毒鋏種 [ Poison_Scissors ] No.41
エリクシル系統/甲虫女子
スキル:戦闘力:9、生命力:6、魔力総数:6、危険度:3
他種族との関係:(苦手)曲爪種、粘流種、檻溶種、粘毛種、垂口種
吸精する獲物:(好)モンスター、魔力性植物、(好)モンスター娘、人間
ライフサイクル:卵期:20、童期:27、娘期:38、卵数:4、大人になるまで・・・約85日
◆基本情報
大きな鋏と鋭い毒針で、自分の縄張りを守るモンスター娘です。月光によって硬い装甲を持つ事ができ、保つためには継続的に月光を浴びる必要があります。そのために居心地のよい場所を見つけると定住して、侵入者を見ると襲いかかります。
▶機動性甲冑
下半身にある複数の補助脚は、すばやく動く事ができます。また、虫身は可動できる柔軟な部分と、硬質な部分が、組み合わさってできていて、防御性能を保ちつつ、とても柔軟な可動域を持ちます。毒針は前方にカールすることで、外敵のいる方向へ針先を向けることができます。そして、縄張りの侵入者を素早く追い回して、前方の大きな2つのハサミで器用に捕まえて、毒針でお仕置きします。
▶月光依存の外骨格
虫身の硬質な部分は月光による強化層が作られて、防御性能を一時的に上げることができますが、その強化層は徐々に失われていきます。ポセリシア系統の殻鎧娘のように、脱皮のようなことはせず、時間と共に基部に吸収されていきます。そのため、常に月光を浴びていないと、身体の防御性能を損なってしまう体質をもっていて、月光を浴びることのできる、適切な環境にずっといる必要があります。そのために縄張りをもって定住するのです。また、あまりに月光が強すぎると、強化層が厚くなりすぎて可動域を狭めるために、ときに月光を遮る事のできる、隠れ穴のような場所も必要です。
▶ここ痛いですか?
2つの鋏は器用な行動に向いており、何かを破壊するなどの力は出しにくく、ピンセットのように、ものを捕らえることに長けています。毒針で獲物を刺すための補助的な役割を果たすことが多く、獲物を固定して、守りの弱い部位に毒針を打ち込むことができます。尻尾の先端には毒針があり、折り曲げることで前方に突き刺す事ができます。毒の種類は、単純なダメージ毒や、魅了や睡眠など少し変わった効果もあります。固有種族によって単一か、これらの複合された効果をもつ、一つだけの毒液をもちます。さらに、毒液を空中に噴射することで、霧のように散布するような使い方もでき、空気を伝って毒を与えることもできます。毒の霧は視界を邪魔したり、魔力で作られた液なので、魔力感知を撹乱させる効果もあります。
▶縄張りのひみつ
自身の縄張りをもち、月光の当たる、居心地の良い場所を独占しています。ここは狩り場にもなっていて、環境になれていない、一休みしようとしてたどり着いた相手を狙うことができます。なお、縄張りは定期的に変更することがほとんどで、縄張りに侵入する相手が少なくなると、今の場所を離れます。魔力資源の多い場所は、縄張りの場所になりやすく、同種で場所を争うこともあります。
◆種族関係
縄張りの侵入者はどんな相手でも攻撃するため、周囲のモンスター娘からは恐れられているでしょう。交流することはなかなか難しく、闘いが互角になるような相手でなければ、話をする前に倒してしまいます。
高い戦闘能力をもっていて、周囲からは危険なモンスター娘として見られており、天敵は少ない方でしょう。しかし、溶解の攻撃に弱く、受けると、装甲は弱体化されて、容易に傷が付くようになってしまいます。溶解攻撃を得意とする檻溶種、粘毛種、垂口種との戦闘は苦手で、縄張りに入った彼女たちを撃退しようとして攻撃を仕掛けてしまうと、強力な溶解液を掛けられてしまいます。柔らかくなった外骨格は体を支える機能を無くして、行動力も落ちてしまい、戦闘力が著しく下がってしまいます。似たような能力をもつ、粘流種も苦手な種族です。彼女も溶解の力をもち、外骨格に対して有効な攻撃をしてきます。さらに、こちらが使う物理的な攻撃は、スライムのような身体に吸収されて、効きにくく、一方的な戦いになってしまいます。曲爪種は環境の上に潜み、下に来た相手に抱きついて、噛みつき吸精してきます。縄張り変えようとしたときによく襲われてしまい、毒針で反撃しても厚い毛皮でブロックされます。彼女の行う噛みつき吸精は短時間に多くの魔力を奪うことができ、振りほどこうと、もがいている間に魔力を吸いつくされてしまうことがあります。
▶人間との関わり
人間からは危険と判断され、生息地には近寄らないように喚起されています。冒険者が未開の地にやってきた時に、縄張りを踏んだときから、獲物として認識します。毒は人間にも通用するため、打ち込んで弱らせることができます。
◆吸精
口で吸い付くことで吸精を行います。縄張りに入ってきた相手を獲物とし、モンスターやモンスター娘などの相手を主に吸精します。鋏で捕獲して、針の毒で獲物を弱らせながら吸いつきます。さらに、堅い外骨格をもつため、捕獲した相手からの反撃を気にせず、無理矢理に吸い付いたり、毒針を刺す事ができます。なお、モンスター娘を獲物とするときは、戦闘で勝利できそうな相手を好んで攻撃します。縄張りにあまりにも獲物が来ない場合は、付近を探索することもあります。
▶ともぐい吸精
良い縄張りは、他の同種にとってもいい場所です。同種はときどき侵入者としてやってくることもあり、そのときは他のモンスター娘と同様に獲物として攻撃して、吸精も行うことがあります。ある地域でたくさんの同種が増えたときに起こりやすい出来事です。また、一般的に似通った種族からの魔力を吸うのは敬遠されます。しかし、エリクシル系統の貪欲な意思は、たとえ同種であっても、簡単に吸精対象とすることがあります。
▶人間への吸精
人間でも、他の獲物と同様に、縄張りに入れば襲います。鋏での捕獲は、人間の力で抜け出すことは難しくて、そのまま吸いつきます。あまりに抵抗が酷いようなら、毒針を打ち込まれて、大人しくさせます。
◆繁殖と成長
住みやすい縄張りを見つけていて、安全が長く続くと、繁殖欲求が高くなります。
▶子種の入手
人間の男性を見つけると、誘惑をして一夜限りの関係をもちます。拒まれたり、抵抗された場合は、鋏で捕らえて、強引に子種を奪うこともあるようです。そのあとは、吸精対象としてしまうことがあります。毒針に魅了や催眠の効果があれば、より簡単に入手できるでしょう。
▶大人になるまで(卵期:20、童期:27、娘期:38)
妊娠すると最大で4つの卵が体内に生成され、縄張りの隠し場所に産み付けられます。子供は卵にある魔力を使って成長して、童期になると殻を破って出てきます。未熟な体でも、毒針を使ってモンスターを倒すくらいの戦闘ができて、周囲を探索しながら、一人で闘い方や生き方を見つけていきます。この期間は、まだ縄張りは持たずに探索行動をしながら過ごします。童期を終えると、定住する縄張りを探すようになります。良さそうな縄張りは、すでに成熟した同種が利用していることが多く、追い出されてしまったり、場合によっては吸精を受けてしまいます。そうして数は減っていきますが、うまく生き残れた個体は、娘期を終える頃には体が成熟して大人になります。
◆固有種族