2ヶ月近く宙ぶらりんと鬱屈していたのですが、
今日の打ち合わせで、ようやくお仕事の方が確定いたしました…。
手の遅い自分にとっては、これから冬までの間、
その企画にどれだけ時間を費やせられるかが勝負になるのだと思います…。
最近、ちょこちょこゲームを作っていたのですが、
しばらくまた、手を付けることができなくなりそうなので、
文章ばかりで申し訳ないのですが、初期衝動の備忘録として、
その理由をいくつか、徒然と書き残しておこうかと思います…。
●単純にゲームが作りたかった_。
まず動機として、やっぱり一番は純粋に、面白そうだったから…。
ゲームそのもの、というよりは、ゲームを作っている人が楽しそうに見えたからです。
とはいえ、自分はいわゆるゲームの”業界”には明るくないので、
隣の芝だから青く見えただけなのかもしれませんが、
主に、個人の力で何かを作っている人たちは、自分の目には輝いて見えて、
以前の記事にも書いたのですが、今はまだ、それが原動力となる、
そこにいわゆる「憧れ」を見出している状態だからなのだと思います…。
●正直、自分の"アニメ"には限界を感じている_。
仕事として"アニメ"に携り、少しだけ高い位置から周りを見なければならなくなって、
それで色々と、今まで見えなかったものも見えるようになってしまって、
この場所で生涯を遂げることや、成功者と呼ばれる人の座っている椅子に
自分は魅力を感じられなくなってしまっています…。
それで原動力となる純粋な情熱を失ってしまったのです…。
そんな折り、新しいアクションゲームツクールのアーリー版が発表されまして、
プログラミング知識が無くてもゲームを作ることができるとの触れ込みで、
2Dなら、自分が今まで培ってきたアニメーションの技術も活かせるし、
もし、このまだ誰のヒット作も存在しない、未開のプラットフォームならば、
ここで自分が良さげな作品を打ち出せば、それがアクツクMVの代表作として
メーカーさんとかに拾ってもらえるのではないか⁉、なんて魂胆もちょっとだけあったのですが、
……まぁ、そんなに上手くはいかないですよね…。
●誰にも振り回されず、誰も振り回さない世界を作りたい_。
それから、自分がゲームが魅力的だと感じているのは、スタンドアローンなところです。
それに、受け手によって時間軸が一定ではなくて、双方向でリアクションがあるところ。
もちろん、アニメだって作品として世界はひとつひとつ確立してはいるのですが、
アニメーションで世界観を作るという作業は、莫大なカロリーが必要になるので、
おのずとチームでの共同制作になることが多く、
なのに、出来上がった作品は一方通行の消耗品で、コスパが悪い…。
〆切に追われ、寝る間を削り、たった数秒のカットに何日も掛けて作った作画も、
最近のお客さんはそもそも画面すら見ていなかったりするし、
一度見逃されてしまえば、能動的に巻き戻しでもされない限り、
それは永久に届くことは無くなってしまって…、本当に…、何のための仕事なのかと…。
それが嫌で、自分がアニメを観るときは、視聴する責任というか、罪悪感からか、
出来るだけコマを見逃さないようにと、なるべく画面から目を離さないようにしていたのですが、
毒にも薬にもならない物語から伝わってくるのは、作り手の疲弊ばかりで………、
それで…、そういうのに疲れちゃったのだと思います…。
最近では、そもそも作品に触れないようになってきてしまいました…。
ちょっと、話が脱線してしまいましたが、
その点を比べれば、ゲームは素晴らしいです!
確かに、アニメと比べて商品を手に取ってくれるお客さんは少ないかもしれませんが、
もう、人によってはフレーム単位でしっかり画面に向き合ってくれるし、
自分が頑張って描いたアクションが何度も再生される!!!
しかもそれを、鑑賞者の働きかけで動かすことができるし、
自分で作ったはずのキャラクターが、生みの親の頭の中を離れて、
思ってもみなかった行動をし始めたりもする!!!
なんかもう、アニメよりも"アニマ"してるって感じ!!!>_<;
…っていう、今のところはまだ、そういう初期衝動みたいな感動を味わえているので、
それをモチベーションにできている状態なのだと思います。
●終活的な意味で_。
最近では、何か物事を成そうとする際に、「爪痕を残す」なんて表現をすることがありますが、
たぶん自分も、歪んだ生命的な欲求として、
少しでもこの世に自分の存在を残したいっていうのがあるのだと思います。
自己の複製とか、分身を作っている感じ…?
プレビューの際の達成感としては、アニメよりもゲームの方が、
まさに、オブジェクトを"産んだ"って感覚が強い気がします。
アニメはどちらかというと、"再現できた"(そこに存在してるように見える)って感じ…?
アニメの方がキャラクターとしての存在感は強いけど、
でも、時間軸が一方通行だと、それはどこまで行っても
"録画の再現"の域を越えられないような感じがする…。
…ハニストのエリ様の"蒼い蝶"とは真逆で、
自分は自分の魂を、額縁に入れて飾りたい…。
枯れないように、血液を少しずつ防腐剤に入れ替えていくような、
その中で生きていたいみたいな…、そんな作業……?
●救われたい_。
たぶん、セラピー的な、自浄作用(?)的な部分もあるのだと思います。
"ペルソナ4"とかの、(ペルソナシリーズはそこまで詳しくないのですが…)
テレビ画面の中の世界で、キャラクターの深層心理がダンジョンになっていて、
その奥にそのキャラの無意識がボスとして潜んでいたりするような、
そういう感じで、自分も、自分の心のダンジョンを、誰かに攻略されたい、
誰かに読み解かれて、誰かに救われたい、みたいな…、
ある種のSOSの構築みたいな行為なのだとも思う…。
だけど、高校の頃、美術部の活動で、
その当時、自分はシュルレアリスムが好きで、
自分の深層心理を表現しようとか思っていて、それで、
とあるコンクールに「防壁」という名のアクリル画を出品したのだけれど、
その時の審査員のコメントで、自分のSOSをズバリ言い当てられたことがあって、
だけど結局、他人に見抜かれただけでは何の救いにもならなくて…、
それは、作者の独り善がりでしかなくて…。
だから、あくまでエンターテイメントとして、
きちんとお客様にも楽しんでいただけるようなものでないと
最終的に自分も救われないというか…、
だけど、そのために自分の納得のいかない仕事をしても幸せには成れなくて、
でも、少なくとも、エンターテイナーとして自分の人生を
少しでも誰かに喜んでもらえるような形に昇華させないと…、みたいな…、
なんというか…、今は何か…、そんな感じ……?
●願わくば、海外で売りたい_。
あと、「義足の幽霊」というキャラクターを、IP(?)というか、知的財産というか…?、
キャラクターとして確立させたいです。
少なくとも、他ではまだあまり見たことのないアイディアかなと思ったので…。
その存在を誰にも揺るがされぬように…、
死してなお、足跡を残せるよう、歩を進められるように…。
日本国内だと、アニメを観る人・ゲームをする人の市場は限られてしまうし、
アクションゲームなら、言葉を介さずとも楽しんでもらえるから、
できれば、"シャンティ"とか、"ショベルナイト"みたいに、
もっと大袈裟にいえば、"ミッキーマウス"や"スヌーピー"みたいに?、
キャラクターとしてしっかり市民権を得てもらって、
彼女にどれくらいのポテンシャルがあるかはわかりませんが、
いつか自分の手を離れて、自分の死後の世界でも、
誰にも邪魔されることなく、誰の手も届かない世界で、
自由に独り歩きできるようなキャラクターになってほしかったりしています…。
…文字ばっかりの記事はあんまり面白くないですね…。
また、ずいぶんと長く書いてしまいましたが、
今はまだ、そんな気持ちです…。
twitter post: 1007778072878198784
ががめ
2019-07-04 03:09:15 +0000 UTCO-Show(おしょう)
2019-07-03 19:15:54 +0000 UTC