隔離された都市。そこから外に出る事を許されるのは、唯一試験に合格した者のみ。
この世界では誰もがそれを夢見て、仲間と共に身体を鍛えていた。
外の世界を知らない彼らはそれに疑問を持つ事は出来ない。
そして当然だが、自らに待ち受けている運命を知る事もない。
P1
『合格おめでとう。では、処理を開始しよう』
「はっ! よろしくお願いします!」
P2
「お、おぉッ!? ご、お……」
『尻穴内部にディルドを形成、……完了』
P3
「…………(なんだ、これ……)」
『定着待機、七十二時間』
P4
『生まれ変わった気分はどうだ?』
「…………」
『さて、君はこれから人類のために働く事になる』
『そのための制御スーツだ。命令に従わない駒などは必要無いからな』
『なに、時間はたっぷりある。そのうち慣れるさ』
P5
『不要な個性は消去する』
『今までの仮の名ももう使う事は無い』
『これからはーー』
P6
『管理番号URRー553、格納完了』
『人生の大半を鍛錬に捧げた、素晴らしい肉体をした男たち』
『制御スーツによって一切の自由を奪われた彼らは、この扱いを受け入れる事しかできない』