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魔王スクアルスと義憤の狼


恥知らずのヒーローに泥を浴びせ、それが馴染むまでの暫くの間。
芋虫のように悶えるしか出来ない様を、存分に堪能する。
泥の中でヒーローは快楽に揉まれ、苦悶の声が段々と嬌声に変わっていく。

そこに追い討ちを仕掛けるように、スクアルスはヒーローの男の象徴を文字通り踏みにじる。
足裏で竿を撫で、陰嚢を圧迫し、男として堪え難い激痛を。
しかしそれは泥の力で全て快感へと変わり、股間を踏まれながらも悦びを感じるしか出来ないヒーロー。
その無様でしかない姿に、スクアルスから怒りの感情は失せ、笑みを溢す。
芋虫から蛹へ。
蛹から蝶へ。
かつてのヒーローは変態を終える。

勇しくあった姿はどこにもなく、そこに居たのは淫乱の2文字がよく似合う駄犬。
炎の意匠も歪み、彼の劣情を表現するにふさわしいモノへと溶けてしまっていた。
それでも尚、ヒーローとしての矜持はうっすらと残っているらしい。
故に、これから食いしばっている牙を解けさせ、だらしなく舌と涎を垂らし、腰を振るまでに調教する。
そして、悦の地獄から這い上がるヒーローとなるか、快楽に溺れ死んだヒーローとなるか。
スクアルスはそれを愉しみとし、今後の事を思って顔を綻ばせた。


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