XaiJu
kktohoku
kktohoku

fanbox


アネット二曹の最終試験 4話

「アネットさーん」  軽く〝運動〟してきたからか、肌を火照(ほて)らせたマリーが  手を振ってこちらに走って来る。 「1番から10番までの子が終わりましたー」 「あぁ見てたよ。お疲れ様」 「えぇ、それでなんですけど、合格者が――――」 「それも見ていた。合格者ゼロだったんだろ?  ……まぁ、気の毒だが仕方ないというやつさ」  そう、仕方のないこと。  あの程度で下半身の衝動に負けるような男など、  私の理想とする軍には必要ない。  日々の訓練で溜まった欲求がどこで牙を剥くか分からんからな。  間違いが起きてからでは〝仕方ない〟じゃ済まないのだ。 「でも、10名のうち6名が最終試験をすることなく  不合格になっちゃってましたよ~」  つまり男性器を見られただけで勃起してファールカップを装着できず、  〝その後の誘惑〟で試験よりも性欲を優先した、ということ。  ますます情けない。 「ウチの娘たちは〝童貞くんゲット♪〟とか喜んでましたけど、  いいんですか? このままだと入隊者ゼロになりかねませんよ」  この惨状を見るにもっともな懸念だが、その心配はない。 「大丈夫だ。例え〝そうなっても〟問題にはならん」 「本当ですか?」 「あぁ、だから遠慮するな。  どうなろうと、全ては〝男自身〟の招いた結果なのだから」 「アネットさんがそう言うなら… 遠慮なくヤってきますね♪」  足取り軽く、マリーが仕切りカーテンの向こうへと戻っていく。 「―――よしっ  次は11番から20番の者だッ 入れ!」  例え1人も合格者が出ない結果となろうとも文句は言わせない。  というより、私に対して文句は言えない筈だ。  入隊試験を担う部隊の上層部は、私が〝格闘訓練〟で  世話になった男達なのだから。    ※  このカーテンの奥では最終試験が行われている筈なのに、  さっきまで男の奇声と女の嗤い声ばかりが聞こえていたような…  やはりこれはエロい試験なのか――――?  いやいや、余計な想像をしては駄目だ。  〝ルール〟を聞く限り、これは自分との闘い。  己に打ち克つ心があれば落ちる訳が無いのだから。 「いくぞ!」  自分にそう言い聞かせ、カーテンをめくると。 「えーと、13番の者だな」 「わー♡ これまた純情そうな子が来ましたねぇ♪」  落ち着けた心が早くも揺るぎ始める。  綺麗なお姉さん2人ってだけでも緊張するのに、  桃色のピッチリスーツまで着てこられたら…… 「どうした? お前〝も〟具合が悪いのか?」 「はい?」 「さっきの者は具合が悪くてファールカップすら付けられなかったからな」 「!」    ということは、ペナルティで不合格になったってことか?  くッ 俺はそうなってたまるか! 「いえ、体調は万全なのでご心配なく!」   「ほう、威勢がいいな」 「楽しめそうっスね♪    んじゃ、早速このファールカップを――――」  ※ 「――――付け終わりました」    あ、危なかった… まさかチンポに直接付けるタイプだったとは。  見られているだけでつい半勃起してしまったが、  それでもなんとか耐えた。 ファールカップで押さえつけてやった。  中が少し苦しいが〝格闘訓練〟ならば問題ない。 「最終試験を御願いします!」 「さっきの子よりは忍耐力があるみたいっスね」 「あぁ、では始めよう」    ルール⑥ 【格闘訓練では〝打ち込み〟〝蹴り込み〟〝投げ技〟の3つを交互に行う】 「カナルさん、どっちから行きますか?」 「〝打ち込み〟は私がやるから、ロールは〝蹴り込み〟を頼む」 「了解っス」  互いにグローブを付け、カナルと呼ばれる女性と向き合う。 「……」  だが、体のラインがハッキリ浮き出るあの恰好は目の毒すぎる。  よくあんなエロいトレーニングウェアを見つけてきたもんだ。 「まず私から打ち込むから、そっちは顔の高さに拳を構えてくれ」 「はい」  グローブといっても生地は薄く、指が出ているタイプなので  空手経験のある俺にとっては馴染みやすかった。 「ハッ!」  カナルさんの拳が俺の構えた拳を弾く。  なるほど、こんな感じの訓練か――――   ぷるっ♡ 「ッ!?」  い、今、なんか〝ものすごいモノ〟が! 「どうした? 気を抜いていると危ないぞ」 「す、すいません!」 「ちゃんと構えておけよ―――― ハァッ!」   ゆっさん♡  ま、また… 拳と同時に〝ものすごい乳揺れ〟が目に打ち込まれた。  打撃で大切なのは腰のキレ。    腰から上をしっかり捻ることでそのキレが拳に伝わり、  体重の乗った鋭い打撃を生み出すことが出来るのだが、  カナルさんの場合は腰のキレがダイナミックな乳揺れを生み出していた。 「ハッ!」   ぶるんっ♡  さっき見たお姉さん達の中では〝控え目な方〟、巨乳というよりは美乳、  それでも、だからこそ、格ゲーの女キャラみたいなエロさがあり、  いけないと分かっていても、ついつい目が吸い寄せられてしまう。 「おい」 「!」 「ぼーっとするな、次はお前の番だぞ」 「え! あ…… はい!」  ってことは、もう〝20発〟打ったのか! いつのまに、 「随分と私の胸が気になっていたようだが……  これが訓練ではなく実戦だったら隙だらけの急所を  思いっきり狙われていたぞ」  しかもバレてる。  と、とにかく今は打ち込むことに集中せねば。 「い、いきます―――― ハイッ!」  カナルさんの構えたグローブ目掛けて、打つ!  が、情けないほど弱々しいパンチだった。 「なんだその手打ちは?  もっと腰を入れてしっかり打たないか!」 「くっ… はい!」  分かっている、それは分かっているのだが、  〝ファールカップの中につっかえている棒〟が邪魔で腰が回せない。  無理に回すと〝変な方向に曲がって〟かなり痛いのだ。 「うぐッ」  結局、最後までカップの中は窮屈だったが、  俺はへっぴり腰のまま20発を打ち終えることが出来た。 「――――まったく、打ち込みの強さは合否に関係ないとはいえ、  これでは軍に入ってから苦労すると思うぞ」 「すいません」  パンチの弱さで失格になる事はないが、  〝このまま〟では確実に失格になってしまう。  なんとか次の訓練中にムスコを鎮めないと。 「では〝蹴り込み訓練〟の方を頼むぞ、ロール」   その一言が合図となり、お姉さん達が入れ替わった。 「どーもっス♪」 「ど、どうも」   ロールと呼ばれるお姉さん、なのだろうが…  こうして1対1で向き合うと年上には見えないな。  学校の同級生くらいに思えてくる―――― お!  気分が和んだからか、少しチンポも落ち着いてきた。 「13番くんは格闘経験とかあるんスか?」 「えぇ、いちおう空手道場へ通ってました」 「へぇ、それってフルコンの流派っスか?」 「フルコン? あぁ、そうですね。  フルコンタクト(直接打撃有り)でした。  帯から上なら顔以外のどこを攻撃してもいいって感じで」 「ほうほう。  帯から上ってことは金的は反則っスよね?」 「も、もちろんです」  そもそも空手で金的有りの流派ってあるのか? 「〝寸止めの金的蹴り〟なら鍛錬メニューにありましたけど、  試合では禁じ手です」 「んじゃファールカップを付けたりとかも」 「ありません。 ……あの、何でこんな質問を?」 「そりゃ〝金的蹴りの訓練〟をするからっスよ」 「!?」 「やだなー じゃなかったらファールカップを  用意した意味が無いじゃないっスか♪」  そ、それはそうだが……え?  ロールさんが俺の股間を蹴って、  俺がロールさんの股間を蹴るってこと? 「あ、もちろん寸止めっスよ」 「で、ですよね。 安心しました」  ビックリしたが、これはチャンスだ!  試験に確実に合格するためには、  〝チンポが萎えた状態で格闘訓練を終えなければならない〟  ならばこの〝蹴り込み訓練〟はボーナスステージだろう。  情けない話、寸止めだろうと金玉を狙われたら血の気が引く。  血の気が引けば充血したチンポだって鎮まる筈だ。 「では、そちらからどうぞ」 「い、いきます!」  とはいえ、女性の股間を蹴るのだから  細心の注意を払う必要はある。  睾丸が付いていない肉体でも股間は急所に変わりなく、  〝デリケートな部分〟という意味では男より上だ。  決して当てず、ちょっと気遣い過ぎるくらいで丁度いい―――― 「もっとギリギリまで狙ってくれていいっスよ」 「え!」 「気遣ってくれるのは嬉しいっスけど、   そんなんじゃ訓練になりませんって。  ほらっ 女性の〝ここ〟は懐(ふところ)が深いんスから、  もっと奥まで(蹴りを)入れて下さいよ♡」     ぴらっ♡ 「ッ!!」  ぐおっ…! そ、そんなスーツを引っ張ったら  股間のアレがくっきりと浮かび上がって……   ぐぐ……♂  あっ ヤベッ こっちの懐が盛り上がってきちまった。 「ッ… いきます!」  体を動かせ、動いて気を紛らわせろッ!  と、膨らみ始めた欲望を払拭するために〝蹴り込み〟へと  没頭したのだが、最後の20発目にソレは起こった。 「ハァッ!」       ――――――――つぷっ♡ 「ひゃんっ♡」 「ッッ!」  あろうことか、俺の足先の…蹴り足の親指先端が  〝恥丘の溝(みぞ)〟に侵入してしまったのだ。 「あっ… ぁ…」  謝るのが遅れたのは〝その感触〟を噛み締めていたから。  ほんの一瞬、足先のほんの少しばかりが、  スーツの上からほんのわずかに入った程度。  だが――― 俺にとってはいち大事。  とんでもないエロハプニングなのだ。 「すっ… すみませんっ!」  口では謝っていても頭の中は〝さっきの感触〟で埋め尽くされている。 「アハハ、いいっスよ別に♪  ギリギリまで狙えって言ったのはこっちっスから。  私にも玉が付いていたらヤバかったかもしんないスけど」  寛容な態度に感謝すると同時に、  〝このお姉さん、もしかして頼めばヤラせてくれるタイプか?〟  など失礼な事を思ってしまった。 「そんじゃ攻守交替ということで」  淫らな余韻が残る中、今度は俺が〝蹴り込まれる側〟となる。 「私も空手経験者っスから蹴りには自信があるんスよ♪  ――――――――ほいっ!」  ――――シュッ! 「!」  男性空手家と遜色ない蹴りが飛んできた。  こ、これは… けっこう怖いな。  寸止めと分かっていても玉がヒュンとしてしまう。       「そーいや金的の〝金〟って金玉の事じゃないらしいっスね。  だから女性に対しても金的蹴りって言うとか」 「へ、へぇ」  雑学を披露されても頭に入ってこない。  2発、3発と寸止めされる度に体の芯が冷えてくる。 「ほいさっ!」  ――――シュ!  ロールさんの金的は鋭くて的確。  股間狙いといっても〝竿の部分〟ではなく、また袋の中心でもなく、  ぶら下がったふたつの玉の片方を正確に捉えていたのだ。  下からすくい上げるように〝玉そのもの〟の位置を正確に  予測してうえで寸止めしてきている。  ファールカップが無く、ロールさんに〝その気〟があれば  確実に潰せるであろう熟達した技量。 「よっと!」  ――――シュッ!   「ッ…」  鍛えようのない剥き出しの内臓が危機を察して縮み上がり、  チンポに流れ込んでいた大量の血液がみるみる引いて行く。  そう… なるはずだったのに、何で… 「ん? 大丈夫っスよ、そんなに腰を引かなくても。  寸止めは得意なんで」 「え、えぇ…」  何で…逆にチンポがフル勃起しちまってんだ!? 「え~と次は…… 12発目!」  ――――シュッ 「う…」  ファールカップに風圧が当たる度にぞくりと恐怖が走る。  と、思っていたのだが、まさか…  このぞくりとした感覚は… まさか… 「13発目、ほいっ!  ――――シュッ! 「ぅあ!」  お、俺は… チンポを、いや、金玉を狙われて…  喜んでしまったのか。 ぞくぞくと悦んでしまったってのか。  つまり―――― マゾに目覚めちまったってことかよ!  よりにもよってこんな時に。   「はい!」  ――――シュッ!  ロールさんの視線は俺の股間に向いている。  おそらく、その目はファールカップで守られている  男性最大の弱点を捉えているのだろう。  女性が、自分の金玉を意識している。  その事実がむずがゆい悦びを生み、  触れずとも〝攻撃対象〟として認識されているだけで  ドクドクとチンポが脈打っていくのが分かる。  まだ精神的な部分だけだが、女の人に責められるって  こんなにも興奮しちまうものだったのか。 「はぁ… はぁ…」  こ、これでもし肉体的にも責められたら… 「ラスト1発! いくっスね」 「は、はい、お願いします」  ファールカップで勃起がバレないのをいいことに、  俺は先ほどとは逆に腰を少し突き出した構えをしている。     そんな姿勢を取れば勃ったチンポがカップに押し当って痛いのだが、  マゾに目覚めた今、その痛気持ち良さが堪らないのだ。 「ではでは―――― えいっ♪」  ――――コッ 「はぅ!!?」  ロールさんの蹴り足の、親指の先が、カップに当たった。 「ふふ… さっきのお返しっス♡」  て…天使か。  こんな当てて欲しい時に、当ててくれるなんて。   「う… ぉぉ」  コツンとした弱々しい衝撃。  しかし。  ロールさんの〝狙い〟は恐ろしいほど素晴らしく正確であり、  カップのすぐ向こうに垂れ下がる俺の左玉をにまで伝わってきたのだ。 「ぐ…ぅぅ」  僅かな鈍痛と、それを遥かに上回る性的興奮に襲われ、  俺はその場に縫い付けられたかのように動きを止めた。 「あ、あれ? 痛かったっスか?」  返事をするのも惜しいくらい酔いしれていた。 「ふぅ…ぁぁ…♡」  俺は、射精していたのだ。  ロールさんの〝仕返し〟が引き金となり、ファールカップを付けたまま  どぷっ!どぷっ!と溜めてきた精力を放出していたのだ。 「あぁ…ぁぁぁ♡」  敏感になったチンポがカップと擦れて気持ちいい。  女性の前でパンツの中をベトベトに濡らしていく   背徳感が妙に心地いい。  頭までが、真っ白に染まっていく。 「何でそんな腰を動かしてんスか?  ―――あっ! も、もしかして」   「どうやら射精してしまったようだな」  カナルさんが俺の肩に手を置いてきた。 「やっぱりっスか。  なんかアレの匂いも漂ってきましたし」 「カップが付いたままだから分からなかったが、  〝中〟では陰茎が膨張していていたんだろ。  で、ソレがロールの蹴りで暴発してしまった、ってとこか」 「あっちゃ~ そんなつもりは無かったんスけど。  なんか悪いっスね、私のせいで… 不合格になっちゃって」  ルール⑦ 【格闘訓練中の勃起は〝仕方ないもの〟とする。  が、我慢できず精子を漏らした者は即失格となる】  真っ白だった頭が理性を取り戻し始めると、  今度は一転して強い喪失感と疲労感に襲われた。 「はぁ… はぁ… はぁ…」  だが、不思議と後悔の気持ちが無かったのは、  〝射精させられて失格になった〟という惨めさすらも  性的興奮に変換していたからかもしれない。 「おい13番。  せめてパンツの中くらいは掃除してやるから  早くカップを取り外せ」 「あ、はい」  その後、カナルさんとロールさんの目の前でカップを外して  パンツを脱ぐと、精子まみれのチンポが元気よく飛び出した。 「おぉ~…♡」 「フッ…♡」  2人の表情と声がさらにマゾ心に火を着け、  俺は〝お掃除中〟に再び暴発してしまうのだった。  


More Creators