夜の街に忍び、屈強な雄やヒーローの精を喰って生きる環形動物の噂を耳にする性技のヒーロー。
彼等の狩場に単身忍び込んでみれば、そいつらと同時に飼い主の姿もそこにあった。
「エサがまた自ら飛び込んでくれるとは。探す手間も省けるというもの」
そう言いながら不敵に笑む飼い主。すぐさま環形動物達をオルタに嗾しかけ、その身体にまとわりつく。
オルタは眉間に皺を寄せながらも、振り払うことなく身を委ねると、彼らは容赦なく肢体をねぶり始めた。
乳首には吸い付き、口腔に入り込んで舌に絡み付き、括約筋を押し広げて内部に侵入する。
その都度オルタは悶え、善がり…己の性器を露出させた。
好機と言わんや、環形動物はオルタの性器をひたすらに愛撫し、精を余さず吐き出させる。
更には乳首からも噴き出し、その様に飼い主までもが極上の餌だと確信した。
オルタが絶頂に達する度、環形動物までもが悦びの潮を噴く。
スリットver
スリット姦ver
数時間に及ぶプレイの最中、飼い主がふと口を滑らせる。
「これほどの良質な精があれば、我らの征服計画も順調に事が運ぶ……」
犯されるヒーローの心を折る煽りだったのであろうが、それはオルタにとって逆効果であった。
行為に耽り、悦んでいた身体がぴたりと静まり。縛られていた筈の掌が弾け、黒い泥の幕を張る。
そして、動物達とその飼い主が最期に見たのは、夜に溶けるヒーローの……
その日から、闇の中で襲われるという話を一つ、街で耳にすることはなくなった。
代わりに別の何かに喰われたのでは、などという噂話も流れたのだが、それも直ぐに聞かなくなった。
一人悦ぶは、かき集めていた精を喰らい返した性技のヒーロー。
今は眠るうおとらの代わりに、ヴィランの劣情を受け止め、悪行を裁く為に今夜も闇に溶け、駆けるのだった。