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死蛸都内
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貴族婦人エメリの堕落 中編

 仕事を終え、夜遅くに帰宅したアロン・バレスは、ベッドの上で日課の読書をしていた。

 次の日もまた仕事がある。

 わずかな時間でも寝る前にリラックスし、良い睡眠を取るために、アロンは毎晩眠くなるまで本を読むことにしている。

 こうして寝る前に魔界との戦争で英雄的な活躍をした軍人たちの伝記を読むのが、多忙なアロンの唯一の趣味だった。

 エメリと寝室をわけたのも、遅く帰って来たあと、妻を起こすことがないようにするためだった。

 区切りのよいところまで読み進めたところで、ちょうど眠気も強くなってきた。

 そろそろ寝ようか。

 アロンが本を閉じ、灯りを消そうとしたとき、部屋の扉がノックされた。


「あなた、ちょっと良いかしら?」


「ああ、構わないよ」


 帰ってきた時に起こしてしまったのだろうか。

 そう思いつつ、アロンが答えると、エメリが扉を開けた。

 扉が開いた瞬間、甘い香りが漂ってくる。

 ミルクのような、熟れ過ぎた果実のような芳香。

 芳しいが、どこか落ち着かなくなる不思議な香りだ。


(香水……?)


 嗅いだことのない香りだが、エメリの香水だろうか?

 しかし、すぐにそんな疑問は吹き飛んでしまった。

 現れたエメリの姿は、アロンの息を呑ませるほど美しかった。


「あなた♡」


 エメリは普段着ているような地味な寝間着ではなく、扇情的なネグリジェに身を包んでいた。

 丈の短いシルクのネグリジェは、エメリの豊満な肉体を包み込み、その曲線美を際立たせている。

 胸元は大きく開いて、張りのある胸の谷間が覗いており、いまにもこぼれ落ちそう。

 ウエスト部分は紐で縛られており、きゅっとくびれた腰のラインが強調されている。


 爛熟した女の色気に、アロンはゴクリと唾を飲み込んだ。

 愛する妻はこんなにも美しかったろうか?

 記憶の中の若かりしころのエメリよりもさらに魅力的に感じる。

 心臓が高鳴り、下半身に血が集まっていくのを感じる。

 久しぶりに見るエメリの艶姿は、アロンの理性を揺さぶるのに十分だった。


「エメリ……!どうしたんだい、その格好は……」


「ふふ……今夜は、久しぶりにあなたと一緒に寝たいなって思って……」


 エメリは妖しく微笑みながら、ベッドに上がった。

 ベッドに上がったことで、ネグリジェの裾がめくれ上がり、エメリのむっちりとした太ももが露わになる。

 エメリはベッドの脇に立ち、頬を上気させながら、アロンを見つめている。

 上気した頬、熱い吐息、そして潤んだ瞳。

 そのすべてが、アロンを誘っているように思えた。


「ねえ、お願い♡良いでしょう?」


 甘えた声。

 エメリの指が、テントを張る股間に伸びる。

 布越しに、アロンのものを優しく撫でる。

 愉悦が背筋を駆け上り、アロンは思わず呻いた。


「ああ……ああ、良いとも」


 アロンは考える前に思わず頷いた。

 愛する妻にここまでされて、断れる男はいないだろう。

 明日の仕事なんてどうでもいい。

 今夜は久しぶりに妻と愛し合おう。


「嬉しい……♡」


 アロンの答えを聞いたエメリは、妖しく微笑んだ。

 その微笑みに、アロンの心臓はまたドキリと高鳴る。

 こんなにも可愛らしく、妖艶に微笑むエメリを、アロンは見たことがなかった。

 ランプの光に照らされた愛妻の顔は、恋する少女のようにあどけなく、同時に娼婦のように淫蕩だった。

 腰の奥の熱がさらに煮え滾り、アロンの男の象徴は痛いくらいに膨れ上がった。


「あなた……♡」


「エメリ……!」


 アロンはたまらず、エメリの肩を掴み、その唇を奪った。

 久しぶりのキスはたまらなく甘く、どこか懐かしい味がした。


「んっ……ちゅぷ……っ…♡」


 舌を絡め合い、唾液を交換する、濃厚で情熱的なディープキス。

 喰いつくようなアロンの勢いに負けずに、エメリも貪欲に舌を絡めて応えてくる。


「ちゅっ……んっ……♡んむっ……♡」


 アロンの首に腕を回し、貪るように口内を舐め回す

 柔らかい乳房が、アロンの胸板に押しつけられる。

 別の生き物のように蠢く舌は、燃えるように熱く、絡め合うたびにゾクゾクとした快感が走る。


「んっ……♡ちゅぱっ……♡ぷはっ……♡はぁ……♡はぁ……♡」


 やがて二人は唇を離し、荒い呼吸を繰り返す。

 舌と舌の間に銀色の糸が橋を作り、切れた。

 唇を離した二人は、至近距離で見つめ合う。

 エメリは潤んだ瞳でアロンを見つめ、アロンは情欲に燃える眼差しでエメリを見つめた。


「エメリ……!」


「あなた……♡」


 エメリはネグリジェの肩紐を外し、胸元をはだけさせる。

 露わになった乳房は、かつてアロンが愛したものより、ずっと大きくて、ずっと張りがあり、そして美しかった。

 重力に逆らってツンと上向いた乳房は、若々しく瑞々しい。

 艶やかな白い肌は、しっとりと汗ばみ、窓から差し込む月明かりを受けて輝いている。


「ああ……綺麗だ……!」


 アロンは興奮のままにエメリをベッドに押し倒した。

 記憶よりもずっと豊かな乳房に顔を埋め、硬く尖った乳首にむしゃぶりつく。

 豊満な胸の果実に見合った大きさの乳輪はピンク色に色づき、中央には大ぶりの乳首が勃っている。

 吸いやすく、舐めやすくて、愛し甲斐のある乳首だ。

 口の中でコロコロと転がすと、エメリは切なげに身を捩った。


「ああん♡……あなた♡もっと強く♡……そこ♡好きぃ♡」


 乳首を吸われ、エメリの身体が跳ねる。

 甘い喘ぎ声が部屋に響き渡り、アロンの獣欲をさらに煽る。


 舌先で乳首を転がし、口をすぼめて強く吸う。

 むしゃぶりつき、舐め回し、噛みつき、吸い上げる。

 反対側の乳房を鷲掴みにして、揉みしだく。

 柔らかな乳肉に指が沈み込み、アロンの手の中でむにゅりと形を変える。


「はあん♡いいのぉ♡♡♡あなたぁ♡♡♡もっと……もっと舐めて……♡もっと吸ってぇ!♡♡♡」


 エメリは艶っぽく喘ぎながら、腰をくねらせる。

 大質量の乳肉はアロンの手の中で自在に形を変え、ほどよく反発して、その柔らかさと弾力を主張する。

 吸い付くような肌の感触が、心地よい。

 エメリは身体をくねらせながら、アロンの首筋に腕を回し、抱き寄せる。

 豊満な乳房に顔を押しつけられ、アロンは窒息しそうになる。


「むむうっ!」


 エメリは甘い声で喘ぎながら、アロンの頭を抱きしめる。

 アロンは息苦しさに耐えかねて、顔を上げた。


「ごめんなさい……苦しかった?ちょっと興奮しすぎちゃったわ……♡」


 エメリの瞳は潤み、頬は上気し、息遣いは荒い。

 頬を染めて恥じらうエメリの姿に、アロンの興奮はさらに高まる。


「はぁ……はぁ……エメリ……!」


 アロンはいそいそと自分の寝巻を脱ぎ捨てた。

 ズボンを降ろし、下着をずり下ろす。

 ボロンといきり立った逸物が飛び出した。

 赤黒く充血し、脈動する肉棒。

 先端からは透明な先走り汁が溢れ、竿全体に滴っている。


「んふふっ♡もうこんなに大きくして……♡嬉しいわ……♡」


 エメリはアロンの肉棒を見つめ、うっとりと呟いた。

 そして、ネグリジェを脱ぎ捨てた。

 豊かな胸に細い腰、張りのあるお尻。

 熟れつつも若々しいという、矛盾を孕んだ魅惑の裸体が、ランプの灯りに照らされ、妖しく輝く。

 下腹部に刻まれた淫紋が淡く輝いているのも、熟れた肢体に色を添えている。


「お腹の紋様、見て♡これ、避妊のおまじないなの……♡だから、遠慮なく中出しして良いのよ……♡」


 エメリは仰向けに寝転がり、両脚を開いて、アロンに見せつけるように秘所を晒した。

 指で割れ目を開くと、濃い桃色の粘膜が露出した。

 陰唇は愛液に濡れそぼり、物欲しげにヒクついている。


「あなたぁ……♡来てぇ……♡わたしを……愛して……♡」


 甘い声で、エメリは誘う。

 アロンはぷつりと理性の糸が切れる音を聞いた気がした。


「エメリッ!」


 アロンは興奮のままに、エメリに覆い被さった。

 勃起した肉棒の先端を膣口に押し当て、ゆっくりと挿入していく。


「んっ……♡はあぁぁああっ♡♡♡」


 ずぶずぶとエメリの膣内に肉棒が飲み込まれていく。


「あああっ……♡きたぁ……♡あなたのおっきくて……硬いのぉ♡」


 待望の夫のペニス。

 押し入ってくる熱い剛直に、自然と背が反りかえる。

 エメリは喜悦の表情で夫の逞しさに感じ入り、白い喉をさらす。


「く……熱い……」


 熱く濡れた肉襞が絡みつき、自身の分身を締め付けてくる感触に、アロンは思わず呻いた。

 エメリの膣内は蕩けそうなほどに熱く、ぬるぬるとした愛液で満たされ、膣襞はきゅうきゅうと肉棒を締め付ける。

 腰を動かさずとも、肉棒全体を愛撫されているかのようで、心地よい。


「あなた……♡動いて……♡わたしのこと……気持ちよくしてぇ♡」


 エメリは艶っぽい声で囁きながら、アロンの首に腕を回した。


「ああ、任せろっ……!」


 アロンは力強く答えると、ゆっくりと抽送を始めた。


「んっ……♡あっ……♡はあっ……♡んっ……♡はっ……♡はあぁっ♡」


 腰を動かし始めると、エメリは気持ちよさそうに声を上げる。

 久しぶりの交わり。

 夫の雄々しい逸物。

 夫の愛が、欲望が、エメリの心と身体を満たしていく。


「んっ……♡はあっ……♡ああっ……♡んっ……♡んんっ……♡」


 エメリは腰をくねらせ、アロンの動きに合わせて身体を揺らす。

 豊満な乳房がたぷたぷと弾み、アロンを誘惑する。


「エメリ……!エメリ……!」


 アロンはエメリの名前を呼びながら、興奮のままに抽挿を激しくした。

 エメリの身体に覆い被さり、上から叩きつけるように突きまくる。

 久々に味わう愛妻の膣内は、最高だった。

 締め付けは強く、熱く、うねるように蠕動し、肉棒に絡みつく。蕩けるような快感に、腰が溶けてしまいそうだ。


「はあっ……♡はあっ……♡ああんっ♡……いいっ♡ああっ♡すごいぃっ♡♡♡♡あなたぁ……♡好きぃ……♡好きよぉ……♡もっとぉ……♡もっと突いてぇ♡♡♡」


 アロンの激しい動きに、エメリは甘く喘ぎながら応えた。

 夫の愛に応えようと、エメリも積極的に腰を動かす。


「ああぁっ!♡あなたっ♡♡♡はあぁっ!♡そこっ、いいっ♡♡♡」


 怒張した肉棒が出入りするたびに、エメリは歓喜の声を上げる。

 背を反らし、髪を振り乱してよがり狂う様は、実に淫らで美しかった。

 一突き一突きに反応し、甘い声を上げる愛妻の痴態に、アロンの情欲はどんどん燃え上がる。


「エメリ……!君は最高だ……!」


 アロンは歓喜に満ちた声を上げ、湧き上がった獣欲のままに腰を叩きつけ続けた。

 パンッ!パンッ!と肉同士がぶつかり合う音が響き渡る。


「あっ!♡はあぁっ!♡あっ!♡あっ!♡あっ!♡♡ああぁっ!♡」


 ペニスを深々と突き刺されるたびに、豊満な乳房が揺れ、汗が飛び散る。エメリは切なげな声を上げ、身体を震わせる。


「はあっ!♡ああぁっ!♡あっ!♡あっ!あなたっ!♡♡♡もっとぉ……♡もっと激しくしてぇッ!♡♡♡」


 エメリの腰が浮き上がり、両脚がアロンの腰に絡みつく。

 エメリは脚をぐいと締め付け、アロンに抱きついた。

 豊満な乳房が胸板に押し付けられ、むにゅりと潰れる。

 いじらしい仕草に、アロンの胸は熱くなる。

 愛妻の求めに応えようと、アロンは腰を激しく叩きつける。


「エメリ……!愛してる……!エメリ……!!」


「私もぉ……♡私もよぉ……♡あなたぁ♡愛してるぅっ♡♡♡」


 二人の口から、愛の言葉が漏れる。

 自然と二人は唇を重ね合わせ、舌を絡め合った。

 抱きしめ合い、腰を打ち付け合いながら、二人は深い口づけを交わす。


「ぷはっ♡もう、私っ♡ダメぇっ♡♡♡ああぁっ!♡もうイッちゃうっ♡♡♡」


 唇を離すと、エメリは艶っぽい声で訴える。

 エメリの瞳は潤み、頬は上気し、息遣いは荒い。

 彼女が限界に近いことは、膣内の締め付けからも伝わってきた。


「俺も、もうっ、出るっ……!」


「出してっ♡私の子宮に♡あなたの子種をぶちまけてぇっ♡♡♡」


 エメリはアロンの腰に回した脚をぐいと引き寄せ、腰を浮かせた。

 奥深くまで肉棒が招き入れられ、それを包む膣肉がきゅうきゅうと締め付ける。

 強烈な締め付けと同時に、亀頭が子宮口を押し上げ、鈴口が子宮の入り口に密着する。


 どくっ……!どくっどくっどくっ……!!


 肉棒が震え、尿道を駆け上った精液が、迸る。

 子宮口に押し付けられた亀頭から、白濁した液体が吐き出され、子宮へと直接注ぎ込まれていく。


「ああぁっ!♡あっ!♡ああっ!♡熱いぃっ!♡熱いのっ♡出てるぅっ!♡♡♡」


 精液が子宮に直接注ぎ込まれる感触。

 久々に味わう種付けの恍惚に、エメリは絶頂に達した。

 膣内が強く収縮し、射精中の肉棒を激しく締め付ける。


「ううっ……!まだ出るっ……!」


 腰に脚を絡められているため、アロンは腰を引くこともできず、一滴残らずエメリの子宮へと精を注ぎ込んだ。


「あぁぁ……♡はぁ……♡すご……ぃ…♡」


 子宮を満たす精液の熱さに、エメリは陶酔の表情を浮かべて腰を震わせた。


「はぁ……はぁ……エメリ……」


 アロンはぐったりとエメリの上に倒れ込む。

 豊かな乳房が、アロンを柔らかく受け止めた。

 エメリは満足げな笑みを浮かべながら、アロンの背中を撫でた。


「ふふっ♡あなたぁ……♡素敵だったわよ……♡」


「君も、すごく良かった……」


 二人はしばし体温をわかち合った後、横に転がって顔を見合わせた。


「エメリ、それにしても今日はどうしたんだ?なんだかいつもの君じゃないみたいだ。いつもより積極的で……その……いやらしかったよ。もちろん悪い意味じゃなくてね。驚くほど魅力的だった」


「その、最近あなたが忙しそうで……あんまり相手してもらえないから寂しかったの……。だから、色々と考えた結果、友人に紹介された新しいエステに行ってみたのよ。そしたら、こんな風に若返れて、これならあなたも私のことを求めてくれるかなって……。勇気を出して、今日誘ってみたの」


 気恥ずかし気に語るエメリの話に、アロンは思わず苦笑した。


「そうだったのか。確かに最近あまり構ってやれなかったからね……。悪いことをしたな……。だが、もう心配しなくてもいい。これからはもっと君のために時間を割こう」


「ほんと……?嬉しい……!」


 エメリは嬉しそうにアロンの胸に頬ずりをする。

 二人は互いに微笑み合い、軽く唇を重ねた。


 ******


 一週間後、エメリはまた『Succubus & beauty』を訪れた。


「……んっ♡……あっ♡んん……♡♡♡」


 施術台にうつぶせになったエメリは眉を悩まし気に寄せて、甘い吐息を漏らしている。

 レレの指が尻たぶを揉みしだくと、豊満な尻のラインが歪み、たわむ。

 すると、レレの手つきに合わせてエメリの腰が震え、甘く艶やかなような嬌声が上がる。


「うふふっ♡お尻のリフトアップマッサージ、気に入っていただけましたか~?」


「ええ……♡最高よ……♡…んっ♡」


 エメリは施術台の上で身をよじらせながら答えた。


「良かったです~♡では、もう少し続けさせていただきますね~♡」


 レレは楽しげに言うと、手にクリームをたっぷりと取った。エメリの腰から尻にかけて満遍なく塗り広げると、再びマッサージを始める。

 ぬるりとした感触が心地よく、エメリの肌が粟立った。


「ん……♡はぁ……♡」


 エメリは吐息を漏らしながら、甘い快楽に身を委ねる。


「そうそう。一週間前の施術の……あのあとどうでしたか~?」


「……っ♡ああっ♡ええっ♡夫の喜ぶ顔が見られて……っ♡んっ♡最高だったわ……♡」


 エメリは夫との激しい夜の営みを思い出す。そのせいか無意識に腰をくねらせて喘いでしまった。

 レレの指が尻の割れ目に沿って滑るように動かされると、ゾクゾクとした快感が背筋を駆け上る。


「それは良かったです~♡次は太もものマッサージに移りますね~。こちらもリンパの流れを良くすることでむくみが取れて引き締まりますよ~」


「ん……♡そうなの……♡」


「はい~。お客様のようなスタイルの方には特にオススメなんです~。太ももにも老廃物が溜まりやすいんですよ~。ですので、しっかり流していきましょうね~♡」


 レレはエメリの太ももを両手で挟み込むと、付け根から膝に向かってさすり上げた。

 敏感な内ももを撫で上げられると、エメリは思わず声を上げる。


「そこっ♡いいっ♡ん……♡そう、それで……♡でも……ちょっと悩みができたの……んっ♡」


「悩みですか?お聞きしましょうか?」


「それがね……その、夫と毎晩愛しあってるんだけど……♡ついつい毎回激しくなっちゃって……ん…♡夫の仕事に支障が出るんじゃないかって思うと心配で……♡」


「なるほど……♡それは困りましたね」


「あと、これは夫には言えないことなんだけど……実は私、毎晩抱いてもらってるのに……物足りなくて♡……んっ♡……できればもっと朝まで……いや、一日中犯して欲しいなんて……思っちゃうの。おかしいわよね……?」


 エメリは恥ずかしそうに顔を赤らめて言った。


「いえいえ〜♡全然おかしくなんかないですよ〜♡それはエメリさまが『素質』の持ち主である証です♡♡♡」


「えっ……素質?なんの素質?」


「うふふっ♡えっちで素敵な淫魔になるための素質ですよ〜♡」


 そういって、レレは内ももをさすっていた手をエメリの秘所へと伸ばす。

 割れ目に指を這わせると、すでにそこはぐっしょりと濡れていた。


「んうっ!?♡そこはっ♡ああんっ!♡♡♡」


「お尻と太もも揉まれただけでこんなに濡らして……♡なんていやらしい……♡♡♡」


 すでに溢れ出している蜜で濡れた指を秘所に宛てがうと、そのまま膣口へと沈めていく。

 指先が熱く濡れた媚肉に包まれると、エメリは背筋を震わせた。


「はぁぁん……♡♡♡いやぁん……♡だめぇ……♡そこ弄らないで……♡♡♡」


 エメリにはいままでレレに絶頂へ導かれてきた記憶はない。

 だが、身体はレレの指技によって何度も快楽を与えられ、絶頂を迎えさせられてきたことを覚えている。

 無意識のうちに、エメリはレレの奉仕に期待し、抵抗することなくそれを受け入れていた。


「うふふっ♡嫌だなんて……嘘ばっかり♡本当はもっとしてほしいんですよね?腰が動いちゃってますよ~♡♡♡」


 レレの言う通り、エメリの腰は無意識のうちに揺れていた。

 膣内に差し込まれた指に膣肉をこすり付けるようにクイクイと動かすエメリの姿は淫靡だ。

 はしたない腰の動きを自覚して、エメリは羞恥に顔を赤くした。


「うぅ……♡うそよぉ……♡こんなの……違うの……♡」


 腰の動きをやめようとしても、どうしても止められない。

 恥辱に悶えながらもエメリは快感に抗うことができず、ますます腰の動きを速くしてしまう。


「恥ずかしがらないでください♡淫らなことは良いことです♡快楽を純粋に求められる……素晴らしい事じゃありませんか♡」


 レレは微笑みながらエメリの秘所を責める指を増やした。

 人差し指と中指を別々に動かし、かき回すように膣壁を擦る。

 ぐちゅぐちゅと淫猥な水音が施術室に響きわたる。


「んひぃいっ!♡あっ!♡ああぁっ!♡ああぁんっ♡」


「ほ~ら♡素直になってください♡淫らな自分を解放すればきっともっと気持ち良くなれますよ~♡♡♡」


 レレは耳元で囁きながら、指の動きを激しくする。

 巧みなレレの指技にエメリの性感はあっという間に頂へと高められていく。


「あっ♡あっ♡ああっ♡ああっ♡だめぇっ!♡イクッ♡イッちゃうぅぅっ♡♡♡」


 びくんと身体を跳ねさせながらエメリは絶頂を迎えた。

 視界が白く染まり、全身を痙攣させる。

 秘所からは大量の潮が吹き出し、施術台を汚す。

 エメリは脱力し、息も絶え絶えといった様子でビクビクと痙攣していた。


「はぁ……♡はぁ……♡」


 エメリはぐったりと脱力して施術台の上に突っ伏した。

 大きく息を繰り返し、なんとか落ち着こうと試みるも――いつまでも昂ったままだった。

 絶頂を経てなお、冷めやらぬ淫らな熱、快楽への渇望。

 エメリはもどかし気に太ももを擦り合わせて、切なげに吐息を漏らした。


「足りないのでしょう?」


 エメリの耳元でレレが甘く囁く。


「っ!……そ、そんなこと……」


「素直になりましょう♡エメリさま♡そのあくなき快楽への渇望こそ……淫魔の素質の証♡」


 つつと、レレの指がエメリの内ももを撫で上げる。

 それだけでエメリはビクッと腰を跳ねさせ、切なげな声を上げた。


「っ……♡あ……♡」


「気持ちいいことが好きなんですよね?」


「そ、それは……」


「セックスが大好きなんですよね?愛する人と繋がるのが……♡気持ちよくて幸せで……仕方ないんですよね♡♡♡」


 レレの言葉をエメリは否定できなかった。

 なぜなら、紛れもない真実だったからだ。

 エメリは夫との情事を思い出す。

 愛を囁かれながら、逞しい肉槍で繰り返し貫かれる悦び。

 最愛の人の愛と欲望――子種を受け止める幸福。

 想像するだけで、秘所から愛液が滲み出る。


「永遠に愛し合えたならどんなに幸せでしょう?毎日毎日、愛する人とのセックス漬け……♡♡♡他のことは何も考えず……ただひたすら性欲を解放して……♡愛する人を求め続ける……♡そんな日々を過ごすことができたら……♡♡♡」


「あぁ……♡はあ……♡」


 レレはエメリの太ももを撫でながら、歌うように囁く。

 悪魔の誘惑のような言葉にエメリの心は揺れ動く。


「エメリさまには素質があるんです♡我々の眷属となる特別な資質が……♡♡♡淫魔となれば、エメリ様の肉体は不死となり……永遠に若さと美しさを保ち続けることができます♡淫魔は性エネルギーが糧ですから、セックスさえしていれば食事も睡眠も必要ありません♡その気になれば、何百年でも、何千年でも愛する人と交わり続けることができるのですよ……♡」


「愛する人と……永遠に……?」


「そうです♡ですから……特別コースをご提案させてください♡夫婦そろって淫魔に生まれ変わるための……特別なコースを……♡」


「淫魔……生まれ変わる……」


 淫魔。

 精を糧とする淫猥な魔物。

 反魔物主義者として長い時を過ごしてきたエメリにとって、忌まわしき存在。

 そんな淫魔になるということは、とても恐ろしく、破滅的な選択のように思えた。

 けれど……

 その一方で……

 心のどこかで……

 甘美で、蠱惑的なものに思えるのも確かだった。

 そしてなにより――エメリ自身も薄々気づいていたのだ。


 自分は普通ではないと。


 ただ、夫に抱かれても満足できない体になってしまったこと。

 この疼きは、人間のままではもはやどうしようもないということ。

 ならば、いっそ――


「……して」


「え?」


「淫魔に……して……」


 それはほとんど無意識のうちに出た言葉だった。


 だが一度口に出してしまうと止まらなかった。

 もうずっと前から決めていたかのようにすらすらと言葉が出てくる。


「お願い♡私を淫魔にして……♡♡♡あの人と永遠に愛し合えるように……♡♡♡もっともっと♡気持ちよくなりたいの♡もう、人間のままのセックスじゃ満足できないのよぉっ♡♡♡」


 涙を流し懇願するエメリ。


 レレは嬉しそうに微笑み――


「その言葉を待っていましたよ♡」


 次の瞬間、レレは自分のズボンを下ろした。

 レレの股間には女性にはないはずのもの……男性器があった。

 へそのあたりまで余裕で届く長さと子どもの腕ほどもありそうな太さを誇る、極太長大な淫魔のふたなりペニス。

 亀頭は大きくカリ高で、太い幹には血管がビキビキと浮き上がっており、グロテスクなまでに雄々しい。

 夫のものとは比べ物にならないほど凶悪な肉槍を見て、エメリは生唾を飲む。

 胎が強く疼き、秘所から愛液があふれ出す。


「淫魔になるには大量の淫魔の精を受ける必要があります♡以前から使用していたクリームにも私の精が含まれていましたが、あれは少量を使って部分的な淫魔化を促進するためのもの……♡完全な淫魔化には中出しが一番手っ取り早いのです……♡それでは行きますよ~♡」


 エメリをうつ伏せに組み敷くと、レレはエメリの濡れそぼった秘所に亀頭をぴたりとくっつけた。

 熱い肉塊が媚肉に押し付けられ、エメリは期待に身を震わせる。

 そのまま、レレの肉棒が押し入ってくるエメリの首が左右に振れる。


「まって……そこはダメっ!」


 ぶんぶんと頭を振るエメリの様子に、レレはエメリの意図を察した。


「ふふっ♡ここにきて夫に操を立てようとするなんて……♡エメリさまは本当にご主人様を愛していらっしゃるんですね♡わかりました♡では、代わりにこちらで楽しみましょう♡」


 レレは腰をすこしずらし、エメリの後孔に狙いを定めた。

 ふいに思わぬ箇所を刺激されて、括約筋がきゅっと窄まる。

 アナルセックスなど想像したことすらないエメリは、初めて与えられる未知の刺激に混乱するばかりだった。


「本当なら私のペニスほどのモノを受け入れるには事前の開発と準備が必要ですが……えいっ♡」


 レレが指を振ると、エメリの肛門の周囲に淫紋が浮かび上がった。

 くすんだ色の窄まりを、鮮やかな紋様が彩る。


「ちゃんと気持ちよくなれるように、淫紋でエメリさまのお尻の穴をちょっと調整させていただきました♡これで怪我せず、痛みも感じることなく存分にお楽しみいただけると思いますのでご安心下さいませ♡」


「ちょ、ちょっと?それってどういう――ん゛ぉオ゛オッ!?!?!?♡♡♡」


 ついて行けずにいたエメリは、次の瞬間後孔を襲ってきた衝撃に目を見開き、野太い悲鳴を上げた。

 淫紋の効果で、人体の限界を超えた柔軟性を得たエメリの肛門は、難なくレレの巨大なペニスを受け入れ――たまらない快楽を得ていた。


「にゃに……これっ♡お尻の穴っ♡犯されてっ♡オ゛ぉおっ♡こんなに気持ちいいなんてっ♡♡♡」


「アナルセックスも良いものでしょう?こちらの方が好きだという淫魔も多いのですよ♡エメリ様も気持ちよくなれているようですし……♡もう動いちゃいますね♡♡♡」


 肛門で感じる初めての快楽にエメリが戸惑っているうちに、レレは抽送を開始した。

 エメリの肉厚の尻に腰を繰り返し押し付けるようにしてと淫紋によって拡張された肛門をえぐり、腸壁に肉槍の形を教え込ませるように、ゆっくりと執拗にピストン運動を繰り返す。


「ア゛ァあっ♡うごかないでぇえっ♡オ゛おぉっ♡オホぉっ♡オ゛ッ♡おひりめくれりゅっ♡めくれりゅぅっ♡♡♡」


 レレの巨大な肉槍が後孔を行き来するたびに、矢のかえしのようになったカリの段差に腸壁をぞりぞりと引っ掻かれ、内臓を引き抜かれるような錯覚を覚える。

 これまで排泄以外の用途で使ったことのなかった肛門に、突如として芽生えた異常な快感に脳髄を焼かれて、エメリは濁った嬌声を上げた


「あ゛ッ!♡♡♡ひぃっ!♡♡♡これっ♡すごいぃ♡♡♡お゛うんッ♡♡♡ア゛ッ!♡♡♡あ゛ぁっ!♡♡♡ア゛ッ!♡♡♡ア゛ァあぁッ!♡♡♡」


「ふふっ♡気持ち良さそうですねぇ……♡淫紋があるとはいえ、初めてお尻の穴を犯されてこんなによがり狂うなんて……さすがですわ♡エメリ様はやはり淫魔になるために生まれてきたのでしょうね……♡もっと激しくしますよ~♡♡♡」


 レレは施術台に手を突き、徐々に速度を上げて抽送を行う。

 尻に腰が打ち付けられ、肉と肉がぶつかり合う音がパンパンと鳴り響き、結合部では腸液と先走りが混じった泡立つ粘液がぐぼぐぼと卑猥な音を奏でる。

 すさまじいサイズの肉竿で肛門を穿り回されることによって生じる暴力的なまでの快楽。

 抽挿の勢いでエメリの腹が突き上げられ、腸越しに子宮が揺すられる。


「お゛ぉおおぉっ!♡♡♡ア゛ッ!♡♡♡おひぃっ♡♡♡はげしっ♡♡♡

 お尻ゴリゴリ削られてっ!♡♡♡きもちいいっ♡あたまトぶっ♡とけりゅっ♡こわれりゅぅううッ♡♡♡♡♡ん゛ほぉぉおおおお~~~ッッ!!♡♡♡♡♡♡♡♡♡」


 エメリは絶頂を迎え、ピンと脚を突っ張らせながら吠えた。

 反射的に肛門括約筋が引き締まり、レレの剛直を締め上げる。


「んんっ♡素晴らしい締め付けです♡エメリさまのケツまんこ、おちんぽに吸い付いて媚びてきてますよ♡とってもいやらしい名器です♡淫魔になったときが楽しみですね~♡……ああ、もう我慢できませんっ♡♡♡早く中出ししたい……っ♡♡♡エメリさまの直腸の中にドプドプ精液流し込んで、いますぐ淫魔に生まれ変わらせて差し上げますからねっ!♡♡♡」


 レレは淫魔と化したエメリを夢想して鼻息を荒くし、腰使いを激しくしていく。

 絶頂中にも関わらずさらに苛烈な責め苦に遭い、エメリは涎を垂らして善がり狂う。


「お゛っ♡お゛っ♡まだイっでるっ♡イっでるからぁっ♡おひぃぃっ!♡♡♡おほぉっ♡んお゛ぉおおおっっ♡♡♡またイクッ♡イグゥウウッ!♡♡♡」


 エメリは再び達してしまい、絶叫とともに潮を噴き出した。

 激しい絶頂にまたも肛門が収縮し、レレの巨根に絡みつくように蠢く。

 括約筋の肉圧による刺激を受け続けたレレもとうとう限界が近く、込み上げる射精感に歯を食いしばった。


「エメリさまっ♡もう出しますっ♡全部受け止めてくださいっ♡♡♡」


「おお゛っ♡らしてっ♡おしりにいっぱいだしてっ♡♡♡わたしをいんまあにっ♡いんまさせてぇえッ!♡♡♡」


 どぶりゅる!♡♡♡どびゅるるる!♡♡♡ぶりゅりゅりゅ~~~♡♡♡


 レレはエメリの腰を掴むと自らの下半身を押しつけ、根本まで突き入れた状態で射精感を解き放った。

 灼熱の奔流が直腸の曲がり角に叩きつけられると同時に、エメリはまた絶頂へと押し上げられる。


「ん゛ぎぃぃっ!?♡♡♡きたぁああああああっ♡♡♡イグイグイグッ♡♡♡あついのっ♡おくにぃっ♡いっぱいぃっ♡お゛お゛ぉ~~ッッ!!♡♡♡お゛お゛ぉお゛~~~~ッッ!!♡♡♡♡」


 エメリは獣のような咆哮を上げながら盛大に潮吹きをして達した。


「ああっ……エメリさまの中……最高ですっ……♡まだ出ます……っ!♡♡」


 どくん……どくんどくん……っ!♡♡♡♡


 濃厚な白濁液が腸内を満たし、狭い腸腔を押し広げる。

 精液の圧力に耐えきれず、エメリの肛門から逆流が始まった。肉槍と肛門の隙間から漏れ出した精液はエメリの臀部を伝い落ち、施術台に大きな水たまりを作っていく。


「ふう……♡沢山出てしまいました……♡」


 射精を終えたレレが腰を引き始めると、精液まみれになった陰茎がずるずると現れる。

 淫魔のペニスに蹂躙され尽くし、完全に開通されたエメリの肛門は閉じきらずぽっかりと口を開けている。


「ンお゛っ♡お゛おっ……♡♡♡しゅごぃ……♡♡♡」


 エメリは恍惚とした表情で絶頂の余韻を堪能していた。

 しかし、ふいに身体の奥深くで何かが蠢くような感覚に襲われて、エメリの意識が急激に現実へと引き戻される。


「あっ♡これ……♡♡♡」


 エメリはこの違和感がレレに注ぎ込まれた精液によって自分の身体が造り替えられている感覚だと直感で悟った。


「んあぁあっ♡♡♡……くるっ♡すごいのがクるぅぅぅっ♡♡♡」


 エメリの脳内でバチバチと火花が散る。

 目の前に星が飛んでいる。身体が燃えるように熱い。


「あひぃっ♡はひっ♡ああぁぁ……♡おお゛っ♡あ゛っ……♡これっ……♡やばっ……♡すご……すぎ……ぃぃっ♡♡♡」


 絶頂時に似た快楽と幸福感が同時に湧き上がり、エメリの肉体が淫魔のものへと造り替えられていく。

 エメリは身体を小刻みに痙攣させながら転生の快楽に浸り、これからの淫魔としての淫靡な生活に思いをはせた。

貴族婦人エメリの堕落 中編

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