【コラム】作家を応援するということについて
Added 2019-02-27 11:16:38 +0000 UTCTwitterで、漫画が打ち切りにならないためには単行本の初速が大事、だとか、応援のために予約を!的なツイートが目立つので、何となく自分が思っていることを書こうかと。
結論から言うと世間で言われていることは大体正しい。
単行本の初速が悪い漫画は打ち切られるし、そもそも初速が悪い漫画は売れることもほとんどない。
電子で売れればと言われるが、紙で売れない漫画はほとんどの場合、電子でも売れない。
ぶっちゃけ作者に還元される利益は紙でも電子でも変わらないので、どちらかでも売れてくれると作者としてはありがたい。
ていうか「電子でこんなに売れてるのに紙は全然売れない、悔しー」みたいな漫画家はいないと思う。
単行本が出ないという漫画家も最近よく聞くが、それも当たり前で、売れそうにない漫画の単行本を出したい出版社はないだろう。
電子だろうが紙だろうが単行本の編集にはお金がかかるのだ。
そもそもそれは今に始まったことではない。
僕だって『ライフセイバーズ』は最初、単行本が出なかった。
ハヤテが売れたおかげで売れる目途がついたから『ハヤテのごとく!前』なんてタイトルで出すことが出来たのである(『ハヤテのごとく!前』なんてタイトルを考えたのは僕ですが…)
ハッキリ言うと、直接的な作者への応援はこのFANBOXが最強だと思う。
究極、支援者が1万人いれば、もはや原稿料すら必要ない。
漫画は紙とペンがあれば描くことが出来る。
しかし、連載はそうはいかない。特に週刊連載は実は相当コストがかかる。
たとえば今の『トニカクカワイイ』も年間の製作費は1500万円を超える。
これでも一時期のハヤテより、かなりコストダウンされてはいるが
漫画を連載するというランニングコストはそれほど安くはないのだ。
話がそれてしまったが、作者を応援したいと思った時、どうすればいいのか。
このコラムを読んでくれている人はFANBOXで支援してくれている人なので一番応援してくれている人だと思っています。
しかし、より応援したいと思ってくれたなら、友達に薦めてくれるだけでいい。
友達がいないならTwitterでいいねやリツイートのボタンを押してくれるだけでいい。
Twitterのフォロワー数ナンバーワンはケイティ・ペリーの1億人だそうだ。
だけど僕はケイティ・ペリーの顔すら思い浮かばないし、当然フォローもしてない。
これは何を意味しているか?
つまり、広がる要素はケイティ・ペリーにすらあるということだ。
輪を広げていくこと。
どんな手段でもいい。簡単でいい。
とにかく少しでも認知されることが大事なのだ。
全く話題になってないのに売れる漫画はないのだから。