不満を漏らす下層市民は、このエリアには居ない。
理由は単純。一言でも不満を漏らせば二度と言葉が話せなくなるからだ。
反逆者は『制服』を脱ぐ事が一生許されず、残りの人生を常に喉を極太ディルドで栓をされて過ごす。
現在では、█割の男が懲罰拘束スーツを着て終身強制労働に従事している。
P1
「これがお前用の拘束スーツだ」
「残りの人生、一秒たりとも脱ぐことは許されない」
P2
「……ッ! …………ッ!!」
「こいつの罪状は……、『不必要な行動』か。『いつものやつ』だな」
「下層市民は自由にさせてると碌なことしねぇだろ。これ着てるぐらいで丁度良いんだよ」
「管理を楽にするために全員に着せるって話もあるらしいぞ?」
「ディルド咥えてたら静かになるし、いい案じゃねぇか」
「そもそも自分の意思で動いていたのが間違いだろう。命令以外は指すら動かせない程度の管理は当然だ」
「そりゃあそうだわ」
P3
『労働時間が終了しました』
『労働者はスキャンを行い、休息に移行してください』
『物品を所有する事は禁じられています。検知された場合、スーツが一年間懲罰モードに切り替わります』
『繰り返しますーー』
『彼らは拘束スーツに全動作を管理される生体部品だ。その労働は一生続く』