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藤柵かおる
藤柵かおる

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性知識0の王子様系爆乳女騎士がふたなり魔法使いに乳首の特訓を頼む話

 とある穏やかな日の午後。王城の一角にある研究室を騎士服姿の女性が訪れた。

 彼女の名前はデルハ、王都の治安を守る守護騎士団の副団長だ。


「こ、こんにちは……ど、どうぞお入りくださいっ」


 体をすっぽりと覆う紺色のローブをまとった宮廷魔導士のミアが、おずおずとデルハを出迎える。


「ミアさん。今日はよろしくね」


 デルハの声には、少し低めの落ち着いたトーンの響きがあった。


「は、はいっ! こちらこそよろしくお願いします、デルハ様っ!」

「様、なんてかしこまった呼び方しなくていいよ。普通に友人のように呼んでほしいな」

「え、ええっ……! ええと、それじゃ……デルハさん?」

「うん、何かな?」


 ほほ笑みを浮かべたデルハの顔立ちは、思わず息を飲むほどに美しい。

 ショートヘアの金髪に透き通るような白い肌。綺麗に生えそろったまつ毛で縁取られた瞳。中性的な凛々しい顔立ちが、青と白を基調とした騎士服によってさらに際立っている。


「ミアさんの活躍は私も耳にしているよ――確か先日、新しい魔法陣の開発に成功したんだったかな?」

「あっ、そうっ、そうですっ! デルハ……さんに、知っていただけているなんて、そのっ大変光栄ですっ! で、でもっデルハさんの方がっ、もっともっとずっとずっとすごいと思いますッたしかこの間もまた違法な組織の摘発に成功したとか……っ?」

「ふふっ、ありがとう――でもそんなに緊張しなくても大丈夫だよ?」

「は、はいっ……えと、すみませんっ……」


 舞台女優にも引けをとらないような容姿からは想像できないが、デルハは治安維持の最前線で活動する守護騎士団の副団長。今までに自ら部下を率いて、いくつもの犯罪組織を摘発してきた実績を持っている。


 その活躍は、庶民の間にも広く知られ、彼女に対して憧れと尊敬を持つ者は決して少なくない。

 ミアもまたその一人であり、ほかでもない本人が自室にやってきたともなれば、その胸中がどれほどの緊張と感激で包まれているかは、推して知るべしだろう。


「さて、それじゃ本題に入らせてもらうけど……この話はどうか内密にしてくれるかな?」

「はい、大丈夫です。宮廷魔導士として、守秘義務を守ることはしっかりと心に刻んでいますので」

「分かった、ありがとう。それじゃ、さっそくだけど『女騎士は乳首が弱い』っていうことについてどう思う?」

「は?」


 あまりにもナナメ上すぎる内容に、思わずミアは素で聞き返してしまう。


「え、あの……今なんて……?」

「『女騎士は乳首が弱い』という事実についてどう思う?」


 どうやら何かの聞き間違いではないらしい。


「ええと……すみません、それは一体……どういう意味の話ですか……?」

「ああ、ごめんね。いきなりこんなことを言ってもワケ分からないよね。ちゃんと詳しく説明するから」


 説明されれば納得できるのか。

 内心そう思いつつ、ミアはひとまず話の内容に耳を傾ける。


「まずはこれを見てくれるかな?」


 デルハが取り出したのは一冊の本。きちんとした装丁がされていない、穴をあけた羊皮紙を糸でむすんで木製の表紙で挟んだだけの簡単なものだ。


「……拝見します」


 表紙をめくる。

 視界に【堕ちた栄光:誇り高き女騎士の運命】という題名が飛び込んでくる。

 その後には『女騎士とは乳首が弱い存在である』と、目を引き付ける一文が続く。


(えッ、これって……デカパイもにゅもにゅメント先生の……ッ?!??)


 見覚えのある、というより全く同じものがこの部屋の本棚にも収まっている。

 確認のためにパラパラとページをめくっていくが、やはり同じもので間違いない。

 なぜ持っているのか言うと、ミアはこの作者のファンだからだ。

たいそう〝利用〟もさせていただいている。


「どう思う?」

「ど、どうって……」


 どうと聞かれても返答に困るんですが。

 本の内容は『凛々しい女騎士が敵国との戦でとらえられたのち、初心な身体に乳首を重点的に開発する調教がなされ、処女のまま乳首イキ狂いの存在へと落ちていく』――というもの。


 ――デルハさんもこの小説お好きなんですか?! 私もこれめっちゃ好きなんですよ! エロだからってさも当然のように本番行為を入れることなく、あえて乳首責めだけに重点を置いているとことかもう最高ですよね!? プレイ内容を狭めると、展開が単調になって読者を飽きさせることにつながってしまいがちなんですけど、この作品はまったくそういうことを感じさせなくて……デカパイもにゅもにゅメント先生の手腕が光りますよね!!!


(……いや、空気的にそういうことを聞いてるわけじゃないですよね……)


 まさかエロ本談義をするために来たわけはないだろう。

 とりあえず当たり障りのなさそうなところから尋ねてみることにする。


「ええと、これはいったいどこで……?」

「実はおととい、違法な物品の取引を行っていた地下組織のアジトをまた一つ摘発したんだ。それで摘発した物品を調べていたんだけど……その時にそれを見つけたんだ。そしたら『女騎士とは乳首が弱い存在である』なんて書かれていてさ……もしかしてボクもそれに当てはまるのかな、って……」

「はあ……」


 話のつながりが全く見えないんですけど。

 ツッコミたい気持ちを抑えつつ、さらに質問を重ねる。


「それでどうして私に……?」

「ああ、魔導士は人体の構成とかにも詳しいって聞いてね。宮廷魔術師の中でも特に優秀なミアさんに聞けばきっと答えが得られると思ったんだ。面識もないのに、いきなり押しかけ」ちゃってごめんね?」


 ますます意味わかんないんですが。


「それはいいんですけれど……デルハさんは……これを読んでどう思ったんですか?」

「あっ、実はそれ読んでないんだよ」

「え?」

「いや、この言い方だとまた混乱させちゃうね。正確にはボクが読んだのは最初の一文――『女騎士とは乳首が弱い存在である』の部分だけってこと」

「なんでそこだけ……?」

「これはボクの予想なんだけど……きっとその先には女騎士が具体的にどのように乳首が弱いのか、とか……それを脱却するための方法とかが書かれていると思うんだ。もうそうなら、ボクは自分の力でその部分にたどり着きたい、って思ったんだ」


 デルハの表情は真面目そのものでふざけているようにまったく見えない。

 どうやら、ここまでの話は全部本気の本心からの言葉らしい。


(とりあえず一回整理してみましょう)


 この本は要するに『乳首責め特化のエロ本』である。

 だが、デルハはどうもこの本を『指南本』みたいなものだと勘違いしている。

 そもそもデルハは性的な知識の、基本的な部分を圧倒的に欠落しているっぽい。

 だから恥ずかしげもなく「乳首についてどう思う?」とか言っちゃってるらしい。

 以上、整理終わり。


(えぇ……こんな人ほんとに存在してるんですか……無知シチュのエロ本じゃあるまいし……)


 デルハに対して抱いていた印象を大きく変えつつも、ミアはとりあえず納得する。

 とにかく認識を改めてもらうためにも正しいことを教えてあげないと。

 そう思って、ミアは説明するために口を開く。


「いいですかデルハさん――」


 と、そこまで口にしたところで、ふとある考えがミアの脳内をよぎった。

 かすかに浮き上がった考えは、瞬く間に形を成して巨大な影となっていく。


「…………」

「うん? ミアさん? どうかしたの?」

「こほん……つまりデルハさんは、自分も乳首が弱いのか、を知りたいんですね?」

「そういうことになるかな」

「……分かりました」


 この時のミアの目は、先ほどとは打って変わって、目の前の一点だけを見据えるような一瞬の信念を湛えた目つきとなっていた。

 胸中に沸き上がった邪な欲望がそうさせていたのだが、事情を全く知らないデルハはミアが自分の相談を真剣に受け止めてくれているのだ、と、とらえることとなった。


「デルハさん……乳首を、調べさせてもらってもいいでしょうか?」

「分かった」


 デルハは頷くと、ジャケットのボタンに手をかけた。その手つきは平然としていて、躊躇や戸惑いの素振りは一切ない。それからシャツのボタンも次々と外されていく。


(おわあああッ……! ぬっ、脱ぎっ……)


 目の前ではじまった生脱衣に、ミアの心拍数が急上昇する。

 腕からシャツの袖が抜き去さられ、白くすべやかな二の腕が露わとなっていく。


(うぉおおぉっ♡ お、おっぱい……おっぱいぃぃ……♡)


 だが、それ以上に目を見張るのは、胸元に突き出た二つの膨らみ。

 豊満な乳房とそれを包む薄水色のブラ。かっちりとした騎士服の上からでも隆起していることは分かっていたが、服でかなり押さえつけられていたらしくサイズは一般的な女性と比べても遜色なさそうだ。


(顔がよくて剣の腕まで持ってるのに、おっぱいまであるとか……どんだけ持ってるんですかこの人……ッ)


 ローブの下にあるぺったんこな自分のサイズを思いつつ、目の前の光景をじっくりと噛みしめる。視覚から入った光景はミアの身体の中を通り抜け、下半身へと移動――そこにある〝ミアだけが持っているモノ〟を反応させていく。


(あ、や、やばいっ……勃起しそう……っ、ポジション修正しないと……っ)


 ローブの中でこっそりと手を伸ばしての修正作業が終わったあたりで、デルハが背中に手を回して、ブラを支えている留め具を外しにかかる。パチン、と金具が外れる音が鳴り、支えを失ったブラがはらり、と落ちていく。


 その瞬間、胸の膨らみが「どたぷんっ♡」と〝膨張〟した。


(はぁ゛ッ?!???)


 目の前の光景に、ミアは危うく驚嘆の叫びを上げそうになった。

 それはまさしく、美乳から爆乳への進化だった。

 ブラはかなりきつめに胸を押しつぶしていたようで、それを失くした真の姿は、今までの目測をあまりにも少なく見積もりすぎていたと思い知らざるを得なかった。


「どうかな……?」


 デルハが、ぽつりとつぶやく。

 ガン見してしまっていたことに気付いたミアは、慌てて視線を前へと向けた。

 それでも油断すればすぐに視線が下を向いてしまいそうになる。


「え、ええとですね……」


 急いで何か言おうとするが、あまりの衝撃にすぐに言葉が思いつかない。

 その態度に何か思ったらしいデルハは、静かにため息をついた。

 肩を垂れ下げ、不安に押しつぶされたような空気が彼女を包み込む。


「やっぱりおっきい、って思うよね……だらしなくてカッコ悪くって……これじゃきっと乳首も弱いよね……」

「い、いえっ……それとこれとには直接の関係はないと思います……たぶん」

「ありがとう。……でも、それはそれとしてボク、この胸は好きじゃないんだ。重くて仕方がないし、剣を振るときには邪魔になるし、見た目も太って見えちゃうし……だから目立たないようにいろいろ工夫してるんだ」

「そうだったんですか……」


 デルハが胸中の想いをさらけだす中、ミアはさらけ出された胸をじっと観察する。


 生のおっぱいを生まれて初めて見たミアの見立てが正しいのかは甚だ疑問だが、バストサイズは100センチを超えているのではないだろうか。それだけの大きさにも関わらず白く柔らかそうな丸肉はまったく垂れておらず、丈夫なクーパー靭帯で自重を支えている。

 先端には薄ピンク色の乳暈が円形のグラデーションを作り、その中心には小振りな突起が、ツンと上を向いている。


「んんっ……」


 居心地悪そうにデルハが咳ばらいをすると、豊満なデカパイがぶるんぶるんと弾んだ。

 ワンテンポ遅れて、色素の薄い乳輪に囲まれた乳首がぴこっぴこっ♡ と追従する。


「…………」


 ミアは視線を上に動かして、デルハの顔を見る。

 イケメンなどというやっすい言葉では言い表せない、凛々しくも美しい顔立ちをしっかりと目に焼き付けたのち、再び視線を下に下ろす。そこには爆乳・デカパイ・ウシチチといった下品な言葉がお似合いの谷間がボン、と鎮座している。


(なんですかこれッ……♡ 綺麗さとスケベさが完璧に同居してッ……?!??)


 あまりのギャップに、ミアは血走らんばかりに目を見開いてしまう。

 あふれ出る挙動不審さにデルハが不安げに視線を泳がせる。


「……もしかして、他にも何かあるのかな……ボクの胸、何かおかしい……?」

「あ、い、いえッ……別に……ッ。えっと……もっと詳しく調べたいのでッ……ちょっと、触ってみてもいいでしょうか?」

「いいよ、はい。好きなだけ調べてね」

「し、失礼ッ……しますッ……!」


 あっさりと降りた許可に流されるがまま、真っ白な毬肉に向かって両手を伸ばす。

 めいっぱい手のひらを広げても、とても収めることができないことは明らかだ。


(ほ、ホントに触って、いいんですよねッ……い、いきますっ、いきますよ……ッ!)


 興奮と緊張で鼓動がうるさく高鳴る中、乳肉の上に指先がぴとっと触れる。


(う、うわぁぁッ! や、柔らかッ……♡ めちゃくちゃ柔らかいコレぇっ! お、おっぱいってこんなに柔らかいんだぁッ……♡♡♡ うぉ゛ッ♡ ほぉお゛ぉおおお゛お゛ッ♡♡ すごっ♡ コレすっごぉおおッ♡♡♡)


 ふにっ、とした感覚を味わう間にも指先がどんどん沈み込んでいく。

 むにゅむにゅと揉みしだくと、あまりの柔らかさにおにくが指の間から零れ落ちそうになる。それでもしっかりと支えられた質量は手のひらにしっとりと吸い付いてくるようだ。


(お、重っ……♡ 重量感すっごぉ……うわッ♡ ぷるんぷるんしてる……ッ♡)


 手をおっぱいの下に置き、支えるようにしながら左右に動かすと、肉がぷるんぷるんと揺れ動き、おっぱいの津波を引き起こした。


(あぁ゛~、ほしいっ♡ これ欲しいっ♡ 持って帰っていつでも自由に使えるようにしておきたいっ♡ このままここに飛び込んでほっぺたでおっぱいの柔らかさを感じながらちゅっちゅしたいぃぃ……♡♡♡ あ゛ぁ~それ絶対幸せになれる……ッ♡♡♡)


「ミアさん? ……どうかした?」

「はひッ……い、いえっ何でもないですよ……っ」

「そう? 何か気になるところがあったならば遠慮なく言ってね?」


 欲望に染まりかけていた頭が、デルハの声を聞いて冷静さを取り戻す。


(あ、危なかった……ちょっと油断するとすぐに頭おかしくなっちゃいそうに……ちゃんと意識を保って……! せっかくのチャンスなんだから……バレないように注意して……とミアは努めて表情を引き締めて真面目そうな雰囲気は崩さないようにしたまま……おっぱいをいっぱい味わうッ♡♡♡)


「それじゃあ……もっと詳しく調べるための準備をしていきますね」


 ◆◆◆


「これは何?」

「映像を記録するための記録水晶です――もちろん、外部には絶対漏らしませんので」

「分かってるよ、ミアさんのことはちゃんと信頼してるからね」


 ミアの手によって、手のひら大のサイズの記録水晶が三脚台の上に固定される。

 デルハは椅子に座り、三脚の前ではだかの上半身をさらけ出している。


「それじゃあお名前と調査の内容についての説明をお願いします」

「分かった――ボクの名前はデルハ・レイブラ。守護騎士団の副団長。これから乳首の検査をしてもらいます――これでいいかな?」

「はい、ありがとうございます――それでは……失礼します」


 ミアはデルハの背後に回りこむと、後ろからおっぱいをのぞき込むようにした。


(おっぱいデカいと足元見えないってホントなんですね……)


 改めてそのサイズ感に圧倒されながら、脇の下から手を差し入れ、デルハのデカパイを鷲掴みにする。

 ガシッと握りしめたまま、右手をむにむに、左手をむにむにとした後、両方の手で同時におっぱいを動かす。沈み込ませた指先で、脂肪の奥に潜んだ組織の形を確かめるように動かし、時折もてあそぶようにプルプルと揺らす。


「これはいったい何を調べているの?」

「ええと……まず全体の様子を把握するための確認をしています。胸の重さとか柔らかさとかですね。乳首を調べるためには、まず胸のこともちゃんと調べる必要がありますから」

「なるほど、結構いろんな決まりごとがあるんだね」


 非常に都合のいいカンジに納得してくれているデルハをよそに、ミアはさらにおっぱい肉に指を沈み込ませる。少しずつ加えていく力を強め、おっぱいの根元の奥へ刺激を伝えるようにしていく。


「んっ……」


 やがてデルハの口からかすかに声が漏れだした。


「デルハさん? 大丈夫ですか?」

「ん、大丈夫だよ心配しないで」


 デルハは、何事もなかったかのように息を整える。

 それに答えるように、ミアは手の動きをますますと揉みしだきあげる動きへと変化させていく。両手をおっぱいの根元を握るように置き、指先から指の付け根にかけて、小指から順番にゆっくりと力を込めて先端に向かって徐々に絞り上げる。


「はっ……ふ……っ、んぅ……」


 指が握られていくのに合わせて、喉の奥から震えるような熱く短い吐息がこぼれる。

 性知識のないデルハにとって、ここまで念入りにおっぱいを揉まれるという経験もまったくの初めてのこと。他人に触られたことのない部分がゆっくりと解きほぐされ、秘められた淫靡な快感がじんわりと滲み出ようとしている。


「大丈夫ですか?」

「あ、ああっ……んっ……大丈夫、だよ……ッ、ふぅ……」


 口ではそう言っていても、体の反応は確実に変化をもたらしつつあった。

 もちもちとしたお肉を詰めた肉毬をモニュンと絞り上げられるにつれて震える喉。

その吐息こそ、彼女の内面で抑えきれない感情が熱を帯びだしつつある証拠だった。


「それではもう少しやっていきますね」


 胸の先端で浮き出ている乳輪の盛り上がりを人差し指の先で軽く触れる。


「ひあ……っ♡」


 性感を生み出す乳首のキワに与えられる刺激に、デルハの背がぴくん、と動く。


(あっ……ちくび勃ってきてる……♡)


 ぷるんっ♡ と揺れるおっぱいの先端で乳首が尖った形へと変化しているのを見て、ミアは内心で沸き上がる感情を吐露するように『ふひっ……♡』と口元をゆがませた。


「み、ミアさん……っ、まだ……調べ終わらないのかな……?」

「デルハさん……まだ始まってもいませんよ?」

「えっ……そうなの……?!」

「今やっているのは準備運動みたいなものです。正しい調査をするためにはしっかりとした準備する必要がありますからね」

「そっか……ボクそういうの全然知らなくって……」

「大丈夫ですよ、私に任せてください……それじゃ、いよいよここからが本番ですよ」


 不安を飲み込むようにデルハの喉が動くのを見ながら、隆起しつつある乳輪を左右の人差し指の部分を使ってスリスリと擦る。乳首はすでにハッキリと勃起しているが、決してそこに触れることはない。


「んっ……くっ……、うっ……は、あぁあ……」

「なるほど……そういうことですか……ふむふむ……」


 適当なことを呟きながら、乳輪の上で指をゆっくり動かす。

 あと数ミリ進めばすぐにでも気持ちいいところになる、ということを教え込むように、ギリギリのところだけを責め立てるミアの指に、デルハの乳首はますます焦らされる。

 乳首はすっかり勃起し、薄桃色の乳頭をぴくっ、ぴくっ♡ と小刻みに震わせ「ここっ♡ ここ触ってぇっ♡」と言わんばかりだ。


「デルハさん、大丈夫ですか?」

「うっ、ん……ッ、だいじょうぶ、だよ――」


 じゃあその期待に応えてあげます。

 と、言うように伸ばした人差し指の先端が、乳首の脇をツンと突っつく。


「はッふぅぅうう゛ぅうんんっ♡」


 途端にデルハの身体に電流が流れたかのような衝撃が走り、ビクンッ♡ と跳ねた。

 思考は一瞬真っ白に染まり、全身を駆ける快感以外のすべてを捨て去ってしまう。


「あ…………」


 幸いにも乳首責めが行われたのはほんの一秒未満だったこともあり、デルハの思考はすぐに元通りとなる。だが、そのせいで意識とは関係なく身体を跳ねさせてしまったことや、恥ずかしいヘンな声に出してしまったことをこれでもかと思い知ることとなってしまった。


「ボクっ……今っ何を……や、やだぁ……っ///」


 羞恥心を隠すように、デルハは自分の胸を両手で抱きしめた。

 体を丸め、縮こまるような姿勢からは、今の彼女が抱えている感情が伝わってくる。


「胸を隠しちゃダメですよ? 記録してるんですから……」


 ミアが胸を隠すデルハの両手を掴んで開かせようとすると、デルハは抵抗するように身をよじってきた。


「ちょ、ちょっと待って……少し休憩を……っ」

「ここが一番大事なところなんです……! 今のうちにちゃんと調べないとせっかく準備したのが無駄になっちゃいますよ……! ほら、恥ずかしくないですからね、隠さないで……!」


 多少強引に胸を開かせたのち、ミアは乳首のフチをカリカリとつっつく。


「ぁっ♡ あぁッ♡ ん゛っくッ……♡ んんぅんん……ッ♡」


 可愛らしい声を一つあげたのち、デルハは両手で口をふさいだ。

 そんなことをしたら顔が撮影できないので、当然、ミアは口を挟む。


「あっ、顔を隠しちゃダメですよ? どういう反応があるのかが分からなくなっちゃいますからね? 手は後ろに回してそのままですよ~?」


 くぎを刺されたデルハは、仕方なく必死に歯を食いしばることで嬌声が漏れ出てしまいそうになるのをこらえる。

 おっぱいの先端で勃ちあがる乳首の勃起はさらに本格的になっていき、気づいたときは突起などという表現ではとても足りない、ピンピン♡ に突き立った肉棒のような姿をうっすらと上気した乳肉の上に築き上げていた。


「そ、そこぉ……っ♡ だめっ、そこっくすぐったいからッ……♡ あっああっ♡ やだっ♡ そこばっかり触るのやめてぇっ♡♡♡」


 羞恥心を煽るように、ミアの爪が乳頭のわきをひっかく。

 そのたびにデルハの背筋を駆け上がるように快感が広がっていく。得も言われぬ感覚をどうにか解消しようと身をよじらせようとするが、ミアがガッチリと後ろから抱きついているのでこそばゆい感覚をまともに受け止めるしかない。


「このカンジ……デルハさんは、乳首かなり弱い可能性がありますね……?」


 ひんひんとしているデルハの耳元で、ミアは囁いた。


「そ、そんなっ……そんなこと……ッ」


 デルハは否定するように何度も首を振る。その態度からは自分が『弱い』ということを認めたくない心情がありありと感じられた。

 だが、実際問題として、乳首から走る未知の感覚にさらされ、指先一つで大騒ぎしてしまっている現実を前にすればもはやそれを認めざるを得ない。


「ま、負けない……ッ、ボクはッ……弱くない……ッ」


 最後の抵抗とばかりに、デルハは歯を食いしばって乳首に打ち勝とうと試みる。

 ミアはデルハの抵抗にとどめを刺すべく、両方の胸の先端で硬く突き立っている蕾を、両手の人差し指と親指でキュッとつまみ上げた。


「はあ゛ッくう゛ぅ゛う゛う゛っ♡♡♡」


 びぐんッ♡ とデルハの背筋を大きく反りかえる。乳首から生まれた快楽信号は一瞬で思考を白く染め上げ、抑え込もうとする理性を吹き飛ばした。


「だめ゛ッ♡ それッだめぇぇえ゛ぇッ♡♡♡」


 懇願もむなしく、ミアの両手は勃起した乳首をシュッシュと上下にしごく。


「はァあっ、ひィいぃん゛ッ♡ はぅ゛ッ♡ ひぃうう゛ぅうン゛ッ♡♡♡」


 両乳首に行われる責めに、抑えるはずだった声はとっくに垂れ流しとなり、乳首から伝わる刺激に乳房までもがブルブルと揺れ跳ね動く始末。


「あ゛ぁ゛ッ♡ なにか、何かクる゛ッ、キちゃぅう゛ッ♡♡♡ やだっヤダぁぁッ♡」


 全身で発露した快感による絶頂の崖際。

 最後に残された意識が責めから逃れようと両乳首をつまむ指を外しにかかる。

 だが、それよりも早く、ミアは乳首をぎゅっとねじりあげた。


「あああっ♡♡♡ くぅ゛ぅッふ゛ぅう゛ッうう゛ウぅん゛ン゛ッッッ♡♡♡」


 それが最後の引き金となり、デルハの頭が激しくのけぞった。

 全身の筋肉がピン、と硬直し、放たれた絶頂感を受け止める。

 何が起こっているのか理解しようとするのに、まともに物事を考えられない。


「んぉお゛ッ♡ くィ゛い゛……ッ、んっふ゛ゥ゛うう゛ぅッ………♡♡♡」


 のけ反った頭がピクピク痙攣し、全身が硬直したまま、静止すること数秒。


「は……はぁぁ……な、なに……これぇ……♡♡♡」


 はじめての絶頂から降りてきたデルハがかくん、と首をもたげて脱力する。

 その疑問に答えるため、ミアが耳元に口を寄せた。


「それはデルハさんの乳首が負けて、降参しちゃったっていうことですよ……」

「そうなんだ……ボクの乳首……弱いって証明されちゃったんだ……くっそぉ……」


 デルハは悔しそうにぎゅっと唇を噛む。

 ぼんやりと床を見つめていたデルハは、ふと何かを思いついたように口を開いた。


「ねぇ……乳首を鍛えるための特訓とかってあるのかな?」

「えっ? え、えと……その…………あります」


 多分、という部分をムリヤリに飲み込んだうえでミアは答える。


「そっか……! じゃあミアさん! ボクの乳首を鍛える特訓をしてくれないかな?!」

「え……ええ……と…………はい」


 怒涛の展開を見せる会話に全くついていけないまま、ミアは了承してしまう。

 正直なところ乳首を鍛えるなどと言う話にすらついていけていない。

 だが、とりあえずこのままだといろいろマズいということだけは分かる。


(と、とりあえず……バレないように言いくるめておかないと!)


「ただし、一つ条件があります――デルハさん、このことはほかの人には絶対秘密にしておいてください」

「えっ? どうして?」

「えーと……『デルハさんは乳首が弱い』っていうことが広まったら弱点を広めちゃうことになっちゃいますよね?」

「あっそっか! 危ないところだった……さすがミアさん! 深いところまで考えてくれてるんだね、ありがとう!」


 きらきらとした目で見つめられ、ミアは得も言われぬ気分を抱く。


(これ口止めしてなかったら『ボク、ミアさんに乳首の特訓を頼んだんだよ!』とか自慢して回られてたりしちゃってたんでしょうか……? やっっべマジあっっっっぶねぇぇぇぇ……ギリギリセーフ……!!!)


 ◆◆◆


「えーっと投影機は……あったあった……ッ♡」


 デルハが立ち去ったあとの部屋で、ミアはそそくさを投影機を準備しはじめる。

 上部に四角い箱上の装置がついた三脚のスイッチを入れると、壁に四角い枠が投影される。その中に取り外した記録水晶を差し込むと、


「うおっ♡ マジで撮れてるっ……」


 映し出されたのは、上半身をはだかにして椅子に座るデルハの姿。

 息を飲むほどの美しさを湛えた顔立ちに、大理石のようにすべすべと白い肌。

 そしてその胸元にそびえ立つ、100センチ超えの爆乳カップ。

 一目見ただけでも目に焼き付けられ、記憶の奥底に厳重に記録されたイケメン女騎士のドスケベおっぱいが鮮明に記録されている。


「ふぅうう゛ッ、もう限界ッ……♡」


 感動と歓喜が渦巻く中、股間の切迫感が「早くしろ゛ッ」とせっついてくる。

 椅子を投影した画面の前に持ってきて、どっかりと腰をおろす。手馴れた手つきで足首までの長さがあるローブのすそを手早くくるくると捲り上げたら、ドロワースのゴムを掴んで一気に引き下ろす。


 ――ぐッッ♡ びぶるぅうん゛ッ♡♡♡


 飛び出したのは、ビキビキに張り詰め勃起した、ふたなりちんぽ。

 赤茶けた包茎皮の表面には血管が浮き上がり、包茎皮の先端から半分ほど顔をのぞかせている亀頭の割れ目からはすでに半透明の液体を噴き出し始めている。


「や、やっとッ♡ やっとコけるッ♡ ちんぽシコれるぅうッ♡♡♡」


 デルハを上手く口止めできたという安堵や、これからどうするのかという不安。

 いろいろと考えることはあるが、まずはいい加減イラつきまくっている股間の怒張からくる滾りを解消しないことには始まらない。


 はしたなく両足を全開に開き、背もたれに体を預けた姿勢でミアが画面を注視する。


『ボクはデルハ・レイブラ。守護騎士団の副団長。これから乳首の検査をしてもらいます』


 始まったのは、おっぱい丸出しのデルハによる耳に心地よい声での淫らな自己紹介。

 少し前のミアならデルハが「乳首」などと言う想像すらできていなかっただろう。


「く、ぅう゛ッ……その声で『乳首』とか言うなんてぇ……♡♡♡」


 股間の奥底でずぐんっ♡ と精子が作られていくのを感じながら、ミアはちんぽに手を伸ばす。


「ほ゛ッ……ほ゛ぉおおふうう゛ん……ッ♡」


 ついに訪れた瞬間に、ミアは腰を浮かせ、甘い声を垂れ流す。

 さんざん無知っぷりを見せつけられ、シコりたいのを我慢していたミアのちんぽはあっという間に絶頂へとたどり着いてしまいそうになる。


(や、やだッ……こんなすぐ射精しちゃうなんて……もったいない゛ッ♡ せ、せっかくすんごいオカズが撮れたんだからッ……丁寧にていねいにッ味わわないとッ♡♡♡)


 スパートをかけたくなる手の動きを懸命に抑えていると、映像はデルハのデカパイ揉まれる様子を正面から映し出した様子を流し始める。


「うっわあぁぁ……っ♡ 前から見たら動きすっごぉ……♡ おっぱいが波打ってますよぉ……ッ♡♡♡」


 わきの下から伸びるミアの手によって、ぶるんぶるんと揺れ動くおっぱい。

 後ろから覗き込んでいる時では分からなかった揺れっぷりがハッキリと分かる。


「ふー……ふー……♡ なーにおすまし顔してるんですかこのこのスケベ肉がぁッ♡」


 肉の津波のすぐ上には、あまりにも整い過ぎている芸術品のような顔立ち。


『これはいったい何を調べているの?』

『なるほど、結構いろんな決まりごとがあるんだね』


 おっぱいが鷲掴みにされて揉みしだかれているのに、その意味をまったく理解せずにひたすら整ったイケメン顔をさらし続けている。


「これでおっぱいの使い道しらないとかマジでふざけんなよぉ……ッ♡ くそっくっそぉっ♡ こんなことされたらちんぽイラつきまくっちゃうでしょうがぁっ♡♡♡」


 ドスケベギャップ全開の様子を前に、ミアのちんぽが先走りを怒涛の勢いでこぼしだす。


『んっ……』

『大丈夫ですか?』

『ん、大丈夫だよ心配しないで』


 やがて画面の中のおっぱいの動きが、激しさを増していく。

 ぐにぐにと引っ張られ、乳肉の芯までを蹂躙するように指が食い込み、根元をしぼりあげるように力強く弄ばれる。


「なんですかその顔は……ッ、絶対感じてんじゃないですかッ……なーにが『大丈夫だよ』ですかッ♡♡♡ 何も知らないくせにカラダは乳首イキしそうになってんじゃんッ♡♡♡」


 揉んでいる時は、手中に収めた柔らかさの方に圧倒されて気づかなかったが、デルハの表情はこのあたりから明らかに感じた様子を見せていた。まなじりがとろん、と落ち、吐息をこぼす口元は半開きになりつつある。


『はっ……ふ……っ、んぅ……』

『大丈夫ですか?』

『あ、ああっ……んっ……大丈夫、だよ……ッ、ふぅ……』


 返事だけは平静を装っているが、改めて聞いてみればその声はうわずり、勃起し始めた乳首も相まって、未知の快楽に熔けつつあるのが見え見えだった。


『ひあっ……』


 乳輪の盛り上がりに人差し指が触れ、唇がきゅっ、と噛みしめられる。


『ここからがいよいよ本番ですからね』

『んっ……くっ……、うっ……は、あぁあ……』

『なるほど……そういうことですか……ふむふむ……』


 屹立した乳首のフチを、過去の自分の指がくるくるとなぞる。

 デルハが声を押し殺し、口の端から小さく吐息が繰り返され、小さくもハッキリとした乳首からの快感に身を震わせているのがよく分かる。


「はぁっ……お゛ッおおッ……くぅ゛ッ♡ ふぅう゛ッ♡♡♡」


 ミアは肛門をすぼめるようにグッ、と力を込め、尿道を狭める努力をしながら肉竿を握る両手をシコシコと動かす。


「エロい身体のくせにエッロい顔まで晒しやがってぇっ♡ ちんぽがイライラしすぎてキッツいんですよッ♡ うあ゛~ッ♡ また濃いのが作られて、奥でぎゅるぅん゛ってしてッ……あ゛ッあ゛ッ♡ や、ヤバイっもれるもれりゅ……やだぁっ♡ まだ射精もったいないっ♡ ふン゛ッ♡ んっぐぎゅぅ゛う゛う゛う゛う゛~~~~ッ♡♡♡」


 性欲にかこつけて悪態をつくミアの顔は、デルハとは比較にならないほどの色情に満ちていた。

 隠す気などさらさらない表情はすっかり蕩けきり、口からこぼれるのは「はぁ♡ はぁ♡」と荒い呼吸と射精を目の前にして低下した知能そのままの言葉だけ。


『はッふぅぅうう゛ぅうんんっ♡』


 デルハの嬌声がちんぽに響き、根元からまた一段と強い射精感がアガってくる。


『そ、そこぉ……っ♡ だめっ、そこっくすぐったいからッ……♡ あっああっ♡ やだっ♡ そこばっかり触るのやめてぇっ♡♡♡』


 乳首をイジられ、おっぱいをムニュムニュと揉みしだかれるたびに、四肢をふるわせとろけた表情をさらすデルハ。その弱弱しい姿にいい加減こらえ続けてきた射精ガマンがついに限界を迎えようとする。


「そ、そろそろ……ッ♡」


 画面の中で乳首を指でつままれたデルハが頭をのけぞらせたのを見て、ミアは自分のちんぽをシゴく動きを本格化させた。

 ガチ勃起したちんぽをぎゅっ♡ と両手で握り、がっしゅがっしゅと根元から先端まで扱きあげる。止められないところまで精子が来ないようにする手加減した動きではなく、思う存分射精しようとする射出感を万全の体勢で待ち構えようという動きだ。


「ああ゛……でるっ……出るッ……! 精子でる……!」


 声を我慢することもなく、射精で気持ちよくなる感情だけが胸中を満たしていく。


『ま、負けない……ッ、ボクはッ……弱くない……ッ』


 画面の中には、乳首イキを回避しようとしているデルハの姿。

 唇をぎゅっ、と食いしばり、額にシワをよせて寄り目がちにした、上品とは言えない姿をさらしてまで乳首で負けないように持てる努力を精一杯込めている様子がありありと記録されている。


「あっああっ、きたっ来たッ精子きたッ……! でるっでるでるでる精子でるッ射精するッ!!! イくっ、イくっ、イく゛ぅうッッッ!!!」


 画面の中でデカパイの頂点に突き立つ乳首がぎゅうっ、とひねられる。


『くぅ゛ぅッふ゛ぅう゛ッうう゛ウぅん゛ン゛ぅうッ♡♡♡』


 デルハが背中をのけ反らせて絶頂すると同時に、ミアも射精に至った。


 ――びゅッぐびゅぶッ♡ びゅぐびゅぢゅりゅぅううう゛ッ♡♡♡


「あぉ゛おお゛ホぅうう゛――――ッ♡♡♡ んっぐぎひゅぅうう゛――――ッ♡♡♡」


 半分ほど覗いた尿道口から、怒涛の勢いで噴き出してくる半固形の白濁液。

 生デカパイを揉みしだく感覚に震え、無知なイケメン女騎士のギャップを見せつけられ、幾度となく射精するタイミングを先送りにさせられたちんぽが放つ射精の勢いはすさまじく、そこから生まれる快楽もまた桁違い。


「ぉおごぉ゛ッ♡ んぴぎっ♡ へ、へぁオ゛ぉぅううん゛ッ♡♡♡ っけぇ゛ッ♡♡♡」


 ずぐんっ、ずぐんっ、と肉竿がのたうつたびに、一本につながった精液のヒモがずるずると尿道口から引きずり出てくる。ちんぽの中で何か別の生き物がのたうち回っているかのような感覚は、尿道壁をめこぼこ♡ と変形させながら擦り上げ、これでもかと快感を生み出す。


「でッる゛ッあ゛ぁ゛あ゛あ゛ッ♡♡♡ 射精し切ってないのにッまたッイグぅうう゛ッ♡♡♡ ふごッんぐぉぉオ゛出るでるヒリでりゅいぐぃぐんひ゛ぃ゛い゛い゛ッ♡♡♡」


 最初の「イクッ♡」で発射された精子の尻尾がまだ出てきていないのに、ちんぽは次の射精を尿道へと押し込んでくる。


「はびィ゛ィいい゛ッ♡ ぉおお゛ッ♡ あびヒキ゛ぃい゛いい゛い――――ッ♡♡♡」


 ミアにできるのは、溜まりにたまった精子が全部出てくるまで耐えることのみ。

 いくらキバろうが泣こうがわめこうが、ちんぽ穴の大きさが決まっている以上、どんなに精子が「さっさと射精させろッ」と次々に出口に向かって殺到したところで、フン詰まりになった尿道で順番待ちしてもらうほかない。


「ンンンごあッ♡ ひひぁぃア゛ッ♡♡♡ ぉン゛ッ♡ くく゛くッギィうう゛ぅ――――ッ♡♡♡」


 ちんぽが跳ねると大股を開いたままの両足がくんッ♡ と足ピンし、尿道が開くとかっぴらいた両目がぐりゅんっ♡ とひっくり返って白目を剥き、鈴口の後ろにめこっ♡ と尿道径を浮き上がらせると意味をなさない淫声を垂れ流す。


 射精するのに合わせて身体をビクつかせるだけの付属品となったミアの惨状が続くことしばらく。


「はぁ……ほぉおぉ……♡ んっぐ……ぅ、ぅう゛ん゛ッ♡ はふっ♡」


 恍惚とした表情を浮かべたミアが、我を取り戻したようにぴくんっ、と身を揺らす。

 周囲に広がるのは、床の一角を占領するように積みあがった、黄ばみ精子の山。


「うッ……くっさ……」


 射精後のすっきりとした頭にツンとした匂いが効いたのか、ミアはようやく意識を取り戻すことに成功する。そしてすぐに自分がやってしまったことについての不安にさいなまれていく。


(勢いと流れでゴリ押したとはいっても……こんなことしちゃうなんて……。いくら口留めに成功したって言っても……これバレたら相当ヤバいですよね……っ???!)


 コトの重大さに軽くめまいを感じるミア。

 だが、その思考は前方を――壁に投影されっぱなしになっていたデルハのデカパイ乳揉みイキ動画――を見たところであっさりと消し飛び、一時的に消え去っていた欲望によって塗りつぶされていく。


(ま、バレなきゃいいんですよバレなきゃ……♡ むしろバレないようにするためにしっかりと計画を立てればいいじゃないですか……! あの人見た目よりおばかさんだってことも判明しましたし……いいカンジに立ち回れば、むしろオカズになるような動画も取れるチャンスじゃないですか……! そうですよ気づかなければ被害者もいないんですから、バレなければ無罪! だったらこのチャンスを逃すなんてありえませんよええ!)


 精子を出し切った冷静な思考と、新しく作られ始めた精子に由来する淫猥な思考が折り重なった超思考を持ってミアは今後の展開について考えていく。


(まず今度はもっといろんな角度から撮影できるように記録水晶を増やしておいて……バレなきゃいいんですからデルハさんには伝えなくてもいいですよね♡ 知らなきゃ知らないままなんですから♡ それで今度はもっとスゴいことを……おとと、くれぐれもバレないようにするっていうことだけは忘れないように……違和感を持たれないようにしつつ効果的なオカズを作れるようにするにはどういう風に言いくるめれば――)


 無知な女騎士から少しでもちんぽを気持ちよくなるための方法を引き出す。

 ミアの挑戦は、まだ始まったばかりである。


Comments

ありがとうございます☆ 刺さる人のところに届けられて嬉しいです(^^)

藤柵かおる

いつも作品最高です!射精シーンが派手なのが個人的にめちゃくちゃ助かってます…ありがとうございます!

ゆな


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