地下迷宮ビペンニスは古代文明が築いたとされる巨大ダンジョンである。この迷宮には古代文明の遺物が多く眠っており、日々冒険者によって探索が進められている。しかし、遺物を守るように数々のトラップが仕掛けられ、多種多様な魔物が蔓延っているため、冒険者の犠牲は絶えない。そして今日もまた、トラップに捕らわれた女冒険者が一人……。
「あいたたた……」
アンは腰の痛みに顔をしかめながらゆっくりと立ち上がった。
「うーん……やっちゃったなぁ」
彼女の名はアン・グレイス。新進気鋭の若手冒険者である。小柄な体躯に、癖の強い栗毛と愛らしい顔立ちが特徴的だ。軽装鎧を身に着け、武装は最低限、軽い下見程度のつもりで来たのだが、運悪く落とし穴に嵌ってしまったようだ。幸いなことに大きな怪我はなく、装備も無事だった。
「ここは……」
アンは辺りを見渡した。どうやら石造りの小部屋に閉じ込められているようだ。四方の石壁には扉などもなく、上を見上げると天井が遥か上に見える。落とし穴に落ちて命があるだけマシではあるが、とても登れそうにはない。運よく助けが来なかったら、ここで餓死か衰弱死するしかない……。暗い未来の想像に、アンは身震いをした。
「出口がない……い、いや、こういうのはどこかに隠し扉がある!探せばきっと!」
そう言って、アンは部屋の中をくまなく調べ始めた。床の隅から隅、手の届く範囲の壁をよく観察し、触ってみる。丹念に調べていくと、壁の一部に押せそうな部分が見つかった。
「これだ!これを押せばたぶん……」
一縷の望みを託すように、アンはその部分を押す。すると、ゴゴゴッという音とともに壁の一部がどんでん返しのように回転した。
「やった!これで……」
出口かと喜んだのも束の間、回転して現れたのは同じような石壁で、その壁にはなにか棒のようなものが付いていた。
「え、なにこれ」
棒はちょうどアンの腰ほどの高さにある。しげしげとそれを観察してみると、アンは目を丸くした。それはどう見ても、男性器を模したような形をしていた。あまりにも肉々しいそれに、アンの顔が赤くなる。
「こ、これって……ま、まさか。な、ななんでこんなものがここに!?」
壁から生えた肉ディルドは雄々しくそそり勃ち、先端からは透明の液体を滴らせていた。亀頭は大きくカリ首は高く、太く長い幹にはうねうねと血管が浮き出ている。肉棒全体になにやら紋様が刻まれており、そのいやらしさを引き立たてていた。
「でも……うわぁすごいリアル……それになんだかすっごくエロい……」
見れば見るほど淫靡な造形をしたそれが、まるで生きているかのように脈動している様を見て、思わずまじまじと見つめてしまう。気が付くと、アンは無意識のうちに肉棒へと顔を近づけていた。
「はあ……はあ……♡すんすん……くさいぃ……すごく臭いよぉ……♡♡♡ああダメぇ、なんか頭がぼーっとしちゃうぅ……♡」
鼻腔を刺激する強烈な精臭に、クラクラしてしまう。脳髄まで犯されるような感覚に囚われながらも、アンは視線を外すことができない。いつの間にか、アンの鳶色の瞳にはハートマークのような紋様が浮かび上がっていた。それは魅了されたことを示す淫紋だった。
この肉ディルドは『淫魔のおもちゃ』と呼ばれるトラップだ。催淫と魅了の効果がある淫紋と淫臭によって人間を誘惑し、淫魔へと堕落させてしまう。アンはその淫らな罠にまんまと引っかかってしまった。
「はぁ……はぁ……我慢できない……舐めちゃお……ぺろっ♡」
とうとう耐え切れなくなったアンは、目の前の肉棒へ舌を伸ばす。そして恐る恐るという風にチロりと先端を一舐めした。
「~~~~~ッ!!?♡♡♡」
瞬間、先走り汁のあまりの甘美さに、アンは声にならない悲鳴を上げた。口いっぱいに広がる濃厚な精の味が、アンの思考をドロドロに溶かす。
(おいしい……もっと欲しい♡♡♡)
アンは蕩けた笑みを浮かべた。魅了されたアンの味覚は淫らに捻じ曲げられ、淫魔に近しいものになっていた。普段なら口にすることなど微塵も考えられないであろう淫汁も、いまのアンにはたまらない甘露として感じられる。
「れろれろれろ……はぁむ……ちゅぱっ……じゅぞおおおっ!♡♡」
もう止められない。気付けば、アンは大口を開け、肉棒にしゃぶりついてしまっていた。
「んむっ♡ちゅぱっ♡じゅぽっ♡んんっ♡おいひい……♡おチンポ美味しいよぉ……♡♡♡ぐぶぶぶっ……んぷっ……♡」
奥深くまで届く長い肉棒に、えずきそうになるのを堪えながら、懸命にしゃぶりついて奉仕する。大きすぎる肉棒に息苦しさを感じるものの、それが逆に興奮となってアンの身体を熱くさせた。
「じゅるるるるっ♡んぢゅるっ♡ちゅぽっ♡んむっ♡んぶっ」
舌を絡め、いやらしい水音を立て、喉奥まで使い、頭を振って激しいストロークを繰り返す。唇を窄めて吸い付き、時折口を離しては、亀頭をれろんと舐める。
(こうしてると脳みそまで犯されてるみたい……♡♡♡しあわせぇ……♡♡♡)
アンは夢中で熱烈なフェラチオを続けた。逞しい肉棒の熱を口腔全体で感じ取り、その大きさと太さを実感するたびに子宮がきゅん♡と疼く。
熱心な口奉仕の甲斐あってか、やがて、肉棒が一層怒張し、ビクンっ♡ビクンっ♡と跳ね始める。
「んぶっ♡♡♡でるの?きてぇ♡♡♡私の口まんこにいっぱい出してぇ♡じゅるるるっ♡じゅっぽっ♡ずりゅるるっ!!♡♡♡」
射精が近いことを感じ取ったアンは、いままでの人生で一度も口にしことがない淫語を口にしながら、ラストスパートをかけるように激しく頭を振り始めた。より激しく、いやらしく、下品な音を立てて、肉棒を貪る。
「んぷっ♡んぢゅるっ♡♡♡じゅじゅぞっ♡♡♡んぐっ♡んっ♡♡♡んぐっ♡んんん!!?♡♡♡」
どぴゅるるるるるっ!!!どびゅーっ♡♡♡どびゅーっ♡♡♡
肉ディルドが激しく脈打ち、本物の淫魔のペニスのように大量の精を勢いよく放った。灼熱の白濁液がぶちまけられ、アンの口腔内を満たしていく。
「んぶぅ~~~ッ!♡♡♡♡♡♡♡♡んぐっ♡んくっ♡んくっ♡んくっ♡」
どくどくと流れ込んでくる熱い奔流を、アンは必死になって受け止めた。
「んっ……♡♡♡ごくっ……♡♡♡ごくっ……♡♡♡」
それでも飲みきれない分が、アンの口の端からどろりと垂れ落ちる。アンは目を白黒させながらも、決して肉棒から口を放そうとしなかった。一滴残らず搾り取ろうと、肉棒に舌を這わせてさすり、最後の最後まで吸い上げ続ける。
「ごくっ……ごくん……♡♡♡はあぁ……♡しゅごかったぁ……♡♡♡」
長い時間をかけてようやく全てを飲み干すと、アンはうっとりとした表情を浮かべて呟いた。熱い迸りは、甘美かつ濃厚で、魅了によって精の虜となっているアンの脳をさらに蕩けさせてしまった。
「はあ……はあ……♡もっとほしい……♡♡♡」
魅了と精飲によって、すっかり発情してしまったアンは、肉棒に頬擦りすると、愛おしそうにそれにキスをした。身体が燃えるように熱い。心臓が激しく脈打ち、子宮がこっちにも精が欲しいと訴えてくる。目の前の肉棒を見ているだけで、秘所からは止め処なく蜜が溢れ出していた。
「ああ……だめ……♡欲しい、おまんこに欲しい……♡♡♡ううう♡もう、我慢できない……♡♡♡」
淫らな熱に理性を溶かされ、アンは鎧と服を乱雑に脱ぎ捨てた。起伏の少ない少女じみた裸体が露わになる。アンの秘所はすでにしとどに濡れており、細い太ももから蜜の筋が垂れていた。
「ふーっ♡ふーっ♡」
鼻息を荒くしながら、アンは尻を壁に突き出した。そして、ディルドを掴み、先端を自分の秘所にあてがう。
「んっ……♡あっ……♡おっきい……♡♡♡」
亀頭が入り口に触れた瞬間、アンは小さく声を上げた。硬く滾った肉杭の感触を媚肉に感じ、背筋をゾクリとした快感が走る。ここにきて改めてわかる肉棒の巨大さ。その圧倒的な存在感に、アンは嘆息した。これほどのモノが自分のナカに入って来たら、いったいどうなってしまうのか。期待に胸が高まり、呼吸が浅くなっていく。
「ふっ♡ふっ♡い、いくよぉ……♡」
アンは緊張した面持ちで、ゆっくりと腰を落としていった。
ずぷ……ぬちぃ……♡
「ああぁぁぁ……♡入ってくる♡♡♡入ってくるぅ……♡♡♡♡」
太い亀頭が膣壁を押し広げながら侵入してくる感覚に、アンは甘い声を上げた。巨大な肉塊が自分の淫洞を満たそうとしている。その圧迫感に、脳髄が痺れるような感覚を覚え、視界がちかりちかりと明滅する。すこしでも気を抜くと意識が飛んでしまいそうだ。
「ふぅ……♡♡♡ふとぉ♡♡♡やっぱりぃ、すごい♡おっきすぎるぅうう♡♡♡んんっ♡んぅうう……♡♡♡」
腰が抜けそうになるが、アンは踏ん張った。ここで止まってしまえば、この先にある快楽を味わえない。その思いだけが、アンを支えていた。腰を落として、さらに肉棒を呑み込んでいき、ついに最奥へと達する。
「はあ……♡やっと……全部入った……♡♡♡おく……きちゃってるぅ♡動いてないのに……もう……気持ちいい♡♡♡♡♡♡」
肉棒を根元まで挿入し終えると、アンは大きく息を吐いた。自分の体重で深く突き刺さった肉棒が子宮を押し上げ、それだけで軽くイキかける。自らを満たす圧倒的な存在感に、うっとりと陶酔の笑みを浮かべる。
「じゃあ、そろそろ……♡」
肉棒の太さに馴染み、息が整うのを待って、アンは動き始めた。腰を壁に擦り付けるように、ゆっくりと上げ、ゆっくりと落とす。それを何度も繰り返す。緩慢な動きでも、太く長大な肉棒が蜜壺をくまなく刺激する。
「んんっ♡♡♡あはぁ……♡こんなの初めてぇ……♡♡♡おチンポ凄すぎだよぉ♡♡♡」
いままでしてきたオナニーとは比べ物にならないほどの快感に、アンは目尻に涙を浮かべた。もっと、もっと……。本能の赴くまま、アンは腰の動きを加速させた。次第に腰振りのスピードは上がっていき、それに伴って快楽の波も大きくなっていく。
「あんっ♡あんっ♡すごっ♡すごひ♡これっ♡きもちいひ♡♡♡♡♡♡」
アンは蕩けた顔を浮かべ、夢中になってピストンを繰り返した。極太ディルドで肉壁をゴリゴリと削るように腰を振りたくる。上下運動のたびに、大きくよく張った亀頭が、ぐっと最奥を押し上げるのがたまらない。最奥を突き上げる衝撃に、息が吐き出され、喉の奥から喘ぎ声が漏れ出る。
「はぁっ♡はぁっ♡はぁっ♡あひっ♡きもちいい♡おチンポ最高♡♡♡♡♡♡」
理性を焼き尽くすほどの悦楽に、アンは我を忘れて肉欲に溺れていく。アンの細身の身体が紅潮し始め、肌には玉のような雫が浮かぶ。額に髪が貼り付くのも構わず、アンは一心不乱に腰を振った。
「はぁっ♡あっ♡イクッ♡♡♡もうイッちゃう♡♡♡おまんこイクぅうううう!♡♡♡♡♡♡」
絶頂寸前となったアンは、さらに激しく肉棒を抽挿した。激しい摩擦に、結合部で愛液が泡立ち、じゅぶじゅぶ♡と卑猥な水音が響く。
「あっ♡もうだめっ♡だめっ♡だめっ♡だめええっ♡♡♡♡♡♡イクっ♡♡♡イクイク♡♡♡イッくうぅ~~~~っ!!!♡♡♡♡んぅう゛うぅううう~~~~~~~っ!!!♡♡♡♡♡♡」
ぐんっと背を仰け反らせ、アンが絶頂を迎えた。膣肉がきゅうううっ♡ときつく締まり、ディルドを強く締め付けてしまう。アンの絶頂に合わせるように、ディルドもビクビクと痙攣し、大量の精液を放出する。
「あ゛~~~ッ♡♡♡きてるっ♡♡♡あついの、ナカにいっぱい出てるううっ!!♡♡♡♡♡♡」
滾る白濁液の熱さを感じて、アンは歓喜の声を上げた。どろどろの粘液が奥底を蹂躙する快感が、アンの絶頂をより深く激しくしていく。
「はあ……はあ……♡しゅごかった……♡」
長い射精が終わると、アンはにたりと妖艶な笑みを浮かべた。微笑するアンの鳶色の瞳には、わずかに赤い光が宿っている。それは、淫魔への堕落の第一歩を踏み出した証だった。
「もっとぉ♡もっとちょうだい♡」
淫魔へと変わりつつあるアンは、一度の中出しでは満足できず、また腰を動かし始めた。石造りの小部屋に、再び淫らな嬌声といやらしい水音が響き渡る……。
******
数時間後……。小部屋には完全に淫魔化したアンの姿があった。起伏の少ない身体は、むっちりと肉好き、小柄ながら出るところは出たトランジスタグラマーな体型になっている。頭からはねじくれた角が、背中からはコウモリのような翼が、肉厚になったお尻からは先端がハート型になった尻尾が生えていた。肉感的で劣情を掻き立てる身体に、異形の器官。それはまさに淫魔の特徴だ。
「ああ、もうでないの……?」
アンは不満げに呟いた。淫魔化したアンの性欲はすさまじく、ディルドは精を根こそぎ搾り取られてしまった。雄々しくそそり立っていた肉棒も、いまやくたりと萎えてしまっており、情けなく壁に鈴口を向けている。
「もっと精液欲しい……そうだ!他のおチンポ、探しに行こ♡」
アンは生えたばかりの羽根を広げて空を飛び、小部屋を出た。地下迷宮ビペンニスに挑む冒険者は多い。いまや、挑むべき迷宮はアンの狩場と化した。これからアンは、冒険者たちを襲い、精を搾り取り、同胞へと堕としていくことだろう……。