沈水種 [ Diver_Leaf ] No.26
アルリトラ系統/水草乙女
スキル:戦闘力:3、生命力:5、魔力総数:6、危険度:3
他種族との関係:(苦手)浮傘種、泳翼種
吸精する獲物:魔力回収、(除)魔力性植物、(除)アルリトラ系統、敵対した人間
ライフサイクル:芽期:31、童期:36、娘期:55、芽数:4、大人になるまで・・・約122日
◆基本情報
下半身にある長い葉で泳ぎながら、水中の魔力を積極的に集めるモンスター娘です。泳ぎながら主に水中の魔力を回収し、一輪の花を咲かせるために魔力を集めます。さらに、増殖できる植物身を身にまとわせて、移動した際に得られる魔力回収の効率を上げることができます。
▶回収遊泳のひみつ
長く平たい葉は、触手のように変幻自在に動かすことができます。波打つように動かして水中を泳いだり、くるくる回転することで波に乗ったりできます。また、泳ぐ速度は魚型のモンスター娘と変わらないくらいの速度が出ます。そして、水中の魔力に新しく触れるだけ、魔力を回収できる性質をもっており、素早く、大きく、ダイナミックに動きまわることでより魔力を回収することができます。身体にまとわせている葉たちは、適宜に増やすこともでき、間に水が通るたび、魔力を回収してくれます。
▶侵食破壊の根っこ
下半身の基部には、根のような植物身があります。表面からは魔力形質を侵食して徐々に破壊する力があり、水底にいつまでも残っているような魔力の残留物を解体することができます。さらに、その能力を応用して、外敵に襲われた時は、根を絡ませて這わせることで、相手の身体を蝕むことができます。微量なダメージしか与えることができませんが、持っていないよりマシな防衛手段になります。
▶魔花グレード
背中にはいつも大きな蕾を生成させて、集めた魔力を貯蓄しています。十分な量が貯まると水面へ移動して、花を咲かせます。咲いた花は水面でひとり外され、蓄えた魔力が尽きる限り、強力な魔力花粉をずっと放ち続けます。蕾の持っている魔力に応じて、「花の質」が決まります。この質が高い花は、花びらの数が多くて、発色が良く、豪華な飾りになります。また、モンスター娘たちは質の高い花が咲いているだけで嬉しく思って、地域が少し活性化されます。実際的な効能もあり、放つ魔力花粉には、モンスター娘のもつ循環魔力の強化作用があって、少しの高揚感を覚えるようです。また、人間たちを呼び寄せたり、魅了する効果も質によって高まる傾向があります。
◆種族関係
いろいろな場所を泳いで回り、他種族との交流は盛んです。さらに、咲かせる花は水域のモンスター娘たちにとって有益で、人間と接触する機会を与えてくれるものなので、周りの種族からは好意的な目で見られることが多いでしょう。
▶花くらべ
近くに同種がいたりすると、どちらが質の高い花を作れるか競争したりもします。遊びのような、スポーツのような感覚で楽しむことで、一人で黙々と魔力を回収するよりかは、質の高い花ができやすいことがあります。また、そういった習性があるだけで、協力関係や群れのような、種族特性のものではありません。
苦手な種族は少ないです。泳いで逃げることで外敵から逃れることができ、根を絡ませての反撃もできます。なにより、花を咲かせることで色々な種族が恩恵を受けることになります。しかし、魔花の利益を感じにくい種族からは、積極的に襲われてしまうこともあります。泳翼種は水上で生活をしている種族で、翼を使った巧みな潜水技術を持っています。この種族は魔力花粉の恩恵を感じにくく、アルリトラ系統でも構わず攻撃することがあります。翼による体当たりで体力を削られて、吸精されてしまいます。他には気持ちよく泳いでいるときに、うっかり浮傘種の群れに突っ込んでしまうことがあって、危険な種族と認識しています。彼女の持つ電撃と麻痺の触手で、理不尽な蹂躙にあってしまいます。彼女は攻撃の得意な種族ではないのですが、行き過ぎた防衛をしてしまうことがあるようです。
▶人間との関わり
人間からは警戒をされています。花による魔力花粉の効果で水辺に誘われる人間は多く、生息しているエリアには注意喚起がされます。それでも定期的に何人かは、危険な水辺に向かう人間がいます。それは、水面に咲く大きな花のせいで、見た目もきれいで、人間たちは魔力花粉に酔ってそれを見つめます。そして、人間が水辺にくれば、水域のモンスター娘たちは誘惑や吸精を行う機会を得ることができます。また、質が高くて大きな花であれば、通常の魔力花粉が届く範囲を超えて、普段誘われない地区に住む人間にも影響を与えることができます。不意に水辺へ、遠出したくなったりするときは、魔力花粉に誘われているせいかもしれません。
◆吸精
泳ぎながら水中の魔力を回収します。生活に必要な魔力はそれで補給できるため、モンスターやモンスター娘へ吸精を行うことは、基本はしません。
▶一輪にかける
魔力を回収するのは、生きるためというよりも、花を咲かせるためにしていることです。質の高い花を作るためには、短期間で大きな魔力を蕾に与えなければなりません。蕾は一定の期間を過ぎても咲くことがないと、自滅してしまいます。自身の魔力を消費して、周りに補助の回収葉を生成することで、もっともっと花を素晴らしくしようとします。
▶人間への吸精
人間は敵対している場合のみ吸精対象とします。魔力花粉を放つ魔花は人間にとって害をなすものとして、討伐対象にされてしまうことがあります。また、戦闘するときは、冒険者の防具などに、根での侵食は効きますが、あまり有効な攻撃ではありません。吸精して精気を奪い取ることが一番の攻撃方法になります。口で吸い付くことで、吸精を行うことができます。
◆繁殖と成長
質が十分な花をつくることが出来て、安全が長く保たれた環境にいると、繁殖欲求が高くなります。
▶子種の入手
自分で咲かせた花の周りに待機して、誘われた人間を待ちます。人間の男性を見つけると、魔力花粉をもっと吸わせるように誘導して、魅了のような状態に陥らせます。くらくらしている男性は簡単に誘惑することができて、一夜限りの関係をもちます。
▶大人になるまで(芽期:31、童期:36、娘期:55)
妊娠すると最大で4つの娘芽が生成されます。娘芽は母親の体につき、母親は水流のある場所に付着させます。小さい葉は流れる水の魔力を吸収してどんどん大きくなります。童期に入ると成長が止まり、そのままの状態でいるか、モンスター娘の姿に変わるかを周囲の魔力量で判断し続けます。魔力が十分にあると、ちいさな沈水種に生まれ変わり、周囲の水中魔力を回収しながら成長していきます。娘期に入ったころから、背中に蕾を付け始めて、初の一輪を咲かせるために努力します。娘期を終える頃に、はじめての花はちょうど大きくなって、水面に向かって咲かせます。体はもう十分に成長していて、大人になった合図です。
◆固有種族