目の目の前には犬女が立っている。
気が強そうで正義と秩序を重んじる、まさに警察官といった風体の女だ。今日が転属初日で何事も最初が大事だとばかりに大きく息を吸って背筋としっぽを伸ばし敬礼をして声を発する。
「本日付けで配属されました!しおりはる……」
「あー、挨拶とかいらねえよ」
「えっ」
「犬は挨拶なんてしねえ。前の部署じゃどうだったか知らねえが、ウチにはウチのやり方ってもんがある。おめえには犬の自覚を持ってもらわなきゃならん」
「は?」
表情から一瞬で頭に血が昇ったのがわかる。抗議しようと勢いよく一歩踏み出してきたところでその足を払ってやる。仰向けに倒れこんだところを抑え込む.。
「かはっ……!」
「犬のしつけは最初にどちらが上かを教え込むのが大事でな」
女はしばらく抵抗していたが、徐々におとなしくなり、いつしか腹を見せ服従の姿勢をとっていた。体が意志に反していることに困惑しているようだ。
「どうしてこんなって顔をしてやがるな。なに、ウチの家系は少々特殊でね。フェロモンみてえなモンを体内で生成して、犬に言う事を聞かせることができるのさ」
「そんな馬鹿な……」
「犬のおまわりに言われたかねえな。ほれ、雌犬の本性が溢れてきてるぜ」
俺はできるだけ下卑た笑いを浮かべると女の下半身を指さす。そこはぐっしょりと濡れていた。
「楽しみにしてたんだぜ?俺の犬が配属されてくるのをよ。色々教えこんでやるからおめえも楽しみしてろよ?」
こうして楽しい特訓の日々が始まった。
二日目
「まずはチンチンからだな、犬の芸と言ったらチンチンと相場が決まってる」
女は嫌そうに、だが逆らうことができず、ひざまづいて両手を胸の前にそえる。
「よしよし、じゃあこれから俺のにおいを覚えて、俺が呼んだらすぐ駆け付けられるようにしろ」
そう言うとズボンのジッパーを下して一物を露わにする。それを鼻先に突き付けてやれば、においが鼻腔を満たし、さらにその奥に突き刺さる。脳にモヤがかかったようになり、何も考えられなくなるはずだ。
「ダブルミーニングってやつだ。チンチンを教え込んでやるってな」
ガハハと笑うが女は何も聞こえていないようで俺の一物を食い入るように見ている。無意識だろうが突き出した舌からは涎が垂れている。
「ハッ!今にもむしゃぶりつきそうじゃねえか?いいぜ。歯はたてるなよ」
許可してやるとはじめは恐る恐る味を確かめるように舌を這わせていたが、やがて観念したかのように竿を丸ごとくわえ込む。
舌が口内でぎこちなく動き回る。もどかしくもあるがそれが良い。
いずれは俺好みに躾けていくが、この初々しさは今しか味わえない、なにより好きでもない男のチンポを咥えさせているというのが興奮を高める。
そんな征服感も相まって徐々に射精感が上がってくる。このまま口内に射精しても良いが一旦口を離させる。この方がより屈服させた実感がある。
「オラ、餌の時間だ!口開けて舌出せ!」
勢いよくザーメンを喉奥と顔面に放つ。俺の能力で精液を介してより主従の結びつきが強まると同時に、顔面にマーキングされたことで精神的にも俺の所有物である自覚が芽生えたはずだ。
七日目
「今日は散歩に連れて行ってやる」
「そ、そうですか」
女は当てが外れたような気持ちと安堵が入り混じったような声で答える。うすうす感じていたが、こいつマゾの素質がありすぎないか?
「じゃあ服を脱ぎな」
「な、な、なんですって!?」
「首輪はつけないでやるよ。見つかったら俺がやべえからな」
「はあああああっ!?」
人気のない路地裏を歩く。前方を女が物陰に隠れながら進んでいる。服を脱ごうとしなかったので無理やりひん剥いてやったら、タイツが裂けてなかなか良い恰好になった。
「おい、どうした?ちんたらしてると誰かに見られちまうぞ」
女が立ち止まって何やらもじもじしている。
「あの、冷えたせいでちょっと……」
「あん?」
「ですから!お花を、摘みにっ……!」
「なんだションベンか。その辺ですりゃいいだろ」
「……っ!」
「犬なんだから当たり前だろ。ちゃんと犬らしく四つん這いで足をあげてしろよ」
一瞬逡巡したようだがもう我慢の限界だったのだろう、その場で四つん這いになると小便を垂れ始めた。黄色い液体とともに自尊心がこぼれ落ちていく。
女は羞恥と快感の入り混じった恍惚の表情を浮かべていた。この分なら思っていたより早く仕上がりそうだ。
十四日目
問答無用でハメる。
これまで散々に抵抗しても無駄だとわからせてやったので、形だけは嫌がる素振りをするものの蜜壺は既に準備万端で俺のモノをすんなりと受け入れた。
犬にふさわしく後背位で突き上げる。腹の形が変わるくらい深く挿入する。腰を打ちつける度に尻の肉が波打つ。
能力によるつながりがかなり強くなったので感覚にもある程度介入できる。破瓜の痛みもコントロールしてやったので快感だけを強く感じているはずだ。一突きごとに甘い嬌声を吐き出す。
「あっ❤あっ❤あっ❤」
「いいぞっ、もっと締めろっ」
「いやっ❤お゛っ❤んほぉっ❤」
「いい声で鳴くじゃねえか!おまえエロの才能があるぞっ」
「そんなのっ……あるわけっ……あっ❤」
どちゅ❤どちゅ❤どちゅ❤どちゅ❤どちゅ❤どちゅ❤
「おお゛ぉっ❤いやなのにぃ……❤気持ち良くてバカになっちゃうぅぅ……❤」
「ははっ!お前は最初っからどエロい雌犬だったぜっ!オラァっ孕めっ!」
「ああっ❤イクっ❤イっちゃううううううううううう❤❤❤」
びゅーっ❤びゅっびゅるっ❤どっぶぅっ❤
三十日目
「はぁ……はぁ……今日も種付け、ありがとうございます……❤」
「おう。言いつけも守ってるみてえだな」
「は、はい。ぼーぼーのまん毛になるように一切処理していません」
「えらいぞ。だいぶ俺好みのスケベな体になってきたじゃねえか」
褒めてやると嬉しそうにしっぽを振る。この一ヵ月で体は快楽に溺れ、心も服従することに喜びを覚えている。能力を使ったにしても早すぎる。もともと服従する才能があったとしか思えない。
「そろそろヤツの所に連れていく頃合いかもな……」
もう少し遊びたかったが、最近、催促が煩わしくなってきている。ブツはまだ都合がつかないし、ここまで仕上がったなら問題ないだろう。
「どこかに連れてってくれるんですかぁ?」
「ああ、俺のビジネスパートナーを紹介してやる。失礼のないようにな」
「はい。一生懸命ご奉仕します!」
三十一日目
誰もが知る大企業『エニイロ』その本社ビルの地下深く。
薄暗い室内には既にことを済ませた三人の男女がいた。
「ほっほっほ、この雌犬、あなたが言っていた通りなかなか躾が行き届いているようざますね。おほ。そうです鈴口を丁寧にね」
「ふぁい」
女が『エニイロ』重役の一物を丁寧に舐め上げる
「ほほ。なるほど従順そのものざますね。良いでしょう組織の一員として迎い入れましょう」
「ふぇ?どういうことでふか?」
「クックック、お前には言っていなかったが、誰もが知る大企業『エニイロ』とは世を欺く仮の姿、しかしてその実体は世界を混沌に陥れる悪の秘密結社『イロンナカラー』だ。そしてこの俺は警察内部に潜入中のブリーダー怪人ワン・マッシグラン様だ!」
「ほほほ。ミーは悪の大幹部ザンギャックざます。今日からあなたも犬怪人るりチワーワとして組織のために働いてもらうざますよ!」
その瞬間、女がカっと目を見開いた。
「私はチワワではありません!ついに尻尾を出しましたね!くらえ秩序維持ビーーーーーームッ!!!」
どこからか取り出した拡声器から光がほとばしり男の体を貫く。そして勢いそのままに悪の秘密結社の地下基地を蹂躙していく。
「な、なぜだ……身も心も全て俺のモノだったはず……」
「私は最初から警察内部の不正を正す潜入捜査官として配属されたのです。あなたの能力も事前に調べはついていましたので効いているフリをしていたのです。見ての通り半分くらい人ですから実際は効いていませんでした。演技ですよ演技」
「え、演技……いや半分くらい犬なんだから半分くらいは効いていたのでは……すごいノリノリだったし……」
「き、効いてねーし!えーい秩序維持ビ―ムッ!!!!!」
視界を光が埋め尽くす。
かくして悪は滅びた。しかし世に悪の種は尽きない。るりドッグの戦いは続く!がんばれるりドッグ!負けるなるりドッグ!
おしまい。