イラスト先行!
バブみエルフ姫虜囚。堕落、魔族化の儀式にかけられる。
~没プロト~
敵に捕まり堕落の儀式にかけられる。上記は捕まっている状態。脱がされてえぐい目にあう確率が高い。
救出に失敗すると死亡or悪堕ち、魔族化。
救出成功で……♥
~
凍てつく静寂の中で、異様な光景が広がっていた。
血界祭壇に立つエルフ姫。純白の肌を赤光が照らし、その身を包む衣は無惨にも引き裂かれている。艶やかな金の髪は乱れ、涙を湛えた瞳がかすかに揺れる。祭壇を囲む魔族たちの低い嗤いが響くたび、彼女の肩は小さく震えた。
「……世界樹よ、どうか……」
祈りの言葉は声にならず、唇の間で消える。冷たく滑る鎖がその体を拘束し、抵抗を許さない。儀式の黒い魔力が彼女の足元からじわじわと侵食し、体の奥深くへと入り込んでいく感覚に、エルフ姫は自身を制御できなくなりそうな恐怖を覚えていた。
虐殺の君主が詠唱を始める。低く重い声は、呪詛と欲望が入り混じり、まるでその場全体を穢そうとしているかのようだった。姫の肌には黒い刻印が浮かび上がり、薄い布のような衣の残骸すらも闇に呑まれるかのように消え失せた。
「ああ……やめて……!」
震える声が漏れ出るが、それを無視するかのように儀式は進む。魔族たちの目は凶気に染まり、彼女を神聖な象徴ではなく、堕落した肉体の器として見ていることが露わだった。
エルフ姫は必死に心を保とうとした。だが、魔族の呪いはその母性的な優しさすらも侵し始める。かつては温かく子を包み込むかのような胸が、今や敵の手によって穢され、悪の力を帯び始める兆しが見えた。体を這う冷たい指の感触が、拒絶の叫びを掻き消していく。
──遠く、希望の足音がかすかに響く。
しかし、それはまだ遠い。救出が間に合わなければ、彼女は永遠にこの闇に堕ちる。愛すべき者のために捧げるべきその体も、心も、闇に染められる運命を待っているのだ。
だが、もし救出が成功したならば──彼女の瞳には再び輝きが戻り、その純白の体は救い主へすべてを捧げるだろう。愛と感謝に包まれたその夜は、かつてなき幸福のひとときとして刻まれるはずだ。
時間は残酷だ。運命の針は動き続けている。希望が届くのが先か、それとも闇がすべてを覆い尽くすのか。