「ねえ、勇者のお姉さん。おきてー?」
「う……うぅん……?」
淫魔に頬をぺちぺちと叩かれ、私は目を覚ました。どれほどの間気絶して居たのだろうか……と考えを巡らそうとするが、そんな行為はここでは意味がないことを思い出し、すぐに打ち切る。
「おはよう♡お姉さん」
「よく眠れたかな?♡」
淫魔たちがくすくすと笑う。いつもと様子が違う双子の淫魔に、私は警戒を高める。
「今日はね♡お姉さんに会わせたい人がいるんだ♡」
「きっとお姉さんも喜んでくれると思うよ♡」
淫魔たちはそういうと、彼女らの後ろからひとつの人影が現れた。それは、私が良く知った人だった。
「テオ!?」
目の前のテオは、記憶の中の彼よりずいぶん大人びているように見えた。ひとまわり背が伸びて私に追いつき、身体付きもすこし変わったようだ。でも、その優しげな瞳と、気弱そうな表情は記憶の中の彼と同じだった。
「シェリー、姉さん!」
テオは私の名を呼び、駆け寄ってきた。彼の抱擁を、私は受け入れた。懐かしいテオの体温と匂いに、心がじんわりと暖かくなる。
「ずっと会いたかった」
「私もっ」
テオは私を強く抱きしめる。私も、彼の背中に手を回してぎゅっと抱きしめた。もう二度と会えないかもしれないと思っていた最愛の人との再会に……私は素直に喜んでいた。淫魔たちのことなど頭の中から吹き飛んでいた。
「ふふっ♡よかったね、テオくん♡」
「お姉さんも嬉しそうでなによりだよ♡♡」
淫魔たちが私たちを見てクスクスと笑い合う。その笑い声を聞いてようやく、私は我に返った。そうだ、故郷の村に居るはずの彼が、なぜこんなところ居るのか?まさか、テオも淫魔たちに……。
「お前たち、テオになにを……!」
ドス黒い力が再びみなぎる。私が睨むと、淫魔たちは焦った顔をして、手をぶんぶんと振りながら釈明する。
「なにもしてないよ!ただちょっと……テオくんにお姉さんと会いたくない?って聞いてみただけだって!」
「うん!それに、用が済んだら、村に返してあげるからさ。もちろん、お姉さんもいっしょに。私たちの責めをここまで耐えたご褒美?みたいな♡えへへ♡」
淫魔たちは、やけに饒舌に言い訳をする。明らかに怪しい。淫魔の言葉など、信じてたまるか。
「テオ、大丈夫?こいつらに変なことされなかった?」
私が問うと、テオはきょとんとした顔をした。
「えっと……なにもされていない、けど……」
テオが困惑した様子で答える。そして、目線をすこし下げて、言いにくそうに口を開いた。
「あの、姉さんこそ、大丈夫、なの?」
そういわれて、初めて私は自分の身体の変貌を顧みた。片方だけで大人の頭ほどの大きさのある乳房、手のひらより一回り大きそうな乳輪と、乳牛にも似た大ぶりの乳頭。淫魔と遜色ないほどに、いやらしいミルクタンクと化した私の胸。淫魔たちの蹂躙を受けた証だ。そもそも、体液まみれの一糸まとわぬ姿でテオと抱き合っているこの現状も、尋常なことではない。私はかっと頬が熱くなるのを感じた。
「い、いやっ!こ、これは……その……!」
弁明しようとするが、なにを言っても惨めな言い訳にしかならない気がして言葉が出てこない。喉奥に言葉が詰まって、私は口をぱくぱくさせる。すると、背中に手が回された感触があった。テオは黙って、私をもう一度抱きしめてくれていた。言外に、大丈夫だから、と言ってくれるようなその仕草に、私は落ち着きを取り戻す。
「テオ……私は大丈夫。テオさえいれば大丈夫だよ……」
それは、決して虚勢ではなかった。心からの本心だった。淫魔に犯されようと、身体を弄ばれようと……テオさえ居てくれれば私は大丈夫だ。そう思えた。
「うん、僕も……シェリー姉さんが居れば、それでいいよ」
テオも、穏やかな声でそう言ってくれた。私たちは見つめ合い、そしてどちらからともなく口づけを交わした。淫魔たちに見られているのは恥ずかしかったけれど……それでもいいと思った。
私は、淫魔と幾度となく口づけを交わし、媚薬唾液を流し込まれながら、巧みな舌技でイカされてきた。淫魔の技巧は凄まじく、その異様に長い舌で私の舌を搦め捕り、扱くようにうねらされると、私はあっという間に腰砕けになってしまった。だがしかし、それでも、テオとの初めてのキスは、いままでしてきたキスを遥かに超える多幸感を私にもたらしてくれた。技巧もなにもない、ただ唇を合わせるだけの優しいキス。それだけで、私の心は、魂は、満たされていく。
唇を離したとき、私は多幸感に酔いしれながら、熱い吐息を吐いた。そのとき、私の乳房の下になにかが当たっていることに気が付いた。身体を引いて、乳房の陰に隠れたそれを確認してみると、テオのズボンに張ったテントだった。
「うわあっ、違っ!こ、これは……その……」
今度はテオがしどろもどろになる番だった。顔を耳まで真っ赤にして慌てるテオに、私はなんとも言えない愛おしさを感じた。
「お姉さんのデカ乳押し付けられたら、勃起しちゃうのはしょうがないよね~♡♡♡」
「責任取ってあげなよ、お姉さん♡テオくん、そのままだと辛いだろうしさ♡♡♡」
淫魔たちが茶々を入れる。私の身体でテオが興奮してくれたという事実に、私は嬉しくてたまらなくなる。胎の奥底が熱を持ち、じくじくと疼く。頭にまで熱が回って、興奮で思考がピンク色に染まっていく。テオが、欲しい。
「テオ……良かったら、私が楽にしてあげようか?」
思考より先に、口が動いていた。手をテントに伸ばしながら、私はテオに問いかける。いま私は、淫魔のような妖艶な笑みを浮かべていることだろう。こんな淫魔まがいの淫らな行為など、勇者として決してすべきではない。だが、やめられない。胸からあふれ出る愛おしさが、胎の奥に宿る熱が、勇者の虚飾が剥がし、剥き出しの私が顔を覗かせる。私は興奮と緊張で汗ばんだ指先を、テントの頂点につつと滑らせる。
「はうっ♡」
テオがびくんと身体を跳ねさせ、甘い声を漏らす。そして、恥ずかしそうに、しかし確かに、期待の視線を私に向けた。
「お願い、します」
テオがそういった瞬間、私はテオのズボンを力尽くで引き下ろした。ぼろん、とテオのものが勢いよく飛び出して、ぺちんと私の頬を打つ。
「あっ♡」
テオの肉棒は熱く滾り、硬く反り返っていた。小さなころ、一緒に水浴びしたときに見たモノとは比べ物にならない逞しさ。大きさでは淫魔たちのモノに及ばないものの、成熟した「オス」の機能を十分感じさせるペニスだ。淫魔の凶悪な肉棒とはまた違う、しなやかで健康的な男性器に、思わずうっとりと見入ってしまう。私は息を荒げながら、その逸物に頬ずりをした。
「すごい……♡テオの、こんな逞しくなってる♡」
淫らな熱に浮かされた私は、深く息を吸って、肉棒の匂いを嗅いだ。汗と、少しの尿臭。そして、その奥に隠された若々しく芳醇な精の香り。肺いっぱいにその芳しい香りを吸い込んだ瞬間、私の脳は快楽に焼かれた。
「んっっ♡♡♡」
ぶるり、と背筋が震える。パチパチと視界が明滅し、身体が弛緩する。私はテオの匂いだけで、軽く絶頂してしまったのだ。私は自分のはしたなさに羞恥心を覚えると同時に、本能的に感じるテオとの相性の良さに、えも言われぬ幸福感を覚えていた。胎の奥が燃えるように熱くなり、じくじくと疼く。
「あ~♡お姉さん完全にスイッチ入っちゃったね♡」
「でもしょうがないよね~♡大好きな人の匂いだもんね♡」
淫魔たちが、またクスクスと嗤う。淫魔の言葉や視線など、もはや煩わしいだけで、私の心には響かない。そこでただ、テオと私が愛を育むところを指をくわえてみているがいい。……いや、むしろ見せつけてやろう。テオは私のもので、私はテオのものだということを、この淫魔どもに知らしめてやるのだ。
「ちゅっ♡」
私は淫魔たちに所有権をアピールするように、わざとらしくテオの肉棒の先端にキスを落とした。鈴口を濡らす先走りの雫を、吸い上げる。
美味しい。
口にしたことのない甘美な味わいが、私の脳を焼く。
私はこの淫魔界へと連れてこられてから淫魔たちに対して何度も口奉仕をしてきたし、先走りや精液も数え切れないほど口にしてきた。だがしかし、苦く青臭いだけで、決して美味しいと感じることはなかったはずだ。
テオとの愛の営みだから、こんなにも美味しく感じるのだろうか?それとも、私の淫魔化が進み、味覚すらも淫魔のそれへと近づいてしまったのだろうか?わからない。だが、もはやそんなことはどうでもいい。いまはテオの肉棒を存分に味わい、彼の欲求を受け止めることのほうが大事だ。
「れるっ♡れろぉ♡♡♡」
唾液をたっぷりまぶした舌で、竿を根元から先端までを丹念に舐め上げる。浮き出た血管をなぞるように舌先を動かすと、テオはびくりと身体を跳ねさせて甘い声を上げた。硬く猛った肉棒に舌を這わせていると、その熱さが舌を通して伝わってきて、私はさらに興奮を煽られる。
「ちゅっ♡ちゅぱっ♡」
舌で舐めるだけでなく、キスをして変化を付ける。肉竿に口返し口づけすると、ビクンと肉棒が跳ねて、先端から先走り汁があふれ出てくる。舌先でカリ首をなぞってから、鈴口にあふれた先走りを舐め取る。
「んっ……はぁ……姉さん……♡」
私の舌技に、テオが切なげに吐息を漏らす。上目遣いで彼の表情を確認すると、彼は快楽に耐えるようにぎゅっと目をつむって歯を食いしばっていた。
「テオ、気持ちいい?」
そう聞くと、テオはコクコクと頷いた。その仕草が可愛くて、口奉仕にも一層熱が入る。
「はむっ♡んちゅっ♡」
私は大きく口を開けて、テオの肉棒を頬張った。口内に感じる猛った肉の脈動と質量に、私はうっとりと目を細める。淫魔の肉棒には劣る大きさだが、やはりテオのものだと思うと自然と愛おしさが増してくる。歯を立てないように注意しながら、ゆっくりと頭を前後に動かす。
「んぶっ♡じゅるっ♡ずろろっ♡♡♡」
私の唾液と、テオの先走りが混ざり合って水音を立てる。唇でカリの段差を引っ掛けるようにしながら、頬をすぼめて吸い上げる。同時に、舌をうねらせて、裏筋を舐め上げ、亀頭をチロチロとくすぐってあげる。肉棒をしゃぶり上げるたびに、口内でビクビクと震えるのが愛おしい。
淫魔への奉仕で得た経験が、こんなところで役に立っている。大好きな人に喜んでもらえることが、こんなにも嬉しいなんて思わなかった。私は夢中になって口淫を続ける。
「んんっ……はあっ……♡姉さんの口の中……すごいっ♡」
テオも感じてくれているようで、切なげに眉を寄せ、時折熱っぽい吐息を漏らす。快楽に耐えながら、煩悶するその表情が、とても可愛い。胎の奥の疼きが、どんどん強くなっていく。もう我慢できない。肉棒を頬張りながら、私は自分の股間と胸に手を伸ばした。ぐしょぐしょに濡れた秘所と、パンパンに腫れ上がった乳頭を指先でこね回す。腰が抜けそうになるほどの快感が走る。だが、口奉仕はやめない。一緒に気持ちよくなれるように、テオの弱いところを探りながら、一心不乱に舌を動かす。
「んんっ♡♡じゅぷっ♡はむっ♡じゅぼっ♡ずじゅるっ♡」
喉奥まで肉棒を咥え込み、頭を上下させる。舌をうねらせ裏筋を刺激し、亀頭を喉奥で締め付けるように刺激する。ぐぼぐぼと音が鳴るような激しい口淫に、テオの腰がカクカクと震え始める。
「あっ、あっ♡姉さんっ♡そんなっ♡はげしっ♡ああっ♡」
テオが切羽詰まった声を上げる。口内の肉棒がビクビクと脈打ち始めた。吐精が近い印だ。
「んむっ♡らしてっ♡ておのざーめん♡わらひのおくひにっ♡いっぱいらしてっ♡」
私はトドメとばかりに、さらに激しく頭を振りたてた。テオが快楽に悶えるように、身体を反らせる。
「ふあっ♡くうっ♡ねっ、姉さんっ♡♡♡も、もうっ、無理っ♡♡♡」
テオは限界を訴えると、反射的にか私の頭を掴み、肉棒を喉奥まで押し込んだ。突然のことに私は目を白黒させるが、すぐに順応する。喉を犯される圧迫感と被征服感が、堪らなく気持ちいい。
「うあっ♡♡♡でるぅっ♡♡♡」
次の瞬間、喉奥に潜り込んだ亀頭が膨らんだかと思うと、熱い奔流が放たれた。
「んぶっ♡♡♡んんっ♡♡♡」
ビクンビクンと肉棒が跳ねるたびに、灼熱の奔流が食道に叩きつけられ、胃へと下っていく。粘ついた精が喉にへばり付き、落ちていく感覚に、私は絶頂していた。胸を握りしめ、秘所をほじくりながら、精飲の淫悦に浸る。過ぎた多幸感に涙がにじみ、視界が白む。
「んぐっ♡ごくっ♡ごきゅっ♡」
私は喉を鳴らして、注ぎ込まれるテオの精液を飲み下していく。濃度や量は淫魔の精液とは比べるべくもない。しかし、若々しい精の味わいは素晴らしく、なによりテオの子種を体内に収めているという事実に、倒錯的な喜びを感じてしまう。
「ん……ちゅぱっ♡」
一滴残らず受け入れて、口を離す。そして、口を開けて、口内に残された一口分の精液を舌で転がして味わう様をテオに見せつけた後、わざとらしく音を立てて飲み下す。
「ごくっ♡……ごちそうさまでした♡♡♡」
テオは私が淫魔に教えられた口奉仕の作法を実践したのを見て、ごくりと生唾を飲み込み、射精したばかりのペニスを再び硬く反り返らせた。テオが私の身体で、気持ち良くなってくれた。一度射精してなお、まだ興奮してくれている。あんなにも肉棒を猛々しくさせて。その事実に、私は深い喜びと抑えきれない昂りを感じた。
「テオくん、まだ満足してないみたいだよ~?♡」
「お姉さん、ちゃんと最後までシてあげなきゃ♡テオくんの、まだこんなに元気なんだもん♡」
淫魔たちが私たちを囃し立てる。言われなくてもわかっている。
「テオ……♡♡♡」
私は口淫の余韻に浸るテオを肉床に押し倒した。私の唾液でぬらぬらと光るテオの逸物は、天を衝くように雄々しく反り返っている。
テオは期待に潤んだ瞳で私を見上げている。もう、言葉はいらない。私はテオの腰に跨ると、彼のペニスを自身の秘所にあてがい、ゆっくりと腰を下ろしていった。
「んうっ♡あっ♡おお~~~っ♡♡♡」
私は思わず情けない嬌声を上げる。硬い肉棒が私の膣内を押し広げながら入ってくる感覚。待ちに待ったその快感は、想像以上のものだった。淫魔のふたなりペニスや舌とはまた違う、テオの硬さと熱さが膣壁に伝わり、私の脳を蕩けさせる。
淫乱な肉壺として改変させられた膣が、愛しの人のペニスに大歓喜し、熱烈な歓待をする。幾重にも折り重なった肉ヒダが、肉棒を愛おし気に舐め回し、無数の肉粒が竿に絡みついて媚びる。腰を落とすごとに、まるで形を覚え込もうとするかのように、膣内が収縮しテオの剛直を締め付ける。
「すごいっ♡テオのが、奥にっ♡はぁ~~~っ♡♡♡」
遂に、テオのモノが私の最奥まで到達する。肉棒の先端が子宮口を押し上げて圧迫し、私は背筋を反らせて悶えた。貪欲な私の子宮口がちゅっ、ちゅっとテオの鈴口に吸い付き、情熱的なキスを繰り返す。
「うあっ♡姉さんの中、すごくっ♡熱いっ♡吸い付いてくるっ♡♡」
テオは眉を寄せ、余裕のない顔で呻く。肉棒がビクビクッと跳ね、私はテオが吐精を我慢したのだと悟る。私の身体でテオが感じてくれている。嬉しい。でも、我慢なんてしないで。あっついザーメンを、私の子宮に思いっきり叩きつけて欲しい。欲しい……テオの精液、欲しいっ♡♡♡
「我慢しないでっ♡いっぱい出していいからっ♡♡私の子宮いっぱいにして♡♡♡」
私は衝動のまま腰をくねらせながら、テオの耳元で囁く。
「そんなっ♡急に動かれたらっ♡ああっ♡」
テオがぎゅっと目を瞑り、歯を食いしばって身体を跳ねさせる。可愛い。テオがこんなに喜んでくれるのなら、淫魔に淫らに改造されたこの身体も、悪くない。膣内に意識を集中し、テオの剛直の形をはっきりと感じながら、私は腰の動きをさらに速める。腰を上下左右にグラインドさせ、膣壁をうねらせ肉棒を締め付け、肉ヒダをしゃぶるように蠢かせる。私の膣内で、肉棒がまた一回り大きくなるのを感じる。
「ねっ、姉さんっ♡それっ、気持ち良すぎるっ♡♡♡ふああっ♡」
顔を蕩けさせて、テオが甘い嬌声を上げる。もっと感じて欲しい。もっともっと、気持ちよくなってほしい。私は全身を使って、前後に激しく腰を振り、膣全体を使って肉竿を扱き上げる。私の胸も、ぶるんぶるんと揺れて、先端からミルクをまき散らす。辺りに飛び散ったミルクが甘ったるい香りを放つ。その香りは、淫魔たちの催淫フェロモン交じりの体臭によく似ていた。甘い香りを吸い込んで、私の昂りはさらに強まっていく。
「ああっ♡姉さんっ、そんなに激しくしたらっ♡もうっ♡♡♡」
テオが限界を訴え、腰を跳ねさせる。私はそれを抑え込むように、ぎゅっと腰を押し付ける。そして亀頭を子宮口に押し付けたままぐりぐりと腰を動かし、膣奥の肉粒で裏筋を刺激した。
「あっ♡それダメッ♡♡イくっ♡♡♡イっちゃうからぁ♡♡」
「いいよっ♡いっぱい出していいからっ♡♡♡私も一緒にイくからぁっ♡♡♡だしてっ♡テオのせーえきっ♡♡♡いっぱいっ♡♡♡」
私はラストスパートをかけるように、激しく腰を振りたくった。テオももう限界だろう。膣内でビクビクと肉棒が跳ねているのがわかる。そして……ついにその時が訪れる。
「でるぅ♡♡♡あっ♡あああ~~~っ♡♡♡」
情けない叫びと共に、テオは絶頂に達した。私の膣内で、熱い精液が爆ぜる。
「ふああ~~っ♡♡♡すごい♡でてるぅ♡♡♡あっ♡ああっ♡♡私もイっちゃうぅぅ♡♡♡♡♡♡んぉお゛ぉお~~~っ♡♡♡♡♡♡」
精液が子宮を叩く感覚と、じんわりと広がる温もりに、私は背をのけ反らせて恍惚とした。そしてそれは同時に私の限界でもあった。閃光が視界で弾け、頭の中が真っ白になる。
「あ゛~~~っ♡♡♡出てるっ♡いっぱい出てるっ♡♡♡もっとっ♡もっとぉ♡♡♡」
私は絶頂しながらも、テオの精をさらに搾り取ろうとした。膣をきゅうっと締め付け、膣壁全体を蠕動させる。さらに、腰をぐりぐりと押し付けて、子宮口に亀頭を密着させると、子宮口が鈴口に吸い付き、勢いを増した精液をごくごくと飲み下す。
美味しい♡
奇妙なことに、私は中出しされた精液の味わいを感じることができた。生命力に満ちた熱と力が、身体の隅々まで染み渡っていくのがわかる。口内射精されたときとは違った感覚。……いや、あのときはわからなかっただけなのだろう。人間の精液が、こんなにも力に満ちていることに。これが、テオの本当の味なのだ。
私の中の決定的ななにかが、変わりつつある予感が胸を満たす。新しい自分へと、生まれ変わるような。同時に、飢えにも似た渇望が湧き上がる。欲しい。もっと欲しい。テオのザーメンで、私の身体を染め上げて……完全に生まれ変わらせて欲しい♡♡♡
「はあっ♡はあっ♡は……♡」
テオは二度の大量射精の疲労で、ぐったりと脱力して肩で息をしている。あれだけ猛っていた肉棒も、私のナカで萎えつつある。私はどうすればいいか、本能的に悟る。
「テオ♡私のおっぱい吸って♡ミルク飲んでっ♡元気出るからぁ♡♡♡」
私はテオの上半身を抱き起こした。そして、母親が赤ん坊に乳を飲ませるかのように、優しく口元に乳首をあてがう。朦朧とするテオは、言われるままに乳を吸う。肉厚の乳首が、テオの口内で口蓋と舌に押しつぶされ、私は甘い快感を享受する。
「んっ♡♡♡はあっ♡ミルクっ♡いっぱい飲んでっ♡」
テオの喉が、こくりこくりと上下する。口内に流し込まれるミルクを健気に嚥下していくテオに、母性にも似た感情が湧き上がる。
。
「あっ♡あんっ♡いいっ♡テオにおっぱい吸われるの気持ちいいっ♡♡♡もっとっ♡もっともっと飲んでぇ♡♡♡」
私は喘ぎながら、テオの口内にびゅうびゅうと母乳を放出する。テオに授乳しているというこの状況、自分の体液がテオの身体に染み込んでいく、倒錯的快楽にゾクゾクと背中が粟立つ。
ごくりごくりと、テオの喉が鳴るたびに、彼の逸物が再び硬く大きく反り返っていくのを感じる。いや、それどころか、テオの肉棒は先ほどよりも一回り、二回りも大きくなっている。張りつめた亀頭が子宮を押し上げ、その圧迫感に私は甘い吐息を漏らした。
「んっ♡テオ♡おっきくなってるっ♡♡♡」
私は授乳したまま腰を動かし始めた。腰をくねらせて、子宮口を亀頭に擦りつける。膣内を蠕動させ、肉粒で裏筋を責めると、テオの逸物が跳ねる。
「んむっ♡んんんっ♡♡♡」
なすがままだったテオが、突然腰を突き上げた。私の膣奥に亀頭を押し当て、そのままぐりぐりと腰を押し付ける動きを繰り返す。さらに、空いている私の乳房を鷲掴みにし、揉みながら乳首を吸い上げる。急にやり返されて、私は困惑のままテオを見つめた。ぼくだって、姉さんを気持ちよくしてあげたい。テオの目に浮かんでいたのはそんな想いだった。
「んぐぅっ♡ふおおっ♡♡♡おっぱい吸われながらっ♡♡♡子宮ごりごりされるのっ♡♡♡気持ちいいっ♡♡♡」
射乳だけでも気持ちいいのに、子宮を肉棒でごりごりと責められる快感が合わさり、私はもうなにも考えられなくなる。
「ああ~~~っ♡♡♡テオっ♡テオぉ♡♡♡」
私は、テオの頭を抱きかかえながら、腰を振る。テオもそれに応えるように、私の胸を揉みしだき、乳首を口に含みながら、さらに腰の動きを激しくする。
「んぐっ♡んっ♡ごくっ♡」
一心不乱に私のミルクを飲むテオ。その必死な様子は、まるで赤子のようで……しかし、彼のペニスは私の膣奥深くまで入り込み、子種を注ぎ込もうと暴れている。そのちぐはぐさが、私の興奮をさらに加速させる。
「あっ♡だめっ♡♡♡もうイっちゃうっ♡♡♡テオのおちんちんでイかされちゃう♡♡♡」
私は快楽に身を任せ、腰を激しく上下させ始める。テオも私の動きに合わせて腰を突き上げてくれている。肉と肉がぶつかり合う音が響き渡る。肉棒が子宮口を突き上げるたびに、目の前に火花が飛び散り、意識を持っていかれそうになる。
「イクッ♡イクッ♡イグッ♡ああ゛あ゛あ゛っ♡♡♡イッックぅぅ~~~~~っ♡♡♡♡♡」
私は身体をのけぞらせ、盛大に潮を吹きながら絶頂に達した。ほとんど同時に、膣内の肉棒が爆ぜる。先ほどの中出しを超える量の精液が、子宮内に注ぎ込まれる。テオの熱が、生命力の一部が、私の身体に染み渡っていく。絶頂の浮遊感の中、身体が燃えるように熱くなる。
変わる。
ドクンと強く心臓が脈打つ。決定的変化が訪れる予感に、背筋が震える。
変わる。
ミシミシ、メキメキと、骨が、肉が軋みを上げる。
変わるっ♡♡♡
「んあぁああぁああ~~~~~~♡♡♡♡♡」
快楽と苦痛……どちらともつかない激しい感覚が脳髄でスパークし、視界が真っ白になると共に、意識が飛ぶ。白飛びした意識の中で、私は繭を破って蝶が羽を広げる様を幻視した。
「はっ♡ああっ……♡はあっ♡はあっ♡」
意識が戻ってきた時、私には新たな器官が備わっていた。側頭部から突き出たねじくれた角、背中から生えたコウモリのような羽根。そして、腰元から伸びる尻尾。黒く細長い尻尾の先端は、鏃のように膨らんでハート型になっており、淫魔特有のものだとわかる。
私は遂に淫魔へと生まれ変わったのだ。
「あはっ♡あははっ……♡♡♡」
私は遂に淫魔へと生まれ変わったのだ。
テオの精が堕落への最期の一押しとなった愉悦。人間よりも遥かに膂力や魔力で勝る存在に生まれ変わった全能感。そして、勇者に選ばれながら魔の存在へと堕ちた背徳感が、私の身体を歓喜に震わせる。しかし、喜悦の高まりに水を差すように、一抹の不安が頭をよぎる。
テオは生まれ変わった私を見て、どう思うだろう。その不安こそが、私を淫魔の苛烈な責めから守り、いままで人間で居させた原動力だ。テオと実際に再会し、私がどんな姿になってもテオが私を愛してくれる、という確信を得たからこそ、私は堕落に身を委ねることができた。だが、そのテオは……いまどんな顔をしているだろうか?私はテオを信じている。でも、怖いものは怖い。おそるおそる視線をテオに向け直す。
「姉さん……綺麗だ」
テオは私の不安を一瞬で吹き飛ばした。彼は、いつもと変わらぬ微笑みで、私を見つめてくれていた。暖かな喜びが胸を満たし、不安が消え去る。すこしでもテオの愛を疑った自分が恥ずかしくなって、顔が熱くなる。
「テオ……ありがとう」
私は感謝の言葉と共に、彼にキスを落とす。
「ちゅ……ねえ、テオ。もっと……シよ♡この淫魔の身体で、たくさん気持ちよくなって欲しい♡」
私は笑みを浮かべながら囁いた。催淫フェロモンの混じった淫魔の吐息を吹きかけて、テオを全力で誘惑する。膣内に突き入れられたままの肉棒が、一層怒張を増す。
「うん……ぼくも、もっとしたいっ♡」
テオはそう言うと、私のお尻を両手で鷲掴みにし、そのまま腰を突き上げた。
「お゛っ♡♡♡んぉおっ♡♡♡」
突然の衝撃に、私は品のない嬌声を上げてしまう。しかも、テオはそれだけでは飽き足らず、激しい抽挿を開始した。
「あんっ♡♡♡ああっ♡♡♡いきなりっ♡激しっ♡テオぉ♡♡♡」
膣襞を抉り、子宮口を叩く剛直に、私は歓喜の声を上げながら身をくねらせる。淫魔の肉体になったことで、感度がさらに跳ね上がった私の身体は、少し動かれるだけでも、人間のころとは比べ物にならない快感を感じてしまう。情熱的なテオの突き上げに、私の身体は歓喜に打ち震える。
「我慢なんてできないよっ♡姉さんっ♡好きだっ!大好きっ♡愛してるっ♡♡♡」
テオは愛を叫びながら、腰を突き上げ続ける。よく見ると、彼の瞳の奥に赤い燐光が宿っていた。淫魔となった私と交わることで、彼も魔力汚染を受け始めたのだろう。きっと、遠くない未来、彼も私と同じように淫魔へと堕ちるはずだ。
「テオッ♡私もっ♡テオが好きぃ♡♡♡愛してるっ♡♡♡ずっとっ♡ずっとぉっ♡♡♡永遠に愛してるッ♡だからもっとっ♡もっと突いてぇ♡♡♡」
私は子宮を穿たれながら、叫ぶ。魔へと堕ちた私たちの間にもはや障害はない。愛を確かめ合いながら私たちは、本能のままに快楽を貪り合う。
「あ~あ♡お姉さんたち、もうすっかり自分たちの世界に入り込んでる♡」
「まあいいんじゃない?幸せそうだし♪ハッピーエンドって感じで♡それよりさぁ……私も、ね♡」
「うん♡私もお姉さんたち見てたら……興奮してきちゃった♡」
「たまには初心に帰っていちゃいちゃらぶらぶセックスもいいよねぇ♪」
私たちの行為を見ながら、淫魔たちがなにやら言っているのが聞こえる。あとで、私たちを結び付けてくれた彼女らにちゃんとお礼を言わなければ。でもいまは、テオと愛を確かめ合いたい。
「ああっ♡姉さんっ♡また出るっ♡♡♡」
「うんっ♡♡♡出してっ♡♡♡いっぱい出してぇ♡♡♡」
私は淫魔の尻尾をテオの腰に巻きつけ、射精を促す。そして、子宮でテオの精液を受け止めた瞬間、私の意識はまたも真っ白に染まった。