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【連載第16回・約8,000字】Hカップ巨乳熟女が金髪超乳パリピギャルに改造される話

■  天井から吊るされたペンダントライトの光量はそれほどでもない。にもかかわらず眩しく感じるのは、きっと、興奮のせいで瞳孔が開いているからなのだろう。 「それじゃ、始めちゃっていいですか?」  問いかけられ、真央は頷きを返した。唇の端に浮かんでいる笑みは、意図したものではなく、真央の奥底から滲み出たものだ。  翔太の友人たちとの性行為は確かに素晴らしかった。ある時は膣で、ある時は乳で、ある時は尻で……豊満さに溢れた肉体を存分に使って童貞たちを徹底的に抜き尽くす。この後に用事があるから性行為はもう終わり――そう告げた時の彼らの動揺ぶりは凄まじかった。「あと一回だけ!」「お願いします!」血走った目でせがんでくる彼らの必死さに苦笑いを浮かべ、真央はもう一発ずつ手早く抜いてやり、最後にはさようならのディープキスまで与えてやった。  少年たちは生涯真央との性行為を忘れられないだろう。無垢な魂をオスの形に歪ませてやったことに、よこしまな満足感を覚える。しかし、これから真央が得るのは、そんなものをはるかに超える喜びだ。それを思うと、照明がますます眩しくなった。  雑居ビルの一角を占めるタトゥースタジオ。個室の壁にはオリエンタルな色合いの曼荼羅アートが額縁に納められ、いくつも飾られている。インクと消毒液の香りにゴムの匂いがわずかに混ざり、独特の清潔感と緊張感を生み出していた。  部屋の一角に置かれている施術用の椅子――そこに、真央は上半身を裸にして座っていた。ただし、背もたれが大きく倒されているので、座っているというよりは横たわっているという感覚だった。  真央の隣に腰をおろすのは眼鏡をかけた小太りの男だ。年齢は真央と同じ、40歳近辺だろう。一見するとごく普通の会社員のようにしか見えないのに、黒いシャツから露出した腕や首筋はびっしりと刺青に覆われている。  前回、打ち合わせの際に聞いたところによれば、大学卒業後は、実際に会社に勤めていたという。上司のパワーハラスメントに耐えかねて辞職し、それから彫り師の修行を始めたらしい。どうして彫り師に? と尋ねると、当時付き合ってた彼氏がヤクザで、そのひとに勧められたんです、と照れくさそうに答えた。修行に熱が入りすぎて別れることになったが、独り立ちにして構えたこの店の初めての客はその男だったという。ロマンチックな話だ。  男が手慣れた動きで消毒を施すのは真央の左乳房の谷間付近。今日、真央はそこにタトゥーを刻もうとしている。きっと、男は心臓の高鳴りを指先で感じているに違いなかった。  これは誰かに命じられてしていることではない。店を調べたのも、店を訪れたのも、デザインを選んだのも、すべて真央の意志だ。かつて、よき妻よき母であることに誇りを持っていた自分が、みずから望んで社会からはみ出そうとしている。それを思うと、我がことながら驚いてしまう。  他の国ならばともかく、この国にあって、タトゥーを入れるということは、すなわち、自分は良識の外側にいる人間だと表明することに等しい。刻んでしまえば最後、外科手術をしても完全に元に戻すのは難しい。そんなものを入れる。シールのような戯れではなく、実際に針とインクで己の肌に刻み込む。取り返しのつかないことをしようとしているという自覚はある。だが、やめようとは微塵も思わなかった。取り返しのつかないことをする楽しさが、そんな理性的な判断を許してはくれない。  清潔になった肌にジェルが塗られ、図案がプリントされた転写シートが貼り付けられる。転写が完了するのを見計らい、シートが慎重に剥がされた。デザインはこれでいいのか、位置はこれでいいのか、確認が行われる。ここで「やめる」と言えば、施術は中止されるのだ――そう思いながら、真央は朗らかに「これでOKでーす♡」と答えた。心臓の高鳴りはいよいようるさく、耳のすぐ裏側で脈打っているかのようだった。  そして、とうとう、熟女の美肌に墨が入れられる。  ちく。  と、最初の一刺しを感じた瞬間、真央は「はあっ♡」と熱い吐息を漏らしていた。それは、これまで大切に積み重ねてきた人生のすべてが台無しになる感触に他ならない。髪を染めた時とも、胸や尻を豊かにした時とも、まるで違う。絶対に超えてはならない一線を超えてしまった、と思った。その思いは、肌にインクを刻まれる痛みを、極上の快感へと転化する。 「んっ♡ はっ♡ ……っ♡」  自分が壊されていく。その感覚は、これまでしてきたどんな性行為をも上回る快楽を与えてくれる。愛液が滲むのがわかるが、自慰をするわけにもいかない。昂ぶりは、真央の内側に際限なく積り重なっていく。  早く完成形を見たい。逸る気持ちをよそに、男は素人目にもわかるほど丁寧に針を使っていく。まずは輪郭が、次にシェーディングが、最後にカラーリングが――途中、幾度か休憩を挟みながら、合計3時間をかけて、真央の体に母親失格、妻失格の烙印が彫り上げられていった。 「はい。これで完成ですね」  男に渡された手鏡を使い、真央はそれを見る。見開かれる目。喉に詰まる息。脳髄を直接殴りつけられたような衝撃が、体に震えを走らせた。肉体が絶頂したのではない、脳が――いや、精神が瞬時のうちに絶頂していた。  左胸に刻まれているのは、天使の翼をつけた赤いハート。大きさはミカン程度。これまでシールで貼りつけていたものに比べれば圧倒的に小さい。しかし、その迫力はシールの比ではなかった。木刀と真剣だって、ここまでの違いはないだろう。比べ物にならないどころではなく、そもそも同じものだと思えない。  すっげ……♡  真央の唇が、音を伴わずに動く。続いて吐いた息は、炎のように熱かった。  空いたほうの手が意志とは関係なく動き、指先でそこに触れようとする。まだだめですよ、とそれを止めた男は、洗浄のうえ、保湿クリームを塗布した。これで施術は終わりですと言われ、服を着る。キャミソールを身に着けても、タトゥーは堂々とさらけだされたままだ。それを見下ろす真央の目は、金塊をのぞきこんだかのように妖しい光を帯びている。  前回も聞かされた生活上の諸注意をあらためて受けた後、真央は店を出る。  すでに日は暮れ、あたりは完全に夜に染まっていた。気温はだいぶ下がっているが、体の火照りのせいで寒くはなく、むしろ暑いと感じた。ネオンサインが降らせるけばけばしい光を浴びながら、真央は通りを歩く。すれ違う人々が彼女に視線を奪われるのは、あまりにも豊満な体型のためでもあり、左胸に疼くハートのためでもあり、体じゅうに弾ける喜びのためでもある。  親からもらった大切な体を、わが子に母乳を授けた神聖な器官を、針と墨で穢すことで得られた凶悪なまでの歓喜。この喜びを知ってしまったらもう、シールによるまがい物では満足できない。幸いなことに――真央の体には、まだたっぷりと『余白』が残されている。自分はこの先どうなってしまうのか。あるべき恐れはなく、ただひたすらに期待してしまう。じっくりとデザインを選ぶのもいいだろうし、ノリと勢いで決めてしまっても構わない。なにせ、これは他の誰でもなく、自分自身の体、つまり自分の所有物なのだ。 (そうだ♡)  真央はスマートフォンを取り出した。タトゥーがよく見えるよう、俯角で自撮りを行う。年甲斐もない横ピース。可愛らしく作られたアヒル口。真央レベルの美貌の持ち主でなければ、熟女には到底許されないポーズと表情を、刻まれたばかりのタトゥーが鮮烈に彩る。  撮影したばかりの画像を『入れちった☆』というメッセージを添えて送った先は裕貴。多少の時間があって、『いい感じじゃん』とメッセージが、それから元気よくサムズアップする掌のスタンプが送られてくる。真央の人生を変えてくれた人間だからこそ、その言葉は心に響いた。超乳と超尻の重量負荷のため、いつも重くならざるをえない足取りが軽くなる。  次いでその画像を投稿したのはメッセージアプリのグループ――ハロウィンパーティーの夜に知り合った若者たちと作っているグループのチャンネルに投稿する。すぐさま『やば!』『可愛い!』『似合う!』と反応が返ってきて、真央の顔はだらしなくほころんだ。  この勢いで適当な男に声をかけてホテルに連れ込みたいところだが、少なくとも1週間のあいだ、激しい運動は禁じられている。酒を飲んで騒ぐにしても、3日間はアルコール厳禁だ。獲物になりうる男たちをむざむざと見過ごしながらも、真央はいささかも鬱憤を感じない。それだけ、タトゥーを刻んだ喜びは圧倒的だったのだ、と思い知る。  あらためてそれを見下ろす。夜の帳の元、彫り込まれたハートはいっそう艶めいていた。そのあまりの美しさに溜息が漏れる。上昇する体温が、足元から這い上ってこようとする寒さをたやすく追い払う。 (こんなん、あいつらが見たら――)  にやり、と邪悪に唇を歪めて思い浮かべる『あいつら』とは、夫と息子だ。彼らは刺青どころか豊胸豊尻の事実すら知らない。それが、今の真央の姿を目の当たりにしたら、どれほどの衝撃を覚えるのだろう。気絶したとしても、おかしくはないだろう。今から2週間後に迫ったクリスマスパーティーで、真央は彼らと再会する。その時には、気絶程度で済ませるつもりはない。  その時のことを考えるだけで、真央の内側で期待感が膨れ上がる。 (脳みそぶっ壊してやっから待ってろよ~♡)  男も酒もなしで、どうやって夜を過ごそうか。迷っていたところで、スマートフォンが震えた。裕貴からのメッセージが届いている。タトゥーを入れたお祝いに、飯をご馳走してくれるという。「やった♡」と返事をした真央は、すかさず「このお店がいいな~♡」と、最近ネットで人気の店での食事をねだる。予約が必要な店だが、裕貴ならば可能だろう。こうして彼の力を頼ることにも、最近ではまったく躊躇いがなくなってきている。それが堕落なのか成長なのかはわからない。しかし、そのおかげで人生がよりいっそう楽しくなったのは紛れもない事実だ。 「いいよ」と返事をもらった真央は、今度は口で「やった♡」と呟き、キスマークのスタンプをいくつも送りつけた。近くにあるタクシー乗り場へと歩き出す。肺に吸い込む空気は冷たいが、それでもやはり、体の火照りを冷ますことはできそうにはなかった。 ■ 「静かにしててね?」  スマートフォンを操作しながら、真央は隣に座る裕貴に言った。わかってるって、と答えるその口調が、もうすでに悪戯を予感させる。まったく、と呆れはするが、止めようとは思わない。ばれないようにする、というのも、それはそれで楽しそうだ。  クリスマスまであと3日と迫った夜。裕貴の部屋は相変わらず散らかっている。最初の頃は、それがたまらなく不快だったのを懐かしく思い出した。しかし、今では、どうせ清掃業者を呼ぶのだから、と真央のほうが積極的に部屋を散らかしている。空き缶を机に積んでおくのにも、菓子パンの包装を床に捨てるのにも、抜いだ服や下着を放置しておくのにも、もう躊躇いはない。 「ん、ん、ん……」  呼び出し音を聞きながら、真央は咳払いをして喉を整える。早速、裕貴が肩に腕を回し、乳房を弄びはじめる。左胸だ。チューブトップからのぞくハートのタトゥーは、色鮮やかに乳肌に定着している。指先でフェザータッチでそこをなぞられると、「んっ♡」と艶めいた音が漏れた。やめて、という意味をこめて睨みつけてやるが、そんなことでやめる裕貴ではない。唇から歯の白をわずかにこぼした彼は、真央の乳房を鷲掴みにして揉みしだき始めた。 「あんっ♡ だから、やめろっつーのぉ……♡」  まだ通話は繋がっていないが、低く抑えた声で真央は言った。  元々、乳房の性感は敏感だった。それが、タトゥーを入れてからというもの、さらに鋭く尖っている。錯覚ではない。触られるだけで体表が甘く痺れ、息が焦げる。乳肉をむにゅむにゅと揉まれながら、爪で乳首を刺激されると、甘さと熱は心地よく真央を苛んだ。もう、と溜息を吐きながらも、やはり、真央はその手を振り払おうとはしない。  これから話す相手は雅史だ。夫は、一旦は家に戻った真央がまた出ていったのは、裕貴がふたたび命令を下したからだといまだに信じているらしい。そう考えるのも無理もない。雅史にとって、真央が家族を捨てるということは、絶対に起こり得ないことだからだ。真央自身、自分がこんなことができるとは思ってもみなかった。  通話はなかなか繋がらない。早く出ろや、と呟きかけたところで、『もしもしっ』と上擦った声が耳に飛び込んできた。受話器を耳にぎゅっと押しあてて、こわばった表情をしているのがはっきりと目に浮かぶ――そんな声だった。久しぶりに聞いた夫の声は、懐かしさではなく、うんざりとした気持ちを真央の胸のうちに充満させる。自分のように魅力的な女が、どうしてこんな男と結婚し、あまつさえ子どもまで設けてしまったのか。あらためて、己の愚かさにうんざりする。反射的に眉は顰めてしまったが、かろうじて舌打ちは我慢できた。 「もしもし、雅史くん。久しぶり。私よ」  真央は言った。かつての口調で喋るだけで、背中にむず痒さを感じた。「私」という行儀のいい言葉は、やはり自分を指しているように感じられない。真央の折り目正しい喋りを耳にして、裕貴が笑いを漏らす。 「ま、真央っ。大丈夫なのかっ」 「ええ。大丈夫よ。安心して」  真央の言葉を聞き、雅史が安堵の息を吐くのが聞こえた。 「長いあいだ連絡できなくてごめんなさいね。あなたのほうこそ、大丈夫?」 「ああ。大丈夫だよ」 「翔太は? 元気にしている?」  さすがに元気はない、と雅史は沈んだ声で答えた。  ハロウィンの日、自分を突き飛ばして家を出ていった女が真央だと翔太は気づいていないらしい。無理もないだろう。翔太の知る真央とあの金髪超乳超尻女では、あまりにもかけ離れすぎている。真央は急遽また親戚の家に手伝いに行くことになった――とりあえずはその説明で納得してくれているらしい。  当初はひどく落ち込んだらしいが、今は何とか持ち直し、学校にもきちんと通っているという。ということは、つまり、友人たちから何か聞いたりはしていないということか、と真央は安堵する。 「もう寝ているんだけど、起こしてくる。ちょっと待って――」 「いいえ。話をしたい気持ちはあるけど、それよりも今は、あなたにしなければいけない話があるの」  真央は説明を始めた。自分は裕貴の命令で彼の元に戻らなければいけなかった。これまで裕貴のわがままに付き合わされていたが、ようやく飽きてくれたらしく、今度こそ本当に家に戻れることになった。――すべて事前に用意していた文言だ。 「呆れたひとよね。最低だわ。あなたとは全然違う」  その『呆れたひと』の掌に乳房を好き放題に弄ばせながら、真央は言った。 「か、帰れるって、いつ?」 「焦んじゃねーよばーか」という嘲りを呑み込み、真央は「落ち着いて」と言った。あの頃のままの、優しく柔らかな喋り方ができた。さすがまおっち、と自画自賛する。 「戻れるのはクリスマスの夜だそうよ」 「クリスマス――」 「そう。3日後。だから、翔太とふたりでパーティーの準備をして待っていて」  パーティー。自分が発したその文言が、血を沸き立たせる。今や、真央はそのために生きていると言ってもいい。しかも、クリスマスに行われるそれは、真央の主催で行われるものなのだ。当然、雅史はそれを知る由もない。 「家族3人、また幸せに暮らしましょう♡」  思ってもいない言葉を情感たっぷりに紡ぐ。その真に迫った響きに、つい笑いが吹き出てしまった。「どうかした?」と尋ねてくる雅史。やっべ、と口の動きだけで言った真央は、「何でもないわ」と朗らかな声で誤魔化した。  こんなことで笑っていてはいけない。パーティーでは、もっと楽しいことが待ち受けている。そこで彼らに何が起きるのかを考えると、また笑いが吹き出そうになった。 「愛してるわ、あなた♡」 「うん。僕もだよ」  片方だけが真剣な愛の言葉を交わして、夫婦の通話は終了した。スマートフォンを放った真央は、「おっぱい揉みすぎ~」と裕貴に向かって唇を尖らせる。「ごめんごめん」と謝りながらも、裕貴の掌は依然として乳房を揉みしだいている。その動きは雑なようでいて、しかし、真央の快感の芯を過たず刺激している。 「もしかして、欲しくなっちゃった?」  問いかけられ、真央は「ん♡」と頷いた。  タトゥーのダウンタイムはすでにおわっていて、セックスをしても問題はない。しかし、あれ以来、真央は誰とも性行為を行っていなかった。クリスマスパーティーで一気に性欲を爆発させる――そのつもりでいたが、裕貴の巧みな愛撫に晒されていると、決意は容易に揺らいでしまう。ホットパンツから伸びた生脚が、もじもじと内腿を焦らした。 「クリスマスパーティーまで我慢する、とか言ってなかったっけ。いいの?」 「だって、ゆー君の触り方、上手すぎるんだもん。我慢とか無理ぃ♡」  それに、と言いながら、真央は裕貴に擦り寄った。 「本番の前には、練習が必要かな、って思い直したの♡ つーことで、ゆー君のおちんちん、欲しいな~♡」  人差し指で青年の胸板をなぞりながら、40歳を間近に控えた熟女は、媚び媚びの上目遣いと甘ったるい声で性行為をねだる。こんなところ、もしもかつての真央が見たら、即座に自死していただろう。 「ちんぽ♡ ゆー君のおっきいちんぽ♡ まおっちにちょーだい♡ ハメハメぷりーず♡」 「はいはい。わかったわかった」  熟女の強烈な肉欲に苦笑いして、裕貴は右手に持っていたビールの残りを一気にあおった。缶を握り潰し、放り捨てる。それは、滴を撒き散らしながら床に転がった。  ソファーをベッド代わりにして、真央と裕貴は絡み合い始める。肌と肉で感じる体の逞しさが劣情を煽った。これぞ男の体だ。オスの体と言うべきだろうか。夫や息子とは、あまりにも違いすぎる。あんな男たちが家族であることに、たまらない嫌悪を覚える。 (でも――♡)  と真央は裕貴の体に舌を這わせつつ思う。でも、それもクリスマスパーティまでのことだ。それを境にして、あのふたりとはお別れだ。最高のさようならが言えるよう、全力を尽くすつもりでいる。その時が来るのが、待ち遠しくてならなかった。  凶暴な衝動に駆られ、真央は裕貴の腰にまたがった。騎乗位で繋がりながら、激しく腰を振り始める。眼下で、ばるんっ♡ ばるんっ♡ と豊胸超乳が揺れ、汗を跳ね散らす。おかげで、裕貴の顔はほとんど見えない。 「あっ♡ んっ♡ もっと♡ 奥♡ がんがん突いて♡」  かつては命令されるだけだった男に、平然と命令しつつ、真央は腰を振りたくる。その動きに呼吸をあわせ、裕貴が肉棒を突き上げる。最適な場所が、最適な角度、最適な強さ、最適なタイミングで抉られはじめる。 「おっ゛♡ すっげっ♡ やっべ♡ そこ……そこぉ゛♡」  喉を反らして、おっほ♡ おっほ♡ と息を喘ぐ真央。目尻を垂らし、鼻の下を伸ばしきったその好色面は、凄まじく下品であり、だからこそ剥き出しの生命力に満ち溢れている。それは、妻として、母として生きていたのでは絶対に得られなかったものだ。 「お゛っ♡ お゛っ♡ イくっ♡ まぢ……イっ……く……♡」  襲ってくる絶頂――痙攣が走るたび、真央の体に熟々と実る美肉が魅惑的に震える。全身の毛穴が開き、汗と女のフェロモンが濃厚に絡み合った香りが部屋の空気を淫らに染め上げていった。快感の大波が引いていくと、真央はぐったりと裕貴に覆いかぶさる。超乳は、人工とは思えない柔らかさを発揮して、ふたりの体のあいだに、むにゅ♡ と潰れた。 「ごめん。まおっちだけイッちゃった」  真央は、ぺろ、と可愛らしく舌をのぞかせる。  彼女の乱れた金髪を指ですいて整えてやりながら、裕貴は「別にいいよ」と答えた。 「どうせ朝までハメることになるんだし。出す機会はいっぱいあるだろ」 「朝まで付き合ってくれるんだ?」 「だって、真央をこんなふうにしたのは俺だし、家族をぶっ壊す練習に付き合う義務はあるかな、って」 「親切なふりして、単にヌキたいだけのくせに♡」 「ヤりたいだけなのはそっちも同じだろ♡」  瓜二つの凶悪な笑みを浮かべたふたりは、ちゅっ♡ と唇を交わして、ふたたび絡まり合い始める。今度の体位は正常位――乳肉の躍動にあわせ、左胸に刻されたハートが鼓動しているかのような錯覚を真央の心に生み出す。幻の脈動は、実際の脈動よりも生々しく真央に迫った。どっくん♡ どっくん♡ どっくん♡ とタトゥーの心臓は、クリスマスパーティーへのカウントダウンを刻み続ける。  今夜2度目の絶頂も、裕貴の射精より先に迎えてしまうことになりそうだった。 (続) ―――――― ※息子と……という展開は今後予定していませんので、NGな方も安心してお読みいただけるかと思います。

【連載第16回・約8,000字】Hカップ巨乳熟女が金髪超乳パリピギャルに改造される話

Comments

感想ありがとうございます! 次回も最高と言っていただけるよう頑張ります。

ringokidjp

最高でした〜! 次回が楽しみです!

名状

感想ありがとうございます。最高と言っていただけて、とても嬉しいです。今後も励みます。

ringokidjp

最高です! もう一回夫前で清楚化してほしいです。 そこから髪をさらに派手にして完堕ち展開が面白そうです。 すみません。興奮して勝手リクエストしてしまきました。あまり気にしないでください。 次回も楽しみです。

Mr. T


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