「くっ……ここまでか」
赤く染まった満月が、夜空に輝いている。砦を守っていた仲間たちは、みな床に伏せて動かないか、淫魔に組み敷かれて淫らな声で喘いでいる。たった十匹の淫魔の襲撃で、この有様だ。誇り高き白獅子聖騎士団も形無しだった。支部団長である私も、すでに魔力と体力を使い果たし、こうして膝を付いてしまっている。
「あらあら、もうおしまい?もう少し楽しめると思ったのだけど」
「ぐぅ……」
目の前には、一匹の女淫魔が居た。紫の長髪が、夜風にたなびいている。豊満な肢体を異様に露出の多い衣装で包み、扇情的な格好をした美女だが、その身体には角や羽根、尻尾といった異形の器官が生えている。私の剣技でも傷一つ付けられない強靭な肉体に加え、卓越した魔法を操り、魔眼によって魅了や幻覚などの精神攻撃まで仕掛けてくる。そんな相手に、もはや為す術はなかった。
私にできるのは、もはや負け惜しみの悪態をつくことぐらいだ。
「ふっ、これで勝ったつもりか?我が騎士団が簡単に屈すると思うのか?すぐに援軍が来るぞ」
「望むところよ♡禁欲して鬱屈した欲望を溜め込んだあなたみたいな騎士さまたちを、もっとたくさん淫魔に堕とせるなんて……ゾクゾクしちゃうわぁ♡」
淫魔は、私の頬に手を当てた。淫魔からふわりと甘い香りが立ち上る。香水なのか体臭なのかわからないが、頭がぼうっとしてくるような甘ったるい匂いだ。
淫魔は人間を犯し、淫魔へと変えるという。私は淫魔の言葉を聞いて、背筋に冷たいものが走った。
「聖騎士がお前らのようなくだらない存在になるだと!?ふざけるな!」
「初めはみんなそう言うのよね♡でもね……どんなに強靭な精神を持った人間も、淫魔の快楽には抗えないのよぉ♡」
淫魔がうっとりと目を細めながら、笑う。その笑みに恐怖を感じながらも、気丈な態度を取り繕って睨む。
「黙れ!私たち聖騎士は魔物に屈したりはしない!!」
私の言葉に、淫魔はクスリと笑って言った。
「じゃあ試してみる?」
淫魔は指先を振った。すると、がくんと私の身体が落下する感覚に襲われ、目の前が黒一色に染まり始めた。
(これは、転移魔法!?)
黒く染まりゆく視界の中で、淫魔の声が響く。
「行ってらっしゃい♡すべての淫魔の故郷……淫獄へ」
******
どすんと地面に落ちた衝撃で目が覚めた。どうやら意識を失っていたようだ。慌てて起き上がり、辺りを見回すと、そこはなんとも不気味な空間だった。地面は脈打つ肉で覆われており、空は赤黒い雲……ではなく、そう見紛うほどとんでもなく巨大な触手に覆い尽くされている。周囲には数え切れないほどの淫魔たちが居て、互いの身体を求め合っていた。喘ぎ声と獣じみた息遣いが充満している。まるで悪夢の中に居るようなおぞましい光景だった。
「こ、ここは一体……」
呆然と呟く私に向かって、ひとりの淫魔が近づいてきた。目元を隠すように前髪を伸ばしたボブカットの赤髪が特徴的で、緑色の瞳がちらちらと覗く。一糸まとわぬ姿で、肉感的な身体が丸見えだ。一歩踏み出すごとに、大きな乳房がゆさり、ゆさりと揺れていた。
「ようこそ、淫獄へ♡歓迎するわ♡♡♡」
赤髪の女淫魔は、甘い声で言った。股間からは太く長い男性器が生えていて、その先端から透明な粘液を流している。明らかに発情した淫魔に接近されて、私は剣を抜いた。
「ここは一体どこだ?貴様は何者だ!?」
「ふふっ♡ここは淫獄♡すべての淫魔の母なる場所♡そしてあたしは……まあ、名前は別にいっか♡ここじゃ、誰が誰かなんてどうでもいいことだし♡」
「何を言っている!?」
女淫魔は不敵に笑いながら、要領を得ないことを言い続ける。混乱する私を無視して、彼女は私に近づいてくる。私は剣を振って女淫魔を切り付けた。
「無駄よ♡この淫獄では何人たりとも傷つけ合うことはできないの♡でも、傷つけ合うことはできなくても、気持ち良くし合うことならできるのよ♡こんな風に……♡♡♡」
確かに斬られたはずの彼女の身体には傷一つ付いていなかった。呆然とする私に、女淫魔はさらに近づき、私の首筋に舌を這わせた。
「ひっ!?」
生温かい舌の感触に思わず悲鳴を上げる。ぬめりを帯びた唾液が首筋に塗りたくられる感覚。嫌悪感に身を震わせる私を見て、女淫魔は妖しく微笑んだ。
「あらぁ♡可愛い反応ね♡ゾクゾクきちゃう♡もっと虐めてあげたくなるじゃない♡」
「やめろっ!」
思わず振り払おうとした腕も、先ほどの剣と同じように彼女の肌をただ滑るだけだった。ならばと思い、蹴りを放つが、それもやはり手ごたえがない。
「くっ!このっ……離せっ!」
「無駄だってば♡攻撃は全部無意味なの♡ほら、邪魔な鎧を脱ぎ脱ぎしましょ?♡」
女淫魔は私の鎧を脱がせようとしてくる。私は必死に抵抗したが、振り払おうとしてもびくりともしない。すべて無駄だった。あっさりと鎧や下着を剥かれ、裸にされてしまう。
「あら、良い身体してるじゃない♡肉付きは良くないけど、引き締まってて美味しそう……♡」
羞恥心を感じる暇もなく、今度は両手を押さえつけられて地面に押し倒される。耳元にかかる熱い吐息に鳥肌が立つ。淫魔の豊満な乳房と私のひかえめな胸のふくらみが重なり合った。淫魔のペニスが私の腹に押し付けられる。
淫魔の肌は滑らかで、肉感豊かな身体を押し付けられているだけで心地良い。快美感が背筋を走る。人類の敵と触れ合ってこんなことを思うのは、明らかにおかしいと思うのだが、それでも気持ち良かった。これが淫魔が持つ魅了の力なのか……。
「うふふっ♡いただきます♡♡♡」
「んむぅ!」
淫魔は私の唇を奪った。同時に、熱くぬめる舌が口内に侵入してくる。無理やりのキスに、私が最初に感じたのは、熟れすぎた果実のような甘ったるい香りと、濃厚すぎる唾液の甘味だった。
(なんだ、これはっ!?)
異質な香りと味わいに、一瞬圧倒される。その間に、淫魔の舌は私の口内を蹂躙し始めた。歯茎の裏を舐められ、上顎を擦られ、頬の内側や歯茎まで丁寧になぞられる。侵入者を反射的に押し返そうとした舌すら逆に絡めとられてしまう。淫魔の舌は異様に長く、とぐろを巻くように私の下に絡みついてきた。そのまま吸い上げられ、甘く噛まれる。
「れろぉ♡♡♡じゅるるっ♡♡♡ちゅるっ♡♡♡」
「~~ッ!!!」
口内粘膜を擦られるたびに、甘美な感覚が脳髄に響く。舌での愛撫を受けた箇所が、まるで性器になったかのように敏感になっていくのを感じる。
そこで私は思い出した。淫魔の体液はみな強力な催淫効果と中毒性を持つ媚薬であるということを。摂取すればするほどに効果が深まる危険な液体が、いままさに私の粘膜に擦り込まれているのだ。
「んむぅ♡♡♡んんんんんっ♡♡♡」
身体の奥底から淫らな熱が沸々と湧いてくる。口内を貪られる快感に、頭がじんと痺れていく。不俱戴天の仇に与えられる悦楽に、身体が屈服しようとしている。
まずいっ!このままでは……
私は最後の抵抗として、差し込まれた淫魔の舌を噛み切ろうとした。だが、私の攻撃はまたもや淫魔を傷つけることができなかった。
「んちゅっ♡れりゅう♡れーっ♡♡♡」
私が顎に力を入れた隙を突いて、淫魔は大量の唾液を注ぎ込んでくる。私は思わずそれを飲み込んでしまう。
「ふぐっ!?んんんっ!!」
ねっとりとした唾液は喉奥へと流れ込み、胃の中へ落ちていく。強い酒を飲み下したときと同じ焼け付くような刺激と強烈な陶酔感が全身に広がる。身体が燃えるように火照り、汗が噴き出す。下腹部が熱を持って、強く疼き始める。
「くむっ♡♡♡むふぅ♡♡♡♡」
キスで感じる快感も倍増して、頭の奥が痺れる。腰が勝手に跳ね上がり、秘裂からは蜜液が垂れ落ちるのを感じた。腰が動くせいで、腹に押し付けられている淫魔の肉棒を強く感じて、余計に身体が昂ぶってしまう。乳首が固く勃起して、淫魔の乳首と擦れて甘い電流が流れる。
抵抗しなくてはいけないのに、気持ち良くてたまらない……。私はされるがまま、快楽を受け入れてしまっていた。
「ぷぁっ……♡はーっ♡はーっ♡」
ようやく淫魔の舌が引き抜かれたときには、私の身体から完全に力が抜けていた。すっかり全身に熱が回って火照っている。
呼吸をするたび、鼻腔から淫魔の唾液の甘い香りが入り込んできて、頭の芯を蕩けさせる。口の中はじんじんと甘く痺れていて、まだ舌が吸われているかのような感覚すら残っていた。股座からは愛液が溢れ出し、淫魔との間で糸を引いているのが見ずともわかる。
キスだけでここまで乱れさせられてしまった屈辱と奇妙な幸福感に、私は混乱してただ荒く息を吐いていた。私を見下ろしながら、淫魔は言った。
「あはっ♡もうこんなトロ顔晒しちゃって♡お口半開きで舌まで出して、涙目ですっごく可愛いわよ♡」
淫魔の舌が、私の頬を伝う涙を舐め取る。それだけのことで、私の身体は過敏に反応してビクンと震えた。
「乳首も。もうビンビンね……♡♡♡あむっ♡♡♡」
「ひゃうぅ!」
すこし身体を下にずらして、淫魔は私の右胸にしゃぶりついた。硬く勃起した乳首が、熱い口腔に包まれる。淫魔は左胸にも手を伸ばし、手のひらで乳房を揉みながら、指先で乳首を摘まむ。
「や、やめ――ああん♡♡♡」
私の抗議にも構わず、淫魔は胸への愛撫を続ける。淫魔の舌使いはキス同様巧みで、乳首を弄ぶように自在に転がし、時折歯を立てて甘噛みしてくる。そのたびに私の口からは艶やかな声が漏れ、身体はびくびくと痙攣した。舌での乳首責めに先ほどのキスの快感まで思い出してしまって、ますます感じてしまう。
「んっ♡♡♡あっ♡♡♡やだっ♡♡乳首弄るなあ♡♡♡やめろっ、このっ♡♡♡んぃいいいっ!!!♡♡♡」
舌が乳頭をチロチロとくすぐり、同時に指先でくりゅっと転がされる。ひと際鋭い快感が背骨を走り抜け、背筋がぐんっと弓なりに反った。
「ちゅるっ♡れろっ♡え~?こんなに気持ち良さそうなのに?ちゅるるっ♡♡♡じゅるるるるるるっ!!!♡♡♡」
淫魔は意地悪く笑い、今度は強く吸い上げた。パチパチと視界に火花が散る。
「んひっ♡♡♡だめぇ!そんなに強くしたら、私っ……あっ!あああぁああ~~~ッッッ!!!♡♡♡」
私の腰が激しく浮き上がり、膣内が収縮する。愛液が大量に噴き出て、淫魔の腹を濡らした。桁違いの快感に意識を失いそうになる。
「……ッ~~~~っ♡♡♡♡♡♡はあっ♡♡♡はあっ♡♡♡」
浮遊感を伴う悦楽。息が一瞬軽く詰まり……戻ってくる。凄まじい快感の余韻に身体が小刻みに震えた。
あぁ……すごい……こんなの初めてだ……♡
「ふふふっ♡♡♡乳首だけでイっちゃったのね♡♡♡」
淫魔は楽しげに言う。私は息も絶え絶えに口を開いた。
「イ、イく……?」
「あら、知らないの?イク、絶頂、アクメ、オーガズム。呼び方は色々あるけど、要は気持ち良くなって頭が真っ白になることよ♡性的快楽の果てとでも言えば良いのかしらね。ふふっ、騎士のおカタい教育も考え物ね」
淫魔は妖しげに微笑んだ。聖騎士の私とて、人目を忍んで自慰に耽ることくらいはあった。だが、こんな強烈な快感は初めてだった。
絶頂。これがそうなのか……。知識では知っていたが……なんて気持ち良いんだろう。
うっとりと顔が緩むのを感じて、私は気を奮い立たせ、唇を噛んだ。
ダメだっ!私は誇り高き白獅子聖騎士団の一員なんだ。淫魔なぞに呑まれて堪るか……!
そう思うものの、一度味わってしまった快楽を忘れるのは容易ではない。乳首がジンと疼いて、腹の奥がきゅんとうねる。もっと欲しい、と本能が訴えている。
ふと、淫魔の股間に目が行く。そこには痛々しいほど勃起し、先端から透明な液体を垂れ流している肉棒があった。淫魔の性器は性行為のためだけに洗練された魔性の器官だという。これほど雄々しく猛り狂っているのを間近に見ると、実に説得力があった。私はその淫猥な造形を見ただけで、じくりと腹の奥が疼いてしまうのを感じた。
「ふふっ、物欲しそうな目ね。おチンポ欲しいんでしょ?ここに♡♡♡」
淫魔は私の下腹部に手を当てた。ぐっと手のひらを押し込まれると、切ない疼きがより強くなる。身体の奥底から湧き上がってくる情欲に、理性が焼き切れそうだ。
「んんぅ♡♡♡」
思わず情けない声が出た。淫魔はクスリと笑う。
「身体は正直みたいね♡もう、こんなに濡らしちゃって……♡♡♡」
淫魔はそのまま手のひらを下へ滑らせていく。しとどに濡れた割れ目を指先が掠めると、くちっと小さな水音が鳴った。
「ひぅっ!?♡♡♡」
それだけで甘い電流が走り、私は小さく悲鳴を上げた。
「ほぉら、見て♡あなたのおマンコ、こんなにビショビショになってるわよ♡♡♡」
淫魔は私の割れ目に指をやって開き、粘膜を見せつけてきた。そこは愛液でどろどろになっていて、湯気が立つほど熱く火照っていた。
「おチンポ欲しいよ~♡って泣いてるみたい♡♡♡とってもいやらしくって素敵よ♡♡♡」
「ち、違うっ!これは生理反応で……」
「なにが違うの?上のお口は嘘つきだけど、こっちのお口はこんなにもおチンポ求めてるじゃない♡♡♡」
淫魔は細い中指を私の割れ目にゆっくりと挿入してきた。
「ああっ!♡♡♡」
たった一本の指が入ってきただけなのに、私の身体は歓喜に跳ねた。自慰とは比べ物にならぬ快感に、私の理性は吹き飛びそうになる。
「ふふっ♡あなたのナカ、トロトロで温かい……♡それにすごく締め付けてくるわ♡♡♡」
「やだっ♡動かすなぁっ!♡♡♡ああっ!!♡♡♡」
淫魔の指は私の膣を探るように動き始めた。火照った膣壁をねっとりと擦り上げ、奥まで侵入してくる。
「あっ♡♡♡あああっ!!♡♡♡そこっ♡♡♡だめぇっ♡♡♡」
「うふふっ♡可愛い声で喘いじゃって……ここが良いのね?♡♡♡」
淫魔は的確に私の弱いところを見つけ出し、執拗に責め立てる。充血した媚粘膜を何度も押され、私は腰を浮かせて悶えた。
「私の指、美味しい?キュウキュウ締め付けてきちゃってるけど?」
「そ、そんなわけっ♡♡♡んあっ♡♡♡あああっ!♡♡♡」
「良いのよ♡もっと気持ち良くなって♡♡♡」
淫魔は人差し指を入れ、今度は二本の指をバラバラに動かし始める。同時に親指の腹でクリトリスを転がされると、頭の芯が痺れるような快感に襲われる。性感がどんどん膨れ上がって、何も考えられなくなる。
「んひっ♡♡♡あっ♡♡♡あっ♡♡♡ああぁっ!♡♡♡」
「またイっちゃいそうなのね♡♡♡いいわ、イキなさい♡♡♡」
「んんっ♡♡♡イクっ♡♡♡イクイクイクッ♡♡♡イグぅうう~~~~っ♡♡♡♡♡♡」
淫魔の囁きと同時に、私は二度目の絶頂を迎えた。背筋が大きく反り返り、全身が痙攣する。頭の中でなにかが弾け飛ぶ感覚。視界が真っ白に染まった。
これっ……すごい♡♡♡
意識が遠ざかるほどの絶頂。しかし、まだ終わりではなかった。
「ふふっ♡♡♡そろそろ本番いきましょうか♡♡♡」
淫魔はそう言うと、私から指を引き抜いた。それだけの刺激にも感じてしまって、身体が小さく震えてしまう。
「んっ♡♡♡本番って……あっ♡♡♡」
いつの間にか、私の目の前に、巨大な肉棒があった。それは凶悪なまでに勃起して、先端から透明な液体を流している。その雄々しい姿に、ごくりと喉が鳴った。
「これが欲しいんでしょう?ねえ、見て♡♡♡」
淫魔はそう言って、自分のペニスの先端に指を這わせた。
「私のふたなりチンポ、亀頭が大きいでしょう?カリ首の段差も高くって……これで膣壁ゴリゴリされるの、たまらないわよ♡♡♡自慢の一品なの♡♡♡」
淫魔は見せつけるように、這わせた指をツツと根元へ滑らせた。確かに淫魔のペニスの亀頭と竿の間の段差はとても大きいように思える。指がカリ首の段差や幾重にも走る太い血管の凹凸に合わせて上下すると、淫魔のペニスの造形の淫猥さを一層強く感じてしまって、身体の奥底の疼きが増した。この逸物で犯されたら、どれだけ気持ち良いだろう……私は思わずに生唾を飲み込んでいた。
「あ、あぁ……♡♡♡」
「ふふっ、想像しちゃったのかしら♡♡♡良い顔よ……♡♡♡」
淫魔は妖艶に微笑みながら、私の両脚の間に陣取った。自分の肉棒を掴んで、私の割れ目にあてがってくる。濡れた粘膜に亀頭が触れた。肉棒の熱さと大きさを直に感じて、私は恐怖を覚える。
「ま、待て!そんな大きなモノ、入らない!」
「大丈夫よ。心配しないで♡♡♡この淫獄でなにものも傷つくことはないわ♡どんな巨根でも受け入れられるし、ハジメテでも、ちゃ~んと気持ち良くなれるの♡♡♡」
淫魔の剛直の先端が割れ目を上下になぞる。甘やかな刺激に、身体が切なく疼く。
「くふっ!♡♡♡はぁっ♡♡♡はぁっ♡♡♡」
やめろ。そんなものを押し付けるな。早く挿れてくれ。もう我慢できない。相反する二つの思考が脳裏を駆け巡る。きゅんきゅんと腹の奥が切なく疼いて、腰が揺れ動いてしまう。ヘコヘコと腰が揺れる様は、まるで挿入をねだっているようだった。その様子を見て、淫魔はクスリと笑う。
「そんなに焦らないで。ちゃんと挿れてあげるから♡♡♡」
淫魔は妖艶に微笑むと、ゆっくりと腰を押し進めた。巨大な肉棒が私の中へと入ってくる。
「ぐっ♡んぅううううう~~~~っ♡♡♡♡♡♡」
凄まじい圧迫感。だが、苦痛はない。膣肉を押し広げて侵入してくる淫魔のペニスは、途方もない快楽をもたらした。
「はあぁっ♡なにこれっ♡♡♡おっきすぎるぅっ♡♡♡くふぅうううっ!!♡♡♡」
私は声を抑えることができず、甘い叫びを上げてしまう。大質量の肉塊で膣内をギチギチに満たされていく感覚がたまらない。自分の意思とは関係なく、びくりと腰が跳ね上がる。熱い疼きが脳天まで駆け抜けて、思考がぐちゃぐちゃになる。
「あんっ♡あなたのナカ、狭くってトロトロでとっても素敵……♡♡♡」
淫魔はうっとりと呟くと、さらに深く挿入してきた。亀頭がコツンと最奥に当たるのを感じる。その瞬間、視界に火花が散った。
「んんっ!♡♡♡」
ビクンと身体が跳ねる。太ももがわなわなと震え、つま先が丸まった。どうやら私は軽く達してしまったらしい。反射的に、膣壁が収縮し、淫魔の肉棒を締め付ける。肉棒の形がはっきりとわかって、余計に感じてしまう。
「あら、いまのでイっちゃったのね♡可愛いわ……♡♡♡」
淫魔はそう言って私の頭を撫でると、腰をゆっくりと動かし始めた。長大なペニスが引き抜かれていく。先ほど見た高いカリ首の段差に、弱いところをゴリゴリと擦られているのがわかる。鏃のかえしのようになった亀頭で、膣壁を擦られ、外へ引き出される感覚は、淫魔の言う通り、確かにたまらない快感だった。
「うふふ♡どう?淫魔のふたなりチンポは気持ちいいでしょう?♡」
「きもちよくなんか……♡♡♡んおぉおおおっ♡♡♡」
抜け落ちるギリギリのところまでペニスが引かれたかと思うと、一気に突き入れられた。再び最奥を突かれ、野太い悲鳴を上げる。快楽に屈してはならないとわかっていても、理性に反して身体は正直に反応してしまう。
「くぅうん♡こんなっ♡♡♡淫魔に犯されてっ♡♡♡ダメなのにぃっ♡♡♡」
緩急のあるピストン運動を繰り返されるたびに、膣壁が捲り上げられ、最奥をノックされる。圧倒的な質量を持つ肉棒によってもたらされる悦楽に、全身が支配されていく。それでも私は、理性を振り絞って抵抗を試みた。
「あっ♡はぁあああん♡♡♡こんなっ♡やめぇ♡♡♡ひぃん♡♡♡やめろぉ♡♡♡」
私は甲高く喘ぎながら、なんとか制止の言葉を絞り出す。それが限界だった。淫魔はニヤリと口角を上げる。
「ふふっ、そんなこと言っちゃって……本当はもっとして欲しいんでしょう?強がらないで♡♡♡淫魔が与える快楽に人間が抗うなんて無理なんだから♡♡♡我慢しないでよがって、喘ぎまくれば良いのよ♡♡♡ほらぁ♡♡♡ここが好きなんでしょ?♡♡♡」
そう言いながら、淫魔は私の脚を掴んで持ち上げ、角度を変えて腰を打ち付けてきた。大きな亀頭で最奥をぐりっと押し込まれ、私は背筋を大きく仰け反らせる。
「んおっ♡♡♡そこだめっ!♡♡♡ああぁんっ!♡♡♡」
「うふふっ♡♡♡子宮の入り口グリグリするたびに、あなたのおマンコがキュウゥッて締まるの♡♡♡弱点バレバレよ♡♡♡」
淫魔は嬉々として私を責め立てた。腰の動きを加速させ、抽挿をより激しいものに変えてくる。結合部から愛液が飛び散る。あまりの激しさに、意識が霞むほどの強烈な快感に襲われる。
「ひああっ!♡♡♡激しすぎっ!♡♡おお゛っ♡♡♡くうっ♡♡♡♡やめろぉ♡これ以上されたらおかしくなるぅ♡♡♡」
「おかしくなって大丈夫♡ここは淫獄なのよ♡なにもかも忘れて淫らに堕ちちゃえば良いの♡」
「そんなっ♡♡♡うあ゛っ!♡♡♡イクっ♡♡♡またイッちゃうぅうううっ!!♡♡♡」
容赦のない高速ピストンに、頭がチカチカする。性感がどんどんと高まっていく。官能を押し込めようと必死に抵抗するも、無意味だった。高まり続ける性感に、絶頂が近いことを悟ってしまう。
「イっちゃいなさい♡♡♡私もいっしょにイッてあげるから♡♡♡淫魔ザーメンたっぷり中出ししてあげるっ♡♡♡」
その言葉と共に、淫魔は私の脚を引き寄せ、体重をかけて覆い被さってきた。そして、ラストスパートをかけるように激しく腰を動かし始める。パンパンという肉同士がぶつかり合う音が響く。膣壁が擦られ、子宮口を何度も叩かれる。
こんなっ……♡♡♡こんなのもう無理ぃっ……!♡♡♡耐えられないっ……!!♡♡♡
「んおおぉおお~っ!?♡♡♡おぐっ♡♡♡深すぎるっ♡♡♡ああ゛ぁっ♡♡♡イクっ♡イクイクイクっ!♡♡♡イグぅうううっ~~っ!!!♡♡♡♡♡♡」
先ほどの絶頂より深く重い絶頂。私は身体を大きく仰け反らせた。両脚がピンと伸び、つま先が丸まった。全身が反った状態で、ガクンがくんと大きく痙攣する。秘裂から大量の愛液が噴き出し、視界が真っ白に染まる。
「んっ♡♡♡でるっ♡♡♡」
淫魔は小さく叫ぶと、腰を突き出した。ビクビクと痙攣する身体を押さえつけられ、肉棒がさらに奥まで押し込まれた状態で射精が始まった。ドロドロとした熱い液体が身体の奥底に打ち込まれていくのを実感し、私は身を震わせる。
「あぁああっ♡♡♡あついっ!♡♡♡なかにでてるっ!♡♡♡んん~~~~~ッ♡♡♡」
精液が膣内を満たしていく感触にも感じてしまって、私の絶頂は引き延ばされ、なかなか終わらない。浮遊感が持続して、高く昇りつめたまま戻って来れない。
「…………かはっ!♡♡♡はっ!♡♡♡はーっ♡♡♡はーっ♡♡♡はー……♡♡♡」
至福の時間はどれほど続いただろうか。数秒だったのか、数十秒だったのかもわからない。天国に居るような心地良さの中、私の意識は限りなく曖昧になっていた。
ようやく意識がはっきりしたのは、ちょうど淫魔のペニスが引き抜かれる瞬間のことだった。栓を失った秘所からは、収まりきらなくなった白濁が逆流してくる。凌辱の証を垂れ流す自分の姿に羞恥心と屈辱感を覚えながらも、奥底に溜まった熱を感じて、私は甘い吐息を漏らしていた。
「んっ♡はぁ……♡♡♡はぁ……♡♡♡」
腹がわずかに膨らむほど大量の精液を注ぎ込まれていたようだ。淫魔の精力の強さを思い知らされる。そして、その精を受ける悦楽の果てしなさも。かつて私は淫魔の誘惑に堕ちた過去の英雄たちのことを嘲笑っていたが、淫魔との性行為の甘美さを知ってしまったいまとなってはもう、彼らを嗤うことなどできなかった。
「もったいない♡こんなにたくさん出しちゃって……」
淫魔はそう言うと、指先で溢れ出た白濁を掬い取った。妖艶な笑みを浮かべると、それを口に含む。そして、私に口づけてきた。
「んんっ♡♡♡」
生臭く苦い味が舌の上に広がっていく。嫌悪感で肌が粟立つ。私は淫魔に逆らう気力も体力もなく、されるがまま淫魔の精液を飲み下した。そこが、私の体力の限界だった。逆らい難い眠気に急に襲われる。まぶたが重くなっていく……。
「堕落への道は開かれた♡さあ、じっくり愉しんでいきましょ♡」
薄れゆく意識の中、淫魔の楽しげな声だけが響いていた。
******
目を覚ましたとき、私は肉床に倒れていた。辺りを見回してみるが、空が触手で覆われているために、時間経過はわからない。
上半身を起こすと、私は自分の変調に気が付いた。身体の芯が燃えるように熱く疼いている。疼きは痒みにも似て、どんどん強くなっていく。私は堪らず、自らの手で胸と股間に触れた。
「はぁ♡くっ♡私がこんな……ああんっ♡♡♡」
はしたない、こんなことをしている場合ではないとはわかっていても、手が止まらない。胸と股間を弄り回すたびに、痺れるような甘い感覚が全身に広がる。中毒的な快楽に、私は夢中になって自慰を続けた。
考えなくてはならないことは無数にあった。身体の疼きは淫魔の体液を大量に摂取してしまったせいなのかとか、脱がされた鎧はどこに行ったのかとか、淫獄にきてどれくらいの時間が経ったのかとか、そもそもこの空間から脱出する方法はあるのか、とか。しかし、そんな思考はすぐに快楽に流され消えてしまう。周りには無数の淫魔が居て、自分の淫行を眺めているものも居るというのに、もはや気にならなかった。もう、ただひたすら快楽を求めることしか考えられない。
「ふぅっ♡♡♡あっ♡イイッ♡♡♡乳首いいっ♡♡♡おマンコ気持ちいいぃっ♡♡♡」
私は淫魔の凌辱を思い出しながら自らを慰めた。乳首を摘み、膣内にできるだけ深く指を差し入れ、激しく擦り上げる。淫猥な言葉が口から漏れ出るのを止められない。
「んんっ♡♡♡イクッ!♡自分でおマンコほじくってイっちゃうぅううっ!!♡♡♡イクイクイクぅうううっ!!♡♡♡」
私はあっけなく達してしまった。両脚をピンと伸ばし、背筋を仰け反らせながら痙攣する。絶頂の余韻に浸りつつ、私は荒くなった呼吸を整えようと努めた。
「はぁ♡はぁ♡きもち、いい♡♡ああ、でも……♡♡♡まだ……♡♡♡」
一度絶頂を迎えても、まだ疼きは治まらない。むしろもっと強い刺激を求めてしまっている自分がいる。私は再び胸と秘所に手を伸ばした。
「ああ……♡イイっ♡♡♡気持ちいい♡♡♡んんっ!♡♡♡ああぁああ~~っ!♡♡♡」
手が止まらない。乳首をこねくり回し、膣内をかき混ぜる。私の身体は快楽に対して以前より格段に敏感になっていた。少し触れただけで、たまらない快感が生まれる。夢見心地で自慰に耽っていると、不意に後ろから声をかけられた。
「随分愉しんでるな♡♡♡」
慌てて振り返ると、そこには茶髪の女淫魔が居た。髪は耳にかからず襟足もうなじが見えそうなくらい短い。ボーイッシュな雰囲気で、勝気な顔立ちをしている。
「新入り、オナニーも良いけどよ、マンコ空いてるなら俺とセックスしようぜ♡♡♡俺の自慢の極太長チンポで気持ち良くしてやるよ♡」
声をかけてきた淫魔は自分の逸物を誇るように見せつけてきた。その大きさに私は息を呑む。茶髪の女淫魔のペニスは、赤髪の女淫魔のモノよりさらに一回り大きかった。赤黒く怒張し、血管を浮き上がらせたそれは、グロテスクですらある。大きな亀頭とカリ高が特徴だった赤髪の淫魔の肉棒とはまた違って、幹が長く太い。
あんなものを入れられたら……♡
恐怖と期待が入り混じった感情を抱きながら、私の視線はペニスから離せなかった。
「ふふふっ♡そんなに見つめなくても、すぐにぶち込んでやるさ♡」
淫魔は私の後ろに回って、腰に手をやった。淫魔は両手で私の尻たぶを掴むと、左右に割り開いた。
淫魔の肉棒の先端が私の不浄の穴に触れる。ぬるぬるとした先走りを尻穴に塗りたくられると、言いようのない不快感と共に、奇妙な快感を覚えた。その感触に、私の理性がギリギリ戻って来て、私は抵抗しようとした。
「んんっ……そこは違う穴♡や、やめろっ!だ、誰が貴様などと……!」
「いいねえ♡フリでもそう言われると燃えてくるぜ♡」
淫魔は腰を回して、亀頭で肛門を揉むように刺激してくる。ただの排泄腔に過ぎないそこが、徐々に熱を帯びていく。
「あ、熱い……!?な、なんだこれは……」
「ケツ穴ヒクヒク震えてるぜ♡ホントは欲しいんだろ?」
ぐりぐりと肛門に肉棒を押し付けられると、私は耐えがたい欲求を感じた。ずくんっ♡ずくんっ♡と腹の奥が疼く。淫魔の言う通り、私の身体は尻穴での快楽を求めていた。
「ち、違う……!ううっ♡そんなはずはぁ♡♡♡こんなの、あり得ないぃぃぃぃ♡♡♡」
「おっと、アナルセックスは初めてか?大丈夫、ケツ穴だって立派な性器だって、俺が教えてやるからよ♡チンポでケツ穴ほじくられるの、すぐ病みつきになるぜ♡ほら、力抜け♡♡♡」
そういうと、淫魔は腰を突き出してきた。淫魔の巨大な肉棒が、ゆっくりと肛門に押し入ってくる。
「く、くるっ♡入って、来るぅううっ♡♡♡んんっ♡♡♡んほぉおお~~~~っ!♡♡♡」
亀頭が括約筋を超えると、意外にも抵抗は少なく、にゅるんと肉棒が侵入を果たした。思わず私の喉から間の抜けた喘ぎが漏れる。腸壁を擦られ、圧迫される。
「へぇ~♡いい声出すじゃねぇか♡もっと聞かせてくれよ♡」
淫魔は腰を動かし始めた。ずるるるるっと肉棒が抜けていくと、排泄にも似た解放感を帯びた快楽が生まれる。そして、次の瞬間にはずぶんっ!と一気に奥まで突き入れられる。直腸の突き当たりを突かれて。強烈な衝撃が背筋を走り抜ける。
「おほぉおおお~~~っ!♡♡♡んお゛っ♡おひぃいいっ!!♡♡♡ああ゛~~~~っ♡♡♡」
凄まじかった。腸粘膜を刺激されることが、これほどの快楽を生むものだとは。
あまりの快感に、私は肉床に突っ伏し、尻だけを掲げるような姿勢で、背中を仰け反らせ、獣のような声で喘いだ。直腸の中で肉棒が動くたび、背筋が爛れ落ちるかのような悦楽に襲われる。ただの消化器官と排泄腔であるはずの場所で、これほどの快楽を得てしまっている。排泄腔で快楽を得るという背徳感が、余計に興奮を高めていた。
私に残されたわずかな理性が警鐘を鳴らす。このままではまずい。このままでは取り返しのつかない深みへと堕ちてしまう。
「お゛っ♡♡♡お゛っ♡♡♡お゛お゛っ♡♡♡こっ、これ以上はっ♡♡♡い、嫌だぁ♡♡♡頼むっ、抜いてくれぇえ♡♡♡おほおぉっ♡♡♡おひぃいいっ!♡♡♡」
「そんなこと言って、こんなに喘いで説得力ないぜ♡ケツ穴犯されるのも良いだろう?♡♡♡もっと気持ち良くしてやるよ♡♡♡」
私の懇願も虚しく、淫魔のピストン運動は止まらない。それどころか、抽挿の速度は上がり、どんどん激しさを増していく。パンッ、パァンと音を立てて、私の臀部に淫魔の腰が叩きつけられる。
「おほっ♡お゛~~~~っ♡♡♡おくぅ♡ふかいっ♡♡♡すごっ♡すごいっ♡♡♡」
濁った喘ぎ声を上げながら、私は無様に肉床に顔を擦り付けていた。腸の曲がり角を突かれるのが気持ちいい。高いカリで腸壁を擦り上げられるのが気持ちいい。排泄のための器官であるはずの肛門が、肉棒を受け入れ貪るための淫穴へと変えられていくのを、私は感じていた。
「はあっ♡♡♡んんっ♡♡♡お前のケツ穴、締まりが良いな♡俺のデカマラをガンガン締め付けて食いついてくるっ♡♡♡すぐにイっちまいそうだぜ♡♡♡」
淫魔は私の腰を掴み直すと、ラストスパートをかけるように激しくピストン運動を繰り返した。腸内を蹂躙される快感に、私は舌を突き出して悶絶する。
「お゛お゛っ♡♡♡激しすぎるぅぅっ♡♡♡お尻壊れる♡♡♡もうイクっ!♡♡♡お尻でイっちゃう!♡♡♡んひいいい~~っ!!♡♡♡」
「俺も出すぞ♡しっかり受け取れ!♡♡♡くっ!♡♡♡」
淫魔が腰を突き出し、震わせた。その瞬間――
どぴゅっ!びゅーーっ!!びゅーーっ!!
直腸の奥で熱いものが弾けた。同時に、高まり続けた官能が臨界点を迎える。
「あついぃい!!♡♡♡お尻に出されてイクッ!!♡♡♡んほぉ゛おおおぉぉおおお~~~~っ!!♡♡♡」
濁った喜悦の声を伸びやかに上げ、私は果てた。全身が痙攣し、触られてもいない秘所からプシップシッとしぶきが飛ぶ。
「お゛っ♡♡♡あへぁ~~~~っ♡♡♡」
絶頂を迎え、脱力した私はその場に崩れ落ちた。肉棒が引き抜かれると、栓を失った肛門から、ぶぼっと下品な音を立てて白濁した液体が噴き出した。
「あぁぁ……♡♡♡お尻……♡♡♡あっつい……♡♡♡」
半開きになった口から舌を垂らしたまま、荒く息を吐く。だらしなく顔が緩んでいるとわかっていても、表情を取り繕うことさえできない。
これがアナルセックス……♡こんなにも素晴らしいものだったのか。
いままで味わったことのない悦楽に、私は虜になっていた。陶酔感と肉欲が私を支配する。この快感をもっと味わいたい……。淫らな熱がムラムラと湧き上がってきて、どうしようもなかった。気が付くと、私の腰は揺れて、自ら淫魔へと尻穴を突き出すようにしていた。
「なんだ、まだ足りないのか♡♡♡いいぜ♡お前の気がすむまで、たっぷり可愛がってやるよ♡」
淫魔は私の耳元で囁いた。その言葉に私の心は歓喜に打ち震え、尻穴は淫魔の肉棒に求めるようにわなないた。
「はあっ♡あはぁ……♡♡♡」
私は流し目を淫魔に向け、甘い吐息を吐き出した。表面上の拒否の言葉を口にすることすらできず、腰を振る。さらなる行為の催促をするように……。
もう、私の理性はほとんど働かなくなっていた。
【後編へ続く】