市民が困っているならば、助けに馳せ参じるのがヒーローの常。
青いスーツを身に纏い、タテガミを翻し、わんバディは今日も赴く。
とある山奥にて、人々を襲う謎の蔦が現れたという報せを受け、わんバディは現場にやって来た。
そこにいたのは、蔦を操る怪人が1人。
草木に紛れながら人々を襲い、身を潜めていた様子。
しかし、ヒーローとしての鋭い感覚とスピードを用いて、その尻尾を容易に掴む事が出来た。
観念したのか、いや、むしろその表情は不敵な笑みを浮かべて。
臆する事なく、わんバディの前に堂々と立ち開かる。
曰く、「大物が掛かってくれたか。嬉しいよ」と。
自慢の武器であろう蔦を振り回し、怪人はケタケタと笑う。
挑発にも毅然とした態度で返し、わんバディは吼える。
「外道に掛ける言葉無し! 覚悟しろ!」
地を蹴り、飛び掛かる青い光。
それを迎え打つ無数の蔦。
縦横無尽に空間を走り、弾き、いなし、風を切る。
わんバディの持ち前のスピードで、怪人の蔦を素早く見切り。
強靭な肉体から繰り出されるパワーを用い、はたき落とす。
戦いが拮抗する中、刹那。
蹴りを躱した怪人の悪意が、ヒーローの肉体を貫いた。
「はゔっっっ!!!??」
蔦の一本が、わんバディの股間を激しく叩いたのだ。
鍛えようの無い部位、男の弱点たる膨らみが、大きくひしゃげるほどに。
衝撃が芯に走り、そこから広がる下腹部へと重くのしかかる鈍痛。
うすらと覚える吐き気。わんバディは一気に失速してしまい。
股間を押さえ込みながらその場に倒れ込み、疼くまってしまった。
「はあっ、ぐぁ……! ひっ、卑怯だぞっ…!」
ヒーローとしても耐え難い程の痛み。地に落ち、のたうち回ることしか出来ない。
わんバディのそんな醜態を見下ろして、怪人は蔦をその身体に這わせながら嘲る。
「元より狙いは君達だからな。一般人への攻撃は撒き餌のようなものさあ」
「何、っ……!」
そう言いながら、わんバディの身体を蔦で絡め取り、縛って持ち上げる。
鈍痛に気を取られてしまい、抵抗する間も無いまま、自由を奪われてしまった。
「ヒーローの肉体から搾り取れる純然たるエネルギー。頂くとするよ」
怪人の悪意が、わんバディの全身を這いずり回る。
胸板を撫で、痛め付けた股間を摩り、腋や尻、乳首と余す所なく。
その擽ったい刺激は、ヒーローの平常心を濁すには十分過ぎるものだった。
「うっ…!? ふ、巫山戯た真似を、ッ! っあ……やめっ…!!」
気丈に振る舞おうにも、蔦に縛り上げられながら、フェザータッチを繰り返し受け。
その都度身体をびくんびくんと跳ねさせてしまい、じわじわと精神が狂わされていく。
「んぐっ!?」
遂には蔦が口内に潜り込み、舌をねぶるように絡み付いてきた。
えもいわれぬ感覚。いつしか股間の逸物は、スーツを内から貫きそうな程固く突き上がっていた。
「さあ、搾乳の時間だよ。ヒーローさん」
怪人の蔦が、わんバディのペニスに巻きついていくーーー。