本当の名前を奪われ、高山典子という名前で 閉鎖病棟に収監された神保祐美は、週に一度だけ 現れる「御主人様」に恋慕の情を抱き始める。 それが薬や貞操帯による偽りの感情であることに 祐美は気づくが貞操帯を外せない以上、どうする こともできない。 病棟内にいる看護婦のように完全に洗脳をされ 男を崇拝する存在となる前に、祐美は自ら死を 選ぼうとするが、祐美の心情の変化を貞操帯が すぐさま感知し、絶頂を促す電気信号を腟内に 送り始める。 繰り返し訪れる絶頂によって、身動きひとつ できなくなった祐美。やがて男によって手懐け られた子宮からは、幸福感や安心感をもたらす 物質が分泌され始め、死に対する強い意志は 薄れ始める。 死ぬことすらできなくなった祐美は快楽地獄が もたらす絶望的な幸福感に悶ながら、潤んだ瞳 で男との逢瀬を待ちわびるのだった。