XaiJu
藤柵かおる
藤柵かおる

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天才女魔導士を魔法の実験に付き合ってもらうという依頼を建前に感覚遮断ボックスに入れて無自覚肉体改造する話


 ケイネイ市北東区の郊外に建つ魔術ギルド本部は、市内でも屈指の敷地面積を誇る。

 四方を堅牢な塀に囲まれた広大な敷地内には用途別に区分けされた建物が立ち並び、新たな魔術の研究開発、魔石やマジックアイテムの流通管理、魔術師の育成などを日夜行っている。


 中央にそびえるギルド本部の前に、一人の魔術師の姿があった。

 純白の布を青糸で織り込んだローブで身を包み、フードで頭をすっぽりと覆っている。

 容姿ははっきりしないが、フードから覗く顔立ちの輪郭から年若い女性とうかがえた。


「アリアナ様。本日はご来訪いただき誠にありがとうございます」


 扉をくぐった女性を魔術ギルドの制服を着こんだ女性が出迎える。

 長い黒髪が印象的な女性の容姿は、来客をもてなす魔術ギルドの顔を任されるにふさわしい。


「別にいいわ。魔術の真理を探究するのは、私の一番の喜びだもの」


 魔術師がフードを下ろす。

 受付嬢の容姿を劣ったものと見なしてしまえるほど整った美貌。

 深海を思わせる藍色の髪を三つ編みに結い上げた髪型が、魔光灯に照らされ艶めいている。


 アリアナ・ヴァルティス。

 百人中百人が目を奪われる美貌の持ち主にして、冒険者の最上位たるSランク保有者。

 冒険者ギルドに所属する者には、達成した依頼数や実績に応じてランクが与えられる。

 わずか19歳の若さで魔術分野における数々の偉業を発見し、一般的な冒険者が通る道のりを一切通ることなくSランクへと昇格したのは彼女をおいてほかにいない。


「本日は、貴重なお時間を割いていただき魔術ギルド一同あらためて感謝を――」

「挨拶はいいから早く新しい魔術を見せてくれる?」


 口上を遮ったアリアナは、編み込んだ髪をくるくるともてあそぶ。


 溢れんばかりの才能を持ってS級の地位を得たアリアナであるが、彼女はそこから得られる名誉や地位に興味はない。彼女を突き動かすのはただ一つ――魔術という人が踏み入ることができない深淵の奥深くを探究し、理解することだけ。


 自分の求める答えに近づくことができないのであれば、どんな金や名誉を得られる依頼さえ受けようとしないアリアナが、今回、初めて魔術ギルドという公的機関からの依頼を受けたのは、ひとえに、新しくギルドが開発した魔術とそれを用いた実験の結果に興味が沸いたからにほかならない。


「失礼いたしました。どうぞこちらへ」


 先導する女性の後を追って、アリアナは歩き出す。

 向かう先にあるのは、魔術ギルドの心臓部――研究開発棟だ。


 ◆◆◆


 研究開発棟の地下に案内されたアリアナは、室内をぐるりと見回す。

 壁と天井の一切が魔術に耐性を持つ耐魔レンガで囲まれ、その上に魔法陣がいくつも重ね書きされている。どちらも並大抵の技術と資金だけでは揃えられないものであり、この部屋が魔術ギルドの技術が結集された中枢部であることを知らしめている。


「こちらが魔力の体内循環を調査するために作成したマジックアイテムとなっています」

「ふーん……」


 アリアナは興味といぶかしさを交えた視線で〝それ〟を見つめる。

 部屋の中央に鎮座していたのは、人ひとりが入れそうな大きさの箱。

 前面は観音開きのように左右に開いていて、中には椅子が置かれている。


「これ、どういう仕組みなの?」

「はい、まずアリアナ様にお召し物を脱いでいただいたうえで椅子に座って頂き、箱の扉を閉めます。その後、魔力を流し、箱の表面に描かれた魔法陣と部屋の四方に描かれた魔法陣を相互に作用させます。当ギルドで独自に開発した魔法陣は、相互作用とともに疑似的な透過作用をもたらし――」


 すらすらとよどみなく紡がれる女性の言葉におかしな部分はない。

 むしろ、自分が今まで作り出すことのできなかった新しい魔術をギルドが開発したことに対する賞賛と少しばかりの嫉妬心、そして新しい魔術理論を目の当たりにしたことによる知識欲の充足感が素直に沸き上がったほどだ。


「ほかに何かご質問はありますか?」

「魔法陣には安全性の確保も含まれているのよね?」

「もちろんです。安全には最新の注意を払い、いかなる場合においても即座に魔術回路を停止させる機構を組み込んでいます」


 自信満々に答える職員の態度をアリアナは信頼に値すると見定める。


「わかったわ。それじゃ始めましょうか――下着まででいいのよね?」

「はい、よろしくお願いします」


 首元の留め具を指先で外したアリアナは、羽織っていたローブに手をかける。

 ボタンを外し、シャツを脱ぎ捨てると、下着姿の上半身があらわとなる。


 ローブで隠されていた素肌が体のラインを描き、呼吸のたびにかすかに上下する。控えめな胸元は女性的な魅力にあふれてはいないものの、白い素肌の上に確かな膨らみを作っている。

 腰に巻いたベルトを緩ませスカートホックを外すと、支えを失ったスカートがぱさり、と足元に落ちた。女性特有の骨格に形作られた、きゅっ、とくびれた腰回りに、すらりと細く伸びた両足。

 同性であっても認めざるを得ない嫉妬の念すら起こらないような完璧な美。


「ジロジロ見ないでくれる?」

「あ――も、申し訳ありません!」


 指摘された女性が慌てて視線をそらす。

 腕を組み機嫌を悪くしたような態度を見せるアリアナだが、その口角は少しばかりあがっていて、案外まんざらでもなさそうだった。


 魔術の深淵を探究すること以外に興味はないとは言え、アリアナも一人の女性。

 自らの美貌に見とれてくれるのは嬉しいものである。

 それが自分の知らない新魔術を開発されて嫉妬心を抱いた相手となればなおさらだ。


「ここに座ればいいのかしら?」

「は、はい、よろしくお願い致します」

「大丈夫よ別に怒ったりなんかしてないから」


 少しばかり饒舌な様子になったアリアナが箱の中の椅子に腰を下ろす。


「両手をあげてくださいますか?」


 言われた通りにすると、観音開きのようになっていた箱の前面部分がパタンと閉じる。

 完成したのは、箱から上半身だけを外に飛び出させた恰好。

 少し間抜けな恰好だが、上機嫌のアリアナがそれを不満げに思うことはない。


「それでは魔力循環の実験を開始します」


 アリアナが「ええ」と答えると、女性は箱の前面に手をかざし、魔力を放つ。

 魔力が流れ出すと同時に、箱の表面・四方の壁・天井と床、それぞれに描かれた魔法陣が同時に起動し、描かれた魔法陣に由来する魔法が連鎖的に次々と発動していった。


 ◆◆◆


「皆様お待たせいたしました!」


 同刻。

 魔術ギルド本部から遠く離れた地下施設で、ショーの開始宣言が高らかに響きわたった。

 会場に集まる観客たちは、仮面の下に熱意を潜めながら正面のスクリーンを見やる。映し出されたのは、耐魔レンガを背景に下半身を箱に収めた不格好な女魔導士の姿。


「やっとアリアナをここに連れてくることができたのですな」

「まったくです。あの女と来たらさっぱりこちらの思い通りに動かないもので」

「今日のためにずいぶんと投資したのですから楽しませてもらわなくては」


 会場に集まった観客たちの正体は、魔術ギルドに出資しているスポンサーたち。

 彼らは名目上、魔術の発展のために資金を提供していることになっている。

だが『世の中が豊かになるように』などという献身的な理由で安くない金額を出資するようなもの好き存在など存在しない。


 彼らが求めるのは利得――支払った金銭の分だけ何を対価に得られるのか、ということ。


 表の世界では知られていないが、魔術ギルドは世に公表していない魔術や特殊なマジックアイテムをいくつも所有し、出資者に対して世間では味わうことのできない極上の体験が味わえる秘密のショーを提供している。


 天才気取りのいけ好かない女魔術師、アリアナ・ヴァルティス。

 彼女がついにこのショーの毒牙にかかったこともあって、たち込めた熱気は相当のものだ。


『それでは魔力循環の実験を開始します』

『ええ』


 場所をともにしているかのようにはっきり聞こえてくる会話とともに、女性が箱に手をかざして魔力を放つ――と同時に、箱が〝透明〟になった。

 スクリーンを通して見た場合にのみ発動する透過魔法――これにより、今から箱の中で行われるすべての行為は、あますことなく観客たちの好機の視線にさらされていくこととなった。


 ◆◆◆


「それでは検査が終了するまでの間、いくつかご質問をさせていただきます」

「ええ、どうぞ」


 頬杖をつきながらアリアナが女性の質問に答えはじめた頃。

 床に仕掛けられた隠し扉から、アリアナの下半身をもてあそぶ存在が現れた。

 それはにくにくしい外見の触手生物。真新しい血肉のようなピンク色の本体からいくつも枝分かれした触腕を持ち、ネトネトとした粘液で覆われた表面は艶めいている。


 触腕はうねうねとした動きを見せながら、徐々に這い上がっていく。

 やがてその先端がふくらはぎに触れた。

 粘液のしたたる触手が、生々しい触感を足に伝える。

 だが、アリアナは何事もなかったかのようにインタビューに答え続けている。

 太ももの上にぺったりと張り付く面積を増やしていってもアリアナの様子は変わらない。


 感覚遮断魔法――睡眠や麻痺の魔法を組み合わせて作られたこの魔法は、魔法陣の結界内に存在する物体の一切の感覚を失わせる。アリアナは圧倒的な魔術の知識を持つが、存在すら知らない魔術を知ることはできない。


「アリアナさんは画期的な魔術をいくつも開発しておられますが、魔術の実験には危険な面も少なくありません――おひとりで実験をなさる上で普段、どのようなことに気をつけていらしゃるのですか?」

「そうね、やっぱり油断しないことかしら?」


 アリアナが言うのに合わせて、触手が太ももの上を舐め回すように動く。

 透過魔法によって上半身と下半身を同時に見ることができる観客たちは、生真面目な上半身と触手でなぶられる下半身を見比べながら茶化すように声をあげる。


 やがて、上がってきた触手が太ももの付け根にまで到達した。

 観客たちが息を飲む中、触手は焦らすような動きを見せる。

 太ももに巻きついた部分はそのままに、慎ましい胸を包むブラへと伸び、指のように動く先端がブラのフックをパチンと外す。

 支えを失ったブラは純白の布をパサリと足元に落とし、色白の乳輪に縁取られた桃色の先端をあらわにした。


 始まったのは、控えめな胸の膨らみに沿うように根元から包み込む動き。

 ヌルヌルの粘液を間に挟んで行われる、やわらかな脂肪に包まれた乳腺の奥までまで念入りに温めていくかのような動きは、箱の外側には一切の感覚を伝えないままアリアナの身体に性感を蓄積させていく。


 ――ぺちんっ♡


 ピクピクと勃起しはじめた色素の薄い乳首に向かって、触手が振りかざされる。

ペチペチと叩くたびに柔らかい乳房がプルプルと揺れ、乳首がピキピキと硬さを増す。

 全く気がついていないアリアナを前に、観客たちは仮面の下で忍び笑いをこぼす。


 盛り上がってきた会場の空気に火を入れるように、触手が下半身へと向かう。

 枝分かれした先端がパンツのゴムをつまみ、そのままギュッと引っ張る。

 細身であっても筋肉の塊のような密度を持つ触手は、内側に秘めた腕力を持ってパンツのゴム部分をみちみちと音を立てて延ばし、引きちぎってしまう。


 布切れを放り捨てた触手は流れるように太ももに巻き付き、両足を左右に開いていく。

 だらしない大股開きで御開帳したのは、産毛の一本も生えていない綺麗な割れ目。

 白磁のように白い恥丘が作るすじを、ピンク色の触腕がぐにぐにと押しこねる。

 ぴったりと閉じた隙間からトロ……、と半透明の汁がにじみ出て内ももにしずくをこぼす。


「――だからと言って怖気づいていては魔術の深淵にはたどり着けないと思っているけれどね」


 アリアナが箱の外でキメ台詞を言い終えたあたりで、肉塊から新しい触腕がまろび出た。

 先端にあるのは鋭く尖った注射針のような部分。

 それが勃起した乳首にプスリと突き刺さり、薬液が乳首の中へと注ぎ込まれる。

 瞬間、可愛らしい勃起乳首が、ドギツイサイズのデカボッキ乳首となった。


 胸のサイズはつつましいまま、親指のごとく太さと長さで突き立つ乳頭。

 触手がそこにくるくると巻きつき、ぎゅーっと強く引っ張る。

 乳首の伸展はつつましい大きさの乳房をも一緒に引き伸ばし、乳腺をピンと張りつめさせる。


 その瞬間、


 ――ぷしゃあっ♡ ぶしゃあぁっ♡


 おっぴろげになっていた肉唇から勢いよく水流がほとばしった。

 一直線に放たれた潮吹きは箱の内側でびちゃびちゃと音を立て、水たまりをつくる。


 ――ぐにゅにゅにゅぅう……。


 デカ乳首絶頂の奔流を浴びた触手生物が、新たな触腕を生み出す。

 赤黒くつるりとした輝きを持つ亀頭。

 キノコのカサのように大きく張り出たカリ首。

 ビキビキとのたうちミミズ腫れのように浮きあがった凹凸。

 エゲつな男性器の形を持つ触腕が、潮吹きの残渣を残したアリアナの膣穴へ向かう。


「今まで実験中に起こった危ないこと……? 特にないわね」


 箱の外では、女性の質問に対してアリアナがそんな返答を返している。


「実験中に起きる危険はまず想定しておくのが大切なの。そういったことが起こりそうならば実験をする前に対処しておくのが鉄則――危険というものは兆候が見えた時点でですぐに気づくということが何よりも大切なの」


 長々と危機管理について語っていくアリアナ。

 現在進行形で女性としての危機が迫っていることに気づく素振りはみじんもない。


「要するに、異常が起こっているのに気づかないまま失敗してしまうようなら、その人はまだまだ二流というところかしらね?」


 ――どぢゅにゅずぶぅっ♡♡♡


 言葉を紡ぎ終えた直後、触手ちんぽのえぐりがアリアナの膣壁に襲いかかった。

 全力で突きあげた衝撃で下腹部がボコォ♡ と膨らみ、ガニ股の膝がピぎッ♡ と硬直する。


 ――どちゅっ♡ ぐちゅっ♡ ぐりゅっ♡ ばちゅんッばづン゛ッ♡♡♡


 雄の存在感に屈服するメスの仕草を見せた下半身へ容赦ないピストンがねじ込まれる。

 触手ちんぽが出し入れに合わせて膣壁がごりゅごりゅとえぐられ、跳ねしたたる愛液がぱちゅぱちゅと水音を立てて動きを滑らかにし、何も邪魔をするものがなくなった子宮口の入り口をどちゅどちゅと突きあげる。

 快楽神経が集まっている子宮頚部が揺さぶられ、振動が子宮を伝って卵管卵巣の方にまで広がり、メスとしての部分が瞬く間に屈服されていく。


 そして、ガニ股で硬直した腰にこもる力が閾値を超えた瞬間、


 ――ぶしっ♡ ぶしゅっ♡ ぷしゃああああっぁぁあっ♡♡♡


 子宮口で破裂した絶頂感が、アリアナの腰を、がぐんっ♡ と跳ね上げた。

 足ピン絶頂をキメた足の間から、激しい水圧でイキ潮がまき散らされる。


 ――ぐぐぐぐぅうぅ……♡


 絶頂によって収縮した膣壁の縮こまりは、咥えこんだちんぽを咥えて離さない。

 それでも少しずつ抜けていく触手は、愛液でぬらぬらと光る面積を増やしていき、


 ――ちゅぽんッ♡

 ――びじゅっ♡ ぷしっ♡ ぴしゃっ♡ ぴちゃあっ♡


 ぽっかりと開いた膣穴をさらすと同時に、再び勢いのいい噴水が箱の中で生まれた。

 先ほどまで男のモノを受け入れることすら知らなかったはずのウブな乙女の穴は、たった一度の注送だけで肉唇からなまめかしい粘膜を覗かせ、吹き出した愛液がほとばしらせたぬらつきをふりまく、濃厚な雌臭の源泉としての姿を箱の中に作り出していた。


 ◆◆◆


「アリアナさん、実験が終了するまでまだ時間がかかりますので――紅茶でもいかがですか?」

「あらありがとう。でも私、セントレアさんの紅茶しか飲まないのだけれど?」

「存じ上げております。ちゃんとご用意してありますよ」

「あら、感心ね」


 そんなのんきな会話が箱の外で行われている時。

 箱の中では、またしても新たな触手がアリアナの身体へ向けられようとしていた。

 胸よりはっきりと女性らしさを描く臀部の奥。

 尻肉の間に隠された皺が寄った色素が沈着していて黒ずんだ穴。

 不浄の穴の入り口にぴたっと触手先端が触れる。


 ――ずにゅるんっ♡


 勢いよく肛門を突き上げたが挿入されると同時に、前の穴からぶしゃっと潮が吹きだす。

 そこは普通モノを入れるための場所ではなく、異物を感じれば無意識に力を込めて閉じてしまう場所だが、感覚遮断魔法を受けたアリアナの肛門は一切の抵抗感もなく異物を受け入れていく。


 ぐんぐんと奥へ入っていった触手はあるところまで入ったところでピタリと動きを止める。

 次に起こったのは触手の根元からアガってくる蠕動運動。

 ムクムクと昇ってきた動きは、やがて触手の先端まで到達し、


 ――ごぼりゅっ♡ むりゅぐぐぅうっ♡


 半固形のゼリー状物体をむりゅむりゅ、とアリアナの腸内に向かって排出していく。

 複雑な形をした腸壁の形に添うようにして広がったソレは、アリアナのお腹をどんどん膨らませていき、まるで妊娠しているかのようなぽっこり♡ とした下腹部の膨らみを作った。


「セントレア産の紅茶は香りが素晴らしいわね――」


 下半身でそんな事態が起こっていることも知らず。

 アリアナは注がれた紅茶に対するうんちくを長々と説明している。

 どーでもいい知識自慢が続く中、ガニ股を描いていた両足がさらに持ち上げられる。

 それはさながら、小さな子が後ろから両足を抱き抱えられておしっこする時のポーズ。

 下腹部に圧力がかかったのか、ゴロゴロという腸壁の動きが下腹部を揺らしている。


「それでは……」


 アリアナが紅茶を口に運ぶ。優雅な手つきでカップを傾ける姿は、空中ウンチングスタイルをしている下半身の無様さに目をつむれば、見とれてしまうほどに美しい。


「やはりこの味はいいわね」


――ずりゅりゅりゅりゅうっ!


 紅茶を絶賛する言葉が紡がれると共に、後ろの穴に栓をしていた触手が引っこ抜ける。

 その直後、腸壁の形を浮かべた固形ゼリーがケツ穴からヒリだされた。


 ――ぶりゅぼりゅもりゅぶふうっ!


 途中で切れるということを知らない長大なゼリーは一本つながったままモリモリと  勢いよく吹き出し、箱の中にこんもりと山を積み上げていく。

 その間もアリアナは箱の外で紅茶を優雅な仕草でたしなんでいる。

 下半身で快調なゼリー脱糞をしていることにはもちろん気づいていない。


 ――ぶしゅしゃあ゛ッ♡♡♡


 ゼリーの端っこまで丸ごとヒリだした終えたところで、噴き出した潮がゼリー山の上に降りかかり、雌臭いっぱいの湯気を湛えた箱の中に、さらなる絶頂の痕跡が積み重ねられる。

 おすまし顔でゼリー脱糞をキメたアリアナの姿に盛り上がる観客たちは、熱意を隠そうともせず、仮面の下でたきつけらた欲望で目をギラギラと光らせている。


「皆様! お楽しみはまだまだこれからです!」


 司会者の宣言に、観客たちの「おおっ」という声が波のように広がっていく。

 スクリーンに映し出されたのは、先ほどデカ乳首化をほどこした注射針。

 その切っ先が、下半身の突起――クリトリスへと向けられる。


 観客たちが息を飲むと同時に、ぷっくりとした肉芽の先端に針がプスリと突き刺さる。

先端から注入された薬液が小さな突起の中に広がり、ムクムクと膨らみを見せる。

 膨張の大きさは、乳首の時とは比べ物にならない。

突起の先端はお腹を通り越して胸元にまで到達。

 可愛らしいぽっちのようだった形は、突き出たカサのでっぱりとビクビクと血管が張り詰めたかのような外見に代わり――モコモコと別の膨らみが生まれた根元からは、二つのタマをぶら下げた肉袋が作り出された。


 その正体は、クリトリスを改造して生み出されたふたなり勃起ちんぽ。

 表面を触手がぺちぺちと叩くと、先端からピッピッと透明な先走り汁が振りまかれ、ぶらさがったキンタマの裏に隠れた女陰からプシプシ、と飽きることなく潮が吹き出る。


「それではいよいよ本格的な責めのスタートです!」


 全身を嬲られたうえで新しい性感を身につけられてしまったアリアナの体。

 そこに触手生物が一斉に触腕を伸張させていく。

 一気に数を増やした触手の先端には無数のヒダヒダが形成され、まるでブラシのよう。

 それがピタピタと巻きつき、すっかり火照りあがった全身を責め立てる。


 もちろん、生えたばかりのふたなりちんぽにも容赦はしない。

 亀頭のカサヒダにくっぽり♡ とハマるように触手が巻き付き、くっしゅくっしゅ♡ と快楽神経蒙をくすぐり、キンタマの重みを支えるように玉袋を包み込んで、全体をわしゃわしゃもみもみ揉みしだく。


 並みのちんぽなら数秒でイカされそうなほどの刺激を受けた肉竿はは、あっという間にプルプルと震え、キンタマが内側に作った精子を外へ押し出すためのギュッと収縮するような動きを見せる。

 それに合わせて、解放の瞬間を待ち望むように、ちんぽの先端の穴が、ぐわっ♡ と開け放たれて行った時、


 ――ずにゅるう゛んっ♡


 ぽっかり口を開いた鈴口に触手の一本が滑り込んだ。

 うじゅうじゅ♡ とした微毛を湛えた触手ブラシが、尿道粘膜を激しく擦り上げる。

 直後、絶頂への引き金を引いた肉竿が、一歩遅れて竿の根元で収縮した。

 射精筋の反射を受け取ったキンタマは、中に封じ込められた精子を輸精管から尿道の方へと送り込むべく、ぐぅんっ♡ と根元へ向かって縮こまり、前立腺に向かって一点集中の圧力を押し込める。


 ――ぐっ、ぐぅ、びっぐぅう゛んッ!!!


 ちんぽ穴にぴったりとハマった触手腕が、その奔流を強制的におしとどめた。

 行き場を失ったザーメンは尿道の中で四方八方に圧力をかけ、射精寸前の尿道を駆け上がってくるときの感覚をこれでもかと尿道内で反響させ続ける。

 アリアナの下半身が君と足ピン絶頂のまま引きつったように激しく痙攣し、肉竿が反り返ったまま暴れ回り、触手と尿道の間のわずかな隙間から先走り汁がこぼれあたりにびちゃびちゃと跳ね散らされる。


「――ところで、実験はまだ終わらないのかしら?」

「まだ試作段階なので、ちょっと時間がかかってしまいまして……」

「それにしても時間がかかりすぎじゃないの?」

「では……魔力を強めに流してみてもよろしいでしょうか?」

「そう、じゃあお願いするわ」


 言質を取った女性が、魔力を最大レベルで流すと触手生物は、目に見えて動きを変えた。

 広がった触腕が、紐がほどけるように小さな無数の細い肉紐へと変化する。

 その一つ一つがアリアナの性感が極まった弱点――デカ乳首の乳輪、子宮口の入り口、膣壁の天井をうじゅうじゅとくすぐり回す。

 挿入の動きは後ろの穴でも同様に行われ、アナルゼリー排泄によって広げられたケツ穴を構成するヒダの奥底までを念入りにこそがれる。

 ケツ穴に挿入した触手が、再び根元から蠕動運動を持ってアナルゼリースライムをぶりぶりと吐き出す。

 未だに尿道に挿入されたままの触手が、尿道口をぴったりと塞いだまま、無数の舌で舐めあげるがごとき感覚を尿道内壁に与える。

 怒涛の快楽を叩き込まれた下半身は、ガニ股で突っ張ったまま固定され、つま先立ちで足ピンした格好のまま降りてくることができなくなった。


「それで? あとどのくらいかかるのかしら?」

「あと、数分ほどで終了する予定となっております」

「そう」


 最後の仕上げとばかりに積み上げられる連続絶頂とふたなりちんぽへの強制的な寸止めを受けた下半身が狂ったように腰を跳ね暴れさせていても、アリアナは退屈そうに髪の毛をもてあそぶばかり。


 そして数分後。

 アリアナの下半身は、常人をはるかに超えるレベルでで完成されることとなった。

 透過した箱の中に鎮座するのは、汁という汁が出きったような湿度を放つ下半身。

膣穴はヒクヒクとうごめき、愛液をとめどなくしたらせ続ける。

 ぶらさがった金玉は中に生き物が閉じこめられたかのように痙攣し、突き立つ肉竿は、裏側に尿道の膨らみをボコボコと浮き上がらせて、アナルゼリーをたっぷりと注入された下腹部はぽっこりと膨らみ、ゴロゴロと音を鳴らす。


 ――ビクンビクンビクンビクンビクんッ♡♡♡

 ――びび、ぶっしゃっぁっ♡♡


 手慰みとばかりに触手が乳首をはたくと、足ピン絶頂と潮吹きビームと腰ヘコ状態が同時に巻き起こった。

 高められ続けた快感はあらゆる部分において体中に蓄積されているようで、勃起した乳首の部分を軽く叩かれた衝撃だけでちんぽが、乳首が、子宮が、アナルが同時に絶頂を引き起こす。


 完全にメスの状態となってしまった。アリアナの下半身。

 いよいよ訪れる瞬間を前に、すべてを目撃している観客たちの間で沸き上がっていた興奮は鳴りを潜め、会場の中に息を飲むような静寂が広がる。


「――はい、魔力循環の計測が終了しました」

「そう。やっと終わったのね」


 その瞬間が間近に迫っていることを知らないアリアナは、変わらぬ態度を見せたまま。

 女性が手を添えると、魔法陣からずっと放たれていた光が弱まり、合わせて壁や天井の光も弱まっていく。それはこれまで発動していた魔法――感覚遮断魔法が徐々に消えていくことを示している。


「あら……?」


 何かくすぐったいような感覚を覚え、アリアナが声を漏らす。

 気のせいとも思ったが、だんだんとはっきりとムズかゆい感覚が強くなってくる。

手を伸ばそうとして――下半身は箱に包まれていて届かないということに思い当たる。

 足を動かしてその部分を探ろうとしたが、なぜか何も感じない。


「あのちょっと――」


 ――――プチ゛ュッ♡♡♡


「ん゛ッ!?? へ゛ッあお゛あ゛あ゛あア゛ぁ゛あ゛あ゛ッッッ!!?!?!」


 頭の奥で何かがはじけたような感覚。

 直後、アリアナが頭を大きくのけぞらせながら絶叫した。


「なッ、なにぎゃッ♡ なに、こっれへぇ゛えええぇっ♡♡♡ ンぉおお゛ああ゛ッ!?!? い、イグッ?!? いぐぅうっう゛ぅ゛ぅ゛ッ???!! な、なにこれなにこ゛ぉェえ゛ぉあ゛あ゛あ゛イグいぐいぐぅあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!?!????♡♡♡」


 感覚遮断によって抑え込まれていたすべての絶頂が一気に流れ込む感覚。

 アリアナの思考のすべてが圧倒的な快感によって塗りつぶされる。


 箱の中では、ようやく現実を理解した上半身のことなどどうでもいいとばかりに責めが続けられていく。

 乳首が伸びちぎれそうなぐらい勢いよくひっぱられ、子宮の形を変えるぐらいの勢いで触手ちんぽが奥を突き上げ、アナルゼリーがパンパンに詰まったアナルの奥でぐるぐると掘削ピストンが躍動・触手ブラシ付きの触腕がちんぽの先端をいじり、竿を扱きあげキンタマを包み込む。


 ――びくっ♡ びゅぐっ♡ じょぶっっしゃああぁぁっ♡♡♡


 それら一つ一つの刺激が起きるたびにまんこが潮を吹く。

 栓がされた肉竿の穴からプシュプシュと先走りがこぼれる。

 キンタマが暴れ狂い、膝がガクガクと震える。


「ォぐぉお゛ッ♡ ホ゛ッへ゛ぇあ゛ッ♡♡♡ うン゛っぎょほぉお――ッ♡♡♡」


 最期の仕上げとばかりにアナルに挿入されていた触手が引っこ抜ける。


「はぉ゛ッ♡ ほ。ほごぉおう゛ッ♡ ンギュっ♡ ひっヒ゛ぃお゛ッ♡ ごホ゛ぃイ゛゛~~~~ッ゛♡♡♡」


 まともな思考をふっ飛ばしかけているアリアナの発する言葉に意味はない。

 アナルの奥から出てきそうになるという感覚を察知した乙女としての部分だけが、無意識に肛門を引き締め、噴出だけは免れようと努力をしている。


「お゛ぉ゛ッ♡ ほお゛お゛あ゛ぁ゛ア゛――――ッ♡♡♡」


 一度引っこ抜けた触手が、再び肛門内に突き刺さる。

 一切の慈悲なく強引に奥へと潜り込んでいった触手は、直腸で固まったゼリーの端っこへとたどり着くとうねうねと動く触腕を伸ばして固形化したゼリーの端をつかみ取り――一気にずりゅっ、と引っこ抜く。


「はピ゛ょお゛ぉ゛お゛オ゛ぉオ゛あ゛――ッ♡♡♡ イグッいぐいぎゃっぐぅやひ゛い゛いい゛いイ゛ぃ゛イ゛い゛い゛ィ゛――――ッ――――あ゛オッ?!??♡♡♡」


 自分の意識とは反する。強制的な排泄運動。

 排便の感覚を何千倍にも高めたような原始的な快楽の中、アリアナの下腹部の前面、今まで意識していなかった部分から起こった未知なる性感が脳内を通り抜ける

それはふたなりちんぽの先端で栓のように穴を塞いでいた触手が起こした身じろぎ。

 感覚遮断によって一切知る由もなかった未知の感覚が、ただ一つの触手の身じろぎだけで尿道からぶら下がったキンタマに至り、脊髄を通って脳の中にちんぽの快楽を弾けさせる。


「あ゛お゛ぉお゛ッ♡ ほォお゛――――ッ♡♡♡ ンッっぎい゛いぃ゛い゛い゛♡♡♡♡♡」


 尿道中を逆ぞりする無数のヒダヒダ付き触手。

 こすりあげる感覚一つ一つがアリアナの快楽神経にヤスリをかける。

ま だちんぽという存在すら正しく理解していないところに叩きつけられた、いきなりの尿道を攻めの感覚は苦痛にも似た感覚を与えつつも、それ以上に触手が1ミリ外へと抜けていくにつれて1ミリずつ高まっていく、解放への期待値の方が圧倒的に存在感を占めていく。


 そしてついにその先端が尿道をブチギリギリまで到達したところで、


「う゛ッ??!?! ぎぃいいいギャおぉお゛ォ゛オ゛――――ッ!!!!」


 キワキワの際で尿道触手が動きを止める。

 目の前まで射精が見えたところで行われる強制停止。

 その苦しみはアリアナの精神に異常な変化をもたらすこととなった。


「し゛ッ♡ しゃ゛せ゛ぇッ♡♡♡ しゃせいしゃせて゛ッ♡ しゃせいさせてしゃせい射精射精しゃせ゛ぇ゛え゛え゛え――ェ゛ッ♡♡♡ イグッイカ゛せて゛ッ♡♡♡ いぐいぐいがせてい゛グからイカ゛でてイカ゛っせて゛え゛ぇ゛え゛えぇぇええぇえぇ゛え゛えッ!!!!


 本能に従うがままの絶叫。

 女性であるアリアナは、今までの人生でちんぽや射精とは無縁であった。

 にも関わらず、無意識下で叩きつけられていった触手攻めによる肉体改造はアリアナの精神に快楽という概念を植え付け、無意識のうちにちんぽが織りなす射精という存在を理解するに至った。


 一人の雌がちんぽの存在に屈服したという宣言たる叫び――それを引き金とするかのように、残り一ミリのところで止まっていた尿道栓が一気に外へと引き抜かれる。


 ――びゅるどぶビュる゛びびぃ゛ー--ー--ッ♡♡♡


「アお゛、お゛――ッ♡♡♡ う゛ぐぉお゛お゛お゛ぉおおぉ゛お゛ぉ゛お゛オ゛~~~~~~~~ッ――――ごぉあ゛っぎィ゛い゛ッぐぅ゛うう゛うぅう゛うぅ゛ぅ゛うぅうぅ゛ぅう゛ッ♡♡♡♡♡♡」


 先端で炸裂する白濁の奔流。

 アナルゼリーにも匹敵しそうな一本つながったドロドロギトギトの固体化ザーメンは尿道から輸精管、キンタマの奥に至るまで全てが一本に繋がった状態で、どっくんどっくんという心臓の鼓動に匹敵するような金玉の収縮と共にビュルビュルと外へ外へとヒリ出されてくる。


 もはやそれは射精という概念をすら超越したような圧倒的な潮流であった。


「ア゛……ご゛ッげ゛ッ……んけ゜ぇえ゜ッ……こ゛ッ――♡♡♡」


 生まれて初めての射精をそんな圧倒的な威力で味わうことになってしまったアリアナは、人知を超えた解放を味わうことになってしまい――あまりにも強すぎる衝撃に、完全に頭の中をぶっ飛ばせてしまった。


「ぁお゛……へ゛……あ、んげェ……♡♡♡ けへ゛……ッ♡♡♡」


 あとに残されたのはかつての美貌とはほど遠い。完全に快楽に脅された体。


 仰け反った頭は白目を向き、開いた口からはよだれがダラダラと垂れている。

ついでに鼻水と涙とよだれもセットになっていて、箱の中の下半身は余韻の絶頂を味わうかのようにカクカクと無意識に動き、そこからは潮がブシブシ吹いている。

 尻の穴を見てみれば、アナルはポッカリと開いていて、さらには金玉に後ろに隠れた脱力したままの尿道からはちょこちょことおもらしをはじめ、黄色いおしっこが箱の中にびちゃびちゃとまき散らされている。

 もはや人としての尊厳すらも失ったかのような、イキ散らした後の無様なメス肉だけの姿がそこにはあった。


 この後、アリアナはどのような末路を辿っていくのか……。

 全ては裏社会に生きる者たちの胸先三寸のことである。



Comments

感覚遮断エロいのに文章だとなかなか表現が難しかった…

藤柵かおる

尿道、膣、アナルと三つの穴を全部使った責め良いですね。 色々なところから噴き出したものが箱の中に溜まっていく描写、受けた快感の量を視覚化しているみたいでエロくて好きです。

バレット


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