精力を搾り取るように舌を動かし続け、相手の魔力を奪おうと攻め続ける。しかし状況は難航するのみだった。奪っては奪い返され、一進一退の攻防が続く。
そして衣服はすべて魔力とともに溶け、裸になってしまった。怒りを覚えたエルミアはさらに相手を追い込もうとさらに具現化魔法を発動した。
出現した舌と全身を使い、性感帯全てを刺激する。じわじわと快感が込みあがってくるが、相手が先に絶頂すると信じて攻め続ける。攻め方を変えるのも一つの手だが、プライドの高いエルミアはそれを許さなかった。
あまりにも同じ攻め方に戸惑い、もはや自分が偽物なのかと疑いそうになるが、その疑心を押し殺し、一心不乱に攻め続ける。そしてついに・・・・
2人は絶頂した。
「このっ・・・・・っ!!!」
「許さない・・・・・・・っ!!!」
さらに具現化を駆使し、目の前の敵をを追い詰めようとする。だが相手も同じ行動をとる。もはや挑発する余裕もなく、頭の中が真っ白になり、我を忘れ、ただ相手を犯すことだけに集中していた。
彼女たちは延々と争い続けた。
何度も絶頂を繰り返したエルミアたちはついに同時に失神し、長き闘いの幕を閉じた。
数時間後、目覚めると相手のエルミアはいつの間にかいなくなっていた。あたり見回しても誰一人おらず、まるで存在していなかったかのようだった。しかし、衣服ははだけたままであり、闘いの記憶は確かに残っている。
「あの花・・・・どこに・・・・」
彼女はぼんやりとした意識のまま立ち上がり、即席で具現化した衣服を纏わせた。あの花は何だったのか、見た目に限らず上級のモンスターだったのか、あるいはコピーのエルミアとはまったく無関係の者だったのか。奇妙に思いながらも樹海を後にした。
終わり
次月 未定
ScaraB
2022-11-06 13:33:17 +0000 UTCrin
2022-07-20 03:09:04 +0000 UTC