大量の逞しい男がカプセルに入れられて並べられ、その上を順番に機械が移動し彼らを加工している。
全身を覆われて、黒く丸い頭をした個性の無い物体に加工されるまでは僅か数分だった。
P1
「くそっ、なんだよこれ……っ、どうなってんだ……ッ!?」
「誰かッ!」
「お、ぐぉ……ッ」
「…………」
P2
『カプセル内へURR-02を注入開始』
『URA-07による体内加工を開始』
「お、ご、あぁ……ッ」
『勃起を確認。特別施錠プロセスBUA-33を申請』
『内部のコーティングが完了』
『対象内部にディルド及びディルドギャグを生成』
P3
『注入完了』
「……ッ、…………ッ」
『浸透率、肉体制御、共に問題なし』
『加工完了まで二分十四秒』
『完了までは自由を許可します。人生最後の勃起をお楽しみ下さい』
P4
『動作確認が完了』
「…………」
『命令『使用時まで待機姿勢を維持しろ』』
【後に残されたのは、人間を辞めさせられた男】
【微動だにしないそれは、もはやただの物体だった】