ニスである。2月だ。正月の絵を終えて一段落したと思っていたら、もう1年の1/12が終わっているというのだ。時間の経過を年々早く感じている。老化と共に時間経過の感覚が早まることについての確実性やそのメカニズム解明の論文などは無いのだろうか。 今回は1月時に登場した辰年の子、多通姫に再登場してもらうことにした…というより、複雑な経緯の果て、このタイミングでの公開となってしまった。 元々は1月の多通姫の絵よりも先に構図だけ出されていた絵で、こちらの方が早く手を付けられていた。その中で、多通姫が生まれ、そのデザインを練りながらイラストを描く上で、デザイン絵として先に健全寄りの絵を公開するべきであろうということで、同時並行して多通姫の絵を2つ進め、こちらが先にできていたが敢えて前回の絵を先に出すということにしたのである。 こちらの方が先の完成であるため、2つの絵では多通姫の作画に安定していない点が見受けられるのだが、それも一つの味わいだと思っていただければ幸いである。 さて、多通姫には"巨大になれる"という設定を組み込んだ。と前回は紹介したのだが、今回はその点を活かして描こうと腐心した意欲作である。先に本体の構図を考えてしまったため、シチュエーションに難儀した。遠景との組み合わせで少しは大きく見える…ようになっていると嬉しい。 多くのお通じを肥料とし、畑の豊作をもたらしてくれる、そんな多通姫の力を遺憾なく発揮している場面を描いた。 同時並行が大変だったため、台詞や擬音をカットしてしまったのだが、どういうキャラクターなのかなどが伝わるよう、次はそれらも取り入れて描きたいと思う。 どうにも、自分で忙しくしてしまいひとつひとつの作品に全力を出せていない気もするのだが、ひとつの研究に対して時間をかけすぎると、どうも良くないようだ。自分の欠点ではあるが、更なる精神的資質の向上も目指すべきではある。 今年度は継続して多通姫をフィーチャーできるよう頑張りたい。 常に実験である。