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幕間:現代特異点の大学に潜入して身分を偽りヤリ散らかすお話②

 潜入先である大学近辺にある、程よい立地の二階建て木造アパート。  一見変哲の無い町中ならどこにでもあるアパートだが、もちろん魔術的隠蔽や空間を無視した改築に加工や暗示、身元を伏せるための仕組みが満載のここに、一般人が新たに入居できる空室は無い。  一部屋を除いて全ての部屋がこのアパートを滞在先、そして偽る“身分先”に選んだカルデア所属のサーヴァントが占めていた。  過ごす女性がどいつもこいつも100年や1000年に一人の美女かってぐらいの麗人揃い。  しかも国籍や個性もレパートリー豊かで近隣からは“桃源郷”と評判。  更には見た目がエロいから、ムラついたからという理由で犯されついでに家に上がり込まれるのはまぁ“よくある普通の事”なので別にどうでもいいとして。  カルデア、及び魔術、神秘に類する存在であることを秘匿しなければならない関係上、部室棟同様にこのアパートの敷地も一般人の進入防止のため暗示がかけられている。  あるのに入れない。一般人目線で見たその特徴もあって、なおのこと幻の桃源郷として扱われていた。  さて、そんな幻のアパートで唯一のサーヴァントが使用していない部屋だが、そこの利用者はもちろん、カルデアの人類最後のマスターである。 「じゅぞぞぞっ……ぢゅぷ♡♡くぽっぢゅぽっ♡♡んっんっ……♡♡♡」  雀の鳴き声、外を通る車の音、水道管を水が流れる生活音。  それに混じってアパートの一室に響く、艶かしい肉棒を啜る音。 「う、ん…………、……おはよう……香子さん」 「んんっ♡♡ぢゅず……ちゅぽっ♡♡♡ぷぁ……おはようございます、立香様♡」  目を覚ましたマスターが最初に見たのは、仰向けに寝ていた彼の股へ土下座をするように顔を埋め、朝勃ちでフル勃起していた雌殺しチンポを────昨晩“も”、散々女英霊を食い荒らした女性特攻チンポを愛おしそうにお掃除していた平安時代の女流作家、紫式部の柔和な微笑みであった。 「いかがなさいます? 本日も香子でスッキリされていきますか?」 「うん、お願い……、ふぁああ……」  はい♡ とまるでお預けされていた犬が“よし”をもらったように、紫式部はまたマスターの朝勃ちチンポをしゃぶり始める。  起き抜けに味わう、腰が溶けそうなほどに心地のいい口淫。充足感。  手遊びに熱の入った口奉仕を行う紫式部の頭を撫でてやれば、彼女は嬉しそうに目を細めて舌を絡めてくる。  そう時間も置かず訪れる、射精が込み上げてくる感覚に抗うことなく、マスターは無言で紫式部の頭を“ポンポン”と叩いて合図した。 「────ッッ~~~~~!!♡♡♡」  ────ビュルルルッ♡♡ビュグッ!♡♡ドプ、ビュクッ♡♡ブビュゥゥッ……!♡♡♡ 「っご♡♡んぷ……ぅぶ♡♡♡んっ……ん゛……ッ♡♡♡んぅうぅぅ……♡♡♡」  その合図を読み取った紫式部は自発的に、自ら朝勃ちチンポへ喉奥を差し出し深く咥えて白濁液で口内を満たした。  頬を膨らましそれでもなお溢れる精液は鼻からこぼれ、それでも魔羅を離すまいと頬張り啜りながら、絶頂していた。 (射精す前にやった無言の合図でもイッてたな……)  まるで“飲め”とでも言わんばかりの意思表示と取れる、現代基準で見れば高圧的な仕草。  しかしそれすらも平安マゾ雌作家は雌を刺激され法悦を味わっていた。  ゴク……ッ♡♡じゅぞぞ……っごきゅ……!♡♡ と日常的な朝の室内に新たに加わる精液の嚥下の音。  その間も頭や頬を撫でてやれば、彼女は実にウットリとした表情で最後までチンポへの奉仕の熱を緩めぬままお掃除を終え、ようやく呼吸を取り戻したのだった。 「フフ……昨晩も“皆様”大層楽しまれたね」 「ね。というか何でみんな俺の部屋をたまり場に……」  室内の様子はまさしく惨状。  何故なら。 「ぁ゛……ひ……ッ♡♡」 「んォ゛……お゛、ほ……♡♡♡」 「……ッ゛♡♡あ……ェ゛……♡♡♡」  昨晩で彼がハメ潰した、このカルデアサーヴァントのアパートに住まう女性英霊たちが股からぶっ濃い種汁をひり出しながらぶっ倒れ、尻の塔を作っていたからだ。  平安最強の神秘殺し、源頼光。  美と豊穣、金星と戦の女神、イシュタル。  コノートの女王、メイヴ。  嵐の王、ワイルドハント、アルトリア・ペンドラゴン・ランサー・オルタ。  そしてなんかもうだいぶマスターに依存している宇宙OL、謎のヒロインXX。  他にも数名の、このアパートに住まう女性英霊たちの残骸。  もはやお決まりとなった様相を背景に──このアパートの管理人である謎の未亡人、と周囲には認識されている──紫式部はマスターの世話を甲斐甲斐しく焼いて、朝の支度を進めていく。  用意された純和風な心暖まる朝食に舌鼓を打ち、おかわりまで要求してやれば食べさせる側にいる筈の紫式部の方が胸を満たされたような幸せそうな顔を浮かべ、「はい♪」とご飯をよそっていった。  そうして一連の支度を終えたマスターは潜入先である大学へ向かうために玄関へ向かい、紫式部はごく自然に、当たり前のようにその三歩後ろについて、彼の荷物を手についていく。 「本日もお気をつけて、立香様。お部屋の皆様がたは私の方で介抱しておきますので」 「うん、ありがとう。…………一応このアパートの敷地内はカルデア以外の人いないんだし、別に名前呼びでなくてもいいのに」  玄関に腰を下ろし靴を履きながらマスターが思わず笑いながらそう言えば、紫式部は頬を赤くして視線を反らしながらモジモジと彼の荷物を手に持ったまま指を絡ませた。 「ぃ、いえ……そのぅ……。せ……せっかくですし……役得と言いますか……♡♡それにほ、ほら!♡間違えて外でお呼びしてはいけませんから!」  面白いくらいに見え見えの言い訳を捲し立てる彼女にマスターはまた笑い、彼女から荷物を受け取る。  今日も彼は“行ってきます”と告げて、紫式部はそれを見送る一連の流れにひそかに夫婦になった心地を味わいながら手を振るのだった。 「はい。いってらっしゃいませ、立香様♡♡」 ────……  大学構内にて。 「今日は1限無いんじゃなかったの?」 「いやぁ、高校の頃の習慣が抜けてなくて……。朝8時半を過ぎると遅刻、の感覚で普通に来ちゃいました」  二人並んで校舎へ歩を進めるのは人類最後のマスター。  そして、元クリプター、今はカルデアのマスターの良き先輩、オフェリア・ファムルソローネ。  マスターは習慣で。オフェリアは真面目ゆえに。  偶然校門前で遭遇したことで行動を共にしていた。 「どうする立香?私も今日は調査に当てようと思ってほとんど休み。2限が終わったらフリーだから今からでも良いけれど。使っていく?」 「じゃあ是非。というか先輩最初からそのつもりだったでしょ。普段ヤってる場所にしれっと誘導して」  実に自然に、校舎へ向かう道から外れた物陰へと連れ込み、悪戯っ気のある笑みを浮かべるのであった。 「ぶぽっじゅぞぞ~~っ♡♡ぢゅるるっ……ぐっぽ、じゅりゅるる……っっ♡♡♡んっんっ……じゅるりゅ……!♡♡」  朝の構内の物陰で響く、淫猥な汁気たっぷりの啜る音。  オフェリアは下着が丸見えになるのも厭わず下品なエロ蹲踞で大股を開いて屈み、下着の上から指で淫裂を擦りながら一心不乱にマスターのチンポへ吸い付いていた。  頭部を何度も前後させ、唇の端から舌を覗かせて喉奥までマスターのデカ魔羅を咥えるその姿は、如何に彼女が慣れているかを雄弁に語っていた。 「ずぢゅ、~~っちゅぽっ♡♡♡ん……♡♡…………むぅ」  ひとしきり根本から先端まで、裏も表も側面も、カリ裏から裏スジまで余すことなくしゃぶった所でオフェリアはチンポを離し、自分の唾液にまみれたその肉棒をニチャニチュニチュ……ッ、と手で擦りながらマスターを見上げた。  その眼差しはまるで何かを訴えるような、と言うかあからさまに不満が籠ったような。  眼帯で隠れていない片目だけでもその意思に気付くには十分過ぎるジト目だった。 「どうしました?」 「……ずいぶん、綺麗にしてるんだなと思って」 「あぁ、朝に香子さんに処理してもらったので……」 「ふぅーん……」 「先輩?」 「…………」 「あ、あの…………」 「……せっかくの先輩便所なのに使ってくれないのね」  ボソリと不満の原因を口にするオフェリア。常日頃カルデア内でも自分の気軽な“使用”を推奨してる彼女にとって、おチンポケアをさせてもらえなかった事はそれなりのダメージがあったのだ。 「……今度から先輩を呼ぶようにします」 「ん。良い子ね。いつでも呼んで。──ぁむ♡♡じゅぽっくぽっもご、ンッ♡♡」  そう伝えれば彼女は上機嫌に、それまでよりも情熱的に口淫を再開する。  より深く、丹念に、自分の使い心地をアピールするように。  当然そんな刺激をあのオフェリア先輩にやらせているという征服感も手伝って、射精の瞬間はそう間を置かず訪れた。 「じゅぽっじゅぞぞっ────ごえ゛っ♡♡♡ごっ……ぶふっ……んぎゅ……ッ♡♡」  マスターは本能的にオフェリアの頭を掴むとオナホで扱くかのように押し付けて、一気に自分の手でスパートをかける。  オフェリアもまたその息苦しさを前に抵抗することなく、むしろ自分から喉を迎えさせて唾液を絡ませた。  ──ブビュッ……!!ビュグーーーーッ……!!♡♡ビュブッ、ドクンッ……!どぷぅっ……!♡♡♡ 「ォご……ッ゛……!♡♡♡ッコホ……ェ゛っ……♡♡」  吐精と同時にマンズリしていたオフェリアも絶頂を重ねたのだろう。  喉を鳴らしてザーメンを飲み下しながら、オフェリアもまた絶頂してビクビクと身体を震わせる。  ビッタリと自分の腰と密着した彼女の表情。微かに見える彼女の眼差しは、実に欲情に蕩けて、幸せそうに目尻を垂れさせていたのだった。  その後、結局連続してオフェリアを近場の木に押し付けて立ちバックでハメてやった。  この後に講義があることを考慮して“普段”のと比較してその交尾自体は控えめでソフトなものだったが、それでも彼女はしっかりと子種を子宮に注がれ先輩らしからぬ情けない声を盛らすのであった。 「歩けます?先輩」 「う、うん……♡♡なん、とか……♡♡フー……んっ、ひぅ……♡♡♡……本当は、もっと処理してあげたかったけれど……ごめんね♡♡」  ヨタヨタと両足を震えさせるオフェリアを支え、二人は寄り添うようにくっついてその場を後にする。  例えマスターにとっては軽食程度の児戯めいた軽い交尾であっても、その即堕ち確定雌殺しチンポと子供の手遊びにすら潮吹き屈服アクメをキメるクソ雑魚マンコの格の違いによりオフェリアの両足はガクガクと震えてまるで言うことを聞かない。  そんな彼女を支え、そしてその責任感と真面目さからか何度も途中で切り上げることを謝るオフェリアを宥めながら去っていく二人を────物陰から非モテ男子がチンポを扱きながら口惜しそうに見つめ続けていた。 ────…… 「さて……何をしようかな……まだ時間はあるしサーヴァントの誰かを見つけて探索でも──」  あの後足腰の覚束ないオフェリアを教室まで送り、一人になったマスターは予定を立てつつ再度校舎から出る。  そんな彼を出迎えたのは、やたらものものしい武装に身を包んだ集団と……そしてその先頭にはマスターがこの大学に潜入した際に出来た同性の友人でもあり……そんな彼が日々麗しい女性と親しくしている事を知るや否や“非モテ男子同好会”に引きずり込んだ一人。  工業高校出身の新方くんであった。 「藤丸立香ァーーッ!我々非モテ男子同好会のメンバーでありながら今日も可愛い女の子を侍らせイチャつくその罪……赦し難し!!同好会鉄の掟第三条に於いて成敗致す!!」 「げえっ!!?見られてた!?……というか後ろのアーミーな軍団は……?」 「彼らは見せつけられたサバゲー部の同志である!」 ─今日こそは許さんぞ藤丸ーっ!サバゲー部の集会所の近くでいっつも盛っては見せつけるようにイチャつきやがって!! ──しかもこの前は我々にも分け隔てなく明るく優しい薄井緑子ちゃんと主従プレイ!! ──誰であろうとウェルカムなアンちゃんメアリーちゃんの“まるで海賊コンビ”の方からハメ乞いののちに3P!! ──どんな繋がりか知らんが見学に来たアイリさんとイリヤちゃんとはゆ、ゆ夢の家族関係からの親娘丼っ!!? 「そこへ更に可憐なドイツからの留学生……オフェリアさんとなんておまっおおまお前ぇっ!」  告発が告発を呼びあれよあれよと目の前のミリタリー装備の集団の怒りを燃え上がらせ、その旗頭となった新方くんが号令を下した。  元より非モテ男子同好会は兼業OK、と言うよりかは、所属の垣根無く同志を迎え入れているのはマスターも知っていた。  何故なら“あー……まぁ……うん、や、ほら。俺一応、歴史研究部に所属してるから……”と断ろうとした時にマスターもそう言われて引き込まれたからだ。 「作戦時刻一○三○!これより断罪を開始する!!なお作戦目標は藤丸への八つ当たり、もしくは奴から女の子との連絡先の交換および、“合コン組んでやるよ”の言質を引き出すこととする!!」 「邪念が抑えきれてない!」 「行動開始ーーッ!!GOGOGO!!」 「う、うぉわぁぁーーーっ!!」 ────……  部室棟、大学内のカルデア本拠地“歴史研究部の部室”にて。  取り付けられた受話器のベルが鳴る。  ちょうどその時“部室”とは名ばかりの魔術的改築を施した快適空間の室内にいた“彼女”が、お菓子を食べていた手を拭って受話器を取った。 「はいもしもーし、ここ直通の電話ってことは……マスターさん?」 『その声は徐福ちゃん!?ちょうどよかった!緊急事態なんだ!至急援軍を求む!!』  切羽詰まった声。  それに徐福ちゃんは受話器を両手で握り直し、“暇だったところに良い話し相手が来た”と声を弾ませた。 「えーなになに?なにやってんの?騒がしいけど」 『うわぁっ!?学内にブービートラップ!?さては誘い込まれたか……っ!──うわ撃ってきたぁ!!?』 「またなんか面白そうなことやってるなー?……あ、そだ。マスターさん下宿先帰るなら言ってよー。それなら一緒に帰ったのにー!」 『それどころじゃないんだよ!暴徒(フーリガン)に襲われている!!女体を与えれば大人しくなるから、徐福ちゃんデコイに──なにぃっ!?サバゲー部の連中、フォーメーションまで……!?……ちょっ待っ、しかもこれ金属弾では!!?』 「えー、別に輪姦(まわ)される分には別にまーよくあるし良いけどー…………どぉーしよーっかなぁー。デコイ扱い癪だしなー、さぁごめんなさいタイムだ」 『馬鹿なっ!?ドローンまで導入してきた!!?くぅっ……さてはロボット工学の面々まで抱き込んで……!?』 「あーそんなことよりマスターさん、ぐっ様知らない?調理部の人たちと仲良くなってさぁ。ぐっ様クッキーが上手に焼けたの。食べてもらいたいんだけど見当たらなくてさー」 『絶対今の俺に聞くことじゃないってそれ!!────あっぶなぁ!!?というか今一瞬見えたぞドローンにNFFサービスのロゴが!! さてはここでも元気に商売してるな!?くっそぉぉぉ……っ!!』 ────…… ──なーなんかサバゲー部の奴らが先生にクッソ絞られてるけど何があったの? ──大学ん中でジャミング装置使ったらしい ──なんで!?……あー、だからさっき圏外になってたのか。何やってんだアイツら 「……危なかった……ふぅ……!」 「間一髪だったね」  一時の争乱の後、僅かな物陰に身を潜める二人。  サーヴァントとのスパルタ特訓の甲斐もあり、あれだけ激しい追跡劇を経ても軽く息を乱す程度で済んでいるマスターと。  そんな彼をサッと横から物陰へ引っ張り込み窮地を救った、ムーンキャンサー、女性の“岸波白野”。  とある経緯を経て縁を繋いだ、これまたカルデアに力を貸してくれている“先輩”の一人である。 「すいません、助かりました岸波さん」 「どういたしまして。相変わらず楽しそうなことやってるね立香君」  狭い場所で抱き合うようにしていた状態から抜け出し、額に滲んだ汗を拭うマスターに岸波白野は優しく微笑む。 「いやぁ、ほんとお恥ずかしいところを……」 「ううん、明るくてドタバタしてて、私はとっても良いと思う。……そうだ、立香君」  そう言って白野はマスターの手を取り、また彼を誘導して歩き始めた。  彼女は広大な校舎を指差して、 「ちょうど良い。一緒に学内探索をしよう。君と同じで私も大学は初めてなんだ。かわいい後輩と一緒に夢の大学生活を満喫する……ずっとやりたかったんだよね」  月で迎えた“卒業式”。  それを経たうえでの自由な大学生活に、岸波白野は実はカルデアの中でも特にこの特異点攻略……と言うより生活を楽しんでいるようだった。  マスターはそんな彼女に破顔しつつ、引かれるがままに校舎へと向かうのだった。 ────……  それから少しして、マスターは自身が取っている授業の時間が来たため彼女と共に最後列に並んで座って講義を受けていた。  彼女と巡る学内の探索もまた、彼にとっては楽しい時間であった。  ただ単純に無目的に見て回り、思い思いに活動している光景やカフェテラスで月の思い出や共通の話題、共通の後輩であるBBちゃんに関する話で盛り上がったり。  豊富なメニューの学食の制覇を狙っているという彼女に付き合いそれぞれ異なる料理を選びシェアしたり。  人理の危機により思わぬ形で中断を余儀なくされた学生生活、その先を先行体験しているような時間は二人の空気を華やかに彩っていた。 「…………ねぇ立香君」 「…………どうしました岸波さん」  講義を聞きつつ白野がマスターに肩を擦り寄せ、声を殺して呼び掛ける。  同じように肩を傾けて会話のパスを返してやれば、彼女は楽しそうに潜めた声で授業とは関係ない話を始めた。  授業中の後ろの席での講義内容と関係ないお喋り。それもまた仲の良い相手とやってみたかった学生生活の醍醐味とばかりに。 「この前情報収集がてらサークルに体験入部してみたんだけどさ。実在してたよ────“ヤリサー”」 「伝説上の存在じゃなかったんですか……!?」 「うん、三度の飯よりウェイが好き、みたいな人は流石にいなかったけどね。いっぱいレイプされちゃった」 「ほほう……岸波さんも……」  むむっ、と思わぬ切り口から始まる濡れ場の話にマスターの意識が横へとそれる。  講義中につき意識を向けるべきは正面でなければならないのに、白野の──普段無口ながらも大胆不敵、とても近い距離感で接してフラットに肉便器仕草を受け入れる──そんな頼れる先輩の性体験にどうしても注意が引っ張られる。  横を見れば明らかに白野もそれを分かっているようで、BBちゃんのようなタイプの歯を見せてニヤニヤと口角を吊り上げる笑みでは無いにせよ、欲情を煽ることを意識的にやっていると確信出来る誘惑の笑みで、彼女は更に身を寄せて机の下で彼のチンポを撫で始めた。 「勧誘からして強引だったんだ。遠巻きに眺めてたら急に横から腰を抱かれてさ。そのままキスされたと思ったらゴツゴツの指でおマンコ掻き回されちゃって。もう即絶頂。あれは逃げられないね」  普段の岸波白野を知っているからこそ情景がリアルに思い浮かぶ。  彼女は黙って立っているだけで絵になる。  口を開けば見た目で抱いた印象以上に大胆でフランクで、好奇心が強く恐れを知らない。  サーヴァントとも臆さず会話し非常にアクティブで眼鏡について語り出したら止まらないなどのユニークな面もあるが、それ以上に、普段の立ち姿は神秘的でキリッとした表情である。  そんな彼女が無造作に唇を奪われ会って2秒で手マンされるなど、彼女のクソ雑魚マンコっぷりを知っているからこそ、光景が脳裏に浮かんで余計にクる。 「そのまま“新人ちゃんゲットーww”なんて言ってさ。有無も言わさずたまり場に連れていかれて肉便器にされちゃった。一日中ずっとおマンコ潰されて、初日はパイプ椅子にこう……お尻を下にしてVの字に固定されて放置だよ」 「…………なるほど?続けてください」 「当然、立香君に隅々まで開発されてる私は余韻アクメでイキっぱなしだし、翌日以降は備品オナホ扱いだったかな。告白もされたけど、立香君の肉奴隷だから無理って一応断っておいたから安心して」 「……」 「そしたらより扱いも雑になって……しばらく使い捨てザーメンタンクみたいにされた後、ごみ捨て場に頭から突っ込まれてヤリ捨てられて……用務員のおじさんに拾われて専属便器になってたり」  白野のズボンの上からチンポを撫でるその手の動きには無駄がなく、そして絶妙にむず痒い。  クリティカルな気持ちいい部分を明らかにわざと避けて、自分の情欲を爆発させようとしているのは明らかだった。  カルデアでも彼女はよくこういったことをしてくる。  オフェリア同様、新たに得た“後輩”を大層気に入っており世話を焼くのに積極的で──“先輩たるもの度量を示さねば”と張り切っているのか自分から無料コキ捨てオナホとしてのアピールを欠かさない。  “24時間365日、いつでも断り無しに押し倒して君が満足するまで好きにハメ殺して良いからね。私の事は先輩型チンポケースと思って。後輩に遠慮なんかさせないよ”と言う勇ましい宣言をたまたま聞いたオフェリアが“わ、私もよ!いつでもいいからね”と、すぐさまそれに続いた事は記憶に新しい。  もっとも、その“先輩後輩”の件を抜きにしても彼女もまた、雌の尊厳まで汚し尽くすようなマスターの女性特攻雌殺し絶倫チートチンポと、数え切れない経験値から来るテクニックから繰り出されるハードファックによる快楽にオンナとして脳を焼かれているようで。 「立香君、見える?ほら……まだ落書き残ってる」  どこかモルガンのそれにも似た涼やかながらも可愛らしさと凛々しさを兼ね備えた声での湿った囁き。  明らかに意図的にやっている声音を耳へ滑らせながら彼女がマスターに向けて胸元を引っ張れば、そこには生身の素肌にわずかに滲んだ“男子便所”や“ご自由にお使いください”などの卑猥な落書き。  そこでマスターも大きくグラつい……もとい、ムラついたのを白野もまた理解してか、彼女は身体を傾けて身を寄せたマスターの耳に、自分の唇が触れる程の距離まで近付けた。 「……実は私、この時間の授業取ってないんだ。だから別に私はこの時間ここにいなくてもいいの。────完全フリーだよ♡」  性的な用語を何一つ含んでいなくても何を言わんとするかがこれでもかと伺えるほどの、自由(フリー)という言葉。  それが文字通り単純な行動の可否を指す言葉でありつつ、同時に、マスターが自分に“何をしていいのか”を指している言葉でもあることは、彼にも分かった。 「────」 「あっ♡」  プツン、と我慢の糸が切れたマスターは白野の肩を抱いて立ち上がる。  驚くほどに無抵抗に、白野もまた簡単に立たされて。  そのまま彼は彼女を連れて、授業の途中に教室を抜け出すのであった。 ────……  ドヂュッズヂュッごちゅんっドチュッ……!!♡♡♡  ぱんッぱんッぱんッぱんッ……!!♡♡♡ 「ん゛お゛ッお゛ッお゛゛ぉ゛おっお゛……!!♡♡♡ほっお゛ぉお゛ぉ゛おぉ~゛゛~~っ!!♡♡」  どこからともなく、本来は美声であるはずの美女の濁った下品な声が構内に木霊していた。  その音の出所は、学内のどこにでもある男子便所の個室の中から。  そこで、岸波白野は洋式便座をガニ股で跨がされマスターに立ちバックでチンイラさせた報いを一身に受けていた。  ズジュ゛ッ、ニュロ゛ぉっ♡♡♡ 「お゛゛ぉ~~゛゛……ッ!♡♡♡マンコ……ひっくりかえ……ッ♡♡♡」  小ぶりながらも美しい形の尻をマスターの片手が歪ませて、黒々としたグロテスクな肉塊が引き抜かれる。  それだけで粘っこい本気汁をベットベトに絡ませて糸を引き、ミミズのような血管が走る竿とエグい程に張ったカリ首が逆向きに白野の膣をこそいで一瞬たりとも耐えきれない絶頂を浴びせた。  ドヂュンッ!!♡♡♡ 「お゛ッッイ゛゛ぐ!!♡♡♡」  そしてマスターがもう片方の手で掴んだ白野のウェーブがかった栗色の髪を手綱のように乱雑に引っ張りながら腰を突き出せば、彼女は背筋を電撃を浴びたかのように反らせながら舌を突き出して潮を噴いた。  グリュウ゛ッ♡♡♡ゴヂュッ!!♡♡♡  ズロロ゛ォッ♡♡ズヂュンッ!!♡♡♡ 「ん゛っほっお゛゛っぉ゛ッお゛ぅ♡♡♡それっ好ぎ♡♡子宮゛ぅ潰っれ゛♡♡♡」  相手を先輩どころか人とすら思わぬような力任せのオナホピストン。  ただ力で上下を分からせるような単純なストロークに付随する雌を狂わせるテクニックに、白野はその腹部をチンポの形に隆起させながらマゾアクメを味わっていた。 「ん゛ッあ゛♡♡あ゛♡ィぎ♡♡♡っひ♡♡♡お゛んッ♡♡♡」  何度も引き抜かれ、そして助走をつけて膨れ上がった亀頭が白野の子宮天井を叩く。  白野のスポーティーで美しく引き締まったスレンダーかつ小柄な体型に違わず、その膣は狭く、そして浅い。  そのためマスターのようなデカ魔羅にかかればただ根本まで挿入れるだけで簡単に膣口から最奥までビッシリと揃った弱点全てが容易く蹂躙され、脳が弾ける程のアクメに簡単に突き上げられる。  そのため例に漏れず彼女もまた相性抜群。  リズミカルに尻へ腰を打ち付けられる度に、彼女は腹の底からオホ声を響かせるのだった。  ──グイッ 「っあ♡♡♡りつ、かく──ムグッ♡♡ン……!?♡♡♡」  交尾の最中、マスターがガニ股で便座を跨ぐ白野の身体を抱き寄せる。  かと思えば次の瞬間彼の大きな手が後ろから白野の口を塞ぎ、尻を突き出していた姿勢から一転して背面立位へと移行した。  その事を白野が理解するよりも早く────  ドヂュンッッ!!♡♡♡ 「ッッ゛ッ゛~゛~゛~゛~゛~゛~゛!!?♡♡♡♡」  後ろから、そして真下から反り返った雌殺しに貫かれ彼女はグリン、と瞳を裏返して壊れた蛇口のようにイキ潮をぶちまけた。  更にはマスターのもう片方の手が白野の薄い下腹部に添えられ、グッ♡♡ググッ♡♡とピストンに合わせ腹の上から子宮を圧迫し、体外式ポルチオとの挟み撃ちで情け容赦なく彼女を法悦の果てへと連れていく。 「ッッう゛゛!♡♡♡ン゛ぅ゛ッッ!♡♡ッ゛ぎ♡♡♡ッ゛~゛~゛!!♡゛♡ぉ゛っっ!?♡♡♡」 (オワるっ゛♡♡これ死゛ぬッ♡♡♡イキぢぬ♡♡死゛ッ♡♡♡逝ぐ逝く壊れ゛る゛死ぬッッ♡♡♡) (ばかじゃないのばかじゃないの゛ばかじゃないのばかじゃないの♡♡♡) (こん゛なの゛♡♡♡女゛の子にしていい奴゛じゃ な♡♡゛♡)  本能的に少しでも快楽から逃れようと彼女はつま先立ちになるが、その身長差から逃れることは叶わない。  むしろアクメ痙攣でピンッ♡♡とつま先が床から離れてしまい────つまり宙に浮いたことで彼女の重心が全て一番強く接触している結合部に集中してしまい…… 「ンぎゅ!!♡♡♡お゛゛ーーーッ゛!!♡♡♡ん゛ぅう゛っ!!♡♡♡ッッィ゛ぐ!!♡♡♡♡゛」  自ら最大値を引き出した白野は壊れた玩具のようにマスターの手の中で無様にイキ散らかすこととなったのだった。  手で口を塞がれ、遠慮呵責なく使われる。快楽の暴力でぶん殴られる。そして、後ろから抱き締められる。大好きな後輩にボロボロにされる勢いで求められる。  全てが自分が想像する幸せであり、その全てが同時に殺到しているこの瞬間。  その悦びは当然、挿入れた者を唸らせる彼女の名器にも表れ、狭キツマンコでありながら大量の愛液に溢れ許容量を遥かに越える後輩のチンポであろうと全て受け入れ締め付けるその具合に、マスターもより火に油を注がれ二人の交尾はより激化した。  肉を打つ音、くぐもった悲鳴にも似た喜悦の声、ビチャビチャと床に撒き散らされる雌汁の音。  それらをトイレに響かせながら、マスターは抱えた白野の身体を引き下ろしながら腰をカチ上げた。  ──ビュブルルルルルゥゥーーーッ!!♡♡♡ビュリ゛ュッ……ビュグゥゥーーッ!♡♡♡ゴポォッ……!♡♡♡♡ 「~゛~゛~゛~゛~゛~゛~゛~゛~゛!!!♡♡♡♡」  下腹部を押さえる自分の手のひらにまでザー汁の感触が伝わるほどの種付け射精。  あまりに濃くキレの悪い、されど次々にポンプのように押し出されあっという間に膣口まで埋め尽くすほどの白濁液。  まるで二人で一匹の生物のように、先輩と後輩はくっついたまま絶頂を最後まで噛み締めるようにただ無言で浸り続けるのであった。 ────…… 「っあ゛……ェ……♡♡んェ゛……ひっ……お゛……♡♡♡♡」  蓋を下ろした洋式便座にもたれ掛かるようにして突っ伏した岸波白野。  その顔は淫猥なアへ顔から戻らず、股からはブビッ……ブプッ……♡♡と下品な音を立てて糊のようなザーメンを垂れ流す。  そんな彼女を見下ろしながら、我に返ったマスターは“チャイム”を聞きながら天井を見上げていた。 「サボってしまった…………」  単位を落としてしまい彼は頭を抱える。  例え仮初めの大学生活としても現代に生き、いずれ帰る先の場所として学業を疎かにするのはNGとダ・ヴィンチちゃん筆頭に決められており、お叱りが確定してしまった瞬間でもある。  ともあれ、落ち込んでもしょうがないとマスターはノびてしまった白野を時間をかけて介抱し、足腰が抜けてしまった彼女を背負い男子トイレを後にする。 「はぁ……は……凄かっ……た……♡♡かっこよかったよ……立香君……♡♡」 「もー……誘ってくれるのは嬉しいんですけど言い訳手伝ってくださいね岸波さん」  そして、 「あぁっ……あ……ああ……ふじま……る……お、前……?」 「あっ」  剣道部に所属しつつ非モテ男子同好会の会員も務める、親が四回離婚している若下くんと他、その集団と遭遇してしまうのだった。  コピペしたかのように非モテ男子同好会の面々は一律でワナワナと震えており、先頭の若下くんは震える指先でマスターと背負われている白野の間を行き来させる。  バテバテにノびて頬を赤く上気させ、色っぽく髪を乱れさせた岸波先輩。  そしてどこからか、授業中もけたたましく響いていたチンポを苛立たせる嬌声。  そして便所の中から出てくるマスター。  状況証拠は明らかであり…… 「──藤丸(ユダ)発見!!」  その号令を若下くんが叫んだ瞬間一同はどこからか取り出した剣道の面を素早く被り、面の下から眼光をギラつかせ竹刀を構える。  そして誰が号令を取るまでもなくキエェーーーーッ!!と絶叫を始めた。 「岸波先輩とテメェ羨ましすぎるクソが!!学内の同志たちよ立てーっ!大悪を誅す時である!!」  動物園みたいな猿叫をあげながら襲いかかってくる剣道集団。 「逃げましょう岸波さん!!」 「え。わ」  マスターはいち早く背中の白野をお姫様抱っこへと抱え直し、即断即決で全力ダッシュ。  また珍妙な集団との追いかけっこが再開された。 ──クソァ!!あいつ何で岸波先輩を抱えて俺らより早く!! ──アイツなんか謎に身体能力高いんだよ!!まるで幾つもの窮地を潜り抜けた兵士みたいな……!! ──弓道部の連中を呼べ!! 「あはは、結局こうなっちゃってごめんね立香君。私の実益も兼ねてはいるとは言え、こう、学校内で大好きな後輩と戯れるのも青春かなと思ったんだけど」 「ハハ……。いや、でもまぁ……それでも楽しいですよ実際。こういうのも高校時代のバカ騒ぎみたいで。気遣ってくれてありがとうございます、先輩」 「……フフッ……よかった、先輩らしいことがまた一つ出来た」 ────…… 「はぁ……ようやく撒いた…………」  それからまた数刻後。彼は上手いこと連中の追跡を振り切り一人で寮へと帰りついていた。  追跡者たちは剣道の面をつけての全力疾走をしたことで逃げ続ける内に酸欠で一人、また一人と崩れ落ちていき、長続きしなかったのだ。  白野はある程度非モテ男子同好会の連中を撒いた段階でたまたま見つけた玉藻の前に世話を頼み、何事もなく安全に離脱済み。 「一旦部屋に戻るか…………一息つきたい……」  マスターはそう言って男子寮へと入り階段を昇っていく。  彼の部屋がある五階に続く階段を昇り、鍵を取り出しながら自室へと向かえば。 「おう藤丸、おかえり。何か騒がしかったがまたお前誰かとヤッたんじゃないだろうな」  寮の廊下で筋トレをしていた友人の一人がタオルで汗を拭きながら彼を出迎えた。  当然彼が放った言葉は何の確証も無いただの疑念であるのだが、 「なにッ!ざけんな藤丸!真生先輩か!?モードレッドさんか!?ええいそれとも人妻と噂のブーディカ先生か!!?」 「俺らの中で童貞じゃないだけでも禁忌破っていると言うのに、お前の口から猥談を語りエロ体験を共有しているから見逃してやってる事を忘れてはいないだろうな!」  餌を投げ入れた動物の檻みたいに続々と同級生の非モテ男子たちが飛び出してくる。  もちろんこの貞操観念の緩い世界線、性行為の体験が少ない方がレアである。  その中でも男性より、かつてのマシュのような処女の女性の方が際立って希少と言うだけで、童貞もそうホイホイいるものではない。  ではなぜこうも彼の身近に複数人レアケースがいるのかと言えば、単に拗らせていてヤバいのが多いので部屋割りで同類を寄せ集めているからのようだ。  希少な童貞のエコーチャンバー。  “男子寮五階”。  それもマスターの部屋の周辺は、そんな奴らが集う魔窟(パンデモニウム)なのである。 「ヤッてないよ!ホントホント!勘違いなんだ、大丈夫、ちゃんとエロ体験は共有するから!」  “共有”と言う割には自分以外から回ってくるエロスはどれもこれもエロ本やエロゲーなど紙かJPEG画像ばっかりなのだが……とは思いつつも。  彼は背筋に冷たい汗を流しながらそう誤魔化せば、飢えた獣のようでありながらいざ実際に女性を前にすると免疫の無さから踏み出せない哀しき男たちは追求できずスゴスゴと退散していく。  ヤる事自体は彼らでも別に難しくない。  というかこの世界線は別にシたければ声を掛ければ良いし積極的なら好きに押し倒してハメれば良い。  それが出来なくとも、それこそこの大学内ですら気軽に肉便器にされている者は大勢いる。  例えば今日なんかは軽く見ただけでも浅上藤乃が廊下でボテ腹レイプされた後の姿でひっくり返っていて“お、ラッキー”と気軽にお持ち帰りされていたし。  久遠寺有珠と蒼崎青子が並んで壁尻にされて共用便所にされていた。  スカサハ教授、憧れのマドンナ、マリー(オルタ)、文系美少女として評判の黒姫などは男子トイレに詰められて備え付けのオナホールにされていた。  このようにコミュニケーションのステップが難しくとも別に“穴”にされている者を使えば良いのだ。  しかし彼らはそれでも理想を捨て切れない。  男所帯で育ったり女性との経験値を詰めなかった彼らにとって、順当に仲を深めてお近づきになり“竿と穴”ではなく“男と女”としてセックスするのは、それが如何にこの世界線では挨拶程度の事であろうとショーウィンドウ越しのトランペットなのである。  この世界線で“童貞”でいる人物は、得てしてそういった拘りを持っている事が多い。 「ふぅ……」  ガチャリ、とドアノブを捻り自室への扉を開く。  何とか部屋へ帰還したマスターは幾度もの危険をやり過ごした事による安堵の溜め息を放ち──── 「……ぐぅ……んぅ…………」  これまたカルデアの先輩、虞美人が何故か自分の部屋でグースカ熟睡しているのを目撃し。 「──!!」  彼は電光石火の勢いで扉を叩き付けるように閉じて鍵を閉めた。  この状況判断の速度もこれまた危険な任務での経験の賜物である。 「なんでパイセンがここに……」  呆れながらマスターは眠りこけている虞美人の元へと近付いていく。  そう言えば徐福ちゃんが“ぐっ様知らない?”と言っていたなと思い出しながら。  観察すればする程自由だな、と彼は思う。  自分の毛布も枕も乱雑に。一纏めにして抱き枕のように両手両足で抱き着いて。  なんなら着用している衣服も自分のだ。  サイズは当然一致しない。ブカブカのTシャツに男物のパンツという、これもまぁ非モテ男子同好会のメンバーが見れば血涙を流しそうな格好だった。  マスターが虞美人の肩を揺すり声をかければ彼女は眉間にシワを寄せながら意識を少しだけ覚醒させ、気だるそうに返事する。 「パイセンなにしてんすか。それ俺の服……」 「ん…………アンタ……帰るなら言いなさいよね……探したんだから…………服は代えが無かったから借りてるわ……裸だとうるさいし……現代……」 「別に現代じゃなくても裸は言われるでしょうが──うわっ!?」  すると会話も適当に虞美人はマスターの手を掴むとそのまま引き寄せ、彼を布団へと引っ張り込んだ。  何はともあれ今は寝たいのだろう。相変わらずの天衣無縫、マイペースぶり。 「ん……後輩……もっとくっついて……」  そう言ってモゾモゾと身じろぎして抱き締めていた対象を毛布類からマスターへとトレードし、彼女はまた熟睡し始めた。 「………………」  どこであっても変わらない、飾らないいつも通りの彼女を同じように抱き締めて頭を撫でてやれば更に彼女の眠りが深くなっていくのが分かった。  ペースに流されて、やれやれと言った気持ちを胸に沸かせるが、同時にそのリラックスっぷりを眺めていると感慨深さが徐々に顔を出し始める。  “大学”という各々の道の研究者を志す者が集うこの場所は、不死の研究と、そして迫害の対象になった虞美人からすれば到底心が落ち着くような場所ではない。  そもそもが彼女は人間の多い場所が嫌いなのだ。 「スゥ…………スー…………」  そんな彼女が、自分の部屋で自分の衣服を勝手に着て“熟睡”という無防備な姿を晒しているのは、つまりはそう言うことだろう。  密着したまま視線を下ろせば、当然サイズが合ってないためにブカブカで胸元などほぼ乳房の先端近くまで丸見え。  まるで主人の匂いを嗅いで安心するあまり眠ってしまった猫のように、一切飾らない全幅の信頼を預けて密着してくるそんな虞美人先輩のいじらしい姿にマスターが ────  どぢゅっぼっぢゅずぢゅんっっどちゅっ!!♡♡♡  ブビュルルルルルゥゥーーッッ!!♡♡♡ビュグンッ!♡♡♡どぽぉっ……!♡♡♡ 「~゛~゛~゛ッぉご♡♡♡~゛~゛~゛~゛~゛ッッ゛!!?♡♡♡」  我慢できる訳がなかった。  声が漏れるのを避けるためにマスターは虞美人の後頭部を掴んで体重をかけて顔面を毛布に突っ込ませ、突き出させた尻に向かって激しく強く、何度何度も腰を振り下ろす。  安眠という脳の急速状態から突如絶頂に次ぐ絶頂、そして受精アクメの覚醒状態にさしもの虞美人もなにも理解出来ず、毛布の中から聞こえてくるくぐもった声は困惑の色を混ぜていた。  しかしそんな状態でも、虞美人パイセンの“使い心地”は一切陰らない。  むしろどんな状態で使おうと自他共に認めるマスターのオナホ妻、専属便所先輩らしく、その膣だけは寝起きであってもマスターのチンポへ媚びて吸い付いていた。 「う゛ッッ!!♡♡♡ん、ぶ♡♡♡ん゛ン゛ぅ゛ーーーっ!!?♡♡♡んっぎ!!♡♡♡」  色気も糞もない無様な声。  それが何よりもチンポを固くさせる。  後輩の手で頭を押さえられ、もう片方の手で自分の両手首を背中の上に固められ、光景だけを見るなら完全にレイプ同然のハードファック。  しかし常日頃から先輩フリーオナホとして生活する習慣が染み付いた虞美人は、そんな扱いですら子宮の中心から全身に渡るまでの途方もないマゾアクメで悦びを示してしまう。  なんなら寝ていようがお構いなしにハメ潰される事だって別に珍しくないのだ。  ビュブブゥゥッ!!♡♡♡ビュルルルっ♡♡♡どぢゅっっ!!♡♡♡じゅこっ、ごちゅんっ!♡♡♡ 「ッ??゛゛♡♡♡ぅ゛♡♡♡ふぎっ♡♡♡うン゛ッ!♡♡♡♡う゛!!♡♡ぉ゛っお゛ぉっ♡♡♡♡んほ……ぉ゛…………ッ!!♡♡♡」  射精しながらの本気ピストン。マゾ雌の自分をどこまでも虜にする被虐の味。  それを寝起きのフワフワした無防備な脳みそで味わいながら、彼女はそのままハメ散らかされるのであった。 ────…… 「しまった……パイセンが可愛くてつい……」  またもや彼は事が終わってから我に返る。  よりにもよってこの男子寮(パンデモニウム)の中で盛ってしまった。 「ぁ……ん゛ぇへっ……へひ♡♡♡ふぎ……っ♡♡♡いく……イッ……あへ……♡♡♡」  目の前には毛布に突っ伏したままケツを突き上げてザーメンを余韻アクメのイキ潮と一緒に噴き散らかす無様な先輩の残骸。  なんにせよ、嫉妬の怪物が数多巣食う男子寮の自室にこっそり女の子を連れ込んだなど知られたらただでは済まない。  彼は乱れた部屋を急いで整え、ノックアウトされた虞美人に服を着せると背中に背負った。  そしてそそくさと自室の扉を開けば、 「よぉ、そんな慌ててどうした藤丸ぅ。送ってやろうか、いや送らせろよ」  そこには既に大勢の非モテ男子同好会の会員を兼ねる、アウトドア活動部の面々。  先頭にはつい最近まで自分は陸上部所属であると勘違いしていた瀬藤(せどう)くんがスコップで武装して構えていた。  何人かは後ろで股間を抑えて倒れており、恐らく漏れ聞こえたセックスの音やパイセンの匂いに耐えきれず達したのだろう。 ──なっ、あ、あぁ……芥ヒナコさんだ……っ!うっ ──お、俺たちには本越しに軽いリアクションしか返さないヒナコさんのだらしない事後表情……うっ ──あの激しい肉を打つ音は藤丸が室内で生肉にジャブを打ち込んでいるのではなく、本当にヒナコさんに……うっ  加えて追加で何人かがまた前屈みになって崩れ落ち、離脱。  されど残った面々はやや前屈みになりながらも嫉妬のキャンプファイヤーを燃え上がらせ、次々に武器を掲げて雄叫びを上げた。 「これより異端審問会を開始する!!さぁ藤丸、清水流れる沢か肥沃な土か落ち葉の中か。一緒にキャンプに行こう!!埋まりたい場所ぐらいは選ばせてやるぞぉーーっ!!」 「くっ……!」  とっさの判断でマスターは虞美人が履いていた“自分”のパンツを集団の頭上へと投げ捨てる。  おなごの香りじゃ~!!と一気に隊列が崩れバカどもがそちらへ殺到したのを機に、彼は何とか虞美人を背負ってその場を離脱するのであった。 ────…… 夜。  この日も結局彼のチンポは乾く暇もなく数多の女性を果てさせる時間を送った。  卑弥呼と壱与の邪馬台国コンビと共に現代の学内探索を兼ねて青姦に耽ったり。  宇津見エリセとマシュの後輩コンビで授業サボりセックスという退廃と禁忌の極みを味わいながら孕ませたり。  それを終えたマスターは寮のベッドで携帯端末を弄りながら虞美人と雑談していた。  内容は“何でアンタの寮で一緒に寝ちゃ駄目なのよ”という愚痴と、あとは一応メイン任務でもある聖杯の欠片探索の進捗報告であった。  それも一段落する頃には時刻ははや23時過ぎ。  マスターは明日に備えて眠ろうとしたその時、電話が鳴る。  液晶画面に表示される文字は“オフェリア先輩”。 『起きてたの立香。よかった』 「いえいえ、どうしました?」 『ううん、特に大きな用件はないの。ちょっとお喋りしたくなっちゃっただけ。特に、立香にはお礼を言っておきたいなって』 「俺に?」 『えぇ。…………正式な入学じゃないけれど、どう?大学は楽しい?』 「楽しいですよ。全部片付いたらちゃんと通ってみたいですね」 『ふふ、よかった。実は私もこういった、魔術から離れた普通の学校に通うのは初めてなの』 「あぁー……そうかオフェリア先輩の場合は名門だし魔術師の家系だから……」 『そ。私みたいな魔術師の生まれは当然こう、いわば普通の学生、みたいな生活は縁遠いものだったから。別にそれが苦だったわけではないのだけれどね』 『でも、今はそれが出来て、楽しい。 可愛い後輩がいて、友達がいて、賑やかで……普通の青春ってこんな感じなのかなって』 「それはよかった。付き合わせてたら悪いなと思ってたので」 『任務なんだからそんな事思わないわ。…………ねぇ、立香』 「はい」 『私、中庭の広場にいるんだけれど…………今から会えない?』 「あぁ良いですよ。……なんでまた急に?」 『特に理由は無いわ。でも……一緒の学び舎で、夜に二人でこっそり会うのって凄くイケナイ事をしてるみたいで……何だかワクワクしない?』 『それにほら、朝は時間に追われてあんまり立香の性処理出来なかったし、抱いて欲しいなって』 「……良いですよ。喜んで。すぐ向かいますね」  ──なんていじらしい先輩なんだ。  マスターはそう思いながら素早く外出用の服に着替え、髪を軽くセット。  どのように可愛がってやろうかとプランを立てつつ靴を履いてドアノブに手を伸ばし────。  そして、ピタリと止まった。 「────……」  それは幾つもの命の危機がひしめく特異点や異聞帯を駆け抜けてきた、歴戦のマスターならではの直感。  “この扉を開けると、オフェリア先輩の元に向かえなくなる気がする”  マスターは呼吸音すら抑えながらゆっくりとドアに耳を押し付け、外の音を伺った。 ──おいどうした井上。ドアに張り付いて ──いや……女性の声が聞こえた気がして………… ──まさかまたアイツ寮に連れ込んで……? ──女性の気配はない……電波混じりの……そう、電話越しの声だった ──アイツまさか彼女と就寝前のお休みトークをしてるんじゃ……? ──許せねぇ……。テルミット爆弾の用意を ──ここに ──よし。上田の部屋を空けておけ。あそこを今宵の異端審問会の場としよう 「────……」  スッ……とマスターは音を殺してドアから離れ、頭を抱えた。  井上と呼ばれた彼の部屋は四つか五つぐらい隣だったはずだ。  女体に飢えるあまり部屋を跨いでもなお女性の声を聞き取り、しかもそれが電話越しであることまで的中させている事に戦慄を覚える。  彼は自分の部屋なのに空き巣のように物音一つ立てないよう忍び足で靴を手に取り、窓を開け夜風を浴びる。  ここは地上五階。普通であれば飛び降りればただでは済まない。  だが、幸いにも彼のベランダから飛び移れる距離にしっかりとした樹木が聳え立っている。  であれば、過酷な任務やサーヴァントとのスパルタ訓練、特異点や異聞帯の危険を乗り越えてきたマスターにとってはむしろ安全とすら言える逃走経路であった。  時間はない。 「ぃよっと……!!」  躊躇なく、そして恐怖もなくマスターはベランダから地を蹴って夜空へ身を躍らせる。  その直後、背後からはドカン!と爆発音。 ──突撃突撃(ブリーチンブリーチン)!!  紙袋を頭に被って殺到してくる友人たちの声を背に、マスターはちょうど遠くで音を聞いて(爆発…………?)と小首を傾げているオフェリア先輩の元へ向かうために今宵も脱走をキメるのであった。 ────……

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大学潜入の続きが見れて嬉しいです!純愛寝取りの方も新作待っています!

キヨシ

こういうシチュ大好き❤

クリエイト

バカテスのFFF団みたいなやつら居って草

ドエス・サディスト


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