XaiJu
ringokidjp
ringokidjp

fanbox


【無料】精神交換アプリにドハマリした千雪がPをあたシコ爆乳アイドルに堕とすまで(1)

※全2回の1回目です。 ※以前pixivに未完作品として投稿していた『精神交換アプリで千雪と入れ替わったプロデューサーが千雪専用パイズリ妻にされてしまう話』(現在非公開)を改稿+続きを書いたものとなります。 ―――――― ■  どうしてこんなことになってしまったのか。  もう何度目になるかもわからない溜息が、彼の喉から漏れ出る。283プロダクションの事務所。彼は事務机に向かって仕事をしている。だが、キーボードに置かれたその指は、もう長い間一文字も紡いではいなかった。モニターの中、カーソルが虚しく明滅を繰り返している。  時刻はすでに夜。急ぎの仕事ではないが、できれば今日中に仕上げてしまいたい。散漫になっていた意識を必死でひとつ所に集めて、彼は画面を睨む。指を動かそうとしたところで、 「ふーっ♡」  という息が彼の耳を撫で、持ち直した集中を吹き飛ばしてしまった。  裏返った悲鳴をあげて、彼は振り返る。 「千雪か……」 「ごめんなさい、プロデューサーさん。驚かせちゃいましたね」  気づかないうち、ひとりの女がすぐ背後に立っていた。  控えめな茶色の長髪。潤いを帯びた白磁の肌。ふっくらと咲く唇。美女と断言してどこからも文句は出ないであろう完璧な顔立ち。服装は白いブラウスに臙脂色のロングスカートという楚々としたもの。だが、品性に溢れた服装だからこそ、胸部に実る豊満な肉鞠が淫らな想像を誘う。もしも世が世なら、微笑みひとつで国を傾けることだってできただろう。  桑山千雪。二十三歳。若さが至上価値とされるアイドル業界において、通常、その年齢は不利にしかならない。だが、千雪の場合、その年齢がもたらす落ち着きが美点となり、老若男女に人気を博している。歌番組、教育番組、報道番組、バラエティ、ドラマ、映画、舞台……あらゆる企画で千雪は活躍している。現在、事務所の収入のかなりの部分は、千雪が稼ぎ出している。彼女がいなければ、経営は成り立たない、と言っていい。  元々、千雪は雑貨屋の店員だった。それを彼がスカウトした。この女性には才能がある。そう確信していたが、まさかここまで大化けするとは考えていなかった、というのが正直なところだ。しかし、それ以上に、その千雪と男女の関係になるとは思ってもみなかった。  プロデューサーとアイドル。商品に手を出すのは商売人として失格だ。それはわかっている。だが、三ヶ月前、どんな大舞台でも堂々と振る舞う千雪に、声を震わせ、目を潤ませて切々と愛を訴えられ、職業倫理はどこかへ吹き飛んでしまった。  ふたりが恋人であることは、事務所の人間すら知らない。ふたりだけの秘密。そう表現すればロマンティックかもしれない。だが、それは同時に、何かが起きても誰にも相談できないということを意味している。 「千雪、いつから――」 「さっきです。挨拶はしたんですけど、気づきませんでしたか?」 「すまない。気がつかなかった。ええと、それで、今日は――」 「収録が早めに終わったので、明日受け取る予定だったドラマの台本を取りに来たんです。――それから、大好きなプロデューサーさんの顔を見に♡」  傾国の笑みが、この世でたったひとり、彼のためだけに浮かべられる。胸が爆ぜそうな優越感を、以前ならば覚えていただろう。今、千雪の笑顔を前にして彼の胸に湧き上がるのは恐怖だった。心は冷たく凍えていく。それとは裏腹に、体が火照りを帯びる。身長がそう高いわけではない千雪の姿がひどく大きく見えた。 「ええと、これだな……」  できる限り平静を装って、彼は千雪にそれを手渡した。動画配信サイトが制作する連続ドラマの初回の台本。千雪は当然のように主役だ。男を次々と破滅させていく悪女――清楚なイメージを大いに裏切る役どころに、早くも期待が高まっている。 「どんな展開になるのか私も知らされていないので、読むのが楽しみです」 「千雪なら、どんな展開になってもうまく演じられるさ。それじゃ――」  俺は仕事をしなきゃいけないから、と彼はパソコンに向かった。白紙のままの企画書に目を据えた。次の瞬間、後ろから千雪に抱きしめられた。くすくす、という笑いが耳に流し入れられる。たちまち総身の毛が逆だった。 「そんな冷たい態度を取られたら悲しくなっちゃいます。恋人同士なんだから、もっといちゃいちゃしましょう♡」  千雪の掌が、彼のそれに重なる。指が指に絡みついた。むにむにと背中に押し付けられる柔らかな感触。その柔らかさの正体が何かは考えるまでもない。公式のプロフィールでは、千雪のバストは八十九センチのFカップ――だが、それは千雪を清純派として売り出すために作り出された偽りの数値だ。実際の彼女のバストは一〇〇センチのKカップ。事務所でも図抜けた巨乳――いや、その大きさはもはや爆乳と呼称されるべきだろう。 「別に冷たくしてるわけじゃない」  彼は言った。 「でも、事務所でそういうふうに接するのはよくないだろう。仕事中はあくまでもアイドルとプロデューサーとして接しよう。ふたりでそう決めたじゃないか」 「それはそうなんですけど、どうしても我慢ができなくて♡」  ごめんなさーい、と謝る千雪の声に謝罪の気持ちはまったく感じられない。その代わり、どろどろと澱み濁った欲望が溢れかえっていた。出会った頃の彼女からは絶対に考えられない態度。しかし、彼女をそんなふうにしてしまったのは、他ならぬ彼なのだ。 (俺はどうしてあんなものを――)  どれほど悔やんでも、過去は変えられない。 「プロデューサーさん」  千雪は言った。 「お仕事はそのへんで切り上げて、ホテルに行きませんか♡ また『あれ』がしたいな~♡」 「でも、今は仕事が……」 「つまらないお仕事と恋人とのいちゃラブなひととき――どっちが楽しいか、考えなくてもわかりますよね。ほらほら。パソコンの電源を落として、ホテルに行きましょう。ホテル♡ ホテル♡ ホテル行こ~♡」  むにむにと乳肉を押し付けながら、千雪は媚びる。  超がつく人気アイドルからの執拗なおねだり。普通の男であれば、一も二もなく頷いているはずだ。だが、彼は断るための言い訳を必死にひねだりだそうとしている。『あれ』への恐れのせいで頭はうまく回ってくれない。 「いや……あの……ええと……」  彼はうつむき、不明瞭な言葉を呻く。  そんな彼を、抱えた恐怖ごと、千雪がきつく抱きしめた。強く押しつけられて潰れる乳肉。熱く滾る息が彼の耳を灼く。そして、 「――ぐずぐずしてんじゃねえよ。さっさと行くぞ」  普段の千雪のものとはまったく違う低音の効いた声。それを耳から脳へと流し込まれた瞬間、全身を強烈な痺れが襲う。びくびくと体を震わせながら、彼は「ひゃい……♡」と情けない声を発しながら頷いてしまっていた。 ■  これまでに交際してきた女性の数は三人。  彼なりに精一杯を尽くしたつもりだが、性行為で彼女たちを満足させられていたとは言えない。あからさまに不満を表明されたことことはないが、事後の彼女たちの表情を見れば己の巧拙は判断できる。うまくやらなければ、という焦りが動きをぎこちなくし、ますます焦りを呼ぶという負のループ。そして、最後にはあれこれと適当な理由をつけて関係を解消されてしまうのだ。男の矜持を傷つけまいとする彼女たちの心遣いが、何よりいちばん彼を傷つけた。  数学が苦手な人間や泳ぎが不得意な人間がいるように、自分はセックスには向いていないのだ。近年は、そんなふうに考えて、なかば諦めていた。しかし、千雪に交際を申し込まれて、その気持ちは変わった。どうせ最後は捨てられるに決まってる、と投げやりになるには、桑山千雪という女性は魅力的すぎる。何かいい方法はないか、とネットで情報を漁っていた時、とあるものの存在を知った。  精神交換アプリ。  それを使えば、カメラで撮影したふたりの精神を交換することができる。  そんなものが若い恋人たちのあいだで密かに流行している――より正確に表現するのならば、そのアプリを使用し、恋人と入れ替わって性行為をすることが流行しているらしい。そうすることで、互いの体についての理解が深まり、よりよい関係を築くことができるのだという。  最初は、そんなものがあるわけはない、と一笑に付した。だが、情報を収集するうちに、どうやらそれが実在するらしいことがわかってきた。  欲しい。強烈にそう思った。  女性の感覚が理解できれば、きっと自分もうまく動くことができるに違いない。だが、さまざまなツテを使っても、アプリの入手はかなわなかった。そのあいだ、千雪と何度か性行為をしたが、愛情の深さは技術の拙さを補ってはくれなかった。優しく微笑んで「気持ちよかったです」と言ってはくれたが、それが本気の言葉であるようには、どうしても思えなかった。  このままではまた捨てられてしまう……と絶望していたところで、仕事で知り合った広告代理店の社員が、そのアプリの所有者であることがわかった。データをコピーさせてほしいと頼むと、快くそれを了承してくれた。  その後の逢瀬で、彼は性行為に対するコンプレックスを千雪に打ち明け、アプリの説明をして、それを使わせて欲しいと懇願した。最初、千雪は「そんなことをする必要はありません」と言っていた。 「私への愛情が感じられれば、それで十分です」  だが、彼は千雪を十分以上に幸せにしてやりたかった。一回だけ、と頭を下げて頼み続けると、最後には、渋々ながら、アプリの使用を了承をしてくれた。それぞれの写真を撮影し、アプリにその画像を読み込ませて、心臓を高鳴らせながら「CHANGE」のボタンをタップした。あの瞬間を、彼は鮮明に覚えている。  思い返せば、その時、彼と千雪の関係は歪なものに変わってしまったのだ。 (続き→ https://ringokidjp.booth.pm/items/7369530 )

【無料】精神交換アプリにドハマリした千雪がPをあたシコ爆乳アイドルに堕とすまで(1)

More Creators