◆慈愛の母神アルリトラ
植物のような、回収と再生の意思をもつ母神です。形を持たない魔力に、再び命を吹き込む事ができます。また、モンスター娘の定住を望み、永遠の生命を夢見ています。ロルガイアとポセリシアとは思想が同じで協力関係にあります。しかし、それとは異なる思想のベードナとは敵対しています。
◆アルリトラ系統のモンスター娘たち
大きく分けて3つのグループからなり、陸地の魔力回収を担う「緑園乙女」、水中の魔力回収を担う「水草乙女」、モンスター、モンスター娘の残留物である形質魔力の再利用を担う「生菌乙女」です。全部で9つの種族上科からなります。
▶魔力の輪廻
再生の意思から作られる体は、使われていない魔力を回収して、再利用する能力をあたえます。大気や水中、月光などの、環境に属している自然魔力を回収して、モンスター娘が利用可能なエネルギーを作り出すことが出来ます。また、自然魔力は魔力生命体のあらゆる行動によっても放たれます。例えば運動を行うと、魔力形質で出来た体を通して、辺りに微量な魔力が放出されて、自然魔力の一部となります。そして、魔力形質が形状を保てなくなるくらいに魔力が減少した魔力生命体は、ロストを起こして、身体のほぼすべてが自然魔力と同化してしまうのです。それらの彷徨う魔力は、アルリトラの娘たちが回収して、再び生命に活用されます。
▶娘芽での繁殖
繁殖には娘芽と呼ばれる形態を取ります。出産や産卵とは異なり、周りの魔力量を判断し続けて、成長を止めることができます。これにより環境の魔力を回収しすぎたり、魔力が極端に集中する状態をなくしています。この娘芽は、魔力性植物と呼ばれていて、多くのモンスター娘の安全な魔力源となっています。なお、娘芽が栄養源にされてしまうのは、必ずしも不利益ばかりではないです。環境に娘芽が多すぎると、魔力の奪い合いになってしまって、成長を止める個体が増えてしまいます。適度に減らされることで、芽の状態から、モンスター娘の姿へ変身することができるのです。
◆緑園乙女 [Garden_Plant Girls] 21-23
地上で活動する、堅木種、吸花種、千針種の3種族をまとめた娘種です。陸地で魔力回収を行い、移動できる触手を持っています。触手は土壌や水中の浮遊魔力を回収することができ、地中に埋めることで効果を発揮します。また、植物身は月光に当たると魔力を吸収する能力をもっていて、大きく魔力を得ることができます。
▶地上の妖花
緑園乙女の種族たちは、魔力を使用して花を咲かせることができます。花から放たれる魔力花粉は周囲の人間を呼び寄せる効果を持ちます。モンスター娘のいる地域にむやみに立ち入ってしまう人間の多くは、この花粉に誘われています。また、呼吸をして体に入った魔力は、心理魔法の作用があり、より強い香りの方へ興味が沸くようになっています。体内の花粉の量が多くなると人間は魅了のような状態になってしまいます。
▶余剰魔力の利用
魔力の回収量がとても多くて、余った魔力で果実を付けます。堅木種は単純に魔力のたっぷり詰まった果実を作りますが、吸花種は外敵を毒で侵すようなものを作ります。千針種は、果実ではありませんが、小さな植物身を作り、身を守るための攻撃手段を増やすことができます。
◆水草乙女 [ Aqua_Plant Girls ] 24-26
水中で活動する、浮葉種、宝枝種、沈水種の3種で構成された娘種です。水中で魔力を回収することに特化しており、植物身を増殖させることで環境や状況に合わせた魔力回収ができます。
▶地域活性
浮葉種と沈水種がもつ水面花は、強力な魔力花粉を放って人間を呼び寄せる効果があります。水辺から人間を呼ぶには相応の魔力が必要とされ、沈水種はほとんどの活動を花のための魔力回収に費やしています。呼び寄せられた人間たちは、水に住むモンスター娘に繁殖や吸精のチャンスを与えます。
▶︎豊かさの贈与
魔力によって増殖させた植物身は体から離すことができて、多くのモンスター娘の吸精源になります。特に宝枝種は月光を浴びることで魔力の凝縮を行い、舐めるだけで魔力を得られる、魔力の結晶を作り出します。それぞれの種族は、モンスター娘の住む生息地をより豊かにできる種族たちといえます。
◆生菌乙女 [ Micro_Fungus Girls ] 27-29
自分の意思で操ることのできる従者をもつ、茸傘種、粘流種、菌姫種の3種をまとめた娘種です。魔力物質を破壊・分解して魔力を得る力を持っています。魔力形質は、モンスターやモンスター娘の身体や、魔力性植物の主な構成成分を指します。そして、主に魔力生命体がロストした際に残る、一部の魔力形質を回収するのが役目でしたが、それのみでは活動に必要な魔力が足らず、他の魔力生命体を襲うような種族に変化しました。これは、アルリトラが当初思い描いた意図とは異なってしまっています。
▶従順なしもべたち
「従者の生命体」と呼ばれるものを操ることができます。3種族上科すべてが持つ能力で、小さな魔力生命体を、魔力を消費することで増殖させることができます。また、従者たちは種族それぞれに特徴があります。茸傘種は胞子のような粒子が主な形状で、寄り集まってコロニーを形成できたりします。粘流種は水分を含む流動体で、主人と従者という関係があいまいで、ほぼすべての体が従者の生命体で構成され、はっきりとした形がありません。菌姫種は複数の従者を使い分けることができ、色々な応用ができます。
▶変異した娘芽
娘芽を形成して繁殖を行いますが、一般的な生態とは異なります。環境に応じた魔力回収に依存せず、他の生命体から奪うことで魔力を得られるようになったため、周りの魔力を確認することなく、モンスター娘の姿に変身することができます。