大好きな樋◯円香さんが性格最悪のイケメンくんといちゃらぶエッチするところをのぞき見て鬱シコしてしまうプロデューサーのお話です。 Pへの嘲笑、態度豹変、初Hのビデオ鑑賞、対面座位、立ちバック等が含まれます。 以下本文 ◆―――――― どうしてこうなってしまったのか。 いくら考えても、彼にはわからない。とっくに仕上げていなければいけない書類仕事は、いつまでも手つかずのまま、時間だけが無為に過ぎ去っていく。283プロダクションの事務所――冷房が夏の暑さを追い払っているが、自分の机に向かう彼の肌は、不快に粘る脂汗を滲ませていた。 「次のオフは旅行に行きましょう、プロデューサー。どこか行きたいところはあるかしら? 日本に限らず、海外でも構わないわよ。あなたが行きたいところなら、どこだって、好きなところに連れて行ってあげるわ♡」 「その際は、是非に凛世もお連れください、プロデューサーさま♡」 夏葉と凛世――彼女たちが甘ったるい猫撫で声で呼びかける「プロデューサー」とは、もはや彼のことではない。その言葉が指し示す人物は、ふたりを左右にはべらせ、ソファーにふてぶてしい大股開きで座っている男だ。 ツーブロックに刈った金髪。なめし革を想起させる浅黒い肌。ラフに着崩したスーツごしにも、しなやかで逞しい筋骨が感じられる。無精髭がよく似合う精悍な顔立ちは、今、不敵な微笑に彩られ、男性的魅力を濃厚に匂わせている。現役のアイドルふたりに密着され、あからさまに媚びられながらも、余裕に満ちた態度はいささかも揺らいではいない。 「じゃあさ、温泉行こうよ、温泉。三人で一緒に露天風呂入ろう」 男の提案に、ふたりは顔を赤らめ、身を悶えさせる。 「も、もう、プロデューサーったら♡」 「プロデューサーさまが望まれるのでしたら、凛世はいかようにも……♡」 もじもじと擦り合わされる太腿は、彼女たちが混浴以上の期待をしていることを明示していた。気高い夏葉が、清廉な凛世が、恥も外聞もなく牝の性欲を剥き出しにしている。あってはならないはずの光景が、彼を絶望させている。 「事務所でそういう話をするのはやめてくれないか」 本来、穏やかな憩いの場であるべき空間で、品性に欠けた会話が繰り広げられている。それを黙って聞いていることができず、彼は勇気を振り絞って声をあげる。真っ当な抗議は、しかし、まともに取り合ってはもらえない。 先輩、と男は半笑いで彼に呼びかける。 「書類はもう仕上げたんですか? まだですよね。真面目ぶって他人を注意するより先に、まずは真面目に自分の仕事を片付けたほうがいいと思いますよ」 それに対して、彼は何も言い返すことができない。言葉に詰まった彼の無様を、夏葉がくすくすと笑い、凛世は口の動きだけで「ばーか」と罵る。表面的な言動よりも、彼女たちの瞳に浮かぶ嘲りが、彼の胸を深く抉った。 「そ、その通りだな。すまない……」 口にしたくもない謝罪の言葉を呻いて、彼はふたたびパソコンに向かう。しかし、男と旅行の計画を練る夏葉と凛世の声を聞かされながらでは、仕事に集中できるわけもなかった。 このふたりだけではない。今や、283プロダクション所属アイドルのほぼ全員が、この男に心を奪われ、おそらくは肉体をも許している。彼女たちはもう、以前の彼女たちではなくなっている。それは、彼に対する態度からも明らかだろう。 奥歯を噛み締める彼の頭に浮かんでくるのは、やはり、あの忌まわしい疑問――どうしてこうなったのか、という問いかけだった。 ◆―――――― 多数のアイドルを彼ひとりでプロデュース及びマネージメントしている状況を改善するべく、彼の補助としてもうひとり社員を雇用することにした――社長である天井努からそう聞かされたのは、今を遡ること三ヶ月前だ。 補助をしてくれる人間がいれば、これまで以上に彼女たちを手厚くサポートしてやることができる。そんな喜びは、しかし、新しく雇われたその男と引き合わされた瞬間に凍りついた。 「君は――」 「誰かと思ったら、先輩じゃないですか。お久しぶりでーす。元気してました?」 自己紹介を待つまでもなく、彼はその男についてよく知っていた。名前は◯◯――高校時代、彼の一学年後輩だった男だ。 社交的な性格、抜群の成績、秀麗な容姿。三拍子揃った◯◯は、当然、女子生徒たちの憧れの存在だった。気の弱い――今風に表現するなら陰キャと呼ばれる生徒たちへの悪意に満ちた「いじり」、あるいは「いじめ」はよく知られていたが、彼女たちの誰ひとりそんなことを気にしてはいなかった。顔の良し悪しでしか男を判断できない浅薄な女への軽蔑は、あの頃から彼の胸に深く刻まれている。 同じ運動部に所属していた彼も、◯◯にとっては面白おかしい「いじり」の対象だった。最悪だったのは、恥をかかされたことではなく、さしたる抵抗もできず、半笑いでそれを受け入れていた自分の臆病さだ。 「またよろしくお願いしますね、先輩」 そう言う◯◯の笑顔は、完全にあの頃のままだった。 忘れ去ったはずの過去に直面させられた彼の動揺は言うまでもない。しかし、それもつかの間、彼は、もうあの頃とは違う、と自分を叱咤した。様々な経験を積み、努力を重ねて、自分は変わったのだ。そして何より、あの頃とは置かれている環境が違う。283プロダクションのアイドルたちに、外見で人間の価値を判断するような者はひとりもいない。◯◯のような男は軽蔑されるだけ――すぐに退職を余儀なくされるに違いない、と彼は信じて疑わなかった。 だというのに――。 ◯◯は、入社後、すぐさまアイドルたちをその魅力の虜にした。手練手管と呼ぶほど複雑な手順すらそこにはない。爽やかな笑顔を浮かべて馴れ馴れしく話しかけられただけで、彼が信じていた少女たちは、笑ってしまうほどあっけなく陥落していった。 照れに照れて目線も合わせられない恋鐘。鼻息も荒くチェインのIDを聞き出そうとする甘奈。豊満な胸を惜しげもなく押しつけ、時代遅れのアヒル口で媚びる千雪。レッスンの予定を放り出してデートの約束を取り付けようとする美琴。……彼女たちを責めたい気持ちがないと言えば嘘になる。しかし、本当に責めるべきは、彼女たちを理解したつもりになっていた彼自身なのだろう。 あくまで彼の補佐として雇われたはずの◯◯は、アイドルたちの熱心な要望で、すぐさまプロデューサーへと昇格を果たした。今や、ノクチルをのぞくすべてのユニットのプロデュースは、彼ではなく、◯◯が担当している。新人離れしたその手腕は、いくら彼が否定したくても、◯◯の担当アイドルたちの人気の急激な上昇が証明していた。 ◆―――――― 先輩、と◯◯に呼びかけられて、ようやく、彼は追憶から現実に戻る。 「一発芸見せてくださいよ」 唐突な要求に、彼は「は?」と間の抜けた声を出してしまう。 「高校の時は、俺がお願いしたら、いつもやってくれたじゃないですか。好きだったなー、先輩の爆笑ギャグ。――ほら、やってくださいよ」 嗜虐を隠さない◯◯の言葉に、夏葉と凛世も「私も見たいわ!」「ぜひ拝見したいです」と同調する。その目は、学生時代、◯◯を取り巻き、一緒になって彼を笑い物にしていた女たちと瓜二つの色をしていた。 「い、今は、その……仕事中だから……」 吃りながら必死に答えた彼は、慌ててキーボードを打ちはじめる。画面に連なっていく文字の羅列はまったく意味を持たない。塞ぐことのできない耳に、夏葉の舌打ちと凛世の溜息が聞こえた。感じなくてもいいはずの恥辱が、彼の身をこわばらせる。 『アナタが私のプロデューサーじゃなかったら、ここまでできなかったわ』『この先も……凛世のこと、ずっと……ずっと……お側に……おいてくださいませ』そんなふうに彼を慕ってくれていたふたりが、今や、彼を嘲弄の対象としか見ていない。 ねえ、と夏葉が◯◯と凛世に呼びかける。 「退屈な誰かさんがいるせいで、ここにいてもつまらないわ。どこか別の場所でゆっくりお喋りする、というのはどうかしら?」 「凛世も、それがいいかと存じます♡」 彼女たちの提案に、◯◯はつかの間考え込んだのち、「それなら」と言った。 「俺の知り合いがやってる喫茶店があるから、そこに行こうか。その後はホテルでゆっくり休も♡」 それに対して「プロデューサーさまのお好きなように」と凛世が答えれば、夏葉は「アナタの言うことに従うわ」と言う。そして、彼女は朗らかにこう付け加え、聞き耳をたててしまう彼の精神に回復不能な傷を負わせた。 「だって、当然でしょう――アナタは私たちのプロデューサーなんだもの♡」 三人が事務所を出ていってもなお、その気配はしばらくその場に残り、彼を責め苛む。彼の喉から絞り出されたのは重苦しい溜息――ではなく、「ははは……」という渇いた笑いだった。もう学生時代の頃の自分ではない、と信じていた彼の顔に、諦念と嫉妬が入り混じった負け犬の表情が戻ってくる。 書類の代わりに辞表を書いて提出したほうがいいのではないか。そちらのほうが事務所のためになるのではないか。そう思い始めたその時だ。 「随分と長く手が止まっていますね。仕事があなたの生きがいだと思っていましたが、勘違いでしたか」 皮肉な声をかけられ、彼は俯いていた顔をあげる。 そこに立っていたのは、樋口円香だった。 283プロダクション所属のアイドルで、現在彼が唯一担当しているユニット『ノクチル』のメンバー。そして、彼が知る限り、事務所内でただひとり、◯◯になびいていない少女だ。アイドルたちが次々と◯◯に鼻の下を伸ばし、彼への態度を豹変させる中、円香だけは◯◯に話しかけられても淡々と対応し、以前と変わらず彼に接してくれる。そんな円香がいるからこそ、彼は、ノクチルの担当だけは頑として◯◯に譲らないのだ。 「円香――」 おそらく、彼女はだいぶ前に事務所に来ていたのだろう。そして、浮かれ騒ぐ夏葉たちと距離をとって、彼の机からは死角になるキッチンで過ごしていた。三人の会話に注意を完全に奪われて円香の来訪に気がつかなかった自分を、彼は恥じた。 「無様なところを見せてしまったな。すまない……」 彼の謝罪に、円香は不機嫌に眉を吊り上げた。 「謝る必要はありません。あなたの格好の悪さはよく知っていますので。――むしろ、この程度の醜態で謝罪してしまう自己評価の高さに驚きます」 冷淡な台詞の深層に読み取れる真意が、彼の胸に温かな感情を広げる。そうだ。無様で構わないではないか。格好の良さではなく、真面目さが彼の取り柄だ。確かに、今の283プロダクションは彼にとって居心地がいい場所ではない。それは努力を放棄していい理由にはならない。自分はまだノクチルのプロデューサーなのだから。敗北感に打ちひしがれ、忘れかけていた大切なことを、円香が思い出させてくれた。 「ありがとう、円香」 「……突然何ですか、気持ちが悪い」 彼の述べる感謝の言葉に、円香はぷいっと顔をそらした。その顔がわずかに赤らんでいたのは、絶対に見間違いではない、と彼は思う。そこに至って、彼がかねてより抱いていた可能性は確信へと変わる。 間違いなく――円香は彼に好意を持っている。 それも単なる好意ではなく、異性に対する性的な好意だ。賢しらに振る舞いながら、その実、外見でしか男の価値を測れない他のアイドルたちと違って、円香だけは上っ面ではなく内面を見て判断してくれていたのだ。 プロデューサーとアイドル。年齢を抜きにしても、ファンの信頼を裏切る禁断の関係だろう。しかし、困ったな、と思う気持ちはなく、ただひたすらに嬉しかった。なぜなら、彼もまた円香に恋心を抱いていたからだ。最初の頃、それはあくまでも、アイドルに対するプロデューサーとしての親愛の情に過ぎなかった。それが、円香とともに時を過ごし、冷淡な外殻の内側に秘められた繊細さに触れるうち、明確な恋愛感情へと変化していった。 円香をオカズにして、何度自慰に耽ったことだろう。抱きしめ合う二人。重なる唇。触れ合う肌。……今はまだ、それらは都合のいい妄想に過ぎない。しかし、そう遠くない未来、現実になる。 彼にはいまだの男女交際の経験はない。おそらく、円香も恋人がいたことはないだろう。お互い始めて同士――初々しい恋がもうじきに始まるのだ。それを思うと、彼の胸は甘酸っぱい感情で満たされた。 「円香」 「はい。何ですか?」 「俺、頑張るからな。必ずノクチルを――円香をトップアイドルにしてみせる」 「暑苦しい。うっとおしい。そういう台詞を口にするなら、事前にエアコンの設定温度を下げておいてください」 彼の意気込みに苦々しい表情を浮かべる円香。しかめた顔の向こう側に、彼はこれまでよりもはっきりと自分に向けられた愛情を読み取る。他の誰に見放されても、馬鹿にされても、彼には円香がいる。円香がそばにいてくれるなら、どんな困難だって乗り越えてみせる。 そして、彼は、今度こそ書類の作成を始めた。それまでの停滞が嘘のように、指はキーボードを滑り、文章が溢れ出す。明日はこの書類を使って営業を行うことになっている。自分には◯◯のような巧みな話術はないが、真っ直ぐな熱意を汲んでくれる人間は必ずいるはずだ――と、その時の彼はそう信じていた。 ◆―――――― 翌日に行った渾身の営業は、しかし、まったく実りを結ばなかった。 彼がノクチルのために獲得できた仕事は、週末深夜に放送されているお色気水着バラエティ――いわゆる「エロバラ」へのゲスト出演だけ。◯◯が担当する他のユニットのアイドルたちが、ゴールデン帯に冠番組を獲得したり、人気歌番組の常連になったり、ドラマの主演をしたりしていることを思えば、あまりにも貧しい戦果だ。円香たちは不満だろうが、今はこの仕事を足がかりにステップアップしていくことを考えるしかない。 己の不甲斐なさに苛立ちを覚えながら、彼は街路を歩いている。夕暮れの残光すら失い、辺りはもう完全に暗くなっている。しかし、彼の気分は空よりもなお深い闇に沈んでいた。それでも、円香のことを考えれば、折れるわけにはいかない。 (大丈夫だ。真面目にやっていけば、いつかは必ず……) 何があっても、地道に努力を重ねるだけだ。自分に言い聞かせた彼は、そこで、自分が事務所の前に来ているのに気づく。遅くなったので直帰する、と連絡をしたものの、疲労のせいで頭が働かず、ここに戻ってきてしまったのだ。 どうせなら少しだけ仕事をしていこう、と彼は建物内へと足を踏み入れる。照明が点いていたところを見ると、誰かしらはいるらしい。◯◯でなければいいのだが、という彼の望みは、下足箱を見てすぐに潰える。 そこにあったのは◯◯の靴。そして、円香の靴だった。 途端、彼の心臓が不快な予感に収縮する。重いものにのしかかられたように、息が苦しくなった。悪しき想像が、頭を駆け巡り、冷や汗が吹き出す。違う。そんなわけない。円香が好きなのは俺で、彼女は◯◯を嫌っているはずだ。自分にそう言い聞かせても、不安は消えてはくれない。 息と足音を殺して、彼は廊下を歩んだ。事務所内から男女の話し声が漏れ聞こえてくる。音がしないよう細心の注意を払って開いた扉――その隙間から室内を覗き込み、彼は言葉を失った。 向かい合わせに立った◯◯と円香が、互いを抱きしめ合い、唇を交わしている。いや、そうではない。爪先立ちになった円香が、その唇を◯◯に捧げているのだ。ちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡ と、せわしなく、何度も何度も――夢中になって◯◯との口吻を重ねている。 「円香、もうそろそろいいだろ」 苦笑いしながら◯◯が言うと、円香は「むーっ」と頬を膨らませた。 「だめー♡ もっとちゅーするんだもんっ♡」 わざとらしいまでの舌足らずで発音されたその言葉は「らめー♡ もっとちゅーすうんだもんっ♡」と聞こえる。可愛らしすぎる駄々をこねた円香は、◯◯を抱きしめる腕に力をこめ、ふたたび、彼との口吻を貪る。 (ま、円香……?) 何が起きているのか、彼には理解できない。いや、自尊心が目の前で起きていることへの理解を拒んでいる。 「そんなに俺とキスするの好きなんだ?」 尋ねられると、円香は「うんっ♡」と頷いた。 「◯◯とちゅーするの大々々々好きっ♡」 名前を親しげに呼び捨てた円香――いつもは物憂げな色を浮かべている瞳は、今、牝の喜悦に輝いていた。のぞきこめば、そこに、切なく疼くハートを幻視できるに違いない。 「俺も円香とキスするの好きだよ」 ◯◯の手が円香の頭髪を撫ぜる。円香は喜びのあまり、はへっ、はへっ、と息を乱しながら、「◯◯になでなでされるのも好きっ♡」と訴えた。そして、今度は、「すりすり♡」と口で擬音をつけながら逞しい胸板に頬ずりをしはじめる。 「お前、他のやつがいる時と態度違いすぎ」 「当たり前じゃん。可愛いところは特別なひとにしか見せてあげないのっ♡」 「にしても変わりすぎ(笑) まあ、特別って言われて悪い気分はしないけどね。――ほら、またちゅーしよ? まだ全然したりないでしょ?」 「うん♡ もっといっぱいちゅーするー♡」 そして、ふたりのキスが再開された。今度は舌と舌とを絡み合わせるディープなものだ。唾液の粘りつく音。衣擦れの音。切ない鼻息。それらが混ざり合って醸し出される生々しさが、盗み聞く彼の精神を責め苛んだ。 「んちゅっ……ちゅっ……れろぉ……♡ れぅ♡ んんっ♡ ◯◯……っ♡ ◯◯……っ♡ 好きっ♡ 好きっ♡ 大好きぃ♡」 「俺も好きだよ。283のアイドルでは、円香が一番好きかも」 「んっ♡ ちゅっ♡ それ、本当? 嘘っぽーい」 「ほんとほんと。何せ、最初にパコらせてくれたアイドルだし♡ 覚えてる? 仕事初日に俺のところに来てさ、『あのあのっ、◯◯さんって、お付き合いしてる人いるんですかっ』って聞いてきたの。たくさんいるよ、って答えたら、『じゃあじゃあ、私もセフレにしてくださーい♡』って(笑)」 「や、やだ♡ 恥ずかしいよぉ……」 耳まで真っ赤に染めてもじもじと悶える円香の様子は、◯◯の言葉が真実に他ならないことを意味している。出会って即座の告白となれば、◯◯の性格に惚れたわけではない。その程度の時間で魅力を感じるものと言えば――顔くらいのものだろう。 ―――――― 続→ https://ringokidjp.booth.pm/items/4721725