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【或る高校教師の苦悩14】恐怖の手のひら

(前話「奇妙なイタズラ」の続きです。) 岩倉の巨大な手形を見せつけられた次の日。 朝起きるととんでもない土砂降りだった。 俺の住むボロアパートの屋根に打ち付ける雨音で目が覚めたくらいだ。 俺は、昔から虚弱体質で低気圧が苦手だ。 だからこんな日の朝は、いつも死にそうなくらいしんどい。 チビで虚弱体質とは、我ながらどうしようもない奴だ。 何とか体を起こし、電気をつけて部屋の中を見回す。 何の変哲もない独身男の部屋。 だが、一か所だけ時空がゆがんだような場所が存在する。 そう、ソファーの上に立てかけられた岩倉の上履きだ。 俺は今の学校に赴任して最初の頃に、岩倉の上履きを持って帰るという愚行をやらかした。 そして返すタイミングを逃して、家に置いたままになっている。 端的に言えば、上履きを盗んでしまったのだ。 まあ、買い替えのタイミングだったらしいし、本人は特に気にしていないかもしれないが、この上履きが俺の部屋にあるというのは改めてとんでもないことだ。 (上履きを使って https://nao-tall.fanbox.cc/posts/5376213 を参照。) (思わぬ幸運 https://nao-tall.fanbox.cc/posts/6658585 を参照。) かなり黒ずんでおり、足の甲のゴムや履き口がビロビロに伸びきった46.5cmの上履き。 いつ見ても、その迫力に圧倒されてしまう。 小さな赤ん坊ならこの上履きの中に入ってしまうのではないか? それくらいの大きさだ。 しかも彼女はこの上履きが小さすぎて履けないというのだ。 信じられるだろうか? こんな寝起きが最悪な日でも、俺の小さな股間が膨らんでくる。 この上履きでオ〇ニーして、一日中寝ていたい。 そんな願望が心に浮かぶ。 だが、もちろんそうも言っていられない。 俺は重い腰を上げ、職場の中学校へと向かった。 ---- こんな日は、電気を点けていても、学校中が薄暗い。 朝礼の時間になり、俺は職員室から自分の教室へと向かった。 俺が教室の扉を開けると、なんだか教室が騒がしい。 よく見ると、黒板に付いた昨日の手形の前に女子生徒が集まっていた。 俺はドキッとしたが、何食わぬ顔で教室の中に入る。 そして、教卓の前に立ちいつものように準備を始める。 だが、俺の嫌な予感は的中した。 女子生徒の一人が大きな声を上げたのだ。 「あっ!むっつりの村上先生だ!」 それと同時に周りの女子生徒も騒ぎ出した。 「せんせー、こっそり玲奈と手比べしてたんですね?」 「かわいー!」 「先生、玲奈のこと好きなんじゃないの?」 みたいな感じだ。 やはり、俺が岩倉の手形と手比べしていた件で、みんな集まっていたようだ。 そして、あれよあれよという間に俺は女子生徒達に囲まれてしまった。 俺の視界は女子生徒達でいっぱいになる。 身長154cmの俺は、それだけでも結構ビビってしまった。 長身フェチという自分の秘密がばれている気がして、体中がかーっと熱くなるのを感じる。 多分、生徒達にも動揺しているのがばれていたと思う。 だが、教師という立場上、苦し紛れの言い訳をする。 俺「いや、その、ね、、岩倉さんの手があまりにも大きかったから、比べちゃったんだよ。。」 補足だが、岩倉のことを普段は「岩倉さん」と呼んでいる。 「岩倉」とか「玲奈」とか書いているのは、この場での強がりみたいなものだ。 もし本人に直接「岩倉!」なんて言って、気分を害されたりしたら、俺の命が危ないかもしれないのだ。 そこは大目に見て欲しい。 だが、生徒達はそんな言い訳で納得するはずもなく、ある女子生徒がこんなことを言い始めた。 女子生徒A「あっ、そうだ!玲奈!先生に手を見せてあげなよ!先生、玲奈の大きな手が好きみたいだし!」 女子生徒達「そうだよ!」「そうだよ!」 俺「えっ!いや、、別に好きじゃないよ。。」 俺が岩倉の巨大な手を好きなのは間違いないのだが、教師としての理性がその申し出を断る。 だが体は正直なもので、期待で一気に鼓動が早まるのを感じる。 ふと顔を上げると、周りの女子生徒の顔のはるか上空から、岩倉が俺のことを見下ろしているのが見える。 岩倉は、少し離れたところで俺が女子生徒に囲まれている様子をずっと見ていたようだ。 岩倉の清楚な顔が、うっすら微笑んでいるのが分かる。 まるで、小さな俺を小馬鹿にしているような表情だ。 岩倉「ふふっ(笑)。おっけー。」 彼女は、そう言うと、他の女子生徒を押しのけて俺の方に近づいてくる。 押しのけてというか、岩倉がデカすぎて、彼女が移動するのに合わせて周りの生徒がよけざるを得ない。 岩倉の通り道が自然とできるのだ。 まるで、魚の群れの中を進む巨大なクジラのようだ。 そして、俺のすぐ目の前まで近づいてきた。 岩倉の甘い体臭が漂ってくる。 直立する岩倉にここまで近づいたのは初めてかもしれない。 250cm越えの人間の横に立つとこれほどまでに迫力があるのか。 まさにそびえ立つという表現がぴったりだ。 俺の視界はセーラー服のスカートに覆われてしまっている。 俺の身長では、彼女の股間を見上げるような格好になるのだ。 どれだけサイズ差があるかお分かりいただけるだろう。 俺はその迫力に圧倒されて、少し後ずさりをしてしまう。 少し下に目線を落とすと、スカートの裾から顔をのぞかせる色白の大きな膝。 その膝は、俺の股間の高さにまで迫っている。 彼女が少しでも膝を蹴り上げたら、俺は布切れのように吹っ飛んでしまうことだろう。 また、俺が頑張って射精しても、精液は岩倉の膝下にしかかからないということだ。 俺と彼女の生物としての差を実感する。 岩倉が俺の目の前に立ってから、1,2秒ほど間があった。 何をされるのかと岩倉の顔を見上げる俺。 多分、怯える子犬のような顔をしていたと思う。 32歳の男が、15歳のJKに対して見せるような顔ではない。 それを見て微笑む岩倉。 すると、彼女の拳が俺の顔にゆっくりと近づいてきた。 ゆっくりとグーでパンチをする感じだ。 もちろん相当な身長差があるから、かなり下に向かってパンチするような格好だ。 こう書くと何でもないことのようだが、俺は恐怖で声が出なかった。 それもそのはずで、岩倉の拳が信じられないくらいデカいのだ。 おそらく、俺の頭蓋骨と一緒くらいのサイズがあるはずだ。 加えて、綺麗に折りたたまれた指達は、フランクフルトソーセージのような太さがある。 とんでもない迫力だ。 ただ、それほどのデカさにも関わらず、その肌は色白ですべすべだ。 ザ・女の子の手といった感じだ。 その拳が、俺の顔の前10cmくらいに近づいてきたのだ。 そのまま殴られたら、頭蓋骨ごと吹き飛んでいくことだろう。 怖くないはずがない。 そんな風に拳のサイズに感心していると、岩倉は一気に拳を広げた。 俺の顔面の10cmくらいの位置に、巨大な手のひらが現れたのだ。 俺「うわっ!!」 俺は声を上げてしまった。 その手のサイズは優に40cmを超えているであろう。 俺の頭蓋骨なんか、握りつぶしてしまえるほどの大きさだ。 指の太さ、長さも尋常ではない。 それは、昨日見た巨大な手形が彼女のものであることを証明していた。 皆さんも、メジャーか何かを使って想像してほしい。 自分の目の前に40cm越えの手のひらがあるのだ。 巨大な手のひらに襲われているような感覚になるに違いない。 完全にビビってしまった俺。 相当顔が引きつっていたと思う。 岩倉や周りの女子生徒達はそんな様子を見て、ケラケラと笑っている。 そうこうしていると、岩倉は手を俺の顔の前から離した。 そして、 岩倉「ちっちゃな先生。」 そう捨て台詞を吐くと、彼女はスタスタと自分の席に戻ってしまった。 今思うと、スタスタというかノッシノッシという感じだったが。 小馬鹿にするようなその一言で、俺の股間は一気に膨らんでしまった。 ---- ふと我に返ると、生徒達は全員着席しており、いつも通りの朝礼が始まった。 俺は動揺しっぱなしだったが、何事もなかったかのように朝礼を進める。 さっきの出来事は何だったのだろうか? まあ、岩倉や女子生徒達にとっては、教師との軽いスキンシップくらいにしか思っていないのだろう。 だが、俺としては、教師としての尊厳が完全に打ち砕かれてしまった。 それと同時に、彼女への恋心というか性欲は、信じられないほど高まっていた。 しかしよく考えてみると、彼女は俺の顔の前で手のひらを広げただけだ。 それだけで、俺はここまでビビり倒してしまったのだ。 いかに彼女が偉大で、俺がちっぽけかを痛感する。 ---- チャイムが鳴り、なんとか朝礼が終わった。 ただ点呼をしてプリントを配るだけだが、疲れがどっときてしまった。 さっきの動揺と、体調不良が影響しているのだろう。 ふと教室を見渡すと、生徒たちがゴソゴソと移動していた。 多分1限が、理科か何かの移動する授業なのだろう。 みんな各々、教科書を持って教室から出ていく。 もちろん、岩倉も教室から出ていくのが見えた。 俺も、いったん職員室に戻るか。 そう思い、立ち上がった時だった。 教室の一番後ろの棚に何かが立てかかっているのが見えた。 真っ黒で幅15cm、高さ55cmくらいのサイズだ。 ビート板?いやビート板にしてはずいぶん縦長だな。 回らない頭でそんなことを考えていた。 …いや、違う。 あれはビート板なんかではない。 岩倉のローファーの中敷きだ! そのサイズがあまりにデカすぎて、中敷きに見えなかったのだ。 今日は土砂降りの雨だから、あそこに立て掛けて乾かしているのだろう。 俺「ま、まじか!」 また、俺の心臓の鼓動が高鳴る。 俺は彼女の上履きには手を出したことがあるが、ローファーについては完全にノータッチだった。 というのも、俺が岩倉の上履きを盗んでしまったあの事件以来、彼女は自分の靴箱の位置を靴箱室の屋根の上に変更してしまったのだ。 前は、掃除用具の上が彼女の靴箱の位置だったから、高いとはいえ俺でも手を出すことができた。 だが、靴箱室の屋根は高さ3m以上あり、岩倉以外の人間は絶対に届かない位置なのだ。 (上履きを探して https://nao-tall.fanbox.cc/posts/5372299 を参照。) (思わぬ幸運 https://nao-tall.fanbox.cc/posts/6658585 を参照。) そんな風に警戒していた彼女だったが、ここに来てミスを犯してしまったようだ。 まあ、本人にとってはミスでも何でもないと思うが。 とにかく、俺にとっては絶好のチャンスが巡ってきたことに変わりはない。 俺は教卓の前で息をひそめる。 そして、生徒達が全員いなくなるのを見計らって、教室の後ろの棚へと足早に向かうのであった。 つづく…


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