻り、ノゾミに報告した第一声がこれだった。 「股間でも殴られたの?」 「あ、あぁ、強烈な膝蹴りをな」 耐久力は桁違いに上がっているが〝人体の急所〟だけはそうはいかない。 特に男性の睾丸は〝外部に露出した内臓〟とも言われており、 怪人の力で攻撃されたらまず間違いなく潰れてしまう弱点だ。 つまり3号は〝取り外していなかったら〟負けていたのだ。 「そう… ふふ♪ それを分かってもらえただけでも収穫ね」 ノゾミが身をひるがえして「付いてきなさい」と言ってくる。 「どこに行くんだ?」 「〝ムスコ〟さんと再会させてあげるわ」 「!!」 二人が向かった先はノゾミの研究室兼自室。 その中に並んでいる怪しげな薬品の数々の中に、 非常の見覚えのあるモノが混ざっていた。 「ふふふ…♡」 ノゾミがソレを取り上げ、やや被っている皮を指でつまんで ゆっくり剥くと、亀の頭が見えてきた。 「亀頭部の色素がキレイなくらい薄いわね…♡ ぜんぜん〝使って〟ないのかしら♪」 「ッ…!?」 童貞を気付かれた3号が声を詰まらせる。 「恥ずかしがらなくて大丈夫よ。 アナタくらいの年齢なら珍しくないし、 頑張り次第では〝卒業〟出来るかもね♡」 意味深な事を言いつつノゾミは男性器をもてあそぶ。 見ようによってはグロい光景だが、生殖器の断面にはシールのような ものが貼られており、出血も無ければ色も生気に満ちていた。 「ほら、こっちに来て。 この辺に立ってパンツを降ろしなさい」 「……あぁ」 本来パンツは生殖器を隠すものだが、 すでに生殖器を握られているのでためらうことなくパンツを降ろした。 するとノゾミが3号の前に膝をつく。 「はい、〝元の居場所〟へとお帰り」 断面のシールをはがして股間へ近づけると、 なんと磁石のように股間と男性器が引かれ合ったのだ。 「うおぉ!?」 直後、懐かしい感覚がよみがえる。 体の揺れに連動する肉棒と玉袋のブラブラとした感覚。 さらに感覚の後から〝衝動〟もよみがえってきた。 「お…? おぉ! おお!!」 股間に生殖器が付いたことで〝男の役割〟を思い出したのか、 陰茎がギンギンに反り返り、玉袋もむず痒いくらい ギュルギュルと子種汁を生産している。 「へぇ… 〝戦闘時〟は初めて見るけど…中々に立派じゃない♡ もし短小だったらサービスとして陰茎増長手術を してあげようかと思ってたのに、ふふ♪」 冗談めいたことを言うノゾミを見てから、 3号は反り返ったムスコを指さした。 「いやおかしいだろ! 触ってもいないのに こんなギンギンになるなんて… ぜったいナニかしただろ!」 「そりゃするわよ。 本体に合わせて強化しないと 拒絶反応が出るし、普通のオチンチンじゃ付けたり外したりできないでしょ」 「そ… それは、そうだが…」 「安心なさい。強化といっても 〝性欲と精力が数倍〟になっただけだから」 「なッ――!」 性欲が数倍という事は、約一週間ぶりの再会でも 男性器は約一ヶ月の禁欲をしていたことになる。 「なんだとぉ!」 感覚がつながった瞬間にフル勃起するのも当たり前だった。 「勝手にオチンチンまで改造されて色々と文句もあるでしょうけど、 よぉく考えてみなさい。 今のアナタは性欲のONとOFFが切り替えられるのよ。 オチンチンをぶら下げでいるせいで性欲に振り回される世の男どもを 超越した存在といっても過言ではないわ」 「え…? えぇと…」 「わからない? 〝取り外し〟が出来るならいくら性欲が数倍になっても 困らないし、むしろ〝取り付けた〟時に数倍気持ち良くなれるってことじゃない。 射精量が多いほど快感も大きいんでしょ? 男って」 説明を受けた3号は「そ、そうか!」と一瞬で納得した。 やはり適応力は高いようだ。単純ともいえるが。 「他に説明したい事もあるけど〝その状態〟じゃ あまり耳に入らないだろうし… さっさとシコっていいわよ♪ 怪人を倒したご褒美だと思って♡」 「い、いいのか?」 「もちろん♡ ――――あ! でも部屋を汚されたら困るから 〝出す方向〟はこっちにしてね」 指差された方向には空気清浄機に似た機器があり、 3号にはよく分からない装置だったが、もう質問する 余裕もないほどムラムラが限界に達していた。 「……お ……おお♡」 〝握る感触〟も〝握られる感触〟も懐かしく、 ヘルメットから野太い喘ぎ声が上がった。 (あぁ… やっぱコレだよなぁ… 男の楽しみは… しかも、このノゾミって人が割と美人なおかげで 見られながらシコるのがたまらなく気持ちいい) 自分で自分の性器をしごく自慰行為、俗にいうオナニー。 若い男であればごく自然な生活の一部だが、 ヒーローとしては絶対に見られてはならない醜態。 ノゾミは、そんなヒーローの自慰行為を 興味深そうに眺めていた。 「はぁ… はぁ…」 (し、しかしこうなるとチンポを強化して貰って正解だったな。 今の俺の握力は桁違いになってるんだから 〝折る〟のが心配で思いっきりシコれないところだった) 真っ赤な亀頭の先が熱くなってきた。 久々に感じる射精の予兆。 3号はちらりとノゾミの膨らんだ胸元を見て 〝フィニッシュ用のオカズ〟を補給した。 「はぁ… はぁ… ああぁ…… あぁっっ」 びゅぷりゅりゅりゅるるるる!! 人は死に直面したとき〝子孫を残そうとする本能〟が働くらしい。 死に直面どころか一度死んでいる3号の睾丸には 〝その時〟に蓄えられた特濃の子種が入っていたようで、 真っ白な濁液のかたまりが次々と放出された。 「あぁっっっあぁ…」 びゅぷるるるるるっるるう!! 更に、今の彼は精力も数倍。 大量の二連発を撃ってもまだ底は尽きず、 一呼吸おいてからすぐに次弾を速射した。 「うあぁっ」 どぴゅッ! びゅるるるる! 射精量が多いほど快楽も大きい。 まさにノゾミの言った通り。 「は……あぁぁ♡」 びゅぴゅるるるる… どぴゅっ 子種を連発無駄撃ちした後、ようやく頭が冷えてきた3号の 目には奇妙な光景が映っていた。 「はぁ… はぁ… こ…これは…!」 ノゾミの指定した機械めがけて放出された精液は 床に落ちることなくフワフワと宙に浮いていたのだ。 「『反重力装置』ってやつよ。 精液くらい軽いものにしか効果ないけどね」 3号は(出した精液を掃除しやすくするためか)と考えたが 掃除ではなく研究のために〝回収〟する装置だった。 人造人間の強化された睾丸で造られる遺伝子は ノゾミにとって非常に重要な研究素材なのだ。 「はぁ… はぁ…」 (それにしてもすげぇ出たな… あんなにいっぱい… つーか〝浮いている精子〟ってどう見ても金玉より大きいような… しかも… もうチンポが回復してきたやがった…) 性欲と精力が数倍となれば回復力も数倍。 おびただしい量を放った男根の角度は いまだ水平より上を向いていた。 (まぁ、こんな気持ちいいオナニーなら何度でも大歓迎だけどな。 …欲を言えば一回抜いた後だから次はもう少し 刺激的な〝オカズ〟が欲しいけど) などと考えている内心を読み取ったかのように ノゾミが「ねぇ3号」と声をかけてくる。 「え? ……え!」 振り向くと、ノゾミが白衣を開き紺色のブラジャーを 見せつけていたのだが、本当に驚いたのはソコではなく… 「ふふ… 私って脱ぐとすごいでしょ♡」 白衣の上からでは想像もできないくらい不自然な巨乳が ぶるんっ♡と揺れていたのだ。 「い、いやいや、おかしくないかソレ」 男根ビンビンで戸惑う3号を見てノゾミが笑った。 「えぇおかしいでしょうね♪ この特性白衣で〝錯覚〟させていたんですもの」 からかうように揺らす乳房は3号の見てきたどのエロ画像より大きい。 顔は不健康なのに肉体は見ている男が〝健康〟に なってしまうほどのドエロ健体だった。 「こうでもしないと施設の男たちを無駄に興奮させちゃうのよ。 しかもこんな山奥での共同生活じゃ〝処理〟もしづらいじゃない。 ……ま、私なりの気遣いってこと」 「あ、あぁ」 そりゃそうか、と納得しつつ3号の右手はもう動き出していた。 望んでいた〝刺激的なオカズ〟にゆさゆさと激励されたからだ。 「う… ん…」 (た、たしかにすげえオッパイだ… 〝あんなの〟ぶら下げて歩いていたら男達はたまんねぇだろうな。 俺も無意識にシコっちまうくらいだし) だが、ノゾミのサービスはこれで終わりではない。 「3号、〝そのまま〟で聞きなさい」 「?」 「アナタのチンポ、改造した後で少し〝遊ばせて〟もらったわ♡ 亀さんの臭いを嗅いだり… 皮を引っ張ってみたり… 竿を咥えたり… 柔らかい玉袋をもみもみしたり…」 「!!」 「もちろんオッパイの間にも挟んだわよ♡」 これまでの淡々とした口調がねっとりとした声色に代わり、 エロティックな内容も合わさってひどく股間に響いてくる。 「ふふ、でもいくら咥えても挟んでも ぜんぜん勃起してくれないのはけっこう寂しかったわねぇ… ま、勃起も〝充血現象〟だから本体から血が送られてこない限り どれだけ刺激しても意味ないって分かってたけど」 「~~ッッ」 (な、なにぃ!? 俺のチンポが本人の知らぬうちに フェラチオやパイズリを受けていただと!) 奇妙な言い方だが3号は自分の生殖器がうらやましくなった。 と、同時に自分のペニスがフェラとパイズリ〝されていた〟と いう事実も興奮材料へと変わり、今度はチラ見ではなくしっかりと 両目でノゾミの〝口と胸〟をガン見した。 (あ、あの小さな口とドデカい胸で…俺のチンポを…) オナニーに置いて重要なのは妄想力。 3号はノゾミの口と胸に〝突っ込む〟光景を脳内に描き出し、 シコシコとした摩擦運動にスパートをかけた。 「はぁッ はぁッ はぁッ ぐっ」 ぴびゅるるうるるるっ!! 宙に浮く白い液体がさらに追加される。 「うああ…」 どぴゅりゅるるるうる!! 床は汚れないが臭いまではその場に留めておけず、 精液特有の臭いが部屋中に広がった。 「換気が追いつかないわね… まぁいいわ。 〝この臭い〟嫌いじゃないし♪」 ノゾミが再び白衣を締めると、あれだけ飛び出ていた双乳が 不思議なくらい小さく見えた。 「ふぅ… ふぅ…」 コップ一杯はありそうな精液の前で3号が息を切らしている。 改造された顔に表情というものは無いが、水平より下を向いている ペニスを見れば〝スッキリした〟という事は読み取れた。 「―――冷静になったみたいだから〝残りの説明〟をさせてもらうわね」 「あ… あぁ」 少し疲れた3号があいまいに応えると、 ノゾミは咳払いを挟んでからこう言った。 「よく聞きなさい。 なぜアナタが〝3号〟なのか… そしてなぜ男性器を〝取り外す〟ようになったのかを 教えてあげるから」