XaiJu
ががめ
ががめ

fanbox


コーラの動画の制作後記と、物好きな方向けの自分語り③(終)【余談編】

■どうでもいい余談編です…


 ……書き終わってみれば、自分でもドン引きの3分割です…。

 たぶん、こんなに長いのは今回きりだし、個人的な思考の反芻用の備忘録も兼ねてなので、

 …ほんと、…読みたくない人は読まないで……。





 だいぶ前のことだけど、とある漫画家さんがご自身の作業配信で

「VTuberは配信時間長くて、面白い部分はちょっとだけしかないからまとめ動画で見てる」

みたいなことを仰っていて、また別のとある方には

「聞いてて時間もったいなくないですか?」とか言われたことがある…。


自分も、ニコ生とかは絵描きさんの配信以外はほとんど見なかったし、

誰とも知らない一般人の雑談とか、聞いてて何が面白いの?って思ってたけど、

VTuberは(2D系の場合)、やってること自体はそれと対して変わらないのに

キャラクターを被るだけで、だいぶ受け入れやすく感じてしまう…。


言ってしまえば、きらら系とかの日常系アニメや、その作品の声優ラジオだって、

女の子が数人集まってキャッキャしてるだけという点では

VTuberのそれと、構造的にはあまり変わりはないような気もしていて、

脚本や、予めのストーリーは無いかもしれないけれど、

追いかけていればドラマがあって、観ていて涙することもある……。


思えば自分も、「けいおん」とか「らき☆すた」とかを初めて観たころ、

こんな中身のない、ゆるーい内容のアニメの何が面白いんだって思ってて、

その時は、「疲れて仕事から帰ってきた大人が癒されるために観てる」っていう説明をされたのだけど、

業界で仕事をするようになってからは、その"ゆるさ"を構築するために

どれだけの心血が注がれていたのかということに驚愕する…。


…しかし、今となっては、

毎週必死こいて何千枚と素材を使い捨てて、ようやく週1の20分をこしらえるアニメに対し、

片や、バストアップの素材一枚を使いまわして(2D系の人たちに限るけど)、

毎日何時間もの配信を供給するVTuberという存在が、一部の人達には似たような役割を担っていて、

コメントをすれば反応もしてくれるし、大人の事情を除けばクールごとのリセットもない…。


そもそも、きらら系とかの日常・会話劇系の作品は動きが少なくて作りやすく、

キャラクターとしてグッズも売れ易くて増えたのならば、

なんでもない日常を商品にするという意味では、

コスパ的には、VTuberはそれの究極系なのではないだろうか……。



たった数秒のカットに何日も掛けて、毎週徹夜して、

安い給料で死ぬ思いして、誰にも観られず、売れもしない商品作って、

仮に感動を与えられたとしても、供給過多の中の消耗品としてしか見られなくて、

次のクールには忘れられていて…。

お客さんの心にも、自分の通帳にも何も残らなくて……、むしろ削れていく一方で…。


結局、それで何が残るんだろう、とか思ってしまうと、

そういうの、観るのも作るのも辛くなってしまって……。


そういう意味では、VTuberは

「画面を観なくていいアニメ」として、

今の自分には受け入れやすかったのかもしれない…。




 ……だけど時々、

自分がなんでこの配信を追いかけているんだろうと、我に返りそうになるときがある…。

聞き逃すのがもったいなくて、最近は複窓開いては、とりあえず高評価して消音…。

リアルタイムで追いかけるよりも、

改めてアーカイブで倍速した方が効率が良いのではと思っているうちに、

2倍速では足りなく感じてしまって、3倍速、4倍速の機能が欲しくなる…。


たわいもない雑談の、自分は何をそんなに必死で聞き逃すまいとしているのだろうか…。


追いかけることに疲弊してきているのかもしれない…。

それはコンテンツとして癒されたり、楽しめたりしているのかと問われると、

最近は本末転倒気味である…。


毎日大人数の集団が何時間もの配信で限られたパイを取り合っていて、

たとえ、もしその全員がプロだったとしても、

そのすべての番組が聞き逃してはいけないほどの神回になることはないだろう…。

たしかに、それを追いかけることが自分にとってどれだけ有益なのかと考えてしまうと、

追いかけるならばVTuber以外にも、

あるいはVTuber以外の方が、もっと有意義なコンテンツが他にもたくさんあると思う…。


……。


 知識的な意味では、皇牙サキちゃんの作品語り系の動画とかが好きで、

事前に話す内容をしっかり準備してたりとか、

美術館の学芸員さんとかともコラボしてたりで、個人的にも応援したくて、

そう、そういえばコーラネタだから最初の方はサキちゃんも動画に出そうとか考えてたりもしました。

タマフルとかのリスナーさんとか、マンガ、歴史、サブカル系が好きな人とかには

皇牙サキちゃんはおススメできるかも…?


あと、最近ちょっとよく見てるのが天開司さんで、コラボきっかけで見るようになったんだけど、

ふとした瞬間に出てくる小ネタとか、知識の守備範囲が

オタクっていうよりは、男子っていう感じで、

ものの考え方とかもしっかりしてるっぽくて、気遣いも出来るし、

男性VTuberとかはそんなにチェックしてなかったんだけど、

ハニストみたいに「追いかけなきゃ!」っていう気概も無く見れて、

聞いてて疲れないというか、男子に好かれる男子っていう感じがして、

一周回って女の子よりも、男子に癒されるようになりつつある…。


あとは懲役太郎さんとか、ウェザーロイドのポン子ちゃんとか、etc…、

キャラクターアバターを知識の入口として、自分の専門的な世界を紹介してくれてる人とかも

いっぱいいたりはするんだけど、そういう人たちはVTuberとは違う世界に自分の情報源を持っているから、

(それもそれで内輪ノリではあるのかもしれないけれど…、)

そういうのは、聞いてて色々と発見があったりもして、

でも、本気で知識が欲しいならVTuber以外の専門家のチャンネルとか動画とかを

片っ端から漁ったりする方が、何かを「発見する」という意味では

追いかけていて有意義で効率的なのだとも思う…。(個人的に落合陽一さんとかすこです…)


たぶん、アイドル的な人気になってしまうと、

アバターが知識の入り口ではなく、アバターそのものが価値になってしまうというか…、

普遍的な面白さよりも先に「その人のことが好き」っていうのが前提のコンテンツになってしまって、

「その人の」一挙手一投足のところに価値があると錯覚してしまうというか……。

そこまでの偶像を確立できればそれはそれでその人の強みなのだと思うのだけど、

でもそれって、傍から見たときに自分にとって何が残るの?って考えちゃうと、

「可愛かった」「楽しかった」という刹那的な記憶だけが商品価値で……。


自分の場合は、今回はたまたまそれがエネルギー源になって、

それをモチベーションに動画という形に昇華することができたのだけど、

でも、それ単体を追うためだけにエネルギーを消費してしまうと、

内輪ノリだけをぐるぐるリソースにするオタサーの姫というか、

お山の大将…、井の中の蛙にしか留まらなくて……。

追いかけることに疲弊してくるうちに、それが楽しいことなのか何なのか、わからなくなってきてしまって…。

(たぶん、現実世界の自分の生活に余裕が無いっていうところにも起因してるのかもだけど…)



…宇宙物理たんbot的に言えば、必要なのは「アウトリーチですわ」…?


 …それから、朝ノ姉妹ぷろじぇくとの、「スナック瑠璃」のねるちゃんとのコラボ回で

朝ノ瑠璃さんが言っていたのだけど、

リスナー(因幡組)さんからの「ねるちゃんに忠誠を誓います」というおたよりに対して、

 「忠誠心を誓ったのであれば、推しの名前を背負って他の人に迷惑を掛けないでください。

 推しの名前を背負って、他の場所で迷惑をかけてると、その推しに対しても迷惑になっちゃうんですよ。

 だから、ファンがその推しの鑑じゃなきゃダメなんです」(53:00~のあたり)

っていうことを言っていて、自分もまさにその通りだなって思って、

そのコンテンツが広がるかどうかっていうのは、中心となる作品そのものの存在も大事ではあるのだけど、

「どんなファンに愛されるか」っていうのが最近はわりと重要なのではないか思う…。


遡れば、ヤマトとかガンダムとかエヴァとかの、オタク同士の語り合いとかもそうなのかもしれないけれど、

近年で言うと、初音ミクとか東方プロジェクトは二次創作によって広がったものだし、

一時期のにじさんじ系のMADに登場するデビルマンとかは、

けものフレンズの二次創作である「ジャガーマンシリーズ」から派生したもので、

さらにその前身を辿れば、デレマスのBBEMYBABYとか、浅利七海合作に端を発する

「一人合作シリーズ」とかがあったり…。(……この辺は完全に自分の趣味なのだけど、)


それで、古来から、アイマスのファンの人達は「プロデューサー(P)」と呼称されているのだけど、

「一人合作シリーズ」では、そのファンたちが、ボイスすら無い恵まれない自分の推しの魅力を、

動画という形にして周りにプロモーションすることによって、

それがただのファンではなく、ある種、作品に対しての

本当の意味での「プロデューサー」として機能している関係性が、

個人的にはとても素敵で、素晴らしいと感じていて、

そういう意味でも自分も今回そういう動画を作りたかったし、だからこそ、

朝ノ瑠璃さんの「ファンがその推しの鑑たれ」っていうのが大事なことなのだと思う…。


 

 さらにもっと言うと、これは蛇足になるかもしれないけれど、

大学時代、バイトで後輩が入ってきたときに、仕事の教え方について悩んでいた時に、

たまたま読んだ本の中の「憧れに憧れる」っていう言葉がずっと心に残ってて、(たぶん、斎藤 孝著…?)

それで度々「憧れ」について、大切だなっていうのを思い返したりするんだけど…、

(それ以外の部分の内容はほとんど覚えていないんだけど…)

内容的には、上司がその仕事に憧れを持って取り組んでいないと、やっぱり後続も

その仕事に対して憧れを持つことができない、とか、そんな感じの内容だったと思う…。


要するに、情熱とか愛情というものは当事者以外の他人にも伝播するもので、

楽しそうに仕事している人の下で働くと自分も楽しい!っていうか、

楽しそうに作品を語っている人を通してその作品が好きになる、っていうか…。

アニメにしてもアイドルにしてもVTuberにしても、

作品に対して直向きに情熱や愛情を注いでいる作り手やファンの

憧れの「姿勢」のそれ自体がコンテンツとしての価値に結びついていたりするから、

だからこそ、自分の推しには自己肯定感を持って活動してほしいし、

それは狭い専門家や業界の内輪ノリでしかないのかもしれないけれど、

その内輪を外から見たときにどれだけ魅力的に見えるか、っていうのが発展につながるから、

だから、どんな人がいて、どう愛されているか、っていうのが

「アウトリーチ」としても大事になってくるのだと思う…。




……。

 ………だけど、色々と経験してみると、

「憧れ」っていうのも、消耗品なのかなって思ったりもしている…。







……ずいぶん長く書いてしまった…。


 でも、少なくとも、

線を見るのも嫌で嫌で仕方が無くて、絶望のどん底な状態だった自分に、

一時的にでも新しいモチベーションを与えてくれて、

パトラ様、あなたに"会えて"良かったと、心から思っています…。


その感謝だけは忘れてはいけない…。




……。

これからどうしよう…。



今、無職だから、動画の収益とかFANBOXの支援金とかは本当に有り難くて、

助かってはいるのだけど、でも流石にそれだけでは食べていけなくて…。


一昨年までの貯金を削りながら暮らしていて、

アニメ業界ならいつでも戻れそうだけど、

業界に自分が求めているものが無くなってしまった以上、

自分という人材としての先は暗く見える…。



今から他の仕事…、何ができるだろう…。

就活…、ハロワ……。

そしたら、ただでさえ仕事の遅い自分の創作活動は、ほとんど止まってしまうだろう…。




今年のコミケでは、不健康な生活をしていた同人作家さんが

会場で亡くなったっていうニュースも見たし、

今年はほとんど暖房を使ってない所為か、

身体的にも最近自分も、死の匂いを感じ始めてきた…。



そうすると、自分は何を残せるだろう、みたいなことを考えてしまって、

それで、個人で完結出来る作品を作りたくて、

ちょっとだけゲーム制作の方に手を出してはみているものの、

反応を見ている感じだと、

人材としての自分の需要は

まだアニメの方が求められているような気がする…。




そういえば、義足のMoses、Youtubeで100万再生越えているんだけど、

実は、収益化できていないんです…。

映画自体はパブリックドメインで、著作権は切れてるのだけど、

音楽的にはワーナーさんのもの?なんだって…。 …。



そういう意味でもパトラ様には本当に助けていただいている…。


真っ暗な自分の世界の中で、パトラ様だけが燦然と輝いているようで、

なんだかもう、依存してしまいそうで怖い……。


…パトラ様断ち…、しなければ……。






自分はもう、死んでいて、幽霊なのかもしれないけれど、


何か、足跡だけでも残したいんだ…。




Comments

ありがとうございます…;_; この記事の文章は、…なんというか、その日の勢いで書いてしまったものなので、なんだか、時間が経つと読み返すのも恥ずかしいですね…(´ᴗ`;) それでも、たしかにあの動画は紛れもなく「パトラ様を好き!」っていう気持ちの塊なのは本当だと思うし、公開できて、色んな人に喜んでもらえて嬉しかったので、 また「好き」を形に出来るよう、色んな人に喜んでもらえる物が作れるよう、頑張りますね…!!╭(;ᴗ;)و ̑̑

ががめ

私はあなたじゃない。 だからあなたの気持ちを完全に理解することもできないと思う。それは経験も思いもあなたの物だから。 でも好きってなった時のあの嬉しい気持ち、推しを追いかけてる時のもっと知りたいという情熱とか、そういう気持ちは私もあるし共感するし否定して欲しくない。 確かに現実としての仕事では周りから受け入れられず妥協するしかないのかもしれないけど、だからって気持ちも完全に捨ててしまったらアイデンティティが全てがなくなってしまう。 想うことは自由なんだから想いは大切にしてほしい。 私はががめさんが好きって気持ちで作っただろう作品が好きです。 それで支援してます。パトラちゃん様がコーラを振る動画から来ましたが、シューズもオシャレであり綺麗にまとまってて良かったです。これからも楽しみにしてます。 でもお金がまず第一ってならそちらを優先してください。なによりががめさん自身がまず大切ですからね。自由にできるお金が増えたらもうちょっと支援の量増やしたいと思います。 偉そうな自分語りになっちゃった気がしますが、この想い少しでも伝わってほしいです。

sillysalf

ありがとうございます…!!!((>_<;)) 支援していただい上で、こんな長文を最後まで読ませてしまって申し訳ございません…。 Dチョンさんの「熱」、すごくわかります…!! たぶん、言葉が違うだけで、自分も言いたいことは同じだと思うのですが、パトラ様は本当にまさに「熱」の塊のようで、今回の動画に関しては自分はただ、その分けてもらった「熱」を動画という形に変換しただけに過ぎないのだと思います…。 パトラ様のおかげでだいぶ温めていただいたので、今度は自分もまた、他の誰かを温められるような「熱」を放てるよう、頑張りますね…‼╭(;T-T)و ̑̑

ががめ

はじめまして。 ニコニコ動画でコーラ動画を観てささやかながら支援させて頂いてます。 自分も諸事情で休職していた昨年3月頃にVtuberの配信に感じる物が あって気づけば100人近くをチャンネル登録しています。 床に臥せて居た時期は一日の半分近い時間をひたすら推しの配信を観る 事に費やしていましたが、三ヶ月程前に再就職して仕事の行き帰りと週末 の少しの時間しか配信を観れなくなって、それをきっかけに「Vtuberの魅力 って何だろう?」と考えていました。 芸人や俳優、プロのラジオパーソナリティに比べればトークも稚拙、ビジュア ルもともすれば一枚絵、なのに何故惹かれたか・・・抽象的な表現ですが Vtuber達の発信するものに「熱」を感じたからなのかなと思います。 ががめさんの「憧れ」にも近い物がありますが、一人ひとりが思い思いの精 一杯の「熱」を発していて、「熱」を失っていた私達がそれに惹かれ、その熱 が伝わる事で、新しい一歩を踏み出す活力になったりその人の虜になった りしているんだろうな・・・と自分は思いました。 ががめさんの動画からもパトラちゃんを初めとした皆への「熱」を自分は感じ て、それからハニストメンバーを観たり、こうしてががめさんの作る作品を楽し みにするようになっています。 できる事なら活動の足しになるくらい支援できればいいのですが、1年半の ブランク明けの再就職で稼ぎも大分落ちた所からの再スタートなので少額 なのをお許しください。

Dチョン


More Creators