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藤柵かおる
藤柵かおる

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デカ身長ふたなり守衛さんが、泥棒常習犯の猫耳娘を捕まえようとして手コキで理解らされる話


高身長陰キャド真面目幸童貞ふたなり守衛さん(童貞)が、生意気コソ泥猫耳娘さんの貧民街仕込みの手コキテクで言いくるめられちゃうお話です☆


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 王都の一角にある貧民街。

 善良な市民は決して近づかない、様々な背景を持った人種、民族、獣人が入り乱れる街。そこに人相書きを手にした一人の女性の姿があった。


 並みの体格の男程度なら、悠々と見下ろせるほど背の高い女性だった。

 長い黒髪をシニヨンのようにして後ろでまとめている。

 身にまとうのは王国の紋章の入った皮鎧と、腰にさげた滑り止めの握りが巻かれた警棒。

 くりっとした丸い瞳を湛えた顔立ちは、悪所を歩くにはいささか純朴すぎる雰囲気だったが、タッパのデカさと、一応は国家権力である守衛の紋章が合わさって生まれた無言の威圧感が、女一人で歩けるだけの鎧となっていた。


 女性が手にした人相書きに視線を向ける。

 描かれているのは、片方の耳の毛色だけが真っ白な黒毛の猫獣人(キャットピープル)。

 獣人の耳は髪と同じ毛色をしているのが普通だ。

 カリーナが物心ついてから見たことのあるすべての獣人は全員、同じ毛色をしていたし、この人相書きのように、片方だけ色が違う獣人は話にも聞いたことがない。


「あの子で……合ってるよね……?」


 カリーナは視線をあらためて脇道の方へ向ける。

 そこには右耳が黒・左耳が白色のキャットピープルの少女の姿があった。


「くぁーあ……」


 高低差のある表通りと裏通りをつなぐ、階段となっている部分。

 猫耳少女は、そこに座って大きなあくびをしている。

 大口を開けた口の中からは、獣人特有の尖った牙が覗いていた。

 背丈からして、年齢は10代前半。麻製の薄汚れたワンピース姿という、いかにも貧民街の住民らしい格好だが、なかなか見目よい顔立ちをしている。


「すみません、サミアさんでしょうか?」

「はぁ? 」


 カリーナは人相書きを懐にしまって、猫耳少女に話しかける。

 返ってきたのはざっくばらんな返事。

 キャットピープル特有の細い瞳孔を湛えた瞳が、すさんだ貧民街という環境によって培われた獲物を観察するような目つきでカリーナの身体を上から下へと行き来する。守衛であることを示す紋章も当然目に入っただろうが、やましさを隠している小心者が見せるような、びくりと身を硬くする態度は一切見られない。


「守衛兵のカリーナと言います――少々お話があるのですが」

「イヤだ」


 猫耳少女――サミアはぷい、とそっぽを向く。

 カリーナはめげることなく横顔に向かって話を続ける。


「先日、表通りの方で店先のパンが盗まれるという事件がありまして――あなたに疑いがかかっているのですが……」

「パンなら取ったけど。それがなに?」

「何って……あなたですね……」


 あけすけな態度であっさりと肯定され、カリーナは嘆息する。


「とにかく詳しい話を聞かせていただきますので、ご同行ください」

「あたしをしょっぴこうっての? そんなことする必要ないでしょ」


 仮にも犯罪者を取り締まる役目を背負った守衛に詰め寄られているにも関わらず、サミアは堂々とした態度を崩さない――それには理由がある。


 そもそもとして、殺人や大規模な強盗などといったよっぽどの事件、あるいは当事者がやんごとなきお方――といった事情がないかぎり、衛兵が動くことはないのがこの国の実情だ。


 露天の商品が盗まれたなどという話などいくらでもあるし、そもそもしっかりとした店舗を持たない露天商は、あらかじめ盗まれることを見越したうえで商売するのが暗黙の了解とすらされている。


 被害があれば報告を聞くことはあれど、守衛側も真面目に取り組むわけではない。

完全に何もしないのも警備を担当している部門として居心地が悪いので、たまに常習犯らしいものを見つけたら赴くことはあるが、それも本気でやっているわけではない。


 そう言った対象になるのは十中八九、スネに大小傷があるような連中。そんな人間をわざわざ探して連れてきてめんどうな手続きをやるぐらいなら「探したけど見つかりませんでした」などと言っておいて、上からのお小言には適当に頷いておくような処理の仕方をするほうが、賢い生き方というもの。


「いいですか、そもそも人の物を盗むということは――」


 そんな風潮の中、カリーナは回されてきた仕事を馬鹿正直に取り組んでいる。

適当にサボるという奔放さがあればいいのだが、カリーナの中にはそういったものはない。

 そんな性格をいいことに「守衛部門はちゃんと仕事をやってますよ」のポーズを取るためのワリに合わない仕事を回されていることに気づいてすらいない。


「はいはい、そういうお説教はいいから」

「あっ、ちょっと待ちなさい!」


 そもそもの風土がそんなものだから、サミアも大人しく話を聞くことなどない。

 お小言を言いだすがいなや無視して歩き出した背中を、カリーナは慌てて追っていく。

そのまま二人の姿は、裏路地から一つ奥に入った路地裏へと入っていった。


 ◆◆◆


 裏路地からさらに一本奥に入った路地裏はさらに薄暗く、人の気配も少ない。

 脇には人ひとりしか入れないような横道がさらにいくつも伸びていて、土地勘のない人間だったらあっという間に自分がどっちから来たのかすらわからなくなることだろう。


「ちょっと……サミアさん……話を聞いてください! 大切なことなんですから――」


 前をスタスタとあるいていくサミアの背中に向かってカリーナが呼びかける。

 もちろんサミアは無視し続ける――かと思いきや、いきなり立ち止まって引き返してきた。突然の反転に対応しきれず、上背のあるカリーナのお腹に向かって飛び込むような形となる。


「きゃっ……」


 危うく尻もちをつきそうになるが、路地の壁に背を着けることでなんとか踏みとどまる。

 下を見ると、頭一つ以上小さなところで、特徴的な黒白猫耳がピコピコと動いている。いきなり何を、と思いつつ引きはがそうとするが、サミアは両手を背中に回して抱き着くようにしてきていて離れない。


「ちょっと、なんなんですか――」


 声をかけるがいなや、サミアの顔がぱっと上を向いた。

 そこに浮かんでいたのは、口元をにまっ、と緩ませた媚びるような笑み。

 先ほどまでのすさんだ不良少女といった雰囲気はどこにもない。


「ねーぇ、別にいーじゃんちょっとぐらい。見逃してよ~」


 そこから文字通りの猫なで声が飛んでくる。

 鼓膜をくすぐるような声に、カリーナは危うく背筋をゾクリと震わしそうになった。

 だが、カリーナはこんな態度を前に「しょうがないですね……」などと言う人間ではない。


「そんな甘えたことを言ってもダメです――わひゃッ?!」


 ピシッ、と言い聞かせるはずの言葉が、悲鳴で塗りつぶされる。

 サミアの手が、ズボンの上からカリーナの股間をスリスリと撫で出したのだ。


「ちょっと……! 何をしてるんですか……!」

「何ってぇ……触ってるだけだけどぉ~?」

「減らず口は結構です……! いいから早くやめなさい……!」

「え~やめちゃっていいの~? ホントにぃ~?」


 肩を押して引きはがそうとすると、一層身体をぴったりとすり寄せてきて、股間に触れた手のひらもますます密着する。


「あれ~? コレは何かなぁ~?」


 手のひらを通して硬い存在を見つけたサミアが小首を傾げて聞いてくる。

 さっきまでの威厳はどこへいったのか、カリーナは頬をかぁっ、と赤くするばかりだ。


「ね~え~、なぁにこれ~これな~に~? 教えてよ~」

「し、知りません……!」

「ふ~ん……じゃあなんなのか見て見よ~っと……」

「あ、ちょっと……! だめッだめですって……っ!」


 妙に手馴れた手つきがベルトを器用に緩めると、支えを失ったズボンが足元に落ちる。

 押し込められていたモノは逃げ道を見つけて、ぶるんっ、と勢いよく外へ飛び出し、路地裏の陰に、硬い竿体を鋭角に突き立たせたふたなり勃起ちんぽが姿を見せる。


「あ、あ、そんなッ……」


 カリーナは男性のイチモツを持つ女性――〝ふたなり〟だ。

 ふたなりの性器は男性のそれと比べて大きいことが多いという一般論に従うように、現れたちんぽは巨根というにふさわしいだけの長さと太さを誇っている。

 先端に亀頭の一部を覗かせ、残りは皮に包まれた仮性包茎ではあるものの、皮越しに突き出たカリ首の出っ張りを浮き上がらせ、肉竿の表面には浮き出た血管が這いまわらせた居様はまさに剛直と呼ぶにふさわしい。


「わ~、おねーさんおちんぽおっきいんだねぇ~」


 体格差によって、自然とサミアの眼前に肉棒を突き付ける形が作られる。

 サミアが顔を近づけ、覗き込むようにしたことで、体温と呼吸の気配すら伝わってきそうなほどの距離感がちんぽに伝わり、ピクピクと震えて根元に向かってむずがゆい感覚を響かせる。


「こ、子どもがそんな下品な言葉を言ってはいけません……ッ」

「なにカタいこと言ってるの~? ちんぽでしょ、お・ち・ん・ぽ♡ ふぅっ♡」

「はぅうッ♡」


 なんとか威厳を取り戻そうとしたところで、ちんぽに息が吹きかけられる。

 熱い吐息が海綿体の上をくすぐり、肉竿がくんっ♡ と持ち上がった。


「ねぇ、これからどうするの~?」

「どうって、もちろん、あなたを連行して……ッ」

「え~、そんなことよりもっとイイことしようよ~。例えば~……」


 ニヤニヤとした笑みを浮かべるサミアがちんぽを、きゅっ、と握る。

 途端に、股間から生まれた快楽の信号が、カリーナの身体を駆け走った。


「は、ふぅぅううんっ♡」

「こういう〝遊び〟とか~? ねーえ、いいでしょ~? つまんないお仕事なんかより、こっちの方が絶対楽しいよ?」


 ちんぽを握りながら囁かれる誘惑に、カリーナは身体をこわばらせるばかり。

 それは理性と本能の狭間で心が揺れ動いているから――ではない。

 あまりの快楽、人生で初めての感覚に思考が付いていけていないのだ。


 なにせカリーナは童貞――風俗にも行ったことのない真正の童貞ふたなり乙女。

 己の右手以外とはセックスしたことのない身の上は、自分以外の人間にちんぽを触られただけで今までの人生で知り得た快楽をはるかに超える信号を理解することとなってしまっていた。


「ねぇ~、聞いてるの~?」

「こ、子どもがこんなことしてはいけません……離しなさいっ……♡」

「別にやりたくてやってるワケじゃないんだけど~? おねーさんが見逃してくれないから、〝お願い〟してるだけだよ?」


 言いながら、サミアは手にしたちんぽを上下に二度ほど動かす。

 包茎皮を適度に下にひっぱって、皮越しにカリ首の弱いところを刺激する動きは、つたなさはあれど、弱点がどこかをしっかりと把握したうえでの動きだった。


「ここの出っ張ってるところを、くにってされると良いんだよね~?」

「な、なんでそんなこと知って……っ♡ ほっうぅッ♡」

「姐さんに教えてもらったんだ~『何かあった時には、これをやって許してもらいなさい』って。ここに住んでる女の子はみんなこれぐらい知ってるよ? ホントにやったのは初めてだけど結構うまくできてるでしょ~?」


 自慢するように、ちんぽを慰めるテクニックを披露するサミア。


(まだ子どもなのにそんなことを知ってるなんて……っ、せ、せめてこの子だけでもっ、正しい道へと引き戻してあげないと……ッ)


 爛れた貧民街の風土を見せつけられた生真面目な精神がそんな意識を呼び起こす。

だが、その一方で本能に忠実な肉竿は的確な技術を受けてさらに屹立する。


「ねー、シなくていいの?」


 そんな誘惑に頷くワケにはいかない、とカリーナは、くっ、と唇を引き結ぶ。

 堅物な態度を前に、サミアはそそり立った肉竿を小さな手のひらの中でさらにシコシコと動かす。張り詰めた表面を擦り上げられた海綿体が、半開きになった尿道口からとろり、と透明な涎をこぼしだす。


「あっ♡ は、ふぅ゛うう゛んッ♡ はぉお゛おッ♡」


 壁に背中を預けたカリーナの股間が、徐々に前方に突き出されていく。

 サミアの身体を引きはがそうとしていた手は、すでに脱力してだらんと下ろされ、中空を見つめた瞳はトロン、とまなじりを下げてとろけている。

 胸にかかえた覚悟などという高尚さをあざ笑うかのように、ちんぽはみるみるうちに射精へと至るための準備を整えつつあった。


「あぁ……イく……♡ イく……♡ イキそう……イキそぉ……♡」


 握ったちんぽがプルプルと震え、こぼれる先走りがどっ、と量を増す。

 勝手に口からこぼれる声は、ちんぽを持つものが本能で理解する感覚を示す呟き。


「いくっ……♡ イクっいくっ♡ いくぅうう……ッ♡♡♡」


 呟きは徐々に大きく、強くなる。

 顎があがり、短くなっていく呼吸は、アガってきた射精欲が解放されそうになる予兆。

 もはやカリーナは、射精のためにすべてを投げ打つための存在へとなりはじめていた。


「おとと……危ないあぶない……♡」

「あ、あああっ……!」


 そのタイミングで、サミアはちんぽから手を離す。

 昇りかけていた射精感は摩擦を失ってまたたく間に引っ込み、くすぶった性欲のかげりがもどかしさといじらしさを湛えた重みとしてズッシリと下腹部をひっぱってくる。


「まだ話はついてないでしょ? それで? 見逃してくれるのくれないの?」

「そ、それは……」

「こんなことしなくていい? こんな遊びよりお仕事の方がいい?」


 性欲と理性のはざまで揺れ動くカリーナの目を、じぃ~♡ と見つめながら、サミアは裏筋をクリクリと指先でいじくった。

 射精を煽るような動きに止まっていた射精欲が再び燃え上がるが、指先だけを使った小さな動きは決して射精そのものまで到達させてくれない。


「ほ~ら~早く言って~? 言うだけでいいんだよ? 『見逃してあげます』『約束します』って……ほら、そしたらお仕事のことなんか忘れてすぐに気持ちよくなれるよ~……♡」

「うぅっ……あ、うう、んっ……」

「ほら、あと少しだよ~♡ 頑張って~♡」


 まともに働いていない思考を揺さぶるような囁き。

 性欲にほだされつつある思考にそんな声が加われば、もう我慢などできるはずがない。射精第一となったふたなりの末路などそんなものだ。


「わ、分かりましたっ……♡ 約束っ、約束します……♡ 見逃してあげますからっ……♡ だからっ、お、おねがい、しますっ♡ ちんぽっ♡ もっとちんぽして……ッ♡♡♡」

「わーいありがと~♡」


 にこっ♡ としたサミアの笑みに、カリーナは本気で「これでよかったんだ……♡」という確信を抱いてしまう。

 改めてちんぽが握り直され、上下にシゴかれはじめていく。

 もう我慢する必要はない、とカリーナはにわかに腰を浮き上がらせ、少しでも快楽に近づこうとばかりに両足をピンとつま先立ちにして快楽をむさぼる。


「ぉおホ゛っ♡ ホォぉう゛ッ♡」


 にゅっこ、にゅっこ、と根元から先端までを行き来する、先走りを絞り出すような動きに表情がみだらなに変貌していく。カリ首のさらに上、亀頭の部分を手のひらで包むようにしてスリスリ、と動かされると、カリーナは無様に首筋をそらして悶絶した。


「お゛お゛ッ♡ んオ゛お゛ッ♡♡♡ いくっ♡ いくいくイクぅう゛ッ♡♡♡」

「イキそうなの~?」


 射精を目前に蕩け切った表情を見つめながらサミアが囁く。

 快楽に蕩けた顔を見られたくない、とカリーナは目をそらすが、サミアは一切目を反らすことなくほほ笑みを浮かべた視線でじっと見つめて羞恥心をたきつけてくる。


「ちゃんと、イクとこ、見ててあげるね♡」


 風俗未経験の童貞思考に突き刺さる言葉。

 相手が自分よりも年下の子どもであることも忘れ、どん欲に欲望が口から流れ出る。


「でるっ精子出るッ♡ 見ててッ射精すとこ見てっ、イクとこ見ててぇッ……♡」

「うんっ♡ カッコいい射精するとこ、み・せ・て♡」

「あぁあ゛ッ♡ 出るッ♡ でるでるでるでる――くあ、あ゛ッ♡ あぁ゛ッ♡♡♡」


 路地裏に響く、ちんぽがイく寸前に放たれる鈍い喘ぎ声。

 放たれる衝動を待ち構えるように、背中が反り返った――その時、


 ――ぱっ♡


「ん゛ッッ?! きっ、!!?? ぃ゛イ゛ぃい゛い゛ぃい゛い゛ッッッ???!」


 サミアの手が、今にも閾値を超えそうになっていたちんぽから離れてしまった。

あと少しで吹きあがるのに必要なエネルギーに到達していたはずの衝動は熱を失い、空撃ちとなってしまった肉の銃口がむなしく虚空でくぱくぱと尿道を広げる。


「な、なんでッ……なんでッ??!」


 ちゃんと約束したのに。

 そんな面持ちで見下ろしたところにあったのは、にまぁ~♡ と言わんばかりの笑み。薄目に閉じられた瞳は、カリーナのすべてを見通しているような感情で満ちている。


「おねーさん知らないの? こーいうことしてもらうんだったら、何が必要なんだっけ~?」


 サミアは広げた左手を差し出して、クイクイ、と指を動かす。

 それがどういう意味なのかは説明するまでもない。


「お、お金ッ……取るんですか……っ?」

「は? 金ださないの? やめるワケ? ま、あたしは見逃してくれたんだから別にいーけど?」


 サミアはふっ、と表情をなくしたかと思うと、腰に回していた手を離していく。

 途端に興味を失ったかのようなその態度は、すぐそこまで射精が見えていたカリーナに耐えがたい恐怖となって襲い掛かった。


「ま、待って待ってっまってッ! 今出すっ、だすからっ……」


 カリーナは慌てて懐から銀貨を一枚取り出し、広げた手に握らせる。


「は~いまいどありぃ~♪」


 銀貨を懐にしまうがいなや、ぱっ、と営業スマイルが顔いっぱいに浮かび上がった。


「は、はやくっ、早くやって……ほぉああっ♡ はは゛ぁっ♡♡♡」


 限界同然の怒張をビクビクと痙攣させての訴えに答えるように、手コキが再開する。サミアのおててが敏感な亀頭をシコシコとシゴくと、答えるようにカリーナのちんぽが先走り汁を吹きだしていく。快楽に身もだえするカリーナにサミアが抱き着くと、体内で蠢く衝動の行き場を求めるようにカリーナは両手でサミアの身体を引き寄せる。


「いくっ♡ いくいくイキそうイキそうイキそうぅぅうう゛ッ♡♡♡」


 カリーナが無様なイキ声を上げ始めたのに合わせて、カリ高亀頭がぞりゅぞりゅと擦られ、腰の奥からじわじわこみ上げる射精感へ追い打ちがかけられる――――そして。


「出るっ♡ でるでるでる精子でるイクいぐいぐいぃ……ッ……う゛ううぅ゛ッ♡♡♡」


 整いきった道のりを駆け上がる白濁の奔流が、裏筋を包み込んでくすぐる手のひらに向かって放たれていった。


 ――どびゅっ♡ びゅぐっぶびゅっ♡ びゅぶぷうッ♡♡♡


 股間から背筋を通って駆け抜ける射精快楽に、全身をぶるぶると震わせながらうめくカリーナ。ふたなり巨根はびくんびくん、と跳ねながら、吐精したドロネバの精子を路地裏の汚い地面に向かって種付けしていく―――。


 ◆◆◆


「は、はふぅ……♡ ふはぁっ……あぁ……♡」


 うっとりとした表情を浮かべて、余韻に浸たるカリーナ。ちんぽをしゅっしゅっ、とシゴきあげ、最後の一滴までを絞り終えたサミアは、背伸びをすると耳元で囁いた。


「また来てね♡」


 そう言ってサミアはとててっ、と走り去っていった。

 後に残されたのは、ちんぽを丸出しにして、ぽかんと立ち尽くすふたなりが一人


(お仕事……まぁいいや……見つからなかったってことにしとこ……あぁ……それにしても射精、すごい気持ちよかった……風俗とか行ったことなかったけど……ほかの人に射精させてもらうのってこんなに気持ちいいんだぁ……♡)


 ――生まれて初めて他人の手を使って射精へと至った。

 その事実がカリーナの記憶にガッチリとした楔となって刻みこまれた瞬間であった。


 ◆◆◆




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