XaiJu
FZ(ZoE)
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TSFカップル1

 彼女との付き合いは長い。大学生の頃からなんだかんだで十年近い。  もういい加減、結婚を考える時期だが、そこに来て関係が冷え切っている。  別れるには少し遅く、続けるのは絶望的という具合である。  お互い子供が好きかと言うとそうではないので、子供を作りたい意思はない。だからといって、このままだらだらしているのは何処かしら不誠実だ。  彼女自身そこそこ収入があって、なんなら僕より稼いでいる。それも原因の一つだろうか。  お前が自分の誠実さを証明したいなら、さっさと結婚しろと言われればそうなのだが、その意気地が俺にはないし、彼女も踏ん切りが付かないと言う状態である。  そんな時に、"倦怠期のカップルにTSF薬!"と言う広告がやたらと目に付くようになった。  安全安心、用法用量を間違えなければ副作用もないという。  一回三錠服用で十六時間、別の性別別の容姿になれるという。  容姿はその人それぞれに固有だが、割と美少女、イケメンにチューニングされているようだ。  まぁ、最近はそれを使って身体を売る人間もいると言うので、かなりイメージの悪い薬だが――それ故にイメージアップに躍起になっているのだろう。  ふと立ち寄った薬局にも並んでいた。  一瓶買ってみるか……  二十四錠入りで七千二百円。うーん、まぁ、こんなものか。  それは金曜日の夜のことである。  週末はいつも僕の部屋で一緒過ごすという習慣があるけど、メシがいつも同じかと言えばそうではない。  今日も彼女は仕事が忙しいらしく、適当に食べてから行くと言う。  一錠は何時間だろうか? 何やら面倒くさい事が書いてあるが、取り敢えず二時間なのは分かる。  文系にも分かるように数式なんて載せるなよ。  一錠だけ飲んで見る。  身体がみるみるうちに縮んでいく。  背丈も低くなっていき、あっという間に姿が変った。  ロリロリッとした美少女になっている。 「可愛い!」  姿見を見て心底驚いた。  そして、その子供の身体がなんだかんだで何も服を着ていない。  流石に身体に合う服がない。  とは言え効果は二時間。  それならやらないわけにはいかないだろう……オナニーを。  くちゅくちゅと自分のおまんこをいじると、自分でも驚くほど切ない声が出る。  自分の声に自分が感じてしまう。  乳首をぎゅっとしてみると、「きゅぅ……」と我慢する声が我ながら可愛い。  鏡の前の自分に興奮しながら手は止まらない。  恐る恐るおまんこの中に指を突っ込むと、何か入ってくる感触に恐ろしさを感じる。  これはマズイと思って指をすぐに抜いた。  この短時間で知ったのは、クリトリスをいじる気持ちよさだった。  手でもこんなに気持ちいいのに、ローター使ったらどうなるんだろう?  彼女との倦怠期をどうにかしようとして買った玩具が沢山ある。それを持ち出すのに時間は掛からない。  取り出したローターをクリトリスに当てると、ビックリするほどの悲鳴が出てしまう。 「ヤバイ……ヤバイ……!」  と、その時、部屋の扉が開いた。 「何!? 何!?」  彼女は驚き、そして混乱した。  彼氏の部屋で幼女がオナニーしてたら、そりゃぁ混乱する。  俺もビックリして、TSF薬を見せて「これ飲んだ! 俺! 俺!」と頭の悪い反応をした。  確かに男物の服が散らかっていて、薬を飲んだ跡がある。 「え……マジなの?」  目を丸くする彼女は次の瞬間には抱きついていた。 「むっちゃ可愛い!」  それから俺の身体をもみくちゃにしたが、「じゃぁ、お姉さんとイケナイことしましょうねぇ」と恐ろしい顔になった所で俺の変身が解けた。


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