「ああ、もう最悪……」
魔女のシモネは独り毒づく。
彼女は中堅の冒険者であり、いまあるダンジョンの小部屋にたてこもっていた。
いつものように一人でダンジョンに潜り、探索をしていたところ、突然異常発生したと思しき魔狼の大群に襲われ、咄嗟に近くの小部屋に駆けこんだのだ。
出入り口を塞ぐためにアイスピラーを撃ったことでちょうど魔力を使い切ってしまい、絶体絶命の状況である。
魔狼とシモネを隔てる大氷柱は分厚く、しばらくは持つ。
しかし、徐々には溶けてきており、いつかは魔狼に破られてしまうだろう。
魔女であるシモネには魔法無しで魔狼の群れに対抗する術はないし、魔力回復ができるポーションもあいにく持ち合わせていない。
シモネは頭を抱えていた。
「どうしよう、なにか、なにか考えないと……そ、そうだ、隠し道があったり……!」
シモネは青ざめた顔で小部屋の壁を確認し始めた。
苔むした石積みの壁をくまなく手探りで確かめていく。
シモネがたてこもっている小部屋は、出口がひとつしかなく、部屋の中にはなにも置かれていなかった。
一見すると、ただあるだけの無意味な部屋である。
ダンジョンではそういう部屋にこそ秘密の仕掛けがあることが多いと、シモネは経験で知っていた。
「あ、あった。これ、押せる……!」
壁の積石のひとつがぐらついている。
シモネはそれを思い切り押した。
すると、ゴゴゴとなにか仕掛けが動く音がしたかと思うと、床が割れそこから宝箱が現れた。
「隠し道じゃなかった……けど、なにかいいものがあれば……!」
シモネは宝箱をあけ、中身を取り出した。
『シモネは淫魔のボンテージを手に入れた!』
「これは……水着?」
宝箱の中身は異様に露出度の高いボンテージ衣装だった。
服というよりはボンテージのベルトを鋲やリングで繋ぎ合わせただけの衣装であり、胸や局部意外はほぼモロ出しという大胆なものだ。
見た目だけで判断するならば、なぜ宝箱に入っているのかわからないただの淫猥な衣装だが、シモネはその衣装からただならぬ魔力を感じていた。
「マジックアイテム……なのかな?」
特殊な呪文や祝福が施された防具であるなら、装備することでこの絶体絶命の状況を打破できるかもしれない。
だが、同時に厄介な呪いが掛けられている危険性もある。
いずれにせよ他に選択肢のないシモネは一か八か賭けてみることにした。
シモネは魔女として伝統的な衣装であるとんがり帽子と黒いワンピースを身に着けていた。
黒いワンピースと下着を脱ぎ、ボンテージ衣装を着こむ。
すると、シモネはいままで感じたことのないほどの魔力が湧き上がってくるのを感じた。
「すごい……!これならいける!恥ずかしいけど……」
これだけ潤沢な魔力があれば魔狼の群れにも対抗できるだろう。
そう算段を立てたシモネは、大氷柱が溶けるのを待たずに、自ら打って出ることにした。
「ファイヤーボール!」
シモネが呪文を唱えると、構えた杖の先端に火球が飛び出す。
その火球はいつもシモネが出現させられるものの三倍は大きかった。
いきおいよく放たれた火球は、大氷柱を溶かして大穴を開けるに留まらず、大氷柱を砕こうとタックルを続けていた魔狼を爆散させた。
「えっ!うそっ!」
予想外のあまりの威力に、呪文を使った本人ですら驚いた。
「この衣装、魔法を増幅させる力もあるんだ……しかも、魔力が全然減った感じがしない……」
シモネは自分がとんでもない伝説級マジックアイテムを掘り当てたのだと確信し、ニヤリと笑った。
一瞬にして強大な力を手に入れた者特有の愉悦の笑みだった。
シモネが大氷柱の大穴をくぐり小部屋から出ると、魔狼たちは低く頭を下げ唸りながら、一歩二歩と後退した。
同胞を一撃で殺され、警戒しているのだ。
「ふふっ、反撃開始といこうかな」
シモネは魔狼たちに向け、杖を構えた。
「チェーンライトニング!」
すさまじい轟音と共に、魔狼たちに向けて眩い電光が迸った。
******
「マジックミサイル!」
「ファイアウォール!」
「スイーピングレイ!」
シモネは魔狼の群れを全滅させたあと、出会う魔物を片っ端から倒していた。
無尽蔵の魔力を利用した容赦のない魔法の連打に、魔物たちはつぎつぎと地に伏せていく。
「ダイヤモンドダスト!」
「ライトニングスフィア!」
「アナイアレーション!」
「すごい!すごい!これもう私、無敵なんじゃない?あははっ!」
尽きない魔力で増幅された魔法を連発する全能感。
水着並みの露出度の衣装を着ている羞恥心など忘れ、シモネは満面の笑みを浮かべてダンジョンを大手を振って歩く。
普段は戦闘を最小限にしている彼女だが、いまは魔法の『的』を求めて積極的に戦闘をしかけに行っていた。
ずんずんとシモネは歩みを進めていく、すると長い道の向こうに人影が見えた、同業者だろうか――と一瞬思ったシモネだったが、その人影に角が生えているのを見て、相手が魔人であると悟った。
山羊のようなねじくれた角に、コウモリのような羽根、細く長い尻尾。
豊満で肉感的な魅惑の肢体に露出の多いボンテージ衣装を纏っている。
シモネが来ているのとは逆に、胸や秘所はむき出しになっていた。
衣服というよりは、肉体美を際立たせるためのアクセサリーと言った方が実体に近いだろう。
間違いなく淫魔だ。
シモネは新しい『的』を見つけ、笑みを浮かべた。
「スコーチング――」
杖を向け、呪文を唱えようとしたその瞬間、視線の先の淫魔の股間にふたなりペニスがいきり立っているのが目にはいる。
「んんゔ!?♡♡」
シモネの脳天を快感の電流が走り、腰がカクッ♡と突き出される。
彼女は淫魔のふたなりペニスを目にしただけで、軽く絶頂してしまっていた。
「な、なっ、にっ♡これぇ♡」
ヘコッ♡ヘコッ♡ヘコぉ~~♡♡
目にした肉棒を求めるように、シモネの腰が幾度も空腰を打つ。
まるで発情期の犬のような有様だ。
もはや、呪文を唱えられるような状態ではない。
意思とは関係なく腰が動いてしまうため、シモネは前かがみになって杖に縋り付くしかなかった。
「んん?ダンジョン通路のド真ん中で腰ヘコかましてるから同胞かと思ったら……あなた人間じゃない。あら、その服……」
淫魔はシモネの服を見て怪訝そうに目を細めたかと思うと、ポンと手を打った。
「あ~!それ、前に私が魔力が無限になる代わりに魔法を撃つたび魅了耐性が下がる呪いを掛けて、宝箱に入れといたやつね!まあ、こんな見え見えの呪いの装備だれも引っかからないだろうと思ってたけど……案外かかるときはかかるものね。」
淫魔は感慨深そうにうんうんと頷いた。
「こんな無様な姿が見れたんだもの。一応と思って仕掛けといてよかった♡」
「なに、がっ♡おこってぇ!?」
シモネは腰をヘコつかせながら、淫魔に問いかける。
その必死な姿に、淫魔はくすりと笑う。
「あなた、魔力消費がなくなったからって魔法を撃ちまくったでしょう?そのせいで、魅了耐性が下がりに下がって、私たち淫魔が常に発してる微弱な魅了の力にも過剰に反応しちゃってるのよ♡ほら、いまならチンポ近づけられただけでたまらないんじゃない?」
そういって、淫魔はシモネの鼻先に肉棒を突き付けた。
その瞬間――
「んぉおおッ!?♡♡」
ブシッ♡ブシュゥ~ッッ♡♡
シモネは一際大きく空腰を打ち、潮を噴き出して絶頂に達した。
淫魔のペニスは催淫フェロモンが特に濃い。
魅了への耐性がまるでなくなってしまったシモネには、淫魔ペニスの直嗅ぎは劇薬に近かった。
「はーっ♡はーっ♡ああっ♡チンポッ♡チンポぉ♡♡」
催淫フェロモンの直撃で完全に理性を飛ばしたシモネは、魔女の誇りである杖を放り投げ、淫魔の肉棒へしゃぶりつこうとした。
それを、淫魔は手で制す。
淫魔の膂力はシモネとは比べ物にならず、簡単に御されてしまっう。
「なんでぇ♡チンポぉ♡」
「いまフェラの気分じゃないのよね……♡いまの私は、おマンコ後ろからブチ犯したい気分♡」
そういうと、淫魔の肉棒がビクンと跳ねる。
「壁に手を突いて、おねだりしなさい♡そうしたら、犯してあげる♡」
淫魔の瞳が、ギラリと光る。
その捕食者の眼光に、ごくりとシモネの喉が動く。
「は、はひっ!♡」
シモネはいそいそと淫魔の指示に従った。
壁に手を突き、尻を突き出す。
股間を隠していたベルトをずらすと、蜜にまみれた秘所があらわになる。
「お、おねがいしますッ♡え、えーと」
「私の名前はネラよ♡」
「あっ♡お願いします、ネラ様ッ♡ネラ様の立派なおチンポで、わ、私のおマンコ、ブチ犯してくださいッ♡」
後ろを振り向きながら、シモネはおねだりをする。
淫猥な期待に潤んだシモネの瞳には、淫魔の魅了に完全にかかった証であるハートマークのような淫紋が現れていた。
「まあ、及第点ね。もっとオリジナリティが欲しかったけど、良いわ♡犯してあげる♡」
ネラはふんと鼻を鳴らし、巨大な逸物を蜜を垂れ流す秘所へと突き付けた。
ぶちゅり♡と音が鳴り、熱い肉塊を媚肉に押し当てられる感覚に、シモネの背筋が震える。
「それじゃ、いただきます♡」
ずにゅ♡ずぶぶぶぶ……♡
「きたっ♡入って――お゙おおおぉおお~~~~ッッ!?♡♡」
太く長大な肉杭が濡れそぼった媚肉を割り開き、押し入ってくる感覚。
予想以上の悦楽に、シモネは濁った声で吠える。
「あなたのナカ、キツキツでいいわね……ッ♡予想以上に楽しめそう♡」
ネラはシモネの最奥まで肉棒をねじ込むや否や、腰を前後させピストン運動を始めた。
「ふおお゙っ!?♡んお゙お゙ッ!!♡そんにゃっ♡い、いぎなり……ッ♡あ゙っ♡んおぉ~~~~ッッ♡♡」
ネラが腰を前後させる度、カリ首の高い段差が膣壁に喰いついてゾリゾリとめくり返し、巨大な亀頭が子宮を押し上げる。
シモネはビクビクと全身を震わせて幾度も絶頂に達し、その度に膣肉を収縮させて肉棒を締め付けた。
「すごすぎるっ♡チンポかんじるぅ♡こんなのしらないっ♡こんなっ♡こんなのぉ~~~~ッッ♡♡」
ハートマークが浮かんだ瞳からうれし涙を流しながら、後背立位ふたなりセックスに興じるシモネ。
自分からネラの腰振りに合わせて腰を揺すり、快楽を最大化させようとする。
魅了された本能と堕落した意思の両方で、乱れに乱れるその姿は、衣装も相まって淫魔のようだ。
「何度も何度もはしたなくイっちゃって♡あなた、人間で居るより淫魔になる方が良いんじゃない?」
ネラはシモネに後ろから覆いかぶさるように体勢を変えた。
二つの豊乳がシモネの背中でむにゅりと押しつぶされて、柔らかく歪む。
「このまま……♡淫魔ザーメン中出ししてぇ、あなたも私たちの仲間にしてあげる♡」
ネラはシモネの耳に寄せ、囁いた。
「淫魔の射精ってね、人間とは比べ物にならないくらい長いの♡ぶっびゅ~~~~~~ッッ♡♡って、あっついザーメン子宮にいっぱいいっぱい流し込んでぇ、淫魔に堕としてあげる♡ね、中出し、していいわよね♡♡」
人を堕落に誘う悪魔の囁き。
その甘い響きに含まれる魅了の力が、さらにシモネの脳を焼いていく。
「イイっ♡いいですっ♡中出しっ♡してくださいっ!♡私を淫魔にぃ~~♡♡」
魅了され切ったシモネに、今更淫魔の誘惑を跳ねのける精神力はない。
まったく逡巡することなく、シモネは堕落への道を突き進む。
「んふふっ♡いい返事♡私の淫魔ザーメンで、人間卒業させてあげる!♡♡」
シモネの返事に気を良くしたネラは、シモネのくびれた腰を掴み、より激しいピストン運動を始めた。
パンッ♡パンッ♡パンッ♡
「ふお゙っ♡お゙っ♡おお゙~ッ♡♡」
猛烈な勢いでネラの腰がシモネの尻に叩きつけられる度に、張りの良い尻たぶに波紋が生じ、シモネの喉奥から濁った声が絞り出される。
「んんっ♡そろそろイクわ♡受け取りなさいッ♡♡」
ネラが腰を思い切り突き出し、肉棒の先端を最奥押し込んだ瞬間、熱い迸りが弾けた。
ぶっびゅッ♡ぶっびゅッ♡ぶっびゅ~~~~~~ッッ♡♡
「ふおっ♡おっ♡おぉおお~~~~~~ッッ!!!!♡♡♡♡」
ネラの特濃淫魔ザーメンが子宮を叩く感覚に、シモネはまたも絶頂へと導かれた。
「あっつのながれこんでくりゅっ♡しゅごしゅぎるぅ~~~~ッッ♡♡あああっ♡あはあっ♡」
灼熱の白濁粘液が胎に溜まっていく感覚は、得も言われぬ多幸感をシモネにあたえた。
そして、大量の淫魔ザーメンを取り込んだことで、シモネの身体に異変が起こる。
精液に含まれていた淫魔の魔力がシモネの肉体を浸食し、その存在を根本から書き換えていく。
人間から、淫蕩淫靡な魔人種――淫魔へと。
平均的な大きさのシモネの乳房はばくん、ばくんと大きさを増し、二回りほど大きな巨乳に。
張りの良い小尻はたっぷり肉付いて、細めの太ももはムッチリと肉感豊かになる。
こめかみのあたりから角が伸びてきて、ねじくれた山羊角へと成長する。
背中がぐにゅりと波打ったかと思うと、肩甲骨辺りからはコウモリのような翼腕が、尾てい骨のあたりから尻尾がハート型になった細長い尻尾が生えてくる。
「はぁ……♡はぁ……♡」
絶頂が落ち着いたころには、シモネは完全に淫魔へと姿を変えていた。
「んふふっ♡問題なく淫魔に生まれ変われたみたいね♡人間卒業した感想はどう?」
ネラは満足そうに笑って問いかける。
声に振り向いたシモネのだらしなく目じりの下がった瞳は、赤く縦割れした魔眼に変わっていた。
「もちろん……さいこう、です♡♡んんっ♡」
シモネはそういいつつ膣肉をうねらせて挿し込まれたままの肉棒を舐めしゃぶった。
淫魔に堕ちたシモネの性器はすでに搾精器官として完成しており、自らの意志で自在に膣壁やそこに生えた肉ヒダを動かすことができた。
「あんっ♡もうさっそく淫魔のカラダを使いこなしてるじゃないっ♡これはもう一発ヤルしかないわね♡」
「ネラお姉さまとなら……何発でもっ♡」
「嬉しいこと言ってくれるわねっ♡♡ご褒美に思いっきり犯してあげる♡」
「うれし――んお゙ッ♡それっ♡んう゛♡それっ♡すきっ♡いいのぉっ♡」
二人の淫魔は再び動き出し、激しく互いを貪り合う。
彼女らのまぐあいは、二人が飽きるまで続くのだった……。